義母の影響もあって、文学少女だった家内は結婚した時に持参して来た書籍の中の2冊が高村光太郎の智恵子抄保存版でした。
読書は途切れない習慣で、亡くなる直前でも宮本輝氏等の書籍は何冊も読んでいました。
其処で、亡くなった家内の遺影は文学に関連のある処で、撮ったスナップ写真から作ることにして、色々探してみましたが、外国でも良いかとライン河の河下りで撮った写真から作ることにしました。
丁度、ハインリッヒ・ハイネ作詞で知られるローレライ(Loreley)を背景にした船上のスナップ、カメラ目線になっていますが、この写真から抜き出して調製することにしました。
1997年4月、ライン河の河下りとアムステルダム国立美術館にあるレンブラントの「夜景(Nights Watch)」を観賞して楽しもうと計画した旅行でした。