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ミニコミ　「志」

[YSRS] カテゴリの記事

全65件 (65件中 1-50件目)

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福井キャラバン

ぴろこのウエディングに続いて、YSRSオリジナルセミナーin福井、行ってきました！とっても素晴らしいセミナーになりました。横浜から14人、福井近県から24人、計38人のエネルギーいっぱいパワフルなOnedayセミナーになりました。福井大学の素敵な施設の中で、朝９時から夕方5時過ぎまでにGame15 ,Song11,Dance2のオリジナル作品ができ、発表会でみんなで共有することができました。横浜の味と福井の味がミックスされた仲間達の共同作品がたくさんできたのが、すごいですね。5月の結婚式以来、このセミナーを開催するにあたって、全力をかけてきたまるの力はすごいと思います。セミナーごとに福井から横浜にやってくるだけでなく、福井で仲間を集め、24人も集めたのは本当にすごい。YSRSのオープンに一人で24人誘った、それ以上のエネルギーだよね。それだけの人間関係を創ってきたということがすごいと思う。「1を10にする人はいるけれど、0から1を創り出す人はなかなかいない。」今回の福井は、0からの一歩。まるが創り上げたそこにすごい価値があるね。これから、1を10に広げてくれる仲間達とたくさんつながっていこう！そしてそれに呼応して横浜で準備を進めてくれたいましゅん、ありがとう。本当に学年末の忙しい中、計画を立ててくれたおかげで、こんな素敵な福井キャラバンになりました。この元気が、日本中の子ども達や先生達に届くといいなと思っています。ゆりは、夏に岩手キャラバンを考えているようです。

2011.03.31

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YSRS27期オープンセミナー

YSRS27年目がスタートした。年間テーマが「創る　つながる　実践する」たくさんの新しいゲーム・歌・ダンス・クラフト・創作料理１２名の新期生への配慮・ホスピタリティに加え、今一番つながりたい松永昌幸先生の講演。そして、２日目の実践交流タイム。とっても、年間テーマにふさわしいスタートだったな～！なにより、新座長会メンバーの熱い想いが形に現れた充実した素敵なオープンセミナーだった。きっと今晩多くの人が、充実感や新しい価値にであったわくわく感（ちょっとした混乱も含めて）で、良い夢を見ているのではないかと思う。たくさんの成果があったセミナーだったが、個人的には、キャンプファイヤーのファイヤーキーパー役として最高に納得できる火が焚けたことは、うれしかった。特に今回は、杉の木ではなく、我が家の廃材を利用していたにもかかわらず、すべての薪を使い切り、しかも最後のダンスまで明るさを十分とり、風の中きれいに燃え、最後の落としでは、きっちりおき火になっているとういう理想的なドライブができた。自分で言うのも厚かましいが、「職人」だと思う。薬品点火の効果を上手く見てもらえたのもうれしかった。薬品点火の時は、本当に緊張するから・・・。ただ、最後の「星の海」のギターを軽く引き受けてしまったのは良くなかった。これは、すごく反省。十分に練習する時間もなく、結果的にとっても申し訳なかった。ギターに気を取られて、最後の火の燃え加減を堪能できなかったことも残念。２日目の実践交流タイムの進行も反省点が残った。ワールドカフェ方式の交流の方法をきっちり確認していなかったこと。全体を通して、こちらから伝えたいことをもっと明確に構造化にしておきたかったこと。進行役をさせてもらいながら、自分の中で整理し切れていなかったことにあわてた。YSRSに関わる人たちの学校観・先生観・子ども観をディスカッションして自分なりの考えをもっていることが大切だなと思った。そこに僕たちがレクをどうとらえていて、何をしようとしているのかを語れることが必要だと思った。26年間積み上げてきたたくさんのメンバーの熱い想い、ノウハウを縦のつながりとすれば、27期に関わる人たちがその上に立って横へのつながりを広げていけるお手伝いができるといいなと思う。

2010.05.16

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まるの結婚式

良ちゃんとみんなを代表して２人で福井まで行ってきた。久しぶりの結婚式だった。やっぱり結婚式は、新郎新婦の人柄、これまで積み上げてきた人間関係そんなもの一切が現れてくるものだなと思った。とっても素敵な仲間達に囲まれている２人は、とっても幸せだし、それまでにこの２人が周りの人たちにそれ以上のことをしてきたんだろうことを想像できた。そういう自分も前の日、３時までかかってまるの２年間に及ぶYS生活の写真を136枚選び出した。僕のディナーショーのテーマソング「今日の日の歌」の歌詞はまるが書いてくれた。その歌を27期座長会のみんなが歌ってくれた。それをBGMに３分にまとめた。動体視力が問われるような、画面がパッパカ変わる作品になった。それでも、なかなかその作品には満足している。そして朝早くの新幹線に乗るために出発。結婚式に送る歌を良ちゃんと２人でつくることになっていた。最悪、行きの新幹線の中で！コンセプトは、「君の未来に乾杯」「バラード調で」時間がなかったので、今回初めてiPhoneのメモに、思いついたことをメモっておいた。しかし、全くまとまっていなかった。地下鉄に乗って、ふっと湧いてきた詩を頭に・・・新幹線に乗ったら、必ずシュウマイでビール、これはお決まり！（もちろん、修学旅行ではがまん。）飲んだら、調子も良くなり、できた、できた。♪君の未来に乾杯　　詞：トシ　曲：良海のブルー丘のグリーンYOKOHAMAここは出会いの街子どもの歌声子どもの笑い声YOKOHAMAここは学び合いの街たとえ距離は離れてもたとえ時が経とうともともに目指した夢はいつまでも永遠に変わらない君が僕らを支えてる僕らが君を支えてる新たな力が湧き上がる新たな未来へ飛びだそう君の未来に乾杯！あれれ、バラードじゃなくって応援歌だな～。早速、良ちゃんはギターを持ってデッキへ。と、なんだもう名古屋着。あわてて席へ戻る。続きは、特急しらさぎのデッキ。さすが良ちゃん、良い歌に仕上げてくれる。良ちゃんのカセットと僕のiPhoneに録音して何度も練習。でも、いつも、発表の時に真っ白になっているんだよね。いよいよ披露宴。テーブルにおいてあったのは、全員を一行で紹介したカード集。２人が披露宴を出逢いの場にしてほしいと思っているのが伝わってくる。乾杯の後、２人の友達代表から紹介スピーチ。その間、僕は映像の準備、さすがの良ちゃんもカセットを耳につけて音を思い出している。かなり危ない２人だが、それでも最高のパフォーマンスができたかな。気分よく２次会へ。時間がまだ早かったので、ギターを持っている良ちゃんはストリートミュージシャンをしたくなっちゃう。ココでは、田んぼに向かって２人で歌った！２次会で司会者と打ち合わせ。なんとビンゴ、家族からのビデオレター以外のプログラムは特にない。余興でエントリーされているのは僕ら２人だけ。これまたレク心が騒ぐ。せっかく２人の友達が集まっているので、交流したいよね。こういうときの良ちゃんの推進力はすごい。幹事の人たちに協力を頼む。会場の椅子やテーブルを移動させる。その場対応力。その場でレク財をアレンジしていく。バラバラのテーブルに座っているので、注目させて巻き込んでいくことが必要。拍手を上手に使いたい。そうだ。「手と手」で手拍子。隣同士。新郎新婦から震源で全員を巻き込む。次は、「親指小指」。「男女ペアで踊るのはルールだからね。」と。今回は、「ほっぺとほっぺ」や「おしりとおしり」はやらずに、「両手でぎゅっと！」という新しいのを開発。こりゃ、なかなかよかった！帰りに良ちゃんはいろいろな人から握手を求められていたから、かなり場に貢献したと思われる。

2010.05.08

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良ちゃんのすごさ

YSRSの代表　良ちゃん。４期生だから、２３年間も一緒に活動してきた。数年前の夏の特別活動の教育課程で発表をした良ちゃんを見て、こんなすごい人とお友達で良かったと思った。その良ちゃんが、僕の企画した４月２日の職員研修会のブログを読んでくれてメールをくれた。熱いメールだった。しかも親指だけで、これだけの文章を書くのはかなり時間がかかったはずだ。僕もそのメールを読んで熱くなった。その返事のまた返事を紹介しよう。本人の了解も得たので。どうしても学級担任を降りたくなかった良ちゃんが学年主任になって１年。新しい良ちゃんが見えてきた。ーーーーーー自主的研修会？のその後です。クラス開きにて、ゲームなどのレクをやったクラスが、全学年１３クラスのうち、１１クラスでした。こう言ってはなんだけど、全て俺が紹介したレク財です。１年２年は全クラス、３年は２クラスでした。これはすごいことかもね。また掃除のデモンストレーションもやったし、学年便りを欲しいという他学年の先生たちもいる。進路のプリントも配っています。若い先生たちにとって、いい刺激になっているらしい。まさに草の根運動だ。「レク、すごく盛り上がりましたよ」と言われるとホントに嬉しいね。これが立場が変わった時の自分がレクを出来ない時でも感じることのできる達成感なんだね。学年の全ての教室の中で盛り上がっている声とかを廊下で聞いている時に、幸せを感じる…そんな自分に驚くね。そういう立場になったんだねぇ。今日は全クラスでGWTをやっている。教室に入って写真を撮りまくった。学年便り用です。いろいろ問題とか課題もあるし、これからもあるだろうけど、良い状態を大事にしたい。今はこれができたことを糧にしたい。あとは授業だね。これのアップは、とても難しいよね。洋一はその研修が出来るのがすごい。俺自身が出来ているとは言い難いからね。まあ、少しずつかな。最近、授業でまたディベートをやったんだ。今年は他学年の若手と共に実践していくつもりです。夜遅い時間になってしまった。気持ちが高揚してメールしました。でも、打つのに時間がかかるーーーーーー

2010.04.25

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YSRS26期羽立ち

26期の羽立ちもきっと歴史に残る、素晴らしい時間だった。たった3人の羽立ち生の企画・運営はビックリの連続だった。上郷森の家のロケーションをとても上手に使っていた。荒野にお墓、妖怪学校卒業前の補習授業、卒業を認められての妖怪エントリーシート、妖怪エントリーシートを書きながら、それぞれのもち味を際立たせていく演出が心憎い。妖怪大全集がまとまるのが楽しみだ。座長会企画の26期をふりかえっても楽しかった～！各座がこの1年工夫を凝らして運営をしてきたものが、一斉にこの場に集まった。この遊び心がすごい！この1年で得てきたこと、「新たなる学校GWTとの出会い～協力の仕方を学ぶ→既にある協力に気づく」そして来期やりたいこと、「先生の生き方・あり方を極める1月セミナーをつくりたい」もっと色々あるなと思いながら、最初に出てきたことを僕は発表した。会場を「火の間」に移しての修了式。全員が、羽立ち生一人一人に言葉を贈った。26期をふりかえってのさよならのつどいの一人一言。僕にとっては、なんといってもディナーショーが大きかった。ディナーショーをするにあたって、自分が人生の中でやってきたことをふりかえり、過去から未来を統合することができたという実感は大きい。しかし1年もたっと、また周りにいろいろな物がついてくる。卒業を1ヶ月後にひかえた生徒達への関わり方も、毎日毎日迷いながら考えながらの自分だ。ベテランらしい自信なんてひとかけらもない。でも、自分の生き方・あり方を統合できることがものすごいパワーになることをYSRSのみんなにも伝えたい。そのパワーを引き出すお手伝いができたらいいなと思う。人生最大のイベントを創ってくれたYSRSのみんなにあらためて大きな感謝を感じた。みんながここにいてくれてありがとう。

