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三十路で徒然・・・

[子育てで徒然・・・] カテゴリの記事

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『左手一本のシュート』を良い面だけの話と捉える授業は道徳として適切か？

　　　これ、少し前に『学校の道徳授業』に対して疑問があるとした日記の”ブツ”です。　世間では”美談”になっているようですがこれが息子のクラスで道徳教材として使われ、無批判だったようなので（公開授業）息子と話しちゃいました。　勿論本人の努力や周囲の協力という”点”で見れば美談ですが、１）競争相手がチーム内に居て、対戦相手が居るスポーツで行ったという”点”で私は美談としては捉えられない児童が居てもよいのではないか？２）そもそも試合で更なる事故につながらなかったから美談化されているが、まったく別の結果を想定しない視点は？　等という点で　授業進行に注意を要する素材と感じたわけです。　その教師がやたらと資料を配るんですが、この資料には主人公が”先天的な病があった”という点は割愛されています。　そしてその授業後の学級通信では児童の感想を実名入りで列挙してきているのですが　どれも友情賛美・・・。　バスケで３０点差をつけたら試合に出す（監督の出した条件）って大概な条件ですが、それ以上にそんなリハビリ途上の選手を　走るスポーツのバスケで出されて相手チームはどう感じただろうか？　控えの選手は点差がつけば実力を示すわずかなチャンスなんですよ。それを奪ってしまったことをバスケにかけていた主人公が気を使えないってどうなのよ？　接触ﾌﾟﾚｰがあるスポーツでそんな変な状態の（相手からすれば詳しい事情など知るまい）人が居て・・・もし転倒・事故なんてなったら・・・。　指導者は勿論、チーム全体、学校や保護者にいたるまでどうなっていたか？　　私は学校教育で『交通マナー』とか、『法的なルール』は学ぶことが出来ても、授業体系として道徳観念を指導できる教師なんて殆ど居ないと思っています。いじめの対応とか、その後の教育委員会まで含めた対応まで見ても美徳感覚が狂っているんですよ。　私のほうが狂っているかもしれないということは否定しませんが、この主人公は例えば『チームに貢献したい』という意識であるのならば、マネージャーとして・・・とか他の方法で目標設定することも出来たはずです。本人のこだわり等諸々の事情はあるのでしょう。が、それでも　こうしたことから下種な私はＶＴＲで倒れたシーンに　学校側やチームが弱み（悪質な接触ﾌﾟﾚｰによる転倒とか）を握られているんじゃないかと勘ぐっっちゃいましたよ。　　繰り返しますが　本人の努力や周囲の協力という”点”はもの凄くエネルギーを使うし、”相手”を意識しなければ素晴らしいことなんです。　だけど、人間って社会の中で生きていくものだというのが私は前提だと思っているんです。（よく漫画などである『負けた相手の気持ちを　勝者は背負っていくんだ！』的な話は大好物です）　なのにこれは編集したり間で伝えるものの恣意的なものなのか・・・。　少なくともこの授業を進めた息子の担任は美談に目がいって”相手”が見えていないと思いますよ。　　結論を言えば学校教育での道徳は『日常･学校生活での道徳観念・行動から伝えることが出来ていないのなら発信者・感受者ともに駄目だろう』というもの。　参院選でねじれも解消。自民党は各方面で改革に乗り出せる体制は整ったといえます。　だけど少子化対策は勿論でしょうが、親が子供を育てない（鳩山元総理は「子供は社会で育てる」を標榜してましたね・・・）という風潮の下、共稼ぎ上等、保育園上等、結果失業率UP、引きこもりUP、労働環境Down、待機児童UP、社会保障費拡大、社会モラルDOWN・・・。　今はまだ良いとして、教育のマイナス面が顔を出すのは１０～１５年後のこと。　その時に責任を取る人、取れる人なんて居ないんですよ。　　すげぇジジイやババァが元気な社会であったとしても、その先は若年者が社会を支えるんです。　その若年者が年長者の苦言を聞くと思います？　散々放置した彼らの言うことを。　長幼の序、温故知新・・・死語でしょうね。　美談を作りたがるのはそれを求める気持ちが強い社会風潮があるからでしょう。　美談を美談として捉えられる感性は尊いものです。　が、道徳を教える目的ってなんなの？　根っこが腐った制度改革や　形だけの教育改革なら教師の・・・それも”本当に頑張っている先生たち”（確実に居るんですよ！）ではない、職業学校教諭たちの言い訳を増やし、学校を児童・保護者まで含めて腐らせるだけですよ。　制度として教えないと・・・・いや、制度として、形として教えられるほど単純なものなの、道徳って？　　先生は勿論お手本になって欲しいですよ。あくまでお手本ですよ。　学校だけに押し付けた教育で、基本的な社会モラルが狂った子供を・・・複数の子供を預かる中から矯正するのって簡単だと思いますか？　教師を尊敬するのは結構なことだと思いますが、神聖視して人間扱いしないのなら・・・家庭での教育をドリルや受験勉強という偏差値教育だと考えているのなら家庭も学校も国も教育なんてやめちまえばよい。　エリートと落ちこぼれ、効率と非効率。　人間は多面的にできているという認識が無いのなら教育なんて言葉は糞でしょう。　私は『左手一本のシュート』を打つ為に努力した人間を否定してはいません。　だけどこれを使った道徳の授業や動画から　何かがおかしい。何かが引っかかるわけです。　努力は報われたほうが良いに決まっている。　だけど、その努力は”方向性”は関係ないのでしょうか？　出番を失ったほかのチームメートは？　対戦相手は？　この話は違うけど、悪い努力や協力もすばらしいことになっちゃうの？　ちがうでしょ・・・　かつて自分もガキだったわけで、道徳の授業は「誰々の気持ちはどうだっただろうか？」なんてのが殆どでした。　学芸会で主人公は一人であることを認めない人たちが　他の登場人物の気持ちの存在を無視するのはいかにも滑稽でしょうに。　　　　　　　

