復興庁がようやく、やっと発足したようです。
TV
では、野田総理と平野復興相が、看板の前に立ち、
今後の意気込みをにこやかに語る様子を流していましたっけ。

復興事業を一元化することは大切なことであり、
これはこれで、喜ぶべきことなんでしょうが、なんだか、
こんな映像、前にも見たよなぁ・・とついつい思い出してしまったのは、
私だけでは、なかったのではないですかね。
かつて「国家戦略室」の看板を前に、当時の政府重鎮が
力強く意気込みを語ったのは、いつのことでしたっけ
その後「国家戦略室」はなんの成果を出さぬまま、
たしか、尻つぼみになったのではなかったか。

民主党の欠点の一つは「かっこつけ」だろうと思うんですね。
マニフェストの文言は言うに及ばず、
鳩山さんの「CO2,25%削減」世界公約もそうだし、事業仕分けもそう、
震災時、たくさん生まれた会議もそうだし、菅さんの、
ヘリでの被災地・原発視察も、結果的に「かっこつけ」だった、
と指摘されても、反論しにくいだろうと思いますし。
そのどれもが、ちょっと見、かっこいいものだから、
マスコミは、拍手喝さい、大いに盛り上げたし、
その空気に乗せられ、国民もいちいち期待したものだけれど、
結果は誰もが知る通り、「結局、どうなったの?」状態なわけです。
復興庁発足に当たり、野田総理は、
「被災地の期待に応えなければならない責任の重さを感じた」
と述べられましたが、責任の重さは、3.11直後からずっとあるわけで、
今頃、感じられても・・と、思いますしね。
言うべきことは「発足まで時間がかかって、
被災地の皆さんには、ご迷惑をおかけした」ではなかったか。
そういう不満はいろいろあるんですが、
復興事業だけは、なんとしても
本気で取り組んでもらわなくては困るわけで、
今度こそ、
よろしくお願いしますよ~・・と祈りたいです。
「B層」というキーワードがあるそうです。
これは、2005年の郵政選挙の際、「スリード」という広告会社が
小泉政権の選挙戦略のために作成した企画書の中に出てくる言葉で、
「マスコミ報道に流されやすい主婦・老人・低学歴の若者」を指すんですね。
即ち、スリード社は、国民を、
A層:IQが高い、財界、大学教授、都市部ホワイトカラー、マスコミ。
B層:IQが比較的低い、主婦、子供、シルバー層で、
具体的なことは分からないが、小泉総理のキャラクターを支持する層。
C層:構造改革抵抗守旧派
に分け、B層に向かってアピールすることを、提案しているのだそうです。
実際に得するのはA層で、B層はむしろ損するかもしれない政策を、
マスコミ使った雰囲気で騙すことで、B層の支持を得る・・。
結果は誰でも知る通り、小泉政権の大勝利だったわけですが。

主婦であり、そろそろシルバー層にも組み込まれる年齢の私は、
そのままたっぷりB層であるわけで、失礼な話だ
、と思うわけですが、
B層アピール作戦は、「自分はA層だと信じている、実はB層IQ」の、
マスコミ人、財界人、大学関係者などなどをも撒きこみ、
よりパワーアップして、そのまま、効果を得ているなぁ、
と思うわけですよね。
敢えて、どれが、とは言いませんが、あの選挙や、あれやこれや・・
日本中が、B層狙いで動いている印象がある。
確かに、IQは高くはないし、その辺の主婦だし、
そろそろシルバーの仲間の私ですけれど、
だからといって、さほどでもないレベルの、政治家や財界人やマスコミに、
いいように、してやられないぞ
・・と、
決意を新たにするところなんですけどね。
いい加減、B層の見識を見せないと、
日本は危ないぞ・・と思いますけど。
岩波書店の「縁故採用」宣言が物議をかもしています。
今回、岩波が社員の募集要項に「社員や著者の紹介状が必要」
と明記したことに対し、厚労省が調査に乗り出すそうです。
小宮山大臣も、「早急に事実関係を把握したい」と、
調査に乗り出す考えを明らかにしたのだとか。
なんか「ふん
」と思いません
ずっと昔から今日に至るまで、日本の企業で「縁故」が優先するのは、
周知のことでありましょう。
表には出さないけれど、大企業ほど、
なにかしらのコネがないと、入社できない現実は、
誰がどう、弁解しようと、確実にあるわけです。
世の中は、決して公明正大でもなく、万人に公平でもない。
それが、動かし難い現実ではないか。
岩波のようにはっきりと表明してくれた方が、受験者には、
よほど、親切だと思いますけどね。
表向きだけきれいごと語って、受験者に期待だけ持たせ、
でも実はコネがないと入社出来なかった・・という方が、
よほど罪が重いじゃないですか。
それを今更、厚労省が乗り出したって・・。
そもそも、小宮山さんだって、コネなくしてあのNHKに、
入社していなかったのではないですかね。
今更、なにを・・と思ってしまう。
もっともご当人だって「立場上」の建前なのかもしれませんが。