2010.02.07

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アドベンチャー教育を教室へ

YSRS26期10月セミナーを終えて時間がたってしまいましたが、「アドベンチャー教育を教室へ」というテーマで感じたことを１．ふりかえりの視点２．自分自身への発見３．アドベンチャー教育を教室への３点でまとめておこうと思います。１．ふりかえりの視点「アドベンチャー教育の神髄をたった１日で伝えてください。」という無茶な要求にねがは誠実に答えてくれたと思います。ただ、ふりかえりの視点がもっとストレートだったらよかったなと思いました。例えば・・・「どの場面が印象に残っていますか？」「そのときに気づいたことはどのようなことですか？」「そのとき何を感じ、気持ちはどのようでしたか？」「その気づきや気持ちから、何を学んだのですか？」から「今の活動で、あなたがAdvent（新しい自分を迎え入れる）Venture（リスクを負って挑戦する）したと思った場面は？」「その時、どんな気持ちがしましたか？」「Advent,Ventureする前とした後では、どんな違いを感じましたか？」ではどうだったでしょうか？２．自分自身への気づきリスクを負って挑戦するという人生を結構歩んできているなと感じた。それも、ちょっと無鉄砲な、慎重さに欠ける、とにかくやってみよう的な。それがかなり周りに影響を与えている。ディナーショーなんてまさに、みんなに支えられたAdventureだった。でも人生を面白くするために、もっと大きいリスクに向かい合っても良いんじゃないかとも思った。「秩序」から「破れ」を創る。積極的に、新しい自分を迎え入れる。今、学年１２１人の中に、学校に来にくくなっている生徒が７名もいる。多くは、友達同士のコミュニケーションが原因だ。学年集会と保護者会の両方で、全員で卒業式を迎えたいと言った。目下、これが最も大きい自分にとってのAdventureだ。電子黒板のモデル校よりも。３．アドベンチャー教育を教室へアクティビティを使わなくても、アドベンチャー教育ができるようになりたい。結果、学年全体が互いを受け入れ合うことができる集団になり、不登校がなくなるという成果を得たい。というのが今回の自分の参加の目的だった。究極、神髄は、Full Value Contract = 自分を含めた参加者全員を尊重し大切にするという約束これを教師自身が心の底から、いやもっと魂レベルで、頭のてっぺんからつま先までつかりきっているということが必要なんだって思った。人は意外にも、失敗したら悪い、迷惑をかけたら悪いとおもって縮こまっている。自分がやるより、他の人がやった方がいいんじゃないかと臆病になっている。小さな安心できる範囲から、一歩を踏み出すために何が必要なんだろう。失敗してもいいじゃん。迷惑かけてもいいじゃん。俺たちは生まれてきて存在するだけで既に迷惑をかけあっているんだから積極的に迷惑をかけあえる関係になろうという雰囲気をつくっていくこと。失敗してもいいんだよ、というチーム、仲間をつくっていくこと。不安になっていることに共感できる自分であること。小さなつぶやきを拾える自分であること。黙っているという主体的参加、協力に目を向ける。坂野先生のGWTの中で、黙っていることはマイナスなんだ、人に気を使わせているんだと教えてもらったが、それだけではなく、協力したいからこそ黙っているというあり方が存在することを知っていること。楽しさ、面白さは、閉塞感を破るキッカケになる。生まれてきたことに意味がある。自分自身も役割をもった大切な存在なんだと、自分自身を受け入れられるようになること。自分を受け入れることで、人も受け入れられるようになる。自分を否定的にしか見られないと、人を受け入れるキャパが少ない。（これには、パーソナルポートフォリオづくりが有効だと思われる）安心してここにいられる場をともに創るという共通の意図を育てる。普段からしているAdventureに気づき、可視化する。（みんなに伝える）そして何より、仲間が支えてくれていると実感できることが、自分の可能性を大きく引き出してくれる。Full Value　だ。こんなまとめで、「アドベンチャー教育を教室へ」のきっかけになるだろうか？セミナーの後、やすらぎでみんなと話したことをまとめておきたかった。これに、みんなの意見や感想を寄せてもらえるとうれしい。

2009.11.08

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えっちゃんの永眠

2009年9月16日、朝８時半頃、YSRS８期のえっちゃんが永眠されました。YSRS２０周年には、トルコ人の彼Tと仲良く、元気に出席してくれました。その後結婚されたのですが、ガンになり闘病生活をされていました。僕のお世話になっている東洋医学のS先生を紹介し、元気に回復して良かったねと言っていたのですが、この２月くらいに再発。学校を休み療養していたのですが、残念なことになりました。YSRSでは、９期トッコ座のサブとして活躍してくれました。新人として登場した８期にはすでに「えっちゃん語録」という言葉が生まれたくらい話題をまいていました。「パス１００万回」「パンパカチー！」「花丸よ！」などは、今も忘れない言葉です。その後、トルコのイスタンブールの日本人学校に赴任。赴任から１年くらい経って始めての海外旅行で、オーストリアを旅行していたトッコと全く偶然、道端でばったり会ってしまってお互いビックリ！なんて事件もありました。イスタンブールから帰ってきてからも、自然教室のキャンプファイヤーの相談に訪ねて来てくれたり、それこそ２０周年にきてくれたりと、時々の交流でしたがまさかこのようなことになるとは、本当に残念です。生前のうちに、もっとできることはなかったのかなと思ってしまいます。ご主人のTからも電話を頂きました。２０周年の参加者名簿を見て電話をくれたそうです。日本語もとっても上手になっていましたが、日本の風習がよくわからないのでよろしくお願いしますと言われていました。本人の闘病の様子も少しだけ聞くことができました。そして今日、お通夜に参列してきました。たくさんの人たちに見送られる中、当時のYSRSのメンバーもたくさん来てくれていました。Tがしっかりと立場を取ってみなさんに深々と頭を下げて挨拶していたこと。棺の中のウエディングドレスを着ていたえっちゃんの姿を見せてもらってきっとすざまじい闘病生活を支えてきたんだろうことが想像されたこと。会場に流れていたピアノの音や、きっとえっちゃんが指導した子ども達の合唱。人は天命を全うする時、どうして病気などで苦しまなきゃいけないのでしょう？本当に切ない想いになりました。AKKOがTに「えっちゃんは、あなたと出逢えて本当に幸せだったと思っていると思うよ。」と言っていましたが、本当にそうだと思いました。YSRSで一緒に活動した仲間との別れは、今日が初めてだったのかな？心からからえっちゃんのご冥福をお祈りしたいと思います。

2009.09.19

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学校GWTからPA、そして統合へ

先日、千葉県学校レク夏期セミナーに呼ばれ、学校GWTの紹介をさせていただく機会があった。信州へ行く前の一日、進化している学校GWTを千葉でどう伝えるかという事をじっくり考える機会を作った。25期12月に向けて、良ちゃん、ちゃた、が、トッコ、トシの５人が集まり、それぞれの学校GWTを語り始めたところから、僕の中の学校GWTは大きく進化し始めた。さらに、今年26期６月にステップアップ。そのことをたった２時間45分で伝える。こういう機会をいただくと勉強になる。今、学校GWTの基本的な考え方は、がっちゃんアドラーに大きく影響されている。今回、それを素直にしっかり受け止めて、さらに自分の言葉で表現していくととどういうことになるのだろう。そんなチャレンジもしてみた。セミナーは、自己紹介の後、「私たち一人一人、生きている意味がある」この事に同意できますか？から始まる。「私にはできることがある」「周りの人々は仲間だ」「協力の仕方を学ぶGWTから、すでにある協力を見つける学校GWTへ」「あり方とやり方の区別」これを１５分間で。１つめの財は、編集会議。休憩をはさんで、「GWTの構成」「ふりかえりは評価ではない」「マイナスからではなく、自己肯定に立って学ぶ」「GWTは競争ではない」２つ目の財で、良ちゃんの「先生達の鎌倉遠足」今日学んだ事や感想をペアシェア→全体シェア最後にまとめ「人は変わらないけど、人は成長する」さらに、♪ありがとう♪を歌って踊った。う～ん、YSRSのみんなが積み重ねてきた事をまとめてとても濃い内容をいい感じで伝えられたと思ったけど、どうだろう？やりながら、本当にYSRSのすごさと誇りを感じました。千葉からの帰り、ぴろこと待ち合わせして、１０月のPAについて打ち合わせをした。この学校GWTの延長線上で、ものすごく深い話ができた。今までやってきたことのすべてが結びつき、統合されていくような予感がしてきた。ぴろこに本当に感謝だ。レク、学校GWT、PA、学び合い、個の花道場、プロジェクト学習、成長エントリー・・・。２９日の企画会までに、「なぜYSRSでアドベンチャー教育なのか」というプレゼンをまとめられるといいなと思う。YSRSのみんなに、ありがとう。

2009.08.26

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その８、天命に志して生きる

ディナーショーを創り上げてきてくれた仲間達、参加してくださったお一人、お一人から、たくさんの勇気をいただきました。本当にありがとうございました。生きるエネルギーを注入していただいた感じです。「新しい価値を提供し、そこに人を巻き込んでいく。」ということを生まれてからずっと、繰り返し繰り返しやってきました。きっとこれからの人生もそのことをやり続けていくと思います。僕の天命・生まれてきた意味は、その周辺にあるようです。その天命をどう現実社会に生かしていくのか。全国の学校が子ども達にとっても、大人達にとっても楽しく生き生きとした場であり、一人一人の力を最大限に引き出せる場にしていくこと。それが、僕の志です。そのために、先生自身が生き生きと生きていくことを応援するし、何よりも、先生達が「先生冥利に尽きる」という実践を積み重ねてくれることを応援していきたいのです。そのことを明確にしてくれたのが、このディナーショーです。「２５年のうた」を歌ったとき、会場のテーブルから代表でお一人ずつ、「ご自分の２５年」を一言で表現していただき歌の中に織り込ませていただきました。偶然にも最後が父になりました。父が言ったのは、「２５年がどうした！」その後、皆さんには聞こえなかったかもしれませんが、「私は８５年近くも生きてきたんだ。」と言っていました。８５年間天命に生きてきた人から比べたら、僕の２５年はまだまだ駆け出しです。ますます、自分の力を世の中に生かせてもらえたらいいなと思います。ますます、皆さんの力をお借りできたらと思います。♪もう寄り道をせずに、天命だけを生きなくちゃ・・・ディナーショー、ありがとうございました。

2009.05.10

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その７、そして当日

４月２６日（日）当日、歳のせいか、どうも早く目覚める。6時台だ。自分の話の内容を再構成する時間が必要なので、とにかく起きて机に向かう。話のポイントと流れを書いていくのにA4の紙10ページになった。時間もかかった。表紙に　　北見俊則２５周年ディナーショー　　今まで出会ったすべての人への「感謝」「YSのあり方」を伝える。と思いを込めて書いた。昼過ぎ、娘とたまちょ＆あっちゃんの家に機材を取りに行くも、海の公園周辺の渋滞にはまる。ジモティーならではの道を選び、速攻帰宅。最後の歌の練習。出発の5分前に慌てて着替えて車に乗る。家族で出発だ。会場に着くと、既にクラフトと受付の準備は始まっていた。あ、しまった。靴下を履き替えてくるのを忘れた。礼服なのに白い靴下。カミサンにいつも注意されていることだ。いましゅんの顔をみて、わっ！！！Macを忘れた！Power Point のデータはいましゅんに預けてあったが、ネットデイをまとめた映像は、Macに入れたまま。どうしても必要。カミサンと娘が取りに戻ってくれることになった。カミサンには一緒にWelcomeを、娘にはビデオ撮りを頼んでいたのにそれができなくなってしまった。申し訳ない。落ち着いた時間をつくって、自分なりの潔斎。不思議とやることをやって臨んだという充実感があった。いやむしろ、みんなが大きな愛情で支えてくれているという安心感に包まれていた。本当に「感謝」を伝えられる自分でありますようにと祈った。書くだけ書いて、一度も読み返す時間がなかったシナリオ？をざっと目で追った。クラフトと音響の準備に当たってくれている人が一生懸命動いてくれていた。受付の体制は万全だ。１５分前開場。懐かしい人たちが次々にやってくる。うれしい。Masayaのピアノの演奏が堂々として、いいじゃない！始まってからのことはあまりよく覚えていない。何も考えず、天から降りてくる言葉をそのまま話していたような、天に操られているようなそんな感じだったのかもしれない。「それゆけ！YSパワー」の「ああ～」のとき、ギターの3弦が切れた。「あ～あ」になってしまった。しんやと良ちゃんが、パッと動いてくれた。良ちゃんから、必ず弦の予備を持っているように言われていたので、ポケットに入れていた。そのことをしんやに伝えておけば良かった。でも、次の歌までに素早く弦を張ってくれたのには、大きな感謝だ。いのりさんがカンペをつくるとき「あり得ないと思うけど、一応『5分遅れ』もつくっておいて。」とお願いしておいた。なのに『１０分遅れ』がでた。その次に『ゆっくりと』がでた。？？？言葉が早口でわかりにくくなっているのかな？その次に『延長した』ことが伝わってきた。なんのブレーキもいらなくなった。「だから今がある」は、特にとっても気持ちよく歌えた。しかも、テーブルの間を歩きながら歌うなんて、自分でも全く考えていなかった。天に動かされた。自分がとっても気持ちよく歌っているのをもう一人の自分がとっても喜んでみていた。♪勇気をくれた　支えてくれた　だから今がある　ありがとう　ありがとう　今日の君が　昨日の君でないように　明日の僕は　今日の僕でないがっちゃんが、すべてがこの歌に集約されていくと言っていた。まったく、その通りになった。終わった後、いろいろな人が口々に元気になったと言ってくれた。それが何よりうれしかった。カミサンが、「お口直しに」といって自分の描いた絵をポストカードにしてお土産に配っていた。「周りは、そこまで考えていたか。」と感心した。

2009.05.05

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その６、大黒柱

このディナーショーを創るのに１６人のスタッフが関わってくれた。直前の準備風景は、まさに全国大会並みだ。半分は、２５期生。羽立ち以来の２５期の勢いに支えられたといってもいい。その中で大黒柱として構えてくれたのがゆりだ。記念誌が、コンサートやディナーショーという形にシフトしていく中で、終始「トシさんらしさを表現する場をつくる」という立場を取り続けてくれた。有り難い。感謝しきれない。やりたいことがあっても、できないことが多い。「トシさん、無理しないで手放そう！」「トシさん、人に任せよう！」「トシさんは、トシさんじゃなきゃできない部分だけをやればいいんだから。」と言い続けて、仕事をふり、仕事を引き受けてくれた。１００名の参加者の席次表をつくるとき、「任せてくれる？」「席を決めるのは、僕達の最大のホスピタリティだからね。　最後だけ見せて。」と言った。見せてもらったら、人間関係がとってもよく考えられていて文句なんてひとつもなかった。テーブルにいられる安心感と新しい出逢いがよく編み込まれている。すごい！１０年以上つきあってきたからといっても、それだけでできることではない。当日の急遽の変更も的確だ。ディナーショーに至る道筋、リハーサルの進行から人の動き、ものの準備、ディナーショーという場全体をコーディネートしてくれた。大黒柱としてのゆりの存在なくして、このディナーショーはあり得なかった。ゆり、スタッフのみんな、ありがとう。