Jul 22, 2013

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腐れ縁・雑種の勧め　

　親戚の子が私立幼稚園→私立小中大一貫校に行くそうです。　因みに女の子。　今回はこのことに対する批判というか、懸念の指摘。　私のおじさん・・・この子の祖父は地元で仕事をしている関係からも　地元の幼稚園、学校に通わせたかったようです。　私は大学まで含めても東京都の中で収まっていますので比較的地元志向であるといえます。　で、この年齢になってみると、『他人は自分を映す鏡』というのを実感します。　自分が相手に対して苛立つ要素だとか、面白いと感じる部分、ありがたいと感じることなどが出てきます。　ただ、これって短期間のつきあいで発生して、その付き合いが切れてしまうと”その時だけ”になりがちです。　ところが、これが幼稚園くらいから知っている（友達とは思わなくても可）奴だと紆余曲折はあっても相手の変化は勿論のこと、自分が相手に対する見方が変化していることに気づけば”自分自身の変化”を認識することもできます。　これが仕事での付き合いから発生した要素というのはメリット、デメリットを追いがちで今一歩踏み込めなかったりする印象があります。　小学校時代に虐めにも合いましたが、殆どが隣接する公立中学に進む環境では　『最悪嫌でも９年間同じ空間で過ごす』ことが強要されます。　ただ、この時期に『長期間付き合う相手との処方』を自分の中に作らないと社会に出てから・・・（これは主婦になると近所づきあいでさらい厳しい）まぁ、どうにもならんわけです。　そして、同時に相手の動きを心身ともに見ようとすれば『本当の自分』（夢見がちな言い方ですが・・・）にはなれなくとも、自分が”他人”という成分からもかなりの部分成り立っていることが判る。　　＝社会的動物　であるところの人間が見えてくるわけで・・・。　私立でも幼～大学まで一貫なら同じことだろう・・・そう取られるかもしれませんが、少なくとも通学に電車を使わせているようなところでは　なかなかうまくいかないだろうなぁというのは通勤時にそうした子供の言動を見ての感想。　目線が狂っちゃうんですよ。　　特に女の子。　純正栽培のように言われる効した私立ですが、大人の薄汚い部分が一足飛びに成長しちゃったりする。　　歳をとれば自然に加わるものなのに・・・。　自分のHomeをどこに定めるかは人それぞれですが、自分が簡単に排除できない時期だからこそ義務教育の時期には多くの交わりを持って雑種になることが必要だと感じます。　それも、できることなら好き嫌いを超えてできるだけなが～く。　相手を許すことができない人に、許す＝許容する部分を認めることのできない人に先につながる付き合いも、取引も難しいと思うんです。　そのための下地が認められない社会になっているのはなんとも。。。ねぇ。　　　と、会社でのお話も拙速で近視眼的で相手を省みないものになっていると見ている会社勤めの人は思うのでした、と。

