テーマ:政治について(19882)
カテゴリ:Politics
李氏は昨年10月の共産党大会迄習近平氏に次ぐ党序列2位を務め、習主席が外交、李首相が内政を担当したが、習近平が従来の2任期制を崩して、党大会で3期以後も国家主席を続投することを決め、次期主席と目されていた李克強氏を引退に追い込み、10年間務めた首相を退任させたことで、李克強氏は止む無く引退したのです。そんな失意の静養中での68才夭折となりました。 経済活動に知見の無い習近平氏の独裁で王毅氏を筆頭格とした茶坊主ばかりで、戦浪外交を展開しますので、改革開放路線から国粋主義になって国営企業重視となり、合弁事業は当然国外脱出が頻繁となりますので、日中関係改善も期待出来ず、経済は停滞して中国の国力は疲弊するばかりです! 李氏は1955年、安徽省生まれ。1978年に北京大法学部に入学。北京大卒業後は共青団で要職を務め、1993年にトップの第1書記に就任した。 1998年に河南省に赴任して43才で省長となると「最年少省長」と注目を集めた。同省と遼寧省の党委員会書記として実績を積むと最高指導者候補とも目された。2007年に習氏と同時に政治局常務委員入り、習氏より序列が下となり、次期首相への就任が確定的になった。 2012年の習指導部発足に伴い2013年に首相に就任した後は経済政策で存在感を発揮し、就任直後から市場経済を重視する方針を表明。経済実態を把握する為の「李克強指数」を作成し、国有企業改革、製造業中心の産業構造からの脱却などの改革案を打ち出した。しかし、経済成長の鈍化などもあって改革は思うように進まず、習氏が党の「核心」として別格の地位を固め、経済政策でも主導権を握るようになると影が薄くなった。 首相として2018年5月に訪日。共青団時代には小沢一郎氏宅にホームステイするなど、日本とのゆかりもあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.28 02:31:17
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