2009.05.05

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その５、実践

YSRS25年の成果は、どこに現れているんだろう？全国的な校内暴力の嵐から、学校を変えるために先生になろうと決めた自分。レクで人が変わるなら、レクで学校も変わるのではと思った自分。そして多くの「レクをやっている先生達」が、地域で活躍しているのに対し、学校を楽しく生き生きとした場にしていくための学校レク、週5日間にこだわった自分。レク財を学校に取り入れることではなく、主体的で、創造的で、自己発展的で、社会的承認を得られる場を学校のあらゆるところに創っていくこと、そのために先生の遊び心が大切と言ってきた自分。全国の先生の元気を応援しようと、全国学校レクネットワークをつくり、関わってきた自分。先生が変われば、学校は変わると言ってきた自分。その成果は、どこに現れているんだろう？多くの仲間達の中に・・・いやいや、それは逃げだ。やっぱり実践者としての自分を見つめ、表現しよう。そのことから逃げちゃ駄目だ。全国とかじゃなくって、自分の実践を紹介することで、YSRSの仲間達からもらい続けてきたもの、そのすごさ、その素晴らしさを表現し、感謝したいと思った。それもできれば、言葉だけでなく映像で。メディア教育研究会で得たことは、言葉と映像の往復だ。たった一枚の写真から伝わってくることがある。言葉を超えて伝わること。写真を説明することではなく、言葉を補完する映像。それもやってみたかった。目指すは、Apple Japanの社長のプレゼンだ。Power Point ではなくて、本当はKeyNoteでやりたかったんだけど、KeyNoteを買ったけど、新しいソフトを勉強する時間がなかった（泣）。25期1月実践・理論の２泊3日のセミナーで、自分の実践を通して、自分が大切にしていること＝教師としてのあり方を見つめるというプログラムがあった。そこで自分が掴んだのは、自分の実践は次の５つの願いに集約されることだ。このことを柱にして自分の実践を紹介しようと思った。１、科学の進歩に貢献し、地球環境を救う人になってほしい。２、何でも言える受け止めてもらえる集団を創っていきたい。３、自分の「好き」を仕事にして世界に貢献する人になってほしい。４、みんなの力を合わせて学校をつくりたい。５、成功体験を積み上げ、自分たちにもできるという自信をつけてほしい。　　（自己肯定感を高める）そして、「楽しく生き生きとした学校づくり」と言ってきたけれども、それは「一人一人の力を最大限に発揮してもらいたい！」ためなのだ。この５つのことを効果的に表現したいと思った。リハーサルも２回してフィードバックを受けた。順番も大きく変わった。同じことを話すのでも、順番が違うだけでも印象がずいぶん違う。いちいち形容詞をつけなくても、具体的なエピソードや生徒の文章を紹介すること、映像を見てもらうことで、聞いてくれている人の中に想いを伝えられることを目指したいと思った。むずかしいー。できることは限られている。ここでも率直なフィードバックがうれしかった。評価はどうでもいい。志なかばの今の自分自身を精一杯表現しよう。２５年間YSRSのみんなに支えられて、自分の今の実践がある。そしてこれからも、きっとこのことをやり続けていく。子ども達が、僕たちを乗り越えて、力を発揮していくところを体験するのは本当に魂が震える。教師冥利に尽きる。

2009.05.05

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その４、つながる

1月セミナーだけに参加したために、ディナーショーのスタッフになってくれたヒロは、美術科の非常勤。デザインが専門だ。「ヒロ、案内状を創ってくれる？」「ああ、いいっすよ！」と気軽に引き受け、すごいのを創ってくれた。自分の作品を依頼主の意向を聞いて何度も修正をしてくれた。そして印刷屋さんとの交渉も全部やってくれた。そのデザインは、そのまま「おみやげCD」のレーベルにもなった。あの案内状をみて、参加する気になってくれた人も多かったのではないかと思う。なにより、卒業前で学年の運営に必死だったぴろこが、「笑える～！」って元気なメールをくれたのがうれしかった。「おみやげCD」の歌詞集の編集は、時間のない中、ちょっとこだわった。特に、それぞれの曲のコメントを是非つけたかったのだ。かわいいイラストを美術部のまなみさんがつけてくれた。これも依頼してから1日くらいで仕上げてくれた。生徒が持っている力って、本当にすごいと思う。会場クラフトでこだわってくれたのが、きょっこだ。会場への下見に行った時から、僕とは見る視点が全然違っているんだなとあとから分かった。きょっこは、扉の模様やつり下げるバトンの位置などの細かいところから部屋のイメージまで把握していた。YSRS26期のテーマは、「つながる　学び合いでどこまでも」「つながる」は、YSRSの仲間同士はもちろんだけど、元YSRSに関わっていたYSOBの人たちや、同じ学校の先生達、外部の人たち、全国の仲間達、別な教育運動をしている人たち、いろんな人たちと「つながり」、教材や真理、いろんなものとの「つながり」をイメージしている。この「つながる」とMM21、みなと、よこはまが融合したイメージがきょっこの中で熟成していったんだろうなと想像する。白い舵、白い鎖はとっても素敵だ。イメージを形にしていく過程を見ていて、つくづくすごいと思う。妥協のないこだわりが、久々の大型クラフト人の出現だとうれしかった。なんとステージのクラフトだけでなく、受付のテーブルの上にもミニチュアが。さらにテーブルに置かれた名前も鎖につながるという演出が心にくい。１～２５期の写真で創った「志」もすごかった。一人一人のこだわりが「つながりあって」ディナーショーが形づくられていったのだとつくづく思う。

2009.05.04

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その３、まんぼうスタジオ

僕のオリジナル曲を数えたら、36曲あった。人生の折々で創った歌だ。それぞれに思い入れがある。ディナーショーが決まってから、とにかく練習が必要だと思った。正月、YSRSの新年会をうちでやる前の時間、お茶の間コンサートを企画した。そこで歌った11曲がディナーショーで歌う曲の基本になった。TOKKO企画のCDづくりで、たまちょ＆あっちゃんがつきあってくれる日程を設定してくれた。とっても忙しい中だったけれど、またとないチャンスだ。３月のはじめ、まんぼうスタジオに向かった。スタジオで歌うと家で歌うのとは違い、とってもいい音だ。気持ちいい。たまちょもあっちゃんも、徹底的につきあってくれた。「トシ、歌もギターもうまくなったね。」と持ち上げてくれながら。結局８時間もかかり、それぞれの曲を録音して、CDにしてくれた。これがとても助かった。毎日、学校への行き帰りに自分の歌を聴き、その下手さを自覚できたのだ。音が外れるところ、微妙に不安定なところを聞きながら笑えた。そして練習できた。２週間後、再び録音してくれた。今度は９時間。あっちゃんがピアノをつけてくれると、別な歌になったようにかっこ良くなる。「ディナーショーの当日もピアノつけてくれるといいな！」というお願いをしたところ「自分の周りでしょぼい音楽が演奏されているくらいなら（笑）、　自分が関わって少しでも納得できる音楽にしていける方がストレスがないし、　任せておいて！」と快く引き受けてもらえた。たまちょもギターで応援してくれるという。下手なギターに神経を使わず、歌に集中できるのはうれしい。ある日の夜、８時過ぎ。職員室に残っているのは、僕ときょっこだけ。きょっこに歌を聴いてもらえることになった。これは、とっても大きな学びの場になった。ディナーショーはライブ。一曲一曲が歌い直しが聞かない。そこは、レコーディングとは決定的に違う。一発で、後悔なく歌いきらないといけないのだ。覚悟が決まった。特に、出だしの♪ディナーショーへ　ようこそ　ここはすごいところで、すべてが決まる。それだけ集中が必要だということ。２週間前、朝から一日ディナーショーの準備をした後、夜８時くらいから夜中まで、またまた、たまちょ＆あっちゃんにお世話になった。自分でも、毎回うまくなっていくのが感じられてうれしかった。1週間前、ずっと前からお願いしていた音楽のO先生のレッスンを受けることができた。これがまたよかった。歌い方、表現の仕方をコーチしてもらった。２時間半もつきあってくれたことに感謝。何よりも、当日いきなりでなく、前もって自分の歌を聞いておいてもらえたという安心感が大きかった。次の日、たまちょ＆あっちゃんも来てくれての全体リハーサル。りょーたがディナーショーのテーマソングを創ってきてくれた。まるの詞を読んだだけで、涙が出てきた。当日は、たまちょ＆あっちゃんだけでなく、げんきDOの皆さんにも応援してもらえPA機材からセッティングまですべてお世話になった。たまちょ＆あっちゃんの音楽面の支えなくしては、ディナーショーはありえなかったとつくづく思う。最初は、そのサポートもなくやろうとしていたのだから、無謀なことであった。やっていく中で、周りの仲間達が本気でサポートしてくれた。本当にうれしいことだ。ありがとう。

2009.05.04

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その２、徹底したフィードバック

ディナーショーのプログラムを最初に考えたのは、２５期の羽立ちから帰った時だ。羽立ちの興奮が、疲れた体を休めるよりも、自分の想いを整理しながら、ディナーショーという場で伝えたいことをどんどん書き出していくことを選ばせた。ちょうど、地平線の彼方からを作詞した時と似ていた。全体の構成から考えるのではなく、思いついたことが順序よく降りてくるって感じ。神様がサポートしてくれている感じだった。メモをexcelで打ち直した。プログラムを担当してくれたがっちゃん、いのりさん、ゆりに添付してみてもらった。その時々にもフィードバックをくれた。ディナーショーは、自分だけの２時間プログラムだったけど、話し合いが進むにつれて、1部・2部構成になり、１部でディナーを食べながら２５年を振り返る時間、2部が自分の担当で、1時間半になった。４週間前初めてのリハーサルの時、1時間半のプログラムのつもりでつくったのに　歌も語りも全部入れて５０分で終わってしまった。６人の人がフィードバックをしてくれた。「一通り氷山の上だけをなぞって、上手に構成したって感じだけど、　水面下に隠れている氷山の最も大事なところは、何も語っていない。」「傲慢。感謝の気持ちが少しも伝わってこない。」フィードバックを受け止めながら、結局「自分ってすごいでしょ。」というメッセージを送り続け、「北見先生ってすごいね。」と言われたい、情けない自分から一歩も成長していない自分を発見する。ここは、メキキの個の花道場のリーダーを目指す修行の中で徹底して自分が直面してきた課題だ。アドラー流にいうと「褒められて育ったために、他人の賞賛を求める自分、　他人の評価を求める自分」になりさがっているのだ。人の評価ではなく、自分の志で生きていきたい。そのことをメキキで掴ませてもらった。おかげで、このフィードバックを受けたとき、無駄な抵抗もしなかったし、何を言われているのかの掴みは早かったと思う。1週間前予定された２回目のリハーサルは、他のことが優先されて、自分が話したいことをがっちゃんに聞いてもらうだけで終わってしまった。本番5日前の夜、がっちゃんといのりさんが来てくれた。生徒指導があって予定を３０分も過ぎてからのリハーサル。1時間半ちょうど。それから１２時近くまで２時間半、妥協のないフィードバックをしてくれた。何を歌おうが、どんな話をしようが、自分のあり方が伝わる。自分のあり方をシフトしない限り、このディナーショーは陳腐なものに終わってしまう。個の花道場のリーダーとして、今の自分を掴み、コーチされたとおり、その場で自分をシフトさせていく訓練をずっと受けてきた。本番では誰もコーチしてくれない。世阿弥が能を演じながら、観客の目で自分を見て、陰の時は陽をもって陽の時は陰をもって、その場で自分をシフトさせていったという。その「離見の見」が必要だ。夜中、家に帰って夕飯を食べていると、AYAが帰ってきた。今日リハーサルでフィードバックを受けてきたという話をしたら、「お父さんは、ディナーショーで何を伝えたいの？歌？」「いや、みんなへの感謝。」と言う言葉が躊躇なく出てきた。そう言ったら、突然涙が込み上げてきた。フィードバックで言われた言葉たちが、どんどん腹の中に落ちて行くのを感じた。そうだ。ディナーショーは、みんなへの感謝を精一杯伝える場なんだ。そういう場をみんなが創ってくれているんだ。ディナーショーが全く違うものに見えてきた。ここまであきらめずに、徹底的にフィードバックしてくれたがっちゃんといのりさんのものすごく大きな感謝と愛情を感じた。ありがとう。

