カテゴリ:カテゴリ未分類
湯船の向こうに広い窓が設えられて、林とその向こうに山がそびえる風景を愛でながら熱めの源泉を楽しむ。
無意根山の麓、一応は定山渓温泉に属するのだろうが、趣はまるで違う。 山を降りて疲労した筋肉を癒すには心身ともに喜ばしい湯だったのだが、閉鎖されることになったらしい。 豊平川の上流にかかる橋を渡ると緑に囲まれた木作りの建物が現れる、苦手ではあるが物静かな犬が玄関を守り、吹き抜けのロビーが広く感じる、古い建物を清潔に守り、湯で使う固形石鹸は脱衣場に水を切って置かれ、桶は逆さまに椅子の上に置かれる、殆どの客がそのような形で帰るから、いつ行っても清掃後のように気持ちがよい。 熱めの湯を源泉をそのまま使っているとのこと、透明なサラッとした湯である。 平日の昼間しか行ったことが無いので、客は殆どいない、静かである。 食べたことは無いのだが、料理もよかったと聞く。 惜しい施設がなくなってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.21 07:48:29
|
|