よこやまの道にある桜の広場には、江戸彼岸桜の大木があり、辛夷の大木と共に存在感を示しています。
江戸彼岸桜の幹は黒くて太く逞しいので、樹齢は100年以上であること確かで、よこやまの道では、随一の大木となっています。
現在、桜と言えばソメイヨシノで、全国的に広がっていますが、子孫を残す種を実らせず、接ぎ木や挿し木でしか増やせないクローン樹木らしいのです。
ソメイヨシノ(染井吉野)は、母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。遺伝子研究の結果、1995年にソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とする、栽培品種のクローンであることが明らかにされた。