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2月のアニメに続き、フランスで制作された実写版を観に行った。 実写版といえば、26年前のジャッキー・チェン&後藤久美子の香港版。 一応役名は“リョウ・サエバ”だが銃を殆ど使わず、カンフー&アクションという“いつもの”ジャッキー映画。 (原作の北条 司氏も同様な感想) 吹替も当然神谷 明ではなく、ジャッキー専属の大ベテラン・石丸博也。 加えて後藤も本人の声ではなく、声優の吹替なのには・・・ そして韓国でも「シティーハンター in Seoul」が制作されたが、 主人公の父が南米のゲリラ時代に地雷で脚を失う所を除けば全く別物のストーリー。 そこへいくと、今回はかなり創り込んでる。 監督&主演のフィリップ・ラショー 彼は子供の頃からフランスで放映されたアニメ(現地タイトル“ニッキー・ラーソン”)の大ファン。 パンフレットに載ってるクーパーにも・・・ 映画化権獲得の為、脚本を持参して来日し、北条氏から快諾を貰ったとか。 そして声優。 当然アニメ版の神谷 明&伊倉一恵続投と思いきや・・・ 神谷氏から「今の自分では出来ない」と固辞し“七色の声を持つ男”山寺宏一を指名。 山寺は若手時代、ほぼ毎回エキストラ役で出てただけに、拘りは充分。 ブラピを演じる時の低音が基本ながら、三枚目の時は神谷氏を彷彿させる奇声に 香役も「三代目峰 不二子」の沢城みゆきが全く違和感ない。 アニメ版&映画版を描き分けたアニメーターさんの神仕事 因みに神谷&伊倉氏はゲストキャラとして参加。 神谷氏は70歳越えてるにも拘わらず、相変わらずの美声 ただ、毛利小五郎降板の辺りから明らかに"干されてる”のが惜しまれる。 海坊主:玄田哲章 野上冴子:一龍斎春水 槇村秀幸:田中秀幸 海坊主&槇村の再現性の高さは抜群 ただ冴子はフェロモン度が薄かった(パメラ・アンダーソン位の色気があったら・・・)。 でもアニメに続きオリジナルキャスト再集結は、マニアに堪らん (ジェロム・レ・バンナがギャングの手下役で登場) ストーリーはドタバタ喜劇だったけど、ラショー監督の"原作愛”がハンパなく、面白かった。
ぜひ続編を作って欲しいと思う。 日本の実写版は明らかにイメージと違う上、大根ジャニーズ&EXILEばかりの安易なキャスティング この発想が変わらん限り、マトモな実写は出来んな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.07 22:47:00
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