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カテゴリ:子どもが素直で健康になる食事法
妊娠初期には悪阻(つわり)で悩むこともよくあります。
こういう時には、無理やり食べ物を詰め込む必要などありません。 悪阻のときには、肉とか油っこい食事は食べたくないものです。 逆に、おにぎりやさっぱりしたお茶漬け、雑炊などは 喉を通ってくれるはずです。 ご飯さえ食べていれば、 最低限のエネルギー補給はできるのですから、 他のものがあまり食べれないからといって、 心配することはないのです。 それよりも「お腹の子どものためにはたくさん食べたほうがいいのに、食べれなくて…」 などと悩むことのほうが問題です。 悪阻の原因には、 ストレスなどの心理的要因が占める割合も大きいのです。 悪阻を軽くすませるためには、 明るい気持ちで毎日を過ごし、 睡眠も充分に取ることこそが大切です。 妊娠中毒症で悩む女性も増えてきているようです。 これは、塩分の摂りすぎが原因と考えられているようですが、 実は、やはり高タンパク、高脂肪食こそが問題なのです。 妊娠中は、胎児を育てるために、普段にも増して 多大なエネルギーが必要とされます。 それが、高タンパク・高脂肪食を摂っていたのでは、 それらを分解処理するために、 肝臓や腎臓でかなりの量のエネルギーが 使われてしまうことになります。 つまり、エネルギーの無駄遣いとなり、 その分、胎児の成長のために使われるべき エネルギーは減ってしまうのです。 どっちに転んだところで、高タンパク・高脂肪食は、 妊娠中の女性には百害あって一利なしです。 しかし、はからずも妊娠中毒症になってしまった場合には、 どうすればいいのでしょうか。 妊娠中毒症の食事療法の基本は、 まず塩分制限はもちろんのこと、 肉、魚、牛乳、豆腐などといったタンパク質の多い食品を控えめにし、 油を使った料理は一切避けるようにする。 そしてご飯をきちんと食べて、 胎児へのエネルギー補給を欠かさない。 こうした食事を続けてこそ、 徐徐に体内の代謝機能も高まってきて、 妊娠中毒症を根本から治すことも可能となるのです。 胎児のためにも母体のためにも、 普段から正しい食事を、 とういうことを肝に銘じてほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月12日 13時42分29秒
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