プレーヤーとして演出家として
12/18(月)晴れ。北風が冷たいと感じるようになってきた。寒いけど、凛としていて気持ちのいい季節。本番まで、あと2日となった。明日には劇場に入り、翌日の本番に備える。【K’s】 として舞台を行うのはこれで3回目。3回とも、 【鼓太郎】 が演出家として作ってきた。今までは、舞台稽古の時間を優先して作り上げてきた。しかし、今回は 【鼓太郎】、本人に撮影の仕事が入り両立しながらの本番を迎える形となった。あいまいなテレビ業界のスケジュール出しに、舞台に立てる日さえ、いつになるのか分からない状況。プレーヤーとしての、【鼓太郎】 。そのせいもあってか、演出にも熱が入る。細かい手の動き、足先までにも目を光らせる。連日の通し稽古。多い日など、日に3回も通した事もある。その意味合いを今日になって私は知りました。あるシーンでの事。【鼓太郎】 の目は、セリフを言ってない役者に向かっている。セリフを言っている役者に目が行くのは、当然の心理。なのに、そっちを全く見ていない!そしてセリフを言ってない役者へのダメだし。『人のセリフ、ちゃんと聞いてる?君の事もきっと、誰かが見てるよ。』なるほど。。。演出家としての、【鼓太郎】 。細かい芝居作りがどういった効果をもたらすのか?セット、照明、音響。すべてが揃った本番が待ち遠しい。 STAFF BLOG BY MASAYO MAEDA