そういう現実はあるとして、
しかし、そういった、縁故採用、コネ入社が横行してきたからこそ、
日本の企業の質が落ちている事実も、あるのだと思います。
TVの質が落ちているのも、有名人や政治家やスポンサーの、
娘や息子ばかり、採用して来たそのツケだろうと思うし、
大企業のエネルギーが衰えて来ているのも、
縁故採用を優先して来た、それも原因の一つだと思うし。
でも、世の中は、きれいごとをチョロっと言うことで、
「公明正大を目指します」態度をアピールし、
でもしっかりその裏では、今まで通りのコネ優先で、
動いていくのでありましょう。
それが、世の中・・でありますよね。
友人の大学教授(58)から、「命拾いした
」とのメールが届きました。
1月初旬の朝、血便に気付いたものの、「まあいいか」と
そのまま出勤したのだそうです。なにしろ翌日から
チリへ出張予定で、休むどころではなかったわけです。
でも、どんどん具合が悪くなり、貧血で立てなくなり、
診療所の先生に相談したら、即入院のご託宣。
決心できず、友人の医者(私の友人でもあり)に電話相談
したら、
「直ちに直近の大病院に行け
」と言われてしまったのだとか。
そこでタクシーに乗って一番近い大学病院に駆け込んだのだそうです。
その日から検査入院で、チリ出張なんてスッ飛んだわけですが、
しかしそのおかげで、無事退院。
あのまま、無理して飛行機にでも乗っていたら、
今頃どうなっていたか・・
考えるだけで怖い話です。

アルジェでの仲間の一人、42歳の頑健な公務員Sさんが、
突然、亡くなったのは、10日ほど前です。
金曜、顔面蒼白で汗をたらして苦しそうだったので、
同僚に勧められ、早退したのだそうです。
でも、月曜になっても出勤せず、連絡も取れずだったので、
心配になった同僚がアパートを訪ねたところ、玄関のカギは開いたまま、
同僚は中に入って、スーツを脱いだ状態でベッドに横たわり
亡くなっていた彼を発見した・・のです。
死因は、急性心筋梗塞でした。
Sさんの奥さんにも仕事があり、よって、2歳になる娘さんと妻は、
他県にある彼の実家で暮らし、Sさんは東京で、単身生活をしていたのです。
だから、月曜になるまで、誰も彼の死に気づかなかった。
なんともなんとも、悲しいことです。

しかし、なによりも残念なのは、誰か異常に気付く人がいて、
あるいは彼自身が、異常を意識して、そのまま病院に行っていたら、
死なずにすんだ、命だったのでは・・と思うことです。
医者の話によると、蒼白になって汗をかいている段階で、
相当に苦しいはずだが、心臓の痛みとは感じず、
胃痛と勘違いすることが多いのだそうです。
Sさんも、一晩横になれば、治るだろう・・
ぐらいに、思ったのでありましょう。
その時、気軽に電話相談できる医者の友達がいれば・・。
二つの出来事を前に、しみじみ思うのは、
「おかしい」と思ったら、無理せず、躊躇せず
すぐに病院に駆け込んでみる・・ということですね。
それが時には、生き死にの大きな境になったりもする。
そして、なるたけ、医者の友達は、大事にしておく・・ですね。
まずは、ケータイ番号、アドレス帳に入れておきましょう。