Mar 7, 2013

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保身は人を狂わせる・・・・

　隣国大統領の発言は残念です。　何が残念って彼は隣国では伝説的サラリーマン。　損得に生きる経済人です。　　感情の国とはいえそのリスクをとってまで切るカードではないですよね・・・。　経済人ですら保身の為に損得勘定すらできなくなるって哀れであり恐ろしいことであります。日本でも民主党政権下において松下政経塾生が評価を地に落としていますが、商売人が自分の商圏を守る為の（＝自分の商売を優先的に長期にわたって栄えさせる）勝負ができないのってその端くれとして絶望的ですよ・・・。　さて、保身というのは以前『クビ論！』でも触れられていたように『ＮＯ．２つぶし』・・・つまり自分の立場を脅かすものを排除することが典型的です。　排除せずとも後進を育てなければ企業なんてライフステージが直ぐに『老人』になり先はなくなります。中小零細企業にとっては致命傷になりますやね。　これ、子育てにも共通です。　自分の役割認識が甘ければ後進に対して正しい対応は出来ない。　ちょうど良い記事が有ったので自戒を込めて。　日本赤ちゃん学会理事長「育児を安売りしているのでは」　（ 8月15日産経新聞より）【新・関西笑談】日本赤ちゃん学会理事長　小西行郎さん　－－先生自身の子育て経験を聞かせてください　小西　３男１女を育てました。特に長男が生まれた翌年に、次男と三男が双子で誕生したので大変でした。妻も小児科医で、同じように忙しくしており、手分けして子供の面倒を見ていました。　－－具体的にはどんなことを　小西　おむつを替えたり、食事を食べさせたりと、生活に必要なことは一通りやっていましたよ。当時は自分もしっかり育児に関わっているんだと自負していた。でも今思えば、自分はやりたいときにやっていただけではないかという反省もあります。　－－反省とは　小西　男の育児は能動的で、やりたいときにやり遊びたいときに遊ぶ。勝手なのかもしれない。でも母親はそういうわけにはいかない。受け身で待たなければならない場面も多い。子供はいざというときにはお母さんを頼るものです。それと末っ子は女の子で、目に入れても痛くないとはこのこと。でもそれが娘にしんどい思いをさせたのではないかという反省も。愛情を押しつけることで育児がうまくいくというのは違うと思うようになった。　－－共働きが増え、最近はイクメンという言葉がはやりですが　小西　イクメンにイク爺。こんなに育児を安売りする国は少ないのではないでしょうか。「誰にでもできる育児」のようになっている。そんなに簡単なものじゃない。育児教室に行くと、最近は男性の姿が目立ちます。ただ、話を聞いていると、ほとんどが母親の代行という意識で、お母さんがすることを学んで子育てに参加するというだけ。それぞれの父親が自分にしかできないことは何かと考えるのも大切なんですよ。　－－子育て支援についてはどう考えていますか　小西　子育てをする人の支援であって、子供の支援にはあまりなっていないような気がします。待機児童の問題もありますが、例えば保育園だって働くお母さんのために作られるものではなく、子供のためにあるべきもの。そういう発想、視点のもとで、日本全国に保育園を作るべきだというのが個人的な意見。そんなことを言う人はいませんけどね。　－－その根底にはどんな思いがあるのですか　小西　子供が生まれたらすぐ保育園に入れるべきだと考えています。ある一定時間、子供を母親の元から離す。朝９時から夕方まで。ここでは子供たちだけの「社会」を作ってやることが大切なのです。そして夕方から翌朝までは一緒に過ごしてあげる。　－－家で１人で育児に悩む母親の助けにもなる　小西　保育園は外で働く母親たちのものと考えがち。家の中で孤立し、育児ストレスで悩む母親も多い。私たち夫婦も保育園に助けられた部分もある。親も保育園で育てられるのです。育児仲間と出会い、一緒に子育てをしているという連帯感のような気持ちが芽生えます　　　　　　　・・・正直営業トーク的な部分もあるんですが、子育てとしては『子供が親とはなれた空間』というのは意識すべきでしょうし、預かり保育も親子にとって意味があるでしょうね。　このときに『他の人のやり方を観察する』というのは昔かたぎの職人なら誰もが知っていることなんですが、「教えてもらっていないから・・・」なんてのを会社でもよく耳にする状況ではちょっと考えるポイントでしょう。

