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テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:社会
自衛官採用は高倍率の難関だということですがこれにはカラクリがあるのです。全国各地に自衛隊地方連絡事務所というものがあり、そこで勤務する自衛隊の広報官(俗に「地連のおっさん」と言う)という人々がいます。彼らの仕事は自衛隊のための人材確保ですが、その流れにあって採用試験を受ける頭数を確保し高倍率になるよう仕組むことも彼らの重要な仕事です。そのように仕組んでいるのですから高倍率になるのは当たり前なのです。
まんまと憲法を改定され、自衛隊がはれて軍隊となっても徴兵制をとる必要はないという意見があり、その根拠として自衛官採用の高倍率が引き合いに出されたりしますが、事実に鑑みるとそんな論法は破綻しており単に「アホな意見」となるわけです。 実際に殺し殺されする組織に、好きこのんで入ろうとする日本の若者は少ないでしょう。「地連のおっさん」たちも人材確保に大変苦労すると思います。そこで、露骨に徴兵制と言わなくても強制に近い形で軍への召集が行われることが予想されます。下手をすれば、「畏れ多くも畏くも天皇陛下」のご命令というものが復活し、兵役の強制を正当化するかも知れません。おぞましいことです。 軍隊ができ、すわ戦争となれば、結局私なども召集され、年下の軍曹だか曹長に怒鳴られ殴られながら辛い兵役につくことになるかも知れません。私は殺すのも殺されるのも嫌ですから、現在の日本国憲法は死守したいと思います。少なくとも現憲法下では兵役を強制することはできません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月15日 22時37分05秒
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