2009.05.04

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その１、始めは記念誌プロジェクト

こんなディナーショーをつくってくれたみなさんに感謝以外の言葉がありません。ありがとうございました。こんなことが自分の人生の中に起きたことが未だに信じられない状態です。なんだか、ことが大きすぎて、どこからこのディナーショーをふりかえったらいいのか皆目検討がつかないと言うのが本音です。かといって、このまま時間が過ぎてしまうのはとてももったいないので、思いつくままブログに記録しようと思います。このディナーショーの元々は、YSRS２５周年で記念誌を出したいという願いから始まった。この記念誌を提案した時、YSRSの２５年を振り返りながらも、メンバーを増やしたり、YSRSの活動の理解者を増やすということを目的としたいと考えていた。実行委員会に目次を提案すると、「これ誰が書くの？」「トシさんしか書けないでしょ。」「じゃ、５万円の予算を上げるから、好き勝手につくっていいから！」２５年間よくがんばりました、その思いを形にしていいよということに。そこに５万円も予算をつけてくれるということは、責任と感謝を感じた。当初は、この２５年記念誌を全国大会で無料配布する予定だった。しかし、スタッフが僕一人だったのと、全国大会の準備の方が優先され、全国大会が終わってみると・・・。「記念誌プロジェクトってどうなったんだっけ？」「あ、いやいや、やるやる。（汗）」「トシさん一人じゃなくって、誰かスタッフになってあげたら？」そこで、ゆきがやってくれることになった。どうも、原稿を書く時間がないので、僕がしゃべったことをゆきが高速で入力してくれるという役割を引き受けてくれたのだった。でもその後、ずっとゆきが立場を取り続けてくれたことが、このディナーショーに結びつく。ある日の実行委員会「ねえ、ねえ、記念誌って、いつ、どこで配るの？」「・・・。」「あ、じゃ、トシさんもサムみたいに、コンサートすれば？」「ああ、いいね。コンサートに来てくれた人に配る。」「トシさんの場合は、歌ちょっとで語り中心のコンサートだね。（笑）」「いいじゃん。いいじゃん。」この話で２時間位盛り上がる。遅れてきたしんや。「へえ～面白いですね。これディナーショーでやったらいいんじゃないですか？」この一言で、それまでの話はすっ飛んでしまい、話は一気にディナーショーへ。つまり、ディナーショーの目的は、記念誌を配ることだったんですね。しかも僕はディナーショーの内容や準備、練習に全力をかけたために、記念誌はすべてゆきを中心に、ちさぽんやまるに完全お任せになった。結局、このミニコミ「志」のよりすぐりが中心の内容となる。４００を超える文章を読んで選んでくれるだけでも、すごい労力だ。元々このミニコミ「志」は、YSRSの代表を降りるとき、YSRSのメンバーに自分の考えを伝えたいと思って立ち上げたものだ。有り難いことだ。

2009.05.04

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ディナーショーまで２週間

昨日の晩遅かったのに、日曜の朝、寝ていられないのは歳のせい？興奮しているから？（笑）ディナーショースタッフのみんなが、この超忙しい中、時間をつくってくれて準備を進めてくれています。本当にありがたいことです。感謝しきれません。参加表明をしてくれている人は７０名を越えました。もし、参加して盛り上げてやろうと思っていて返事を出していない人は、できるだけ早く出してくださいね。ディナーの予約上、よろしくお願いします。僕自身も、当日精一杯自分を表現し、みなさんに受け止めてもらえるようにと準備を進めています。歌も、あっちゃん＆たまちょのおかげで、ちょっとうまくなった気がしています。語りも、1回目のリハで、かなり突っ込んだフードバックをしてもらって今修正しています。氷山の上をなでたような話から、普段水の下に隠れいてる大きな部分の核心を現していけるようにしたいと思います。今日は、普段セミナーでもなかなか紹介できない僕の学校での実践の全貌をパワーポイントにまとめます。当日、楽しみにしていてください。

2009.04.12

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県北帰り

広島県北レクリエーションカレッジ４０周年から帰って来たフレッシュマンたち。３人の感想がすご～く素敵だ。すごい！たくさんのものをつかんで来たのがよくわかる。つんのメールを読んでいて、初めて県北に行った２５年前を思い出した。YSRSスタートの２ヶ月くらい前だったと思う。その時の７人を僕らは、自分たちで「黄金の７人」と呼んでいた。黄金の７人は、封建的な横浜のレクリエーション界を大きくチェンジさせる原動力になった。講習会も日本レクリエーション協会を手本にしたやり方ではなく、例えば、レクソングもピアノ伴奏からギターに変わり、ハローソングがメッセージソングに変わった。そしてオリジナルを生み出すようになった。余暇善用のレクリエーション活動から生きる喜びづくりのレクリエーション運動に変えようとした。県北の影響で、レクダンス研究会「赤いくつ」が生まれ、歌声サークル「YOKOHAMA恋心」が生まれ、YSRS（横浜市学校レクセミナー）が生まれた。どこも県北のDNAを持っている。そしてYSRSから「横浜市学校GWT研究会」や子どものためのミュージカル集団「すいーとぽてと」が生まれ、恋心と広島のザわたしたちからヒューマンソンググループ「YOKOHAMAげんきDO」が生まれた。お互いに影響し合って、磨き合って来た。新「黄金の３人」が、僕らにどんな影響を与えてくれるのかとっても楽しみだ！

2009.03.30

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歌の録音・まんぼうスタジオにて

今日たまちょ＆あっちゃん（YSRS１期生というより良太の両親）の家にあるまんぼうスタジオにて、歌を歌ってきました。もちろん、ディナーショーにむけてのご指導をお願いして・・・。７時間～～～ひょろひょろ～～～。１３曲。明日きっと左の指先は、サックがついたようにカチカチになっていることでしょう。１３曲中４曲をあっちゃんがアレンジしてピアノをつけてくれました。あっちゃんがちょっとコードを直してくれるだけでも、曲の感じがすごく良く変わるのです。もちろんピアノがはいると、誰の曲かと思うぐらいのレベルアップです。でも時間がなくなり、あっちゃんのお出かけもあって、残りの９曲はとにかく録音と言うことで。全部CDにして、夜たまちょが届けてくれました。今、それを聞きながらメールしています。たまちょとあっちゃんのおかげで、すごい前進です。masayaとかは聞いて笑い転げています・・・。あっちゃんが、「トシ、歌もギターもうまくなったね～！」とほめてくれてうれしい。自分でもそう思う。でも昔は、本当にひどかったみたいだから。自分で聞いても、外れているところがいっぱいあるのが分かるようになったそれだけでも大きな進歩をしていると思う。おいおい、そんなレベルじゃ、ディナーショーはないだろう！ディナーショーまで、本気で練習しなくっちゃ。それに火をつけてくれた今日でした。本格的なCD化は、２２日にやることになりました。がんばります！

2009.03.08

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OneStepとアサーション

YSRSのOneStep2009は、港南台幼稚園とまりとさっちの絶大なる協力のおかげでとってもいい環境でできて感謝しきれないほどの感謝でした。野島が使えなくってどうなることかと思っていたけど、港南台幼稚園のホスピタリティは、最高でした。ありがとうございます。２５期生もたくさん参加してくれてうれしかった。初めてのOneStepは、どうだったかな？帰りにまるとちさぽんと一緒だったんだけど、わからない言葉がたくさん出て来たって、それを何かな～と思っているうちに、話がどんどん先に行っちゃって・・・なんて経験もたくさんあったようです。こんな機会に、同時進行で「YSRS用語の基礎知識」を作れば良かったかな？なんて思っちゃいました。８期にちゃたが作ってくれて以来、更新をしていないですね。それでも、長く参加している人も、最近から参加している人も一人一人が対等な立場で、率直に話し合える場を創って来こられたのもYSRSのいいところだと思っています。それを感じてもらえたかな？昔、僕らが若い頃、横浜のレクリエーション界は封建的でした。レクリエーションなのにです。でも、外に出てみなくては、そういうことにも気づかなかった。広島県北の１５周年に行ったとき、甚六に会いにいったはずなのに、１４期生があまりにも生き生きと活動していて、まぶしすぎて、中核にいる甚六にまで、到底たどり着けなかった。あのとき以来、組織の生き生き度チェックは、初めて参加している人がどれだけ自分らしく生き生きと活動しているかが一つの尺度だと思っている。今日アサーションのホームページに出会いました。http://www.assertive.org/01/02_houhou.htmlアサーティブネスの４つの柱は、誠実・率直・対等・自己責任、なのだそうです。読んでみて、OneStepはアサーティブな場だったといえるんじゃないかなと思いましたが、みなさんはどう感じましたか？良かったら、ホームページに行ってみてください。とっても参考になります。「適切に自分自身を表現する」

2009.02.25

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２５期羽立ち

2月7・8日は、YSRS２５期の羽立ち。とっても内容の濃い、感動的な羽立ちでした。何より、２５期生１１名一人一人のもち味が輝いていたことが素敵でした。みんながアイディアを出し合って、練って練って企画し、みんなでその過程を本当に楽しみながらつくって来たんだろうなということがビシビシ伝わってきました。参加型のビンゴゲームから始まり、「２５期ありがとうパーティ」のための座ごとの鍋と創作するGame Song Dance Craftが決まる。創作が終わると、餅つきが始まった。GSDCの発表と鍋パーティ。合間合間に、餅っ子たちの劇がはいる。夕食後の座長会企画「２５期をふりかえって」もナイスな企画だった。それぞれの担当が工夫を凝らして、各セミナーをふりかえった。僕は、macのiMovieでつくった全国大会のスライドショーを発表した。超忙しい中での作業だったけど、つくっている時は本当に楽しかった。評判も良く、うれしかった。ジーンの移動セミナーの歌は、ジーンの初期の歌づくりの人気のうた「ぐじゃぐじゃ三重奏曲」を彷彿させるとってもたのしい曲でとっても印象に残った。最後に、２５期に得たものと２６期に向けてを全員が３０秒で発表した時間もとっても良かった。僕は、・たくさんの仲間と歩めたこと・自分の人生でやって来たことが無駄なく結びついて全国大会を応援してくれたこと・全国大会以後も、GWTや実践・理論セミナーで進化し続けていることを感謝し、・２６期のセミナーは，各回５０名を越える人数でやりたいといった。朝食のおじやは４種類すべてがそれぞれの味を出して本当においしかった。ミニ鯵の開きがついていた。お餅と合わせて、「もちあじ」を意図したらしい。２５期生タイムは、２５期をふりかえったカルタづくり。取り札はふんだんにある写真を使ってつくっていく。読み札は、一緒に創って来た仲間だからこそ感じる味わいのあるものばかりで是非記録に残したいものばかりだった。２５期生にとってはサプライズの修了式。手作りの修了証＆メッセージ。一人一人の言葉が腹に落ちた。さよならのつどいは再び２５期生。その中でのバックフィードバックは、本当に驚きの企画だった。もち味は、自分を基準に人を見るので、自分ではなかなか気づかない。人から言われて初めて認められるものだと言って来た。このバックフィードバックは、そのことをズバリ、アクティビティに落とし込んだものだ。背中に貼ってある画用紙に、みんなが自分のもち味を書いてくれる。何を書かれているか、本人だけは分からない。ちょうど、じゃんけん電車のつながった状態でお互いに書き合う。１５分くらいの時間がたって、自分の画用紙を見ながらグループで感想を言い合う。とっても素敵なプログラムだ。GWTの後や、クラスの解散の時などに是非やってみたい。一人一言のあとの「ありがとう」のダンスはよかった。全国大会以来残っていた、さよならのつどいの不完了さを一気に払拭したような気持ちになった。ペアで踊る。♪　うれしいことも　つらいことも　　今の私をつくっている　　これまで出会った　すべての人が　　今の私をつくっている　　ありがとう　ありがとう　　あなたに出会えて　　ありがとう　ありがとう　　ここにいてくれてこの歌をつくってくれたがっちゃんにも大きな感謝！また、心のこもったクラフトが羽立ち全体を通して、根底を支えている感じがした。暖かいハートが伝わって来た。終わってもまだ、「羽立ちシンドローム」中の２５期生のメールを少し紹介してもらった。それを読んで、また涙してしまった。こんな場をつくってしまった２５期生のみんなが大好きだ。そしてこんな場を用意して来たYSRSの２５年間に感謝したい。多くの人たちの熱い想い、こだわり、経験が生きて今がある。２５年を踏み台にして、大きく羽ばたいてほしいと思う。

2009.02.10

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天命Online

実践・理論セミナーに１０個の実践を持っていった。グループの人たちに聴いてもらっているうちに、自分の実践を通じて、自分が大切にしていることを整理することができた。●自分の「好き」を仕事にして世の中に貢献できる人になってほしい。　　　←3年間をプログラムしたキャリア教育から●自分に力に自信をもち、自己肯定感を高めてほしい。　　　←行事の企画・運営の中で仲間と成功体験や達成感を積み上げていくことから　　　　（今回は実践として持っていかなかったけど・・・）●何でも言えて、受け止めてもらえる集団を創っていきたい。　　　←GWT、GWT的な授業、学び合いから●みんなの力を合わせて学校を創っていきたい。　　　←研究研修部、学校教育目標づくり、資料室の片付け、ネットデイから●科学の進歩に貢献し、地球環境を救う人になってほしい。　　　←理科の授業、選択理科のチャレンジからそして、その上にくる大切にしたい願いは・・・●「一人一人の力を最大限に発揮させたい。」なんとまさに、この願いは、「天命Online」で生きるってことじゃないか！メキキ個の花道場で探求してきたことそのものだ。　人は、生まれながらにして使命を持っている。生まれてきた意味がある。それを天命と呼ぶことにしよう。ならば僕らは、生まれた時からずっと天命を生きているはずなのに、天命は巧妙に隠されている。自分自身にも認識できていない。むしろ、天命をさけて生きているかのようでもある。しかし天命はその発露として、その人固有の本質的な素晴らしさ＝「個の花」として表現されている。互いにその個の花を一瞬にしてつかむみ、豊かに表現できたら素晴らしい。人を批判や評価で見るのではなく、個の花から観て、その先にある天命と天命を実現させようとする志を共有できる関係ネットワーク（気脈）を広げることがメキキの会の使命だ。メキキの会は、その使命を実現するために全国各地で2日間の個の花道場でそれを伝えている。僕は、この個の花道場のリードをしたいと思って修行をしていた時があった。昨日のセミナーの最後に、YSRSと学校でやって来た実践が、メキキで探求して来たこととぴったり一致したのを感じた。「一人一人の力を最大限に発揮させたい。」＝「天命Onlineで生きる」ということだ。天命をさけて生きていたり、天命の向かうベクトルと違う方向に努力しても人生の成果は少ないし、時として病気になったりする。僕の場合も、ガンになった時は、天命に逆らって生きていたときに神様が間違っているよと教えてくれたのだと思っている。逆に天命Onlineで生きているとき、すべてが自分を応援してくれているかのように感じる。２５年間、学校レクリエーションの目的は、「楽しく生き生きとした学校づくり」としてきた。レクリエーションの独自性は「遊び」。遊びは、楽しく面白いから、人を主体的にし、創造性を発揮させる。そのことで自己成長するし、拍手が送られて（社会的承認を得て）自信をつける。そのことがさらに人を主体的にさせる。これを素敵循環と名付けた。生徒や先生が素敵循環に入っていくそのきっかけは、遊び心だ。つまらないことや義務を楽しいことやりたいことに変えていくベクトルが「遊び心」だ。この「遊び心」は、教科・領域・校種を越えて必要なものだし、もちろん人生そのものに必要だ。だから僕らは、今年の学校レクリエーション研究大会のテーマを「遊び心を教室へ」とした。しかし、「一人一人の力を最大限に発揮させたい。」＝「天命Onlineで生きる」という願いは、「楽しく生き生きとした学校づくり」よりも上位の目標だとということを掴んだ。つまり、一人一人の力を最大限に発揮させるために、「楽しく生き生きとした学校づくり」をするということだ。僕の中で、学校レクリエーションは次元上昇し始めた。