Aug 15, 2012

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星に願いを。　　　～ペルセウス座流星群～

　昨日は天候があまりよくはありませんでしたが　ペルセウス座流星群が見られるということで　簡易望遠鏡と星座早見表を手に長男が日付が変わるまではがんばっとりました。　が・・・やはりというか9時ごろからみ始めたんですが、どうにも準備が悪く　方角も確認せず、星空のどのあたりかというめどもつけず・・・。　たぶんこっちの『流星群』を意識していたんだろうと思いますね。　まとめて星空にすばらしく綺麗な流れ星の群れが見えるもんだと。　　事前に動画サイトで早送りした前年の流星群を見せたんですけどねぇ・・・。　　途中で飽きた時間帯に見に行った嫁は見ることができたのに　終ぞ　長男は見ることができませんでした。　まぁ、こちらも『何かを自分がやりたいのなら事前準備と根気が大事だよ』という意味でやらせているので　これで少し悔しがってほしいものです。【　蛇　　足　】　世間では　お空の流れ星にどんな願い事がされたか分かりませんが、オリンピックでも騒動、国内政治でも騒乱、アジア圏でまた大地震と落ち着きません・・・。　神様もお星様もお忙しいようで・・・。

Aug 13, 2012

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金環日食狂想曲

日食めがね、粗悪品にご注意…目傷める危険性　（ 5月20日読売新聞より）　２１日の金環日食を前に、太陽を見ると目を傷める危険性のある粗悪な日食めがねが販売されていたとして、消費者庁は１８日、商品名を公表した。　消費者に使わないよう呼びかけている。　この日食めがねは、輸入業者「デメテル」（東京都豊島区）が販売した「日食観賞用グラス」（１個１９００円）。同庁などによると、３月上旬頃からインターネット通販で計４１個が販売された。同庁の指摘を受け、１６日から自主回収を始めた。　同庁は、このほかにも危険なめがねが出回っている可能性があると見ており、「室内の蛍光灯を見て、明るく、形がはっきり見える製品は使わないで」と、注意を促している。.　通勤電車から眺める光景（時間が時間ですから・・・）も　普段はほとんど表にいないような人たちが空を眺める不思議なものでしたよ。　皆さんそんなにお空に興味があったとは・・・。　今回長男の小学校でも金環日食の鑑賞会が企画されていたようですが・・・。　嫁も長男も準備しやがらないヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ　嫁は昨日　電車に乗って捜索に出かけるもどこも売り切れ。　カガクル1号のおまけを目当てに書店も探すも1号のみ売り切れ。　本当に皆さんそんなにお空が好きだったとは知りませんでしたよ。　で、それでも見たがりさん決め込むんで昨晩はお説教time。　見たいんなら事前準備しとけと。　汚い大人は騒ぎが大きくなれば便乗するんだから。　学校も173年ぶりとかで煽るのはアホだと。　１７３年というのに引っ張られて、『何を学ぶ、何に興味を繋げる』という部分が欠落している。　（マスコミや汚い大人の商売は・・・もうイイヤ）　173年以上前の光が毎晩空を見上げれば光っているのにね。　ハレー彗星の時にはその後空を見上げるのを趣味にする人が新しい彗星を見つけたりもしました。　人間の一生から見ればはるかに壮大な星の光に寿命に興味を持つのなら今回のは　ひどい茶番。・・・・で、　それでも見たがりさんな長男は熱を出しましたとさ。　　チャチャッと検索してピンホール式の観測機も作れそうでしたが、どうも欲しているのはそういうことではないらしい。　市販の観測めがねが今回やけに推奨されているのは　どうも太陽を見て”これ以上はヤバイ！”ができない人たちが問題視されている模様。　記事のように部屋の蛍光灯がそのまま見えるのは論外としても、どうにもこの『どこの売り場からも観測めがねや遮光フィルムが姿を消す』現象に至るのは理解できない。何かしら代替出来るだろう・・・。　・・・、朝起きて透過率を実際の太陽で確認して嫁と長男に使わせたのがこれ。　　　　　　　　　　　　　　自分たちの結婚式で使ったブーケのケース。　この背板がちょうど良かった（他のものは残念ながら・・・）。　　・・・まぁ、結果よければってところはありますけど、こんな馬鹿騒ぎを『体験学習』と呼ぶのであれば　　煽る大人、わけも分からず流される大人、便乗する大人をよく見ておけと。　そっちの方が余程現実的で重い問題ですよ。　　ホンと・・・皆さん明日からも空を眺めるわけデモないのにね。　【　蛇　　足　】１）　よくSFでコールドスリープってネタありますが、宇宙空間で機械の不調⇒部品の欠落が異常な速度での航行の中では必ず発生するわけで・・・。　　　数光年先の星に移住するのだってこのことを踏まえれば非現実的。　　　人間は分を知るべき。　夢は一足飛びに達成できるものではない（少なくとも現状は足元を見るべき）２）　太陽光を凝視しなければ肉眼でも見ることあるでしょうに・・・。３）　日食に馬鹿騒ぎするのに太陽からの磁気嵐の問題とかは　実際にカナダで大停電が起きているのに気にもしない。　　　その影で電力自由化の法案なんかが・・・。　　　　家庭向け自家発電のメンテナンスや修理は個人負担なんですがねぇ。　　　　　　４）　どうせお空に興味を持ったのなら星景写真なんかお勧めです。

