北閑人コーの読書日和

「政府を持たない、或いは政治が無い」というギリシア語がアナーキズムであるらしいのだが、「無政府」「反国家」と訳されるこの言葉を、政府自体が作り上げる。
笑止。
と笑いを止めてみると。
グローバル化の大合唱のもと、一蓮托生の構造改革が破綻して一転「保護主義」と叫ばれる。
「我には無関係」、漠然とながら考えていたある日、再来年度の更新はありませんと宣言される。
ありゃ、馘首予告されちまったよ、どうしよう。

組合運動とかって嫌いなんだよなぁ、姑息で。
アナーキストにもなれねえや、まったく。

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