2009.01.12

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実践・理論セミナー

この連休は、YSRSの実践・理論の２泊3日のセミナーでした。全員が１年間の実践を持ち寄り、やり方を徹底して話し合った後後半、あり方に迫っていきました。自分が大切にしているものは何か、「楽しく生き生きとした学校づくり」のために（ここが僕ら学校レクの特徴なのですが）自分の大切にしていること・実践がどう結びついているのかをセミナー全体を通して探求していくプログラムになっています。セミナーの最後に一人一人が、持ち時間７分で語り、全員がそれを聞きフィードバックしていきます。ベテランの先生達は、自分の過去を肯定的に受け止め、今の自分に生きていること、そして未来へ向かって自分の人生を統合していくそんな発表でした。若い先生の中には、涙している人が何人もいました。自分の心の中をじっくり見て、語り、それを受け止めてくれる人たちがいるということがどんなに大切なのかということを感じました。若い先生達が増えてくる中、やり方を求める先生が多いと思います。もちろんやり方をたくさん知りながら、先生としてのあり方、自分のあり方を見つめ、その人の人生を支える意図でフィードバックしてくれるような場が必要なんじゃないかと思いました。僕自身も今まで「もやっていた」部分（意識はしていなかったのです）がはっきりと見えて来て、次元上昇した感があり、とても貴重な時間でした。

2009.01.12

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お茶の間コンサート

YSRSの新年会を毎年１月４日に我が家でやっている。今年は、新年早々座長会と言うことで、座長会は近くのファミレスでやりその後我が家に流れて来てくれるということだった。そこで座長会をやっている間、我が家ではお茶の間コンサートをやることにした。もちろん来るべきディナーショーに向けての第一歩だ。予約のお客さんは２５期生のまる１人だけ。福井の帰省先から直接我が家に来てくれると言うことから、かなり強引な客引きをした感じだ。でも、その一人のために「全力で歌うから！」と言っていた。当日，お客さんは予想の3倍に増えた。つまり3人（まる、がっちゃん、なかぢ）＋うちの家内。まず、おせちとビールで乾杯。飲みながら、食べながら、会話しながらのお茶の間コンサートが始まった。曲にまつわるエピソードを入れながらの全１３曲。１）遊び虫２）それゆけ、YSパワー３）We are Frontier４）おはよう朝だ５）みんながいるから5年3組６）行こう尾瀬７）ありがとう今この時を８）私の星９）君に贈るうた１０）がんばらない１１）２５年のうた１２）志１３）だから今がある歌はもちろんへたくそだ。しかし、あれだけ音痴、音痴といわれれて育った自分が、ギターを片手に自分で創った歌を人前で歌っているという事実が「ありがたい」ことだ。これも、いい仲間がいて、いい環境を創ってこられたからこそ、自分の中にあった小さな芽、しかも劣等感だった芽がもやしみたいに育ったということかもしれない。どれだけ、自分の世界を創れるか。どれだけ、自分の世界に引き込めるかのチャレンジだった。一番聞きたかった２５期生の感想は、「私も歌を作ってみたいと思いました。　自分の人生の節々で、自分の創った歌があるなんて素敵です！」でした。自分の受けたかったフィードバックとはまったく違った視点だったので、その違和感はなに？と当惑した。でも、自分のオリジナル曲を持ちたいという気持ちに火をつけられたということはそれですごいことなのかもしれない。下手でもいい、下手でも歌を通じて自分の想いを見つめ伝えることの素晴らしさを感じてくれのかもしれないと思った。あとでがっちゃんがメールで、「『だから今がある』の時、涙が出て来たの知ってた？」と教えてくれた。一緒に歩んで来た人が共感してくれたことはとっても嬉しかった。僕自身は、１）楽譜を見ずに、少なくとも時々は、お客さんの顔を見てうたわなくっちゃ２）額にしわをよせずに、笑顔でうたわなくっちゃ３）うたとギターはもっと練習しなくっちゃ４）自分を表現をするという意図のもと、うたを使う効果をもっと洗練させなくっちゃなどと思った。なにより、自分のことを聞いてくれる人がいることの幸せとつきあってくれた人への感謝の気持ちがわき上がって来ていっぱいになりました。ありがとうございました。ここまで書いて分かった！自分はこのお茶の間コンサートできっと自分の人生を肯定してほしかったんだ。「トシさん、いい人生を歩んで来たね。」って言ってほしかったんだ。それは、自己満足？自画自賛？自己肯定？コンサートをそんなことにために使っていいの？ディナーショーは、なんのためにやるの？自分を表現することで、来てくれた人それぞれに、生きる勇気を持ち帰ってもらえるようにできたらいいな！

2009.01.04

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「書」を楽しむOneday Seminar

昨日のYSRSday,素晴らしかったね！書道、ハニカミ、望年会、３次会？どれも本当に楽しめました。企画してくれたみなさん、本当にありがとうございます！参加できなかった人も含めて、また次の機会を創りましょうね。書道は、想像以上に楽しく、おもしろく、遊び心いっぱいで、自分が知らず知らずに囚われていた自分をおもいっきり解放することができました。見る見るうちに自分も周りの人も、書いているものが違ってくる！O先生の「おっもしろ～い！おっもしろ～い！」の連発を聞いているうちにどんどん自己解放していく、そんな感じの場でした。できた作品も本当にすごかった！自分の家に飾らせてほしい！そんな作品ばかりでした。できるだけ早く、HPで作品を紹介したいと思います。そこで参加してくれた皆さんにお願いと質問です。O先生の指導法は、本当にすごかったと思います。場の作り方、手順、気持ちののせ方、評価の仕方・・・みんながすごいと思ったことをまとめてみたいなと思いますがご協力願えませんか？意図は、「私たちが教室でこの感動を子ども達に伝えるため」です。O先生でなくては伝わらないこともあると思いますが、僕たちでもできることは子ども達のためにできる限りのことをしていければと思います。参加者の知恵を集めて創ってみましょう。もちろん最後は、O先生に監修してもらおうと思います。以下の文をコピーして、みんなが付け加えて完成させるという方法でいかがでしょうか？ーーーーーーーーーーーーーーーーー指導の展開１）書道への想い　　・書写・習字と書道の違い　　・線の芸術　　・高校生達との作品づくり　　・個性ある筆との出会いを楽しむ２）いろいろ書く中で、自分の書きたい字を決める３）強弱をつける　　・太い・細い、強い・弱い、４）筆のあらゆる面をつかう　　・４５度じゃなくていい５）四角は丸でもいい６）呼吸７）筆と半紙のこすれる音を楽しむ８）３次元を使う　　・高さ　　・半紙の上だけの線ではない９）大きい紙へ　　・筆の持ち方も自由に　　・自分のオリジナルの言葉を添える１０）印の押し方ーーーーーーーーーーーーーーーーー大谷先生語録も、思い出すだけください。・あ、空間を遊び始めましたね。・強く入ると勇ましさがでる・止めを強くするとしっかりした感じなる・芸術を評価するのは難しい。　私は、その子がどこまでエネルギーを出しているかで　評価している。僕個人だとこんなもんしか・・・たくさんのご協力をお待ちしています。

2008.12.20

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学校GWTの次元上昇

１２月６～７日YSRS２５期１２月セミナーのテーマは、学校GWT（グループワークトレーニング）。このセミナーに向けて、５人のメンバーが講師に依頼された。良、ちゃた、トッコ、がっちゃん、トシ。集まってみると、同じように坂野先生からGWTを教わって来たのに、それぞれが学校でやっていることは微妙に違いがある。坂野先生に出会って２５年。坂野先生にGWTを指導していただき始めてから２０年。YSRS５期から１６期まで、１２年間YSRSの自分再発見セミナーの講師として、学校GWT開発の同志としてかかわっていただいた。それだけではなく、広島には和田さん、福岡には佐藤さんと言われるのと同じように、横浜には坂野先生がいるといわれた。YSRSの運営や一人一人の芯の部分に、知らず知らずのうちに、坂野イズムが浸透していた。そんな坂野先生を失ってから９年。イエスキリストの教えを１２人の使徒がそれぞれに伝えたように、５人には、微妙な違いが生まれていた。それを持ち寄って、何度も話し合いを繰り返した。５人のコンセンサスらしきものが出来上がっていく過程で、僕の中に、学校GWTというものが大きく変化して来たのが実感できた。変化というより、次元上昇といったほうが適切かもしれない。それは、坂野先生に出会って学校GWTを開発しよう！それを本にしよう！といった時以来の興奮だった。次元上昇の結果のわかりやすい例の一つは、僕が２０年ぶりくらいにGWT財を創ったことだ。あんなに遠ざかっていた財の開発が、したくてたまらなくなったのだ。早速創って、学年の先生達に試してもらった。修学旅行の事前学習の第一弾「京都の街へのご案内」「先生達の京都旅行」の２つ。二つ目は、「学校GWT的な」授業を創り始めたことだ。これは、「学び合う」授業を求めていたにも関わらず、自分の殻を破れなかった僕に、セミナーの夜きょうセイが、「学校GWTが求めていることは、授業で求めていることそのものだ。」とアドバイスしてくれたことによる。「授業をGWT的にやる」具体的なイメージがどんどんわいて来た。互いに受け止め合える関係、互いの能力を認め、高め合っていける関係がなければいい授業はできない。それを特活や道徳（学校GWT）でつくり、授業で生かすのではなく、授業そのものの中で創っていく。そのとき、「授業をGWT的にやる」というのが僕にとってのキーワードになった。実際に授業の形態を変え、ワークシートやふりかえりシートも改良し始めた。このような変化・次元上昇が起きたのは，いくつかの原因がある。僕は、GWTとはこうあるべきだ、こうでなければいけないという概念にとらわれていた。もっと楽に考えていい、と力が抜けたと言っていいのかもしれない。たとえば、GWTで課題達成することで学ぶこともあるけど、むしろ失敗した（課題達成できなかった）グループこそ学びがあるといってきた。そして、クラスのふりかえりもそこに重点を置いてきた。そういったら、良ちゃんが「合唱コンクールで優勝できなかったとき、優勝できなかった原因を根掘り葉掘りほじくり出したりしない。良かったことを認め合って、さらに次の目標に向かってがんばろうという。その中で、さらに自分にできることは何かと考えていくんじゃない？」と言ってくれた。まさにそうだ。「GWTをやって、このグループで遠足に行くのが楽しみになりました。という感想が出てくるだけでもGWTをやる価値があるじゃん。」というちゃたの言葉に、もっともだと思った。競争じゃない。早い達成を目指すことで、仲間の誰かを置いてきぼりにするより、時間をいっぱいに使って、みんなが協力し合い、「みんなは仲間だ」「僕には能力がある」という実感をつかんでもらうことにこそ価値がある。とがっちゃんはいう。「学校GWTは、マイナスのふりかえりをしない」という方針に対して、マイナス面に気づいていながら言わないのは、「むごい教育」ではないかと言う指摘に、僕もそうかもしれないと疑う部分があった。それも明確に否定することができる自分になった。自分にとっての学校GWTの次元上昇の成果は、１月の実践＆理論セミナーで、発表したいと思う。