May 21, 2012

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金八世代が学校の中心のはずなのに何故学校教育が危機と言われるのだろう？

　長男の新しい担任が決まったとかで　話を聞くとジョーダンズの三又をスキンヘッドにしてひげをはやした５０手前の独身男性だそうな。　　何でも「この一ヶ月で一年分しかられて、何がいけないことか学んでほしい」というような人だとか。　私もちょうど小学校3年のときの先生が『クラスでの力関係をハッキリさせるため』ということで初っ端に複数の生徒に厳しくあたって泣かすということがあったので、親子ともども避けられない運命なのかな、と。　　ちなみにこのときの先生は今でも母親がファンです。　　子供が教育にいやでも絡んでいくので、教育に対する関心は強くなる一方ですが、よくよく考えればこれくらいの先生って『金八初期世代』なんですよね。　確か田原俊彦がこれを送るシーンの前後で親戚が着ているのもかまわず涙したわけで・・・　ところが・・・　私は金八先生に涙するくせに　1シーズン通してみたことが一度もない。　それどころか有名な『腐ったミカン』は観た事がない・・・。　で、探してみたわけですよ・・・。　　　私はこの有名な加藤少年には感情移入できない。　だけど、自分の伝えたい気持ちが伝わらないもどかしさや鬱屈した気持ちは違う形で理解できる。　金八先生は単なる先生と生徒の物語ではなくて、　『気持ちが伝わらないもどかしさ』　『気持ちを表現できない悔しさ』が肝だと思っています。　だから言葉もそうだし、行動も、時には”間”や距離感も伝える手段であることが伝わってくる。　金八初期世代って後期よりも圧倒的に熱いドラマです。　私は金八先生で教師に自分は向いていないと決めました。　しかし、今４０位から５０位までの先生って言うのは多かれ少なかれ金八の洗礼を受けて　その上で教師になっている世代。　なのに、何故教育が危機的だといわれ、学校の役割を否定するかのような塾礼賛・・・。　虐めが問題だと世間が騒ぐ割には　共稼ぎが推進され子供を見つめることを避ける。もちろん親としての意識も成長しない。　教育に感動した、人の気持ちがうまく伝わらないものだともどかしく感じた世代が中心になって怠惰になるというのは私には意味が分からない。　　もう少し　うまくいかない世の中を足掻く生き方を認めてもいいのではないですかねぇ・・・。　あきらめムードを持つほどかっこよく生きられる人が世の中にそんなに多いとは私は思えないんですよ。

Apr 17, 2012

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×歴史”を”学ぶ　　○歴史”から”学ぶ　　～歴史は考え方・ものの見方～

