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カテゴリ:田中将大 ドラフト
◆1月 3日 巨人Wゲット狙う!今秋ドラフト注目株 ○松坂超え北の“怪物” 駒苫・田中 ○149キロ関西MVP左腕 近大・大隣 リベンジを誓う巨人が本気(マジ)になった。 高校生と大学生・社会人との分離ドラフト2年目。 巨人は駒大苫小牧・田中将大投手(17)、 近大・大隣憲司投手(21)の獲得を目指すことを早々と表明した。 「その年の一番いい選手を獲得する」という球団の意思のもと、 異例の早期徹底マーク態勢を取った。スポーツ報知では彼らを中心に、 今秋ドラフトの注目選手を紹介する。 130キロ台高速スライダー武器 巨人大森スカウト「プロでも即通用」 今年の高校球界は、間違いなくこの男を中心に回っていく。 駒苫のエース右腕・田中将大投手。昨夏の甲子園では、 2年生ながら4試合に登板、57年ぶり連覇の原動力になった。 さらに続く国体、明治神宮大会と制し、世代をまたいだ“3冠”を達成。 昨春の春季全道大会、対白樺学園戦に敗れて以来、公式戦29連勝を続ける チームの大黒柱だ。田中の魅力は三振が取れること。 最速150キロの直球と130キロ台後半の高速スライダーは高校生離れしている。 「三振がアウトを取るのに一番、簡単。取れる時は狙う」と不敵に話す。 数字の上では“平成の怪物”松坂(横浜高―西武)を超えた。 2年終了時点で公式戦奪三振数は松坂の208個を上回る230個。 松坂が183回でマークしたのに対し、田中は161回2/3で記録した。 だが「松坂さんを超えたのはうれしいけど、通過点」と、まだ満足していない。 “超怪物”はドラフトでの争奪戦が必至だ。 巨人は異例ともいえる早さで1巡目指名を決定した。 担当する大森スカウトは「スライダーはプロでも即通用する。 夏まで密着マークをしていく」と宣言。 地元・日本ハムも1巡目指名を決めるなど、複数球団が獲得に乗り出す。 また、大リーグ・メッツも興味を大いに示している。 今年は追われる立場になった。 香田監督は「みんな田中を研究してくる。丸裸にされる」と警戒。 だが、本人は徹底マークの上を行くため、 「体がひと回り大きくなったと言われるようにしたい。」 「脂肪を全部使える筋肉に変える」と体をいじめ抜く覚悟だ。 まずは3月のセンバツ大会。 そこには松坂を擁した横浜高以来の4冠、公式戦53連勝が見えてくる。 北の超怪物が無敗ロードを進む。 ◆田中 将大(たなか・まさひろ) 1988年11月1日、兵庫・伊丹市生まれ。17歳。 昆陽里(こやのさと)小学1年から野球を始め、松崎中では「宝塚ボーイズ」に在籍。 駒苫では2年春夏と甲子園に出場し、夏は優勝。国体、明治神宮大会も制覇した。 185センチ、80キロ、右投右打。家族は両親と弟。 スポーツ報知 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 4, 2006 08:55:54 PM
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