今年から始まった新しい時代を幸せに生きていける人は
お正月を迎えてあっという間にねずみ年も4週目を迎えますが今年は新しい時代を迎える最初の年ですので、新しい時代を生きるのに必要な事をコツコツ積み重ね、「自分が本当にやりたかったことをやり」「悔いを残さない年」にしたいですねそれにしても月日のたつのは早いもので、1日は、アッという間に過ぎ去ってしまいます。私たちの一生に与えられた時間には、限りがあることはわかっていても日常の中では「時間の大切さ」を感じている余裕がないのが現実ですが、時間の大切さを理解して過ごすのと、そうでない過ごし方では幸福感や満足感にも大きな差が生まれてくると思いますよく聞く言葉に「時は金なり」があります。英語のTime is moneyを直訳したものですが「時」は目に見えずとも、お金と同じくらい大事なので無駄にしてはいけないという・・・時間の尊さを教えたベンジャミン・フランクリンの格言ですねでもこの意味がよく分かっているようで、以外に知られていません例えば机の上に書類が山積になっている。コンピュータの中で文書や表が管理されていない。よく見かける風景ですが、この資料が欲しいと思ったときにすぐ出てくるものはめったにありません。では、資料を探している時間が「お金」だと考える人はどれくらいいるでしょう。節約といえば、即「お金」のことが浮かびますが時間も同じですね。それではここで「時は金なり」の意味をより深く理解していただくために次の様な銀行があると思ってくだいその銀行は、毎朝 あなたの口座に86,400円を振り込んでくれます。同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。つまり、毎朝振り込んでくれる86,400円をその日中に使い切れなかった金額はすべて消されてしまうのです。 あなただったらどうしますか?勿論、毎日86,400円全額を引き出しますよね。私たちは一人一人が同じ銀行を持っています。それは時間です。あなたには毎日86,400秒が与えられています。1秒が1円とすれば一日は24時間ですから86400円が、誰にでも秒同(平等)にもらえます但し、あなたが上手く使い切らなかったお金(時間)は消されてしまいます。このお金は、翌日に繰り越すことはできません。あなたがその日に、全て使い切らなければ、それを失ったことになります。だから、与えられたお金(時間)を最大限に活用しましょう。しかし、一日は24時間、これは誰にでも平等にもらえますが使う人によって誰にも等しいわけではありません「1日がもっとあればいいのに」 「やることがありすぎて、時間がない」 こういう風に言っている人もいます 確かに1日を「たっぷり」と使える人がいます 逆に1日が「速く」過ぎてしまう人もいます これはいかに時間を有効に使うかによる差なのだと思います 私たちが1日を「たっぷり」と使うための秘訣は 時間を「かわいがってあげる」ことです 「かわいがる」とはせっかくやってきてくれる時間を大切に思い 効率よくしていくことです やらなくても済むことは捨ててしまうことです 多くのものを抱え込みすぎることが良いと思うかもしれませんが これは時間を浪費してしまう原因になってしまいます 時間は貴重なものです 有意義な過ごし方をしましょう! さて、つぎに大切にしたい時間は"体内時計"この"体内時計"が私達の生活は様々なリズム(周期・サイクル)に影響されています。地球が太陽の周りを一周する365日の公転リズム、春夏秋冬の季節のリズム、地球の自転による1日24時間のリズム、これらリズムと同調しながら生を営んでいます。体内でリズムを刻んでいるのが「体内時計」ですね体内時計が睡眠・食事・運動などの生活リズムをコントロールしています朝になると目が覚めるように体に指示を与えたり、夜になると眠気がでたり体温やホルモンの分泌など、さまざまな生理現象がコントロールされていますこの体内時計は、以前は脳だけにあると思われていましたが最近、体中にあることがわかってきました 実は体内時計の正体は・・・・・・?「時計遺伝子」と呼ばれる、全身の細胞に存在する遺伝子だったのです!全身に存在する体内時計を統率する「親時計」は、脳の中にあります。朝起きて光を感じると、脳の親時計は世の中の機械時計に合わせてリセットしてその時間を全身の時計に伝えます。全身の時計を朝に合わせられる機能を持っているのは「親時計」だけです朝、脳内の親時計は光を感じて時計のズレをリセットし自律神経を「活動モード」に切り替えます。一方夜は、親時計が自律神経を「休息モード」に切り替えメラトニンというホルモンが分泌されて、全身に休息の指示を伝えます。ところが夜遅くまで明るい光を浴びていると親時計がまだ寝る時間ではないと勘違いして自分の時計を巻き戻します。するとメラトニンも分泌されず、体内時差ボケが進行します。これが進行すると体のリズムが崩れ、美容と健康に害を与えてしまいます。さらに体内時差ボケが進行するのは、夜に強い光を浴びるだけでなく休日の寝だめ、朝の二度寝、などがあげられます。体内時差ボケを防ぐポイントは「朝起きる時間」を毎日なるべく同じにすることですそれから最近の研究で体内には「第2の親時計」が存在していたことがわかりました。これがずれると、ますます体内時計の乱れが進行してしまうことが判明! 一体その「第2の親時計」はどこにあるのでしょうか!?「第2の親時計」は消化器官にある「腹時計」です!この「腹時計」が乱れてしまうと、とんでもないことが起こります。夜、たくさん飲んだり食べたりすると、すでに休息の時間帯に入っていた消化器官が働き始め、自分の時計を活動時間に変えてしまいます。さらに他の器官の時計も自分に合わせて動かしてしまうのです。親時計の指示に従わず、勝手にズレてしまった体の時計たちに脳の指示系統は混乱し、やがては脳機能低下に陥ってしまいます。専門家によると、不規則な生活を続けているとゆううつだとか、イライラするとかうつのような状態になってくることが多くなるそうです。体内時計の乱れが長期的に続くと、うつだけでなく、記憶力の低下や、とくに高齢者の場合「認知症」の危険性にもつながることが指摘されています。ですから「脳の親時計、腹時計」の2つを合わせるには[1] 夜10時以降大食いをしない、[2] 毎朝起床時間を同じにする[3] 起きたら光をたっぷり浴びて、すかさず朝食を食べる、などを守り、その時間を大切にすれば美容と健康に多いに活用され病気になって治療代や薬代としてムダなお金を使うことがありませんまさしく体内時計の時間を大切することは「時は金なり」となります今年から始まった新しい時代を幸せに生きていける人は時を上手くいかせる人で「自分が本当にやりたかったことをやる人」と定義してみましたいかがなものでしょうか?