府中郷土の森博物館は梅の名所でもあり、よく家内と梅見物に行きました。
この場所は、何時も定点撮影しているのですが、19年前の2005年1月下旬に早咲きの梅を観賞していた場所だからなのです。
陽当たりの良い場所にある、八重野梅の白梅は丁度見頃となっていましたし、その南側の木蔭にある佐橋紅の紅梅も見頃になっていました。
梅は桜と違って、早咲き、普通咲き、遅咲きとあって、長期間楽しめるのが優れた利点です。
梅の花にはほのかな芳香があるのですが、高齢になって嗅覚が鈍化してしまい、その芳香を楽しむことが出来ませんが、紀貫之の和歌:
人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香に匂ひける
で、我慢することに致します!