2008.12.17

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全国学校レク研究大会ありがとう！

大会が閉幕して早くも１ヶ月が過ぎました。皆様のお手元に、大会報告書は届きましたか？まだ少し残務がありますが、ほぼ大会を完了したと言ってよいところまでやってきました。改めて、大会に参加・支援・協力してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。皆さんのお力で、この大会はたいへん実り多きものになりました。はじめに、「大会の歩き方」で3つの提案をさせていただきました。３つの提案についていかがでしたか？・あなたにとっての「遊び心とは？」の探求は、深まりましたか？　・「やり方」と「あり方」を区別してみることによって、見えてくるものが違っていますか？　・そして、新たな人間関係をつくるきっかけが生まれましたか？この大会を体験されたみなさんが、これからの教育活動の中できっと素敵な実践を積んでいかれると思います。振り返って、その中に少しでも「あ、これは横浜大会で掴んだものだ。」と言っていただけるものがあったら、私達スタッフはとてもうれしく思います。　私たちは、4年前に「YSRS25周年の年に、横浜で全国大会をやろう！」と決めました。その時に「なぜ横浜で全国大会をやるのか」ということをまとめています。1）自分たちの実践や理論、スキルを高めていくいいチャンスとする。2）大きなイベントをYSRSみんなで創り上げる喜びを感じ、さらなるパワーとする。3）全国って、すごい人たちがたくさんいる。横浜にいながらにしてその人たちに会える。4）これを機に、全国の人にYSRSを知ってほしいし、横浜の先生にも知ってほしい。まだまだ不十分なこともありますが、この４つの意義をかなり達成することができたと思っています。振り返ってみると4年間順風満帆で進んできたわけではなく、たくさんの困難にあたり、それをみんなの力で乗り越えてきました。お互いの意見のぶつかり合いもたくさんありました。私達は多数決で決めるということをほとんどしません。みんなのコンセンサスを創り上げていく過程を大切にしています。時間もかかりますが、一つ一つのことをみんなの納得した想いで創り上げているともいえます。そんなスタッフに裏のテーマがありました。お気づきでしたか？「Inspire = 魂に火をつける」です。そして持って帰るものは、参加者一人一人違っていい。僕らの価値観を決して押し付けないということでした。あなたの魂に火は灯りましたか？それはどんな火ですか？いつか再会した時に、その話題でお話ができたらと楽しみにしています。　基調講演の松永先生をはじめ、参加されたみなさんの実践発表やワークショップ・実践交流分科会の講師、発表者、コーディネーター、お世話係などを引き受けてくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様のリードにより、大会テーマ「遊び心を教室へ～授業が、クラスがレクリエーション思考で変わる～」に迫ることができました。また、大会を支えてくださった共催団体、後援団体、協賛団体の皆様にお礼を申し上げたいと思います。　全国学校レクネットワークも、YSRSも、この大会を一つのステップとしてさらに発展していきたいと思っています。まだメンバーに加われていない方、是非一緒に活動をしていきましょう。連絡をお待ちしています。またお会いできることを楽しみにしています。

2008.09.13

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全国学校レク研究大会、いってきます！

応援してくれているみなさん　こんにちはいよいよ明日です。今までいろいろご支援ありがとうございました。今までYSRSを一緒に創ってきてくれたみなさんがいて、今があります。新旧入り混じって、今のYSRSの最高を表現できると思います。たった３日間の全国大会なんだけれども、そこに集約された全ては、２５年間の積み上げたものの上に立っています。そして、永劫の未来へと続くその中間点でもあります。今回、YSベイビーズの一人めである山本良太君がスタッフとしてかかわります。しかも小学校の初任の先生として。着実に、次の世代へバトンが渡されていく象徴のような気がしています。そしてYSRSの皆さんに育てていただいたような我が家の彩も、わくわく隊のスタッフとして、竜也は参加者としてフル参加することは、親として正直うれしいです。YSRSって、たった４文字のアルファベットの組み合わせが、とってもいとおしく、命と同じくらい大切なものになっていることに気づきます。一緒に歩んでくれてありがとうございます。そしてこの３日間何らかの形でかかわってくれる人、一緒に楽しみましょう！そして、遠くから応援してくれている人、この大会の成功を意図し続けてください。よろしくお願いします。この大会で、これからの日本の教育に少しでも貢献できる成果を生み出したいと思っています。では、第２３回全国学校レク研究大会、いってきます！∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第23回全国学校レク研究大会・横浜大会　2008.8.10～12.　　　　　　　　遊び心を教室へ～授業が、クラスが、レクリエーション思考で変わる～　　　　　　http://www.ysrs.orgkitami104@jp.bigplanet.com 北見俊則∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

2008.08.09

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金山康博という人

「楽しく生き生きとした学校づくり」というYSRSのメインテーマに真正面からド～ンと挑戦してくださるのが、第5分科会「楽しく生き生きとした学校づくり」の発表者・金山康博先生。一度会ったら、99％の人は、金山先生のファンになってしまうと僕は思っている。そんな素敵な先生だ。６年位前、宗岡第3小学校の校長だった。日本レクリエーション協会のサポートを受けて、加盟団体のいろんな遊び種目のスペシャリスト達が学校で遊んでいた。夜の学校開放ではなく、昼間子ども達がいる時間に。1日3回の30分休みに、子ども達が大人たちの遊びに混じる。その活動が発展して、「地域総合型スポーツ・レクリエーションクラブ」づくりのモデルになった。池田小の殺傷事件などがおき、全国の学校が校門を閉じられていく中、金山先生は、「校門を閉じることで子どもは守れない。多くの良識的な市民のたくさんの目で子ども達を守っていく。」といわれていた。その頃、初めて第17回全国学校レク研究大会の講師としてお招きしてお話しをうかがったのが出会いだった。その後、小学校＋図書館＋公民館の融合施設（複合施設ではない）である埼玉県志木市志木小学校の校長に。第18回全国学校レク研究大会は、その志木小学校を会場にさせていただいた。その時は、僕らのプログラムが終わる時間に合わせて、「学級規模は何人が適性なのか」というテーマでシンポジウムを開いてくださり、全国の実践者や大学の先生などが集まっての貴重な討論を聞かせていただく機会をいただいた。とにかく法律にも詳しく、法律内で可能な限りの可能性を実践している金山先生の姿があった。例えば、県費負担職員の定数は決まっている。学級定員を減らすためには、市費で教員を雇う。雇うとき模擬授業を保護者・地域の人たちに見てもらい、保護者・地域の人たちに来てくれる先生を選んでもらう。そうすると、選ばれた先生もうれしい、期待されているという思いを持って赴任できるというわけだ。今回の金山先生送ってくれた大会冊子用の原稿のタイトルは、「楽しく生き生きとした学校づくり・次なる一手、有効打35連発」。そのうちの35連発のうちの一つの実践が、これって感じだ。伝わってますか？金山先生は、「校長になろう！～楽しい学校経営のススメ～」という本を書かれている。650円の薄い本だが、内容はエキスが詰っている。その中でも僕が一番すごいと思ったのは、校長の学校運営理念だ。3つの保障（子ども達へ）　安全・学習・人権2つの指導（先生たちへ）　プロ意識・サービス精神1つの約束（地域住民へ）　情報公開の徹底この金山先生の分科会を僕がコーディネートさせていただくことになった。どんな成果が得られるのか、すごくわくわくしている。基調講演の松永先生が、金山先生みたいな人を1分科会の発表者にしてしまっていいのか？と心配してくださった。金山先生みたいな人だからこそ、ひざを突き合わせて、たっぷりお話を聞かせていただく機会をつくりたいと思ったのです。ぜひ、あなたの学校の管理職にきてもらってください。そして、これから学校づくりの中核をになっていく先生たちに紹介してください。きっと、子ども達のために、地域の人たちのために、そこで働く先生たちのために、楽しく生き生きとした学校づくりのイメージが、わきすぎるくらいにわいてくる分科会になると思います。

2008.07.26

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例えば、学校行事という分科会

実践交流分科会の打ち合わせに参加できなかったひでちゃんとダンス創作のワークショップの打ち合わせを兼ねて会った。担当のいましゅんが場を創ってくれた。ひでちゃんが、打ち合わせ中何気なく語ってくれた実践、これがすごいんだな、また。 6年生の1年間を子ども達の実態を中央に、子ども達から発せられる言葉や取り組みを左に、先生の願いや先生の言葉かけを右に、A4・1枚に、ひでちゃん文字でまとめてある。話が聞けない。当たり前のことができない。何でも、先生～～していいですか？と聞いてくる。最高学年としての自信がない。不安。そんな子ども達が、ひでちゃんの働きかけでどんどん変わってくる。さて卒業の時、どんな子ども達になっていったと思いますか？それは、学校行事の実践交流分科会に出て聞かなくっちゃね。学校行事は、サムとひでちゃんのWキャスト。サムともしっかり打ち合わせができているようです。行事に至るまでの過程を大事にして発表してくれるようです。サムのHP見ましたか？中学校の先生として、本当にあこがれる先生です。その様子がばっちりわかります。http://homepage2.nifty.com/ikuina/index.htmこの分科会のコーディネータがあんよ。そしてコメンテーターが佐藤靖典さんです。う～、体を7分割にして、どの分科会にも出たい～！でられない場合は、そうだ、同じ職場の仲間を誘ってこよう。そして、分担して参加だ！あ、ダンス創作もすっごく楽しそうです。マジ、マジ。その後飲み会して出てきたところで、良ちゃんとあやと会う。ゆりと３人で打ち合わせが終わったところだって。いたるところで、全国大会に向けて動いているんだなって、そういう時期になってきたんだなって、実感。イベントに至るまでの過程を大事にしないとね。

2008.07.26

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全国学校レク研究大会の実践交流分科会

全国学校レク研究大会のPRです。先日、実践交流分科会の発表者＋コーディネーターの会議がありました。もちろん、遠くから参加される方々は大会冊子の原稿で参加という形。ロイ・キムリン・ハッチ・なおさんというなつかしいメンバーや、デビルのお友達の滑川さんという新しいメンバーにゆり、あや、ゆき、ぴろこ、きょうセイ、あんよ、いましゅん、トシというメンバーでした。ゆりのリードで、とっても楽しい会議でした。発表者の冊子用の原稿を見ても、話を聞いても、すっごくわくわくしてきます。あまりにもみんなの話しが盛り上がりすぎて、周りの他団体の人から何度も白い目で見られてしまうくらいでした。大会当日、本当にからだが７つあったらどこにも参加したい～！って心底思います。その後は飲み会へと発展し・・・。いいね。こういうのは。本当に楽しかったよ。後半、ちょっとしゃべりすぎた？俺・・・。どの分科会も超魅力的。たっぷり話を聞きたいし、その話しから自分の中から引き出されるものがある。それを交換しあいたい。新しい何か、ずっと大切にしていきたい何かが見えてきそう。それが自分の糧になる。そんな感じが、ヒシヒシと伝わってきました。ぜひ、全国学校レク研究大会に参加しましょう！ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第23回全国学校レク研究大会・横浜大会　2008.8.10～12.　　　　　　　　遊び心を教室へ～授業が、クラスが、レクリエーション思考で変わる～　　　　　　http://www.ysrs.org ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

2008.07.26

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「遊び心」ってなんだ－１

第23回全国学校レク研究大会　横浜大会のテーマは　　　　　　遊び心を教室へ　～授業が、クラスが、レクリエーション思考で変わる～遊び心って何だろう？僕の定義は、『何事もやるなら「楽しく」「おもしろく」と考え、実践すること。　その発想力・創造力・実践力のこと。』「楽しく」「おもしろく」とは、○笑える○びっくりする○うれしさが持続する○生き生きとしている○今あるものを創りかえる（破壊と創造）＝Re-Create○知的好奇心を満足させられる○仲間意識が持てる○仲間の新しい面を発見する○人と協力して課題を解決していく○自分の力を伸ばしていける○他者のために貢献できる○真面目でもなく、不真面目でもなく、非真面目。不可能を可能にする。実行委員会の有志で、「遊び心って何だ？｣会議をやった。それがおもしろいことに、みんなが違うのだ。例えば○基礎基本を身につけた上で、その人らしい創造性が付加されたもの○今あるものをよりよく、楽しくすること○課題を自分のこととしてとらえ、前向きに考える気持ち○楽しもうとする気持ち○スパイス（なくてもいいけどちょっと加えることで楽しくおもしろくなる。　　　　　　広がったり、膨らんだり、次につながったり）この会議で、いろいろなことが見えてきた。さて、あなたの考える「遊び心」って何？そして、それを教室に入れるってどんなこと？どうして、それが必要なの？一緒に考えていきませんか？

2008.06.16

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学校レクリエーションとは－５

シリーズ最終回が伸びてしまいました。子どもが輝く学校シリーズの「はじめに」を復刻していますので、最終回の5回目は、このシリーズの本のことに結びついた文章になっています。では、再開しましょう。■子どもが輝く学校に■「～しなければならない。」が多い学校の世界です。「～しなさい。」といったら、とっても強制的でいやな感じがします。「おもしろそうだからやってみない？」「楽しくやろうよ。」という投げかけを大切にしたいと思います。そのために、この本を利用していただければと思います。私たちの実践の出発点は、「楽しい」「おもしろい」です。この本の中で、これは良いと感じるものがあればうれしいです。まねてみてください。そして、子ども達から「おもしろそうだからやってみようよ！」という声が返ってきたら、素晴らしい第一歩を踏みしめられると思います。そして慣れてきたら、少しずつあなたらしいもち味、オリジナリティを加え、さらには、子ども達と一緒に新しいものを作り出していくことができる段階がやってくることを応援しています。この本の題名を「子どもが輝く学校シリーズ」としたのは、私たちがこのシリーズで紹介する様々な実践や考え方をヒントに、先生方がそれぞれ工夫をされて、一人でも多くの子どものもち味を発見し、磨き、輝かせていくことができたらうれしいと考えたからです。ご批判をいただければと思います。

2008.06.16

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学校レクリエーションとは－４

■先生自身が生き生きと生きよう■　私達は、子ども達の生きる喜び作りを支援していくためには、先生自身が生き生きと生きていることが大切だと考えています。先生が生き生きとしていなくて、子ども達が生き生きしているとは思えないからです。　私達自身もＹＳＲＳ（横浜市学校レクセミナー）の活動を通うじて、「先生が変わらなくては、子どもは変わらない」ということと、「今あるものをより楽しく、よりおもしろくしていくためにはどうしたら良いか」ということを考え、実践しあっています。そしてなにより、楽しくておもしろいから、主体的に創造的に活動しています。またこの活動をきっかけに、先生としての力量を高めあうだけでなく、自分の豊かな人生を築こうとしています。

