|
|
|
2016.12.09
カテゴリ：カテゴリ未分類
除夜の鐘の音がうるさい、とのクレームが来るので、 鐘を鳴らすのを中止にするお寺さんが増えているそうだ。  おかしいでしょ、これ。  そもそも除夜の鐘と言うのは何百年も続いている日本の文化、風物です。 大みそかの夜、108回鐘を打つことで、煩悩を除去し、 新たな年がいい年になることを祈る・・美しい守るべき文化です。 誰が「うるさい  」とクレームをつけたのか知りませんが、少なくとも、お寺より後から住み着いた人であるわけで、 「気に入らないなら、引っ越してくるな  」じゃありませんか。そういうクレームは無視すればいいし、世論は「なにをバカな  」と言わなくちゃいけない。 餅つき大会を、取りやめにする自治体が増えているそうです。 食中毒のリスクを避けるため・・なのだとか。 餅つきなんて何百年も続いている日本の文化・風習で、 食中毒が起こったとしたら、それは衛生管理がちゃんとしてなかったからであり、 以降、その点を注意すればいいだけの話。 それがどうして「餅つき大会・廃止」になるのか。 その思考の回路がさっぱり分からん。 そもそも何百年も続いている日本の年末の文化じゃないですか。 衛生管理なんか、いかようにもできる現代に、 廃止する必要性なんて、さらさらないと思いますけどね。 私たちは「何をバカなこと 」とこういう傾向を批判しなくちゃいけない。どこぞやのマンションで、子供が誘拐される危険性があるから、 住民同士の挨拶を禁止にして欲しい、との要請があったそうです。 本末転倒じゃないですか。 挨拶するから事件に巻き込まれるわけではない、 ノコノコ、付いていくから巻き込まれたりするわけで。 「挨拶は大事よ、でも、知らない人に付いていってはいけないよ」 と、その辺を子供たちにしっかり注意しておけばいいだけのこと。 むしろ近所の人達と挨拶を交わし、顔見知りになり、 親しく接する環境を作る方が犯罪防止にはなるはずでしょうに。 私は、孫と連れ立って歩く時、出来るだけ近所の人たちに 挨拶するよう、仕向けています。 ああ、あそこの子ね、今日も元気ね、と周辺の人達が認知してくれれば、 なにかあった時にも、きっと助けてもらえると思うから。 近所づきあいと言うのは、そういうものではなかったか。 世の中、おかしくなっています。  日本人が自分勝手になってきている、ということもあるのでしょうが、 私は、マスコミの取り上げ方もいけないのじゃないか、と思うわけです。 なにかというと「まあ、いろいろな意見、立場がありますから」 「難しいところですよね」「迷惑だと考える方達の気持ちも分かりますし」 などと、どっちにもいい顔するコメントに終始する。 今の時代、ちょっと過激な、あるいは独自の発言をすると、すぐにSNSなどで 大騒動になったりするので、うっかりしたことは言えない、 とコメント言う立場の人たちはわが身の保身を考えるのでしょうが、 そういう態度をとっているから、しょうもない理不尽で非常識なクレームが 大手を振ってまかり通ることになってしまうのですよ。 除夜の鐘は、日本の文化だ。新年の幸を祈る大事な行事だ、 文句あるなら、ハワイにでも行ってろ・・とはっきり言いましょうよ。 餅つきは日本の大事な文化で、次世代の子供たちのために、 大事に継承しなくては・・としっかり自覚を持ちましょうよ。 挨拶は人間の基本。挨拶禁止なんて、バカなことを言うでない としっかり言い聞かせましょうよ。 テレビで意見を言う人こそ、そこをしっかりしてもらいませんと。 でないと、日本のいいものは、どんどん消えていってしまいますよ。 ・・とモヤモヤすつこと多き、昨今であります。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2016.12.09 14:13:35
コメント(0) | コメントを書く |
