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カテゴリ:楽しい子育て♪大切な家族♪
やりましたね!
「おくりびと」アカデミー賞 もっくんがこんなに立派になって、 いい表情になって…(嬉し泣) そしてこの映画が、もっくんが企画して長年の思いが実ったものだと知って、 ふ~~~む、 そうか。 長く時間がかかる、ということに何か意味があったのだな~。 ここまでこぎつけたこと、 集まってきた作り手の方々、時代の流れ、日本の日常への回帰 色んな要素が熟成して、実ったのだな~と 本当に嬉しく思いました。 私は、といえば 数ヶ月前 近所の映画館で、予告の映像を見ながらも、 どうしても見る勇気が出なかったのです。 3年前の記憶が、まだ鮮明すぎるからかもしれません。 自宅1階のリビングで 介護していた夫が亡くなったとき、 あわただしく人が出入りし、 おまけにエムコはインフルエンザで高熱を出し、 義父は、呼吸器の発作を起こして、救急車を呼び、 ジャンは大学受験の、まさに試験を受けてる日で、 何か、こう書いていると、どたばたドラマのようですね。 今の私は、 当時の私の所に飛んでいって助けてあげたい位^^ そんな中で、最後の処置をしてくださっている訪問看護の看護師さんに 夫の最後に着せてあげたいものを選んでください、といわれました。 ああ! そうか。 彼はパジャマだ! 私は2階に駆け上がって、 クローゼットの扉を開けて考えました。 ええ~~っと、ええ~~~っと 何を着せたらいいんだろう?? ゆっくり考えてる暇はないんですよ。 う~~~ん。 スーツ? いやあ、仕事から解放されたいだろうから、 違うだろうな~~。 釣りが好きだったのだけど、 釣り用のポケットのいっぱいついたジャケット? う~~~~ん。 たぶん、ふさわしくないだろうなあ。 え~~~???? どうしよう・・・・ 誰かと相談しないといけないのかなあ。 でも、 忙しさにかまけて整理整頓を怠ってましたから こんなごちゃごちゃのクローゼットは、誰かに見られちゃ絶対まずい… なんて、そんなこと言ってる場合ではないですが それに、 その時は、義母は義父の病院に行ってましたし 私が決めなくては、誰が決める? 結局私が選んだのは スポーツ好きの夫が、好んで着ていたゴルフシャツ。 家族で旅行した時、気に入って買った大胆な柄のシャツ。 大急ぎでシャツとズボンを持ってリビングに行きました。 看護師さんが、丁寧に体を清めてくれて 夫はゴルフウエア姿になりました。 太っちょだった夫は、 療養生活の間に、すっかり痩せていました。 パジャマのときは目立たなかったけれど、 シャツもズボンもゆるゆるになっていました。 あれでよかったのかな。 もしかして、とんでもなく場違いなことをしてしまったかも… そんな思いが今もあります。 だから、「おくりびと」を見るのは もう少し後になると思います。 でも必ず見たいです。 日本人の心を表現してくれた映画だと思うので。 この快挙を、嬉しく思っています。 本当におめでとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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