　昨日たまたまテレビを見ると『Ｑさま』。　確か引っ越す前に少し見たのが最後なので3年ぶりくらい。　　・　歴史上の人物相関図　・　英語の成語を和訳と、見たんですが、出演者の肩書きが『～大学出身』とか・・・。　で、出ているのは『知識』の問題であって、どんだけ頭に入っているかという基準。　暴力団関係の問題以降『おばかタレント』が大分露出が減ったようではあるのですが、その対極（というか生き残り＝支持されている番組）がこれというのもなんだか変な話です。　和訳は発想力で勝負できる部分もあるので知識を越えた部分の評価ともいえるんですが　、歴史のほうは・・・　学歴をさらす（というより大威張り）は結構ですが、こういう知識が評価されるというのは歴史教育というものを考えるとちょっと違うので、観ている子供が　雑学　＝　偉い　と思わなければ良いと切に思います。　同日古本屋で中学受験のテキストがあったのでパラパラめくると　自分の子供のころと変わらない穴埋め問題が・・・。　　確かにキーワードというのは重要ですが　　歴史上・・・例えば　豊臣秀吉の天下統一というのは＝戦のない世の中の到来といえるのか？　戦がなくならないのはどのような社会環境によるものなのか？　というようなところが見えないんですよ・・・。歴史の教師は好き者が結構いたので（自分の周りだけかもしれませんが）部分的にやたらと掘り下げる授業をすることがありますが、テストで試されるのはキーワードの穴埋めですから結局中高の歴史は『歴史”を”学ぶ』事にしかならない。　穴埋めを学んでも知恵にはつながらないと思うんですよ。　　こんなことをいうと選挙で苦労するんでしょうけど、歴史の見方は多様にして多岐にわたるものです。　それを学歴と並べて知識を『頭の良さ』と認識しているのならこうした番組は危ない。　実際問題として社会科の授業にこそ早期にディスカッション形式のものを取り入れないと、表面をなぞることの方が『学歴という教育上は効率が良い』ということになるでしょう。　他の授業でものの見方を広げるものがあるかといえば・・・。　　自分たちのころ行われていた『詰め込み教育』はまずいという話になり　その後ゆとり教育に移行しながら失敗として安易に転換され、学習塾を含めて受験で良い点が取れることこそが小中高の学習目標になってしまっている現在。　　　基礎知識としての歴史教育なら現在の状態でも良いとは思います。そこで『頭の良い人たち』は雑学を誇ってくださいよ。　しかしね、キーワードはテストでは重要でも、現実には『歴史で起こった事実から、現在の状況を改善するベターな選択肢を得るための手段』が歴史教育だと思うんです。　これは日常における所作や周囲に対する配慮というものも『近しい歴史』を考えれば出てくる考えだから重要な問題です。　今の子供が『知識がない』とはいいません。　知識は自分などに比べても得やすいし、持っていると思います。　が、一方で知恵が効率や自己愛に侵されているのは強く感じるところ。　知識はあくまで知恵を十分に使うための下地です。　いくらあっても良いがそれを使うための知恵と、過信して誤った使い方をしないための理性が備わらないと災厄にすらなります。　現在、前任、その前と日本の総理大臣が『言い訳』に知識を費やしているのをみるとね・・・、　学校でも塾でもやらない問答。　じゃぁ、さしあたって今の子供たちはどこで始めれば良いかは・・・・。

