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カテゴリ:ダイエットの味方「甘い物」
◆ “ウソの甘さ” ではごまかせない!
脳の主な栄養は、 たんぱく質でも、ビタミンでも、ミネラルでもなく「 ブドウ糖 」 です。 しかも、1時間に5gも消費するのです。 “ ノンカロリー ” を謳ったダイエットフーズでは、 その脳の主な栄養の 「 ブドウ糖 」 が含まれていません。 こうしたものの甘さというのは、人工的につくられた甘味料の味。 ウソの甘さ、というわけです。 もちろん 一時的に胃が膨らみ、満腹感は得られますが、 このようなものをいくら摂っても 本当の意味でヒトは満足しないのです。 だから、満たされない脳は、 いつまでもあなたに何かを食べさせようとして、 ●ずっと食べ物のことを考えさせ ●一度食べると、食べ続けさせ ●いつ食べられるかわからないから一気に大量に食べさせる ということをするのです。 「 脳はどうしてそんなことをするの!? 」 と怒らないでください。 私たちの体にエネルギーが不足したら 弱って、死んでしまうように、 脳にとってのエネルギー源 ( =ブドウ糖 ) が不足してしまえば、 大変なことになるのは容易に想像できることです。 脳に充分なエネルギーが無い、 ということは、脳はその “ お仕事 ” を 充分に果たすことができなくなるということ。 すると、 ● 思考する ● 感情をコントロールする ● 動作する ● 心臓を動かす ● 体温維持する ● 血液を循環させる ● 排便をうながす ● 髪・爪をつくる こうした 「 頭脳作業や全身にかかわること 」 に ネガティブな影響が現れやすくなるのです。 こうしたネガティブな影響を必死になって避けようとする脳の叫び ・・・ それが、 「 おかしな食欲 」 の正体です。 言葉を発することのできないエネルギー不足の脳が取る、 そして、私たちの体を守るための 「 強行手段 」 なのです。 この 「 おかしな食欲 」 を抑えるための唯一の方法は、 適量の “ 本物の ” 甘いモノを摂ることです。 “ 本物の ” 甘いモノは、 摂って10分もしないうちにブドウ糖になったあと、血流に乗り、 すぐに脳に届けられます。 もちろん、 エネルギーを得た脳は満足しますから 「 おかしな食欲 」 はストップすることになるのです。 ◆ 蓄え機能のない脳だから このことは、「 空腹 」 ということだけに起こるわけではありません。 成長期にある子供がひんぱんに “ 甘いモノ ” を欲しがる というのも脳からの 「 ブドウ糖欲しいよ~ 」 というサイン。 成長期の子供の場合、 身体を動かすから甘いモノを欲しがる ・・・ と考えられていますが、それと同時に 彼らの脳では、大人以上に大量のブドウ糖が消費されています。 脳は、他の臓器と違って、栄養分を蓄えておくことができません。 そのために、消費が激しい場合は、 不足が起こらないよう常に補給をしなければならないのです。 それが、子供の 「 いつも何かを食べたがる 」 の原因というわけです。 でも、これは成長の過程では当然のこと。 子供にとって、“ 甘いもの ” は、 体と脳の成長のための大事な栄養なのです。 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ヒトの体も “ ホンモノ ” でしか満たされません。 私たちは 「 食べる 」 ことで生きるのですから、 イミテーションのエネルギー源で生命の維持ができるはずはないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月21日 07時16分35秒
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