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カテゴリ:エンタメレビュー
6月19日に放送されたNHK「トップランナー」
西川さん出演というのをテレビ欄で見て、ビデオに撮っておいたのを昨日見ました。 その姿をちゃんと見たのは初めてでしたが、とてもチャーミングな方で、映画監督っぽくないです。 黒のインナーにグレーのジャケットという衣装は落ち着きがあって、もし普通の会社にいたら、典型的な 「美人で仕事ができる女性」 で、その内容ですが、MCの箭内道彦さんが、 「西川さんの作品には、女性に厳しいシーンが多い気がする」 というフリをしたところ、西川さんいわく、 「女のいやらしいところを描くのも結構大事かなと...思って」 (ご自身で脚本も書いてます) 「男性が描く女の人が良くないって言うつもりもないけど、可憐で、可愛く、純粋で...っていう女の人の美徳ばっかり書いていると、 世の中の大勢の女の人って、フィルム(映画)の中に自分の居場所を見つけられないって思う。 私がそうなんで。そういうのを観ると。 ネガティブな部分を書いたほうが、逆に観ている女の人が居場所を感じられるんじゃないかな? って思うんですけどね」 っておっしゃる。 んーこれは女性だからこその言葉かな。 MC SHIHOさん 「ご自身は、男っぽいとか女っぽいとか、どう思ってます? 西川さん 「女性として生きていかなければいけないということに対して、違和感を感じていた。女性としての「生き辛さ」を感じている。 でも最近は、女性という性別を考えずに生きて行くようになったかな~」 で、今日、彼女の作品で箭内さんも良かったといっていた、「ゆれる」のDVDを借りてきて、ついさっき見終わりました。 箭内さんは、番組では「良かった」といっておきながら「後味が悪い」とコメントしており、「?」な感じだったのですが、観て納得しました。 作品としての出来はすごくいいです。 出演している役者もすごいです。当然、演技も... でも... 確かにものすごく後味悪いです。 言葉では表現できません。 気になる方はぜひ観て下さい。 あと、これは僕の個人的な感想ですが、この後味の悪さ、何かと似ているな?と感じ、思い出しました。 クリント イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」 どこか、似てるんですよ。うまく説明できないけど。 次回のブログは「ヌーブラCM撮影秘話」です。 お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 25, 2009 07:09:40 PM
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