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中世武士団をあるく 安芸国小早川領の復元

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2006.02.11
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本郷小学校は、校庭からみえる校舎の後ろに、もうひとつ新しい校舎があります。

その後ろの校舎を、具住神社の丘から見たのが、この写真です。

校舎のすぐ後ろが急斜面になっている様子がわかります。



具住神社より小学校をのぞむ



その場所まで、近づいて見ましょう。


本郷小学校 校舎裏手



左側に写る校舎が、新しい校舎ですが、ここは、もともとは山の斜面でした。

その斜面を削って校舎を建てたため、裏手の山が、このような急傾斜になったそうです。

写真のなかで元校長先生が指を指しています。

このあたりから、工事中にコップ1杯程度の黒米(玄米)が出土したといいます。

ただし、この黒米がいつの時代のものかは、わかりません。



その斜面に、いま小さな祠が鎮座しています。




籠守大明神



すでに名前も忘れられている祠ですが、文政2年の「国郡志御用ニ付下調書出帳」には、「土井上 籠守(かごもり)大明神」の名前が記載されています。

「土井」の上という位置からみて、これが籠守大明神に相当するのでしょう。

大明神という名前にしては、あまりに小さな祠です。

もともとは、もう少し斜面の下にあったものを、校舎増築のときに、いまの位置にあげたそうです。

もしかすると、御館の鎮守だったのかもしれません。







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最終更新日  2006.02.11 11:59:12
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