株式投資必勝のテクニカル分析

円高が進行しています。果たしてこのまま円高が続くのでしょうか。対ドル円為替の抵抗ポイントは115円前後です。日米の金利差から見て、更に円高が進むというのはちょっと考えにくいと思うのですが。おそらくアメリカの金利高の打ち止めの目処が近づいている点と日銀の量的緩和解除による、日米の金利差縮小観測からの一時的な円高ではないでしょうか。再度、円安に振れるのでは？
ところで日経平均は大きく値幅調整してきました。下記のチャートを見ると分かりますが、10月の調整時点の12日の日柄で調整した値幅とほぼ同一の値幅を3日で調整しています。これで調整完了と見るのか、まだ値幅調整が進むのか、ちょっと判断しにくいのですが、調整のMAXは14800円近辺とみています。日経平均のメジャーレンジとマイナーレンジのリトレースメントによるレジスタンスは15163・14922・14850・14800・14607となります。今回の調整は為替の変動の影響と機関投資家のポジション調整が重なった結果の調整ではないでしょうか。私はアメリカは更に上値を試すと見ていますので、今の日経平均の調整は過熱感をさます良い調整と見ています。