Mar 27, 2012

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イクメンには分かるまい！　　～展覧会訪問記録～

　以前にも書いたことなんですが、『イクメン』はとにかく子供との距離を密接にすることを前提にして書かれることが多いようですが、それは幼少期の母親の役割でね・・・。同じ目線で見ていると『父親としての役割』を果たす人がいなくなっちゃう。　モンスター化は母親のイメージ（ドラマとかの影響でしょうね）が強いですが、子供や母親と同じ目線で観ているような状況では視点が近すぎて気付かないことが増えます。　一応今回の文章も警鐘的な意味合い。イクメン講座　目黒区が２６日から３回　（ 11月19日産経新聞より）　東京都目黒区は２６日から３回にわたり、同区中目黒の区複合施設「中目黒スクエア」で男性向け講座「イクメンパパは家事上手！」を開く。　平成２０年に始まった講座は今年で４年目。２６日はコーチングの専門家、小出ゆきこさんから家庭と職場で役立つコミュニケーション力を学ぶ。１２月３日は裁縫の基礎を、１０日には年末に向けて大掃除のコツを学ぶ。　区は「裁縫はファッション感覚を、掃除は住まいへの興味を、会話は気持ちの伝え方を引き出す。気軽に参加して」と話している。　先日　長男の展覧会に行ってきました。　早いもので2年生ですが、私は入学式以来の学校行事への参加。　私も市内の出ですから、ある程度自分の頃（といっても30年弱前）と同じ臭いのするやりかたかなぁ・・・等と思って行ってみると・・・。　市内の中学から参考展示された作品は当時全く同じ課題をやったもの。　　金をかけないでやる作品（因みにこの作品は鉛筆デッサン）は殆ど進歩はしていない模様で・・・。　　受付から初っ端これですから結構凹みました。　さて、展覧会って子供本人ではなく、その子供の作った作品が複数・・・今回は一人当たり2点＋全校参加の作品から色々と読み取る＝邪推することが出来るので先入観無に見ると色々と見えてくるものです。　適度な距離感から客観視できる・・・って感じです。一応視点。１）　どのような意識で作っているか？２）　丁寧に作っているか？３）　制作の説明・進捗について学校とどのような向き合い方をしているか？４）　作った人の性格。　小学生が作るものだから人格が大人に比べれば誤魔化しが少ない。　だからどんな子なのかは透けて見えてきます。　上手い子もいれば下手な子も当然いますが、下手は下手なりに『何か』を表現しようとしていれば良いと私は思うんですよ。　ただ、適当に作っているものというのは結構分かってしまう。　困ったことに例えば粘土細工にしてもビーズやレースでの装飾を授業で勧めてしまっている様で、『要領の良さ』が目立ってしまって　コーディネーターのような作業になっている子も見受けられる。　見栄えはいいんですよ。　そういう子は。　で、見回すとその子と一緒につくっただろう子は同じような素材を装飾して　本来授業として目論んでいる素材・・・粘土は殆ど使われていなかったりする。　しかも、一番見栄えが良い子っていうのは　その素材を持ち込んだ子じゃないような雰囲気があるんですよねぇ・・・。　　5年生はダンボールの帆船工作でしたが・・・。　ワンピースっぽい作品が増えるのはしょうがないんですが、みんな資料を元に帆の位置を確認したりしたんでしょうね。　上手いは上手いんです。　でも面白い作品が高学年になると本当に少なくなってしまう。　この中で『シンプルな帆船』と題した作品があって、私はこれが非常に気になった。　そつなく作ってあるんですよ。でも、それだけ。　何の主張も無い。　タイトルと一文感想があるんですが主張しないことを良しとしている。　この子の絵画の方も『不思議な世界』がテーマで与えられているものに、　精神疾患の典型のようなイラストが描かれている。　でも、やっぱり『リアルに描いた』っていうイラストの狼も輪郭がぼやけていて主張しないように・・・主張しないように・・・って。　手抜きのきらいもあるんですよ。こんな事に時間を掛けられないっていうか。　この辺が　１）　どのような意識で作っているか？　の部分なんですが、恐らく親御さんはこの作品を見ても何にも感じない方ではないかと思います。　それどころか先生もどう思っているのやら。　この日見た中で一番『今話さなければならない相手』だと思いましたよ。　３）　制作の説明・進捗について学校とどのような向き合い方をしているか？　は結局学校と児童が『図画工作』の授業をどのような位置づけにしているかが自分の頃からずっと見えないままになっているという点。　1年生の作品はハンガーを骨組みにした『綺麗な鳥』でした。これ、意外に面白い。　鳥の形をしていない（むしろその形は魚だろう・・・という）子も見た感じ半分ほどいてアレな感じでしたが一人ほぼ青系で統一している子が居たんですよ。　尾羽やかんむり、嘴といった形や位置取りが他の子に比べるとしっかりしていて、ハンガーを組み合わせると歪みがちな鳥の形もこの子はしっかりと出来ている。　にもかかわらず羽が隙間だらけで他のこのように鮮やかな虹色の羽にはなっていない。　推測ですけどね・・・この子は鳥の基本的な形作りