カテゴリ:すっとこな家■入居編
我が家の暖房機は電気の『蓄熱暖房機』です。
メーカー・北海道電機さんの『暖吉くん』を使っています。 『蓄熱暖房機』とは、深夜電力などの割安な電気を利用して暖房機の中のレンガに 熱を蓄えて徐々に放熱して部屋中、しいては家中を暖めるものです。 北海道電力のドリーム8を契約していますので、夜間の電気代は昼間の約5分の1です。 W(゜o゜)w 給湯もマイコン型電気温水器を使っていますので、 マイコン型電気蓄熱暖房機とペアで割引制度があります。 また、電気温水器&蓄熱暖房機などの夜間蓄熱機器容量を10分の1にして計算するので 基本料金が割安になります。 我が家は共働きで昼間は家にいませんから、 夜に洗濯機を回したり、 (あるいはタイマーを使って、朝起きたら洗濯が終わっていて干すだけにセットしておく) 夕食後の食器はボールにつけおきしておき、11時になってから食洗機にかけたりして 約5分の1の電気代をフル活用しています。 電気や灯油のパネルヒーターよりはかなり大きく場所を取ります^^; これはリビングにある我が家で一番大きい『蓄暖』です。 マイコン型でファンタイプのMHS-6000(6.0kw)です。 大きさはW1,404×H645×D255もあります。重さも300kg以上あります。 この『蓄暖』の上の白いカウンターは引越し1週間後に造作取付けして貰ったのですが、 引越し当日、カウンターが無かったので『蓄暖』の上に荷ほどきで出てきた新聞紙を数枚敷き その上に電話機を置いて寝た所… 朝、起きてみてびっくり~!! 電話機が熱で溶ける寸前で~し~た~ぁ щ(´□`)щ 夜中の間に『蓄暖』に熱が蓄えられるので朝には素手で触れない程になってます。 その上に新聞紙を敷いてはいましたが、電話機はもうもう指で押したら グニョってなりそうな位にアツアツになってましたから~。 引越し早々、電話機ダメにしちゃうトコでしたが、 すぐさま寒い冷たい場所に移動させると大丈夫でした^^ あとから会社でこの話をしたら、以前に建てたオーナーさんでやはり洗濯物が乾くのでは?と 『蓄暖』の上に塗れた衣服を置いて本当に火がついたお宅があったとの事( ̄▽ ̄;)!!ガーン 人がいたので火事にはならなかったそうですが、 新築の家が火事にでもなったらそれこそ目も当てられません。 私も反省です。 で、今はカウンターが取り付いてますが、朝起きたらカウンター下は熱くなってます。 火事は出ない程度だと認識しております(^~^) さてさて、話が脱線しました。戻します。 『蓄暖』はどの部屋もほんわか暖かくて、 外から帰って来ても「あたる物が無い」と思っていました。 間違っていました。 ファンタイプの『蓄暖』はファンを入れれば温風がドバーーっと出てきますので 「背中あぶり」も可能ですヽ(´~`; ォィォィ このファンタイプは蓄熱残量がボタン1つでわかるようになっています。 Hi→70→50→30→Lawの順に熱量が少ない事を表します。 夜9時頃で「50」の残量ですから、まぁ大丈夫ですね。 これはダイニングにあるマイコン型でファンタイプのMHS-3000です。 容量は3.0kw、大きさはさっきより小さくW772×H645×D255です。 床がテラコッタなのですが、下から温風が出て暖めてくれるので 「床暖?」って思う程です。 スリッパ要らずで驚きました(」°ロ°)」 この上に窓があってプリーツスクリーン を付けているのですが、 朝スクリーンの下が異様に熱くなっているので寝る前に少し丈を短くするようにしています。 和室の『蓄暖』もこれと↑同じなのですが、縦型ブラインドがギリギリまできてるので これから『蓄暖』+カーテン選びをされる方は寸法に要チェック!!です。 ユーティリティの『蓄暖』はマイコン式のファンレスタイプです。 横に電気温水器があるので容量も小さいです。 MHS-2200(2.2kw)でW783×H635×D165です。 ファンはありませんので自然放熱のみですが、 上のカゴの中にタオル類を入れて置いているのでいつもホカホカです^^ このファンレスタイプは蓄熱残量の表示が出来ません。 触ってみて冷たかったらもう残量無しって事なのですが、 そんな事になった事はまだありません。 3Fのピアノスペース横にあるマイコン式ファンレスタイプです。 MHS-3300(3.3kw)でW1,096×H635×D165あります。 大きさ的にはリビングの次に大きいのですが、 暖かい空気は上にあがっていくのでファンが無くても事足りています。 この他にも1F玄関、和室、寝室、子ども部屋にも1台ずつありますが、 容量とファン有りか無しかの違いだけです。 基本的にスイッチを切る事が出来ないので (夜中に蓄えた熱を無くなるまで放熱するのが大前提)、 引越してきたばかりの頃は微調整が出来ずに窓を開けたりしていました。 2Fは丁度いい気温なのに3Fは半袖でいい位に熱く、1Fがスースーする。 間仕切りが少なく、それに階段が透かし、ドアも少ないから 空間が開けっぴろげで暖かい空気は上に溜まる。 吹き抜けのシーリングファンを回したりしながら、 どの位の量をどの『蓄暖』に蓄熱すればいいのかだんだんわかってきた所です。 想定外だったのが、トイレです。 パネルヒーターだとトイレにも取付け出来てホカホカ暖かいのですが、 『蓄暖』は大きく場所を取るので普通トイレにはつけません。 朝、トイレに行くとその空間のみが寒いのです。 普段はトイレの戸を開けています(っ´Ι`)っ 引き戸にしておいて良かった。 10センチ位開けておくだけでホカホカです^^ ドアだったらダラシナイ感じだったかも 『蓄暖』は季節の変わり目の春&秋の調整が難しいと聞きます。 急に寒くなったり、暖かくなったりした時の微調整が出来ないからです。 私の勤める会社の設計室にいるTさんは自宅を建てた時に『蓄暖』にしました。 初期投資がかかっても、場所を取っても、床に補強が必要でも、微調整が難しくても 安い深夜電力を使ってどの部屋も均等に暖かいのは 私にとってもTさんにとってもポイント高しでした。 「マンション住まいから戸建てになると最初は寒く感じるよ~」なんて言われてましたが、 今は以前のマンションより暖かいと感じています。 まだ電気料金が来ていないので何とも言えませんが、暖かさに関しては合格!!です。 どうです? ITUKUさん、参考になりましたか?∪・ω・∪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.03 02:16:04
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