中国習近平が米国に当面は媚を売りつつ、全世界を米中勢力文化圏で2分すると言う傲慢さはとても承服出来ません。
曰く、「この50年余り、中米関係は順風満帆ではなく紆余曲折の中で前に向かって発展して来た。この地球は中米両国を受け入れることが出来る。夫々の成功は互いのチャンスだ。私は中米関係の将来は明るいとかたく信じている」
習近平国家主席は米国バイデン大統領との会談で、「中米両国は新たなビジョンを持ち、5本の柱を築くべきだ」としました。
1. 両国がパートナーとなり、互いに尊重し平和共存する
2. 多くの意思疎通と対話を行い、意見の隔たりやできごとに冷静に対処する
3. 経済や貿易、農業などの分野だけでなく、気候変動や人工知能などの分野で協力する
4. 人類が直面する困難を解決する為、米中両国は率先して協調と協力を強化すべき
5. 観光促進、地方交流拡大、教育分野の協力を強化支援しなければならない
中国に次ぐGDPを有する日本に対しては、案の定上から目線の対応となりました。
サンフランシスコで、岸田首相は習近平主席と会談し、両国関係の「戦略的互恵関係」を再確認、「日中は国際社会をリードする大国として、世界の平和と繁栄に貢献する責任を有する。昨年、『建設的かつ安定的な日中関係の構築』と言う方向性を確認し、明るい日中関係を切り開きたい」と述べた。
しかし習近平主席は「中国は質の高い発展とハイレベルな対外開放を推進していて、日本を含む世界の全ての国に未曾有のチャンスをもたらすだろう」と傲慢なのです。
日本の首相とは言え、その卑屈さは舐められたものです。