2008.06.02

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学校レクリエーションとは－３

■楽しい、おもしろいを学校教育の正面に掲げよう■　教育再生のカギは、子どもが「楽しい」「おもしろい」と思うものを学校教育の中で、正面から取り上げていくことだと私達は思っています。遊びと同じで、「楽しい」「おもしろい」と思うものには誰でも、主体的に取り組もうとします。自分の全力が出せるし、全力以上の力を出せる可能性もあります。創造力も発揮します。それはとても自己発展的です。イヤイヤやっていては、それはできません。　はじめの一歩を踏み出した子どもは、みんなからの拍手をもらって自信を得、さらにやる気を燃やしていきます。これを私達は「素敵循環」と呼んでいます。この「素敵循環」に入った子どもの力は、我々先生をはるかに超えることがあります。ここで確認したいのは、「素敵循環」の始めは「楽しそう」「おもしろそう」なのです。そこに、子どもが学校の主人公になり、生き生きと活動を展開していく根源的なエネルギーがあると信じているのです。　誤解をされないように付け加えますが、私達は「楽しい」「おもしろい」＝「笑いに直結するもの」だけとは考えていません。「楽しい」「おもしろい」の中には、●知的好奇心をくすぐられ、満足感を得ていくこと●真理を探究し続けていけること●人と協力して課題を解決していくこと●成功体験を積み上げていくこと●より自分の力を伸ばしていけると感じられること●他者のために貢献できること●仲間の新しい面を発見することそんな、「楽しさ」「おもしろさ」の意味を含んで考えています。

2008.06.01

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学校レクリエーションとは－２

■学校は楽しく生き生きとした場なのでしょうか■　子ども達のおかれている現状を見てみましょう。全国には、素晴らしい実践を積み重ねている先生方や子ども達がたくさんいることも知っています。でも、いじめや校内暴力、友達を心から信じきれない人間関係の中で生活している子ども達が少なからずいることも、私達は知っています。　子ども達は生き生きと学習しているでしょうか。　仲間同士、認め合い、励ましあい、助け合って生活しているでしょうか。　肩の張る人間関係を気にして精一杯自己表現することを恐れてはいないでしょうか。　一人一人が目的意識を持って、充実した学校生活を送っているでしょうか。　生きている喜びを実感できるような活動がされているのでしょうか。あなたの学校は、いかがでしょうか？

2008.05.31

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学校レクリエーションとは－１

今夏、第２３回全国学校レク研究大会　横浜大会を開催するに当たって、もう一度、僕らが２５年間やってきた学校レク運動って何を目指していたのかを確認しておきたいと思った。YSRSは１１期～１３期に渡って、出版プロジェクトが活動し、それまでの理論･実践・オリジナルレク財をまとめた冊子を出版した。それを「子どもが輝く学校シリーズ」という。ゲーム集・ソング集・ダンス集・応援団指導集・宿泊イベント集・文化イベント集などだ。そのシリーズ全ての冒頭に僕らの考えていた学校レクの考え方が載っている。１２～４年後の今読んでもよくまとまっている。その文章を何回かに分けて、復刻しよう。■レクリエーションは生きる喜びづくり■　「学校レクリエーション」というと、単に学校の中にレクリエーション（ゲームやダンスなど）を取り入れ、楽しい活動をしていこうとしているのだと思われがちです。確かにそれは、学校レクリエーションの大切な活動の一つです。　けれども、私達はレクリエーションの持つ意味をもっと広く、「レクリエーションは生きる喜びづくりである」ととらえています。ですから私達は、子ども達が生きている喜びを実感できるような学校生活を送れるように支援していくこと、また子どもが生き生きと生きていかれる力をつけていかれるように支援することを「学校レクリエーション」と考えています。　当然そのフィールドは、学校教育全体に広がっています。学級活動はもちろんのこと、教科、道徳、学校行事、児童生徒会活動、部活動・クラブ活動など全てが、私たちのフィールドです。

2008.05.31

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YSRS実践のすごさ

今、昨日の実践の資料をファイルにまとめようと思って資料を読み始めました。良ちゃんの実践読みました。本当にすごいよ。何がって、子どもの対する想い。いつもいつも、自分の１２０％で子ども達と向き合っているのを感じる。僕達も一緒に学んだコーチングなんだけど、良ちゃんは咀嚼して、目の前にいる子どもにあわせてそれを伝える「What を目指して　How に落とす」いつも子ども達に主体的・創造的に生きることを伝えている。「生きているように思うのではなく、思ったように生きる」「先生のミニコンサート」「論理的思考力を高める」学校中で1番きれいな教室。誰もゴミを捨てない。捨てられない。そして進路に対しての漢字練習。１００％先生を　学級担任を楽しんでいるね。そしてがっちゃんの実践。6年の臨任の先生をGWTとアドラーで応援するがっちゃん。ゆりの学校で6年生に話した「人はジグゾーパズル」。本当に涙が出た。がっちゃんは本当に伝える力があるよね。愛知の全国レク大会で発表した頃、がっちゃんが「もち味」について子どもたちに話した話しのことずっと覚えている。「人はジグゾーパズル」もきっと、僕の心の中にずっと残っていくと思う。人の役に立てるでっぱりと、人に助けてもらうへっこみがあって、人の間を学ぶことで居心地よく収まってくる。どの人も必要で、はまって手を繋いだら少しくらい斜めになってもバラバラにはならない。子ども達に対するもの凄い愛情が伝わってくる。「子ども達を助ける」ということが、がっちゃんの天命なんだね。実践資料を読み始めたら、あっという間に夜中になってしまった。まだまだたくさんあるぞ！明日以降の楽しみにしよう！

2007.12.16

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実践セミナーでのフィードバック

昨日・今日はYSRSの実践セミナーだった。新しいメンバーがたくさん参加したのと同時に、なんと10数年ぶりに1期生のたまちょとサクちゃん、6期生のしおりが参加して盛り上げてくれた。うれしい！僕は、11個の実践＋卒業アルバムを持っていった。１）卒業準備委員会２）卒業VTRアルバム３）チャレンジ学習指導部４）荒崎～長浜遠足５）OPEN SCHOOL６）学年だより７）ネットデイフォーラム2007inよこはま８）ICT機器の充実９）選択理科・私たちの地球温暖化対策の第一歩１０）理科のノート１１）イメージマップ最後に一緒の分科会メンバーから、うれしいフィードバックをしてもらった。○全ての実践の根底に楽しさがあり、子ども達が考え行動する力をつけている。○最後までぶれずに、よりいいものを作っていこうという気持ちが伝わってくる。○子どもとの対話を大切にして、引き出している。○子どもが喜ぶこと、学んでいくことに全てのベクトルが向いている。○自分がまずいと思った。職場全体が子どもを否定から見ている。「子供達を生き生きとさせるためには･･･」という視点から仕掛けをして、実践をしていくことが必要だと思った。○レクというと行事で活躍するというイメージから、授業にまで発展していた。○子供達の表情を見るだけで（DVDで3年間の記録ダイジェスト版を見てもらった）違いがわかる先生達がいっぱいいると思う。

2007.12.15

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あり方を学ぶ

来年夏の全国学校レク研究大会inよこはまの基調講演にM先生をお願いしました。小学校の先生を21年間、教育委員会で5年、校長、そして教育センター所長、そして校長。今年退職されてから大学の教授。私塾・横浜教師塾を主宰。小学校の特活の神様的存在。今日、あやと2人で松永先生とお話ししてきました。正味1時間でしたが、・・・何でしょうね？あの親しみ、もっと一緒にいたいという気持ちにさせる魅力はいったいどこから来るのでしょうか。M先生に基調講演を頼んで本当によかったと思いました。あやも、M先生の感性とこちらの意図がぴったりあっていると感じたそうです。僕が特に印象に残った言葉は、「心の解放」でした。M先生にとって教室は「心が解放される場」だったそうです。どんな時でも、教室に行くと楽しくっていやなことも忘れさせてくれる場だったそうです。これは、先生としてかなりすごいレベルだと思います。そういう教室にするために、M先生にはたくさんの実践があったようです。その辺に「遊び心」「レクリエーション思考」がふんだんに入っていたと思われます。M先生自身は、一度だけ国立青年の家のレク講習会に参加したことがあるようです。でもゲームを覚えることじゃなく、リーダーの接し方、言葉掛けの仕方などを学んだといっていました。そしてやっぱり僕らが学ぶのは、やり方ではなくM先生のあり方だと思いました。レクをやっている先生は、元気で生き生きとしていてリーダー性もあり、積極的という感じがする。でも、型を破れない先生がいる。自己表現が下手な先生。子どもに先生は困っている、助けてほしいっていえない。まわりの先生や保護者など、大人のほうばかりに目が向いている先生。しつけをしなければいけないと思っている先生。そういう先生達に参加してほしいね。でも、街レクも船レクもワークショップも、初心者でもいいですよ、入門編もありますよ、といってくれないと、僕みたいな人は不安で参加しずらいよね。そういう配慮がほしいな。特に研究大会だから、普段からレクを一生懸命やっている人達の集まりという印象があるから。・・・とM先生の言葉を思い出してみました。考えてみると、はるかステージの上のほうにいるすごい人とお話ししてしまったというお得感一杯の1時間でした。M先生ファンの皆様には、大変申し訳ないような贅沢な時間でした。全国大会がますます楽しみになってきました。2008年8月10日（日）～12日(火）

2007.12.11

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ICTと学校レク

久しぶりのブログです。いっぱいありすぎて、2ヶ月間を振り返ることはできません。だから、今日思うことを書こうと思います。昨日の中川先生の「普段着のICT活用セミナー」は目からうろこでした。デジカメだけで、もの凄い活用方法があるんだなと思いました。一昨日の堀田先生の講演は、実物投影機でした。ICTを活用することによって、楽しくなる、面白くなる、指導効率が上がる、授業の密度が高くなるということを感じました。ICT＝パソコン・ネットワーク・デジタルコンテンツではなく、誰でも使えるデジカメ、実物投影機などからスタートするといいな、熱い想いは熱く伝えるのがいいのではなく、相手に合わせて伝えていく必要があると思いました。ネットデイフォーラム2007inよこはまでの実践発表は、もっといろいろなハードやソフトを使う実践が多いので、提供する順番などもよく考える必要があると思いました。そして、ICTって興味あるけど、どうしたらいいのかな？と思って参加した人が、どんな思いをもって帰るかをデザインしたいと思います。もう一つ。「学校を楽しく生き生きとさせていこう」「学校教育の正面に楽しい、おもしろいを掲げよう」といっている学校レクのメンバーこそが、ICTを積極的に活用した授業をしたらいいと思うし、校務を簡素化して子ども達と活動する時間を増やすことができるし、これからの時代を生きるのに不可欠な情報活用能力を育てることになる。来年の学校レクの全国大会に、ICTがどうかかわってくるのかは大きな課題だと思う。授業で言えば、楽しくて面白い授業が、ICTを活用することによって、もっともっと楽しくて面白くて力をつけていく、そんな実践がすでにいっぱいあるわけだから・・・。学校レクをやっている先生達（もともと楽しい面白いから、主体性を引き出していこうとする先生達）が、例えばデジカメを、例えば実物投影機を例えばパソコンを例えばインターネットを使ったらどんな面白い実践が生まれるんだろう。当然やっているかもしれない。全国大会で、どんな器をつくって発表してもらったらいいんだろう？

2007.07.27

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機能的リーダーシップと場のリーダー

YSRSやGWTでいう「機能的リーダーシップ」は、個の花道場でいう「場のリーダー」とよくにている。「個の花リーダーってどんな人？」の中の２つ目に「場を創る」がある。座っているだけでも、その場に影響を与えている。影響を与えていることがつかめれば、意図してその場を創り出すことができる。それを「場のリーダー」と言う。まさに機能的リーダーシップを発揮する人のことだ。僕には、機能的リーダーシップが、西洋的で論理的で分析的であるのに比べて、場のリーダーは、日本的で感性的なイメージがする。機能的リーダーシップというと、シャークという異名を持つ坂野先生の冷静な顔が浮かんでくる。場のリーダーというと、高い霊性を持つ光さんの情熱的な顔が浮かんでくる。おもしろい。

2007.05.21

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機能的リーダーシップ

YSRSのオープン２日目でGWT（グループワークトレーニング）をあやと担当した。テーマは、機能的リーダーシップ。グループにお客様としてかかわるのではなく、自ら積極的に参加し、責任を分担する協働者のことだ。そのために１）自分に気づく２）他者に気づく３）グループの状況に気づく４）適切で効果的な行動をとる適切な行動のとり方の一つとしてPM機能がある。Performance　Function（課題達成機能）とMaintenance Function（集団維持機能）。その話をしてから、GWT財を２つ体験してもらった。「聞いてビックリ！へえ、なるほど！」「僕らのリーダーVer.2」ふりかえりが終わってから、・言葉の定義をする必要性があること・集団決定する時、自分の主張を下ろすことと妥協は違うこと・時間内に結論を出すこと・気づきを文字化すること・プロセスとコンテントの違い・PM機能を場に応じて使い分けること・座っているだけで場に影響を与える、場を創るリーダーであること　しゃべらないことは±０では無く、明らかにマイナスであることなどのコメントをした。参加者からコメントをもらった。○今回のプログラムは、出会いの集いから始まってGWTまで内容が濃いものだった。特にGWTは、２１期生の私にとって宝の山だった。P機能、M機能、さらにPA,PB・・・。さらにPAの１、２・・・。こんなにたくさんの機能があるなんてビックリした。無意識にやっていた自分は、あるところに偏っていることがわかった。トシさんが言っていたように、気づいたことに満足せず、行動変容するために決意する必要があると思った。○もっとGWTやりたいです！○GWT、学校では学ぶことができなかったことばかりで、とても学びになりました。盛りだくさんでよかったです。坂野先生から学んだGWT。人間関係のあり方を学んだ。こんなこと知っているんだったら、もっと早く教えてほしかった。こういうことこそ、学校で教えるべきだ。そう思って立ち上げたのが、学校GWTだ。時がたって、やっと腹の底へ落ちてきた感じだ。

2007.05.20

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YSRS24期オープン

今日は、24期オープン。若いメンバー達が、一生懸命準備してくれたことが伝わる素晴らしいオープンだった。そんな中なんと、1期生のタケちゃんマンが、初任の先生を連れて登場してくれた。僕自身も、初任校が一緒だったが、転勤以来ほとんど会っていなかったのに、募集要項を見て、しかも新期生と一緒に来てくれたのがとってもうれしかった。それを良ちゃんが、代表の挨拶の中で、「僕は4期生です。4期のオリジナルで、覚えています。」と言って、タケちゃんマンが作った歌をその場で歌ったのだ。これには、感動した。YSRSの人の繋がりのすごさが伝わってきたからだ。なんだか、感謝の気持ちが湧き上がってきた。珍しく（初めて？）、YSRSでGWTのリーダーをやらせてもらった。ピンチヒッターだったのだが。GWTを通うじて僕らが学んできたことの一端を紹介できたことがうれしかった。僕自身も新たな発見があり、奥が深い。きょうセイが、New Education Expo 2007 in 東京に去年2日間参加して得てきたことを話してくれた。とっても面白そうだ。「ネットデイフォーラム2007inよこはま」の会場が、市大からパシフィコに変わりそうなので、運営の勉強のためにも参加してみたいと思っている。それにきょうセイは、中川一史さんが横浜の小学校の先生時代から知り合いだったことや、社会科系の指導主事とのパイプを数人紹介してくれた。ありがたいことだ。人と人とのネットワークから、YSRSの理念をを広げていけたらいいなと思う。6月2日（土）横浜開校記念日１７：００～関内育成センターにて、25周年実行委員会の立ち上げだ。ぜひ参加してほしい。１９：００～前夜祭（25周年の）もある。

2007.05.19

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市教委への共催依頼

市教委小中教育課のH指導主事に、来年の「第23回全国学校レク研究大会」の共催を得るためにはどうしたらよいかを　ゆりと一緒に相談に行った。H指導主事には、横浜市教育委員のS先生のおかげで、スムーズにアポがとれていた。年間200件の共催依頼が来るうち、実際に共催しているのは１つ、退職校長会だけらしい。そんな中、共催の道を拓こうとチャレンジしている僕らだ。YSRSが、25年間積み上げてきたことが問われる。全国学校レク研究大会が、今の横浜の教育課題にどう応えられるかが問われる。H指導主事は、とても前向きに相談にのってくれた。しかし、担当指導主事をどうするかというところで困った。小中教育課の指導主事はみな、教科ごとに分かれているという。しかしYSRSの活動は、教科・領域・校種を超えている。特定の枠にはまらないのがYSRSの特徴であるわけだ。それなら、教育政策課がいいのではないか？教育政策課と話をしたら、後日また相談に乗っていただくことにした。1期生で小中教育課の指導主事をやっているデンくんに問い合わせると、研究・研修課などの窓口も紹介してくれた。いろんな切り口を教えてくれている。とにかく、ここをチャンスとして、いろんな人に会って状況を掴んでいきたいと思う。指導主事など教育行政の人たちとアポイントが取れる人は、是非協力してほしい。

2007.05.16

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はじめに言葉ありき

全てが混沌としたカオスの中にあるとき、天と地という言葉が生まれて初めて、天と地の区別ができた。三重苦を背負ったヘレンケラーが、「WATER」という言葉を知ったとき、混沌としたカオスの状態から言葉を使って世界を整理することを知った。僕達が、「あり方」と「やり方」という言葉を知ったとき、初めてYSRSでやってきたことを「あり方」と「やり方」で区別することができるようになる。YSRSでやってきたことを一旦全部「やり方」だったと置いてみようといった。置いてみると、なんだか居心地が悪い部分が出てくる。「根底に流れるもの」「生き様」なんていってきたものは、「あり方」の分野だろう。「楽しく生き生きとした学校づくりを目指す人である」というのも「あり方」の分野だ。一人一人の教師の実践は、いったいどんな「教師のあり方」から生まれてきたのだろうか。横浜でやる全国大会は、「やり方」ではなく、「教師としてのあり方を問う」そんな大会にできないものだろうか。ドイツに行っていたサッチにその話をしたら、とっても共感してくれた。まさしく同じことを考えていて、当を得たりという反応だった。シュタイナーでは、「あり方」のことを「ありよう」というらしい。motokoがこのブログに反応してくれたのもたんなる偶然とは思えない。

2007.02.15

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先生にとっての個の花道場

YSRSの中核メンバー3人を誘って、個の花道場に参加した。僕自身、半年ぶり。○先生が志を明確にして、自分の志から教育にかかわる。○先生が長所や短所、いいところ見つけというようなものさしで人を見るのではなく、個の花という全く新しい概念をもち、自分と人に個の花をみられるようになる。この2つのことが、今までのYSRSに加わったら・・・多くの先生に伝えることができたら・・・教育は、大きく変わると思う。もともと日本の教育を変えるには、先生が変わることだと主張してきた。YSRSはレクリエーション（生きる喜びづくり）を切り口に、学校教育を問い直してきた。それに「志」と「個の花」が加わることで、大きく進化すると思っている。3人が、次の個の花リーダー道場へ進む決意をした。おめでとう！そして、勇気づけてくれたことに大きな感謝をしている。インテンシブ（道場リーダーを目指す集中特訓）を受けていく覚悟が次元上昇した、そんな手ごたえを感じている。ありがとう！

2006.10.22

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心の絆

YSRS23期10月セミナー。準備を重ねてきた。1日目の夜は、Yチーム。20期～23期生。真っ暗な中からのスタート。バリ島の伝統音楽ケチャで始まる。衣装もカッコイイ。ケチャに合わせて次々とオリジナルソングやゲームが進行する。説明が何もない。でもできてしまうところがすごい。面白い。ケチャのグループ創作と発表会。圧巻だったのは、最後の♪Shine on YOU♪オリジナルソングがいきなりアカペラの3部合唱。恐るべしYチーム。一夜明けて、いよいよSチームの発表の日だ。今まで話し合いが中心であまり練習時間が取れなかったSチームは、深夜3時まで練習をした。朝食も10期くらいまでよく食べていたYSRS風朝食を復活させようと、朝6時から起きて準備をした。でも、うれしいことにYチームの皆さん、ちゃんとSチームが朝食を準備するようにと、みんなで朝起こしをしてくれるというサービスぶりだ。8時「プロジェクトS」でオープニング。つかみはOKだ。このビデオづくりの話題で盛り上がりたがっていたけど、この後のプログラムがすごすぎて、残念ながら話題にはあまり上らなかった(泣)。スポットライトが当たって、ダンス「抱きしめてTonight」。昔よく踊ったカッコイイ踊りだ。もう踊り方を忘れたかと思ってたが、曲がかかると自然に体が動いて、コールペーパー無しで踊ることができた。当時、すごく早い動きだと思ってたダンスだが、今踊ってみるとそんなことはない。踊りも時代に合わせてスピード感が増しているんだと知った。一部は、Sチームそれぞれの十八番のGSDを使ってのつどい。関内ホールでの伝説のがっちゃんのグーパー・反応拍手。キレがいい。トッコのあのつく言葉やがじゃいも、「一度踊ってみたかったんだ。」と言う反応。トッコの作ったダンスは、とっても踊りやすい。ちょっとかっこよくて、気持ちいい。ちゃたのYSに行こうよ！参りました！計算された進行だ。良ちゃんの「デートだわい」。一度封印されたゲームの復活だ。僕はなぜか、親指小指とツイン進化。一部のラストは、良ちゃんの♪そして明日へ二部は、いよいよ一人一人が生き様を語る。4人で次の人を紹介する。自分の口ではいえないその人の素晴らしさを他の人が言って、その人の人柄・もち味を浮き立たせようというねらいだ。一人の持ち時間が7分。YSにかかわるきっかけは何。なぜ、15年も20年もYSにかかわり続けているのか。それが学校の実践にどう結びついているのか。などを話した。どんどん時間が延びてしまうかなとちょっと不安だったけど、まったくそんなことはなく、一つの場面にこだわった内容は簡潔にまとめられていて、そして感動的だった。聞いているみんなも一緒に泣いていたり、深い探求の世界にはいっている人もいた。5人とも、今の気持ちを表すオリジナルソングを歌った。ちゃたは、Only Oneがっちゃんは、くれよん王国トッコは、夢に続く道良ちゃんは、Good-Bye Friend僕は、がんばらない最後に、♪心の絆♪。良ちゃんが、みんなの気持ちを曲にしてくれた。Sチームの5人へ。今まで一緒に歩んできた仲間たち一人一人へ。ここで聞いてくれているYチーム、Rチームのみんなへ。ここにはまだいないけれど、これからYSに参加してくる人へ、この想いを伝えたい。１　同じ時を過ごした　同じ夢を追いかけた　　共に創り上げてきた　共に涙した　　時には　ぶつかって　苦しいときもあったけど　　心の絆が深くなる　強くなる　　歩んできた道は　ひたむきに生きてきた証２　お互いを高めあい　磨きあってきた　　語り合い　認め合い　支えあってきた　　みんなのもち味　それぞれ違うけど　　心の絆で強く結ばれた仲間達　　歩み続けてく　夢は終わらない　　ここから始まる　新たな夢の道　　ここから始まる　新たな夢の道

2006.10.07

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プロジェクトS

YSRS23期10月セミナー、Sチームのオープニングは「プロジェクトS」のVTRで始まる。そのVTRが完成した。NHKの人気番組「プロジェクトX」の最初のイントロからタイトルまでのパロディ版だ。そのために「プロジェクトX」のタイトル部分を10本くらい見た。1期～12期くらいまでの写真の中から、Sチーム5人のアップの写真をたくさん集めた。それをデジカメで写真に撮り、ムービーメーカーというVTR編集ソフトの上に並べていく。「プロジェクトS　～挑戦者たち～」のタイトルは、本物そっくりにできた。もちろんナレーションの録音にはMP3が活躍。中島みゆきの地上の星もいい感じに入った。作りながら本当にドキドキした。初めてみる人たちがどんな反応をしてくれるか楽しみで仕方がなかった。【ナレーション】S～～～～～。23年前、一人の男がいた。レクリエーションで人が変わるなら、レクリエーションで学校も変わる。レクリエーションの生きる喜びづくりの切り口で学校のあらゆる活動を見直そう。そういって、YSRS・横浜市学校レクセミナーを立ち上げた。その熱い思いに共感し、一緒に時代を創ってきた教師達がいる。【テロップ】4期生　良　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　6期生　トッコ6期生　がっちゃん8期生　ちゃたもち味輝かせて楽しく生き生きとした学校づくり主体性・創造性・自己発展的・社会的承認2度の全国大会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは、先生自身のもち味を輝かせ、楽しく生き生きとした学校づくりを目指した先生達のドラマである。♪　地上の星　♪【イントロ始まる。テロップ】プロジェクトS～挑戦者たち～　【1番のみ】トシ　　　　日本中に校内暴力の嵐　　　　　　先生が変わることによって　　　　　　学校はよみがえる　　　　　　教師再創造良　　　　　キャンプファイヤーのノウハウを知りたかった　　　　　　4期キャンプグッドルッキング賞　　　　　　歌にハマった　　　　　　生徒が主体的に動く学校づくりトッコ　　　目立たない子だった　　　　　　「トッコすごいね！」の一言に涙　　　　　　初めて受け止めてもらえたボール　　　　　　みんなと一緒にがッちゃん　支配的ら反乱した生徒達　　　　　　強くも出られない、弱くも出られない　　　　　　スポットライトが大好き！　　　　　　勇気を出してちゃた　　　何事にもふんぎれない自分　　　　　　YSRSにトコトンかかわる決意　　　　　　逃れられなくなった　　　　　　期待に応えたい　自分に何ができるか歩み続ける仲間達夢は終わらない！　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪　地上の星　♪　　（フェードアウト）＜間を空けずに、スポットライト。後ろで＞♪　抱きしめてTonight　♪

2006.10.04

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Sチーム

YSRSの10月6・7日のセミナーは、Yチーム（ヤング・20期以降）Sチーム（シニア？シルバー？1期～10期） Rチーム（中間・11期～19期）の３つに担当時間を分けて、プログラムを作っていく企画だ。Sチームはこのくそ忙しい中、８月終わりから毎週1回集まって企画を練ってきた。良・トッコ・がッちゃん・ちゃたと僕の5人が、2時間45分のために本気になっている。15年以上一緒にやってきた仲間だ。企画を始めたとき、一人一人の「生き様」で勝負したいと思った。そのために、たくさんの話し合いをした。特に、一人一人のもち味を上げていく過程で、改めてお互いの素晴らしさを発見していったのがとても楽しかったし、うれしかったし、面白かった。これを表現しきることが、これからにかかっている。こんな機会は、もうないかもしれないから、精一杯やり遂げたい。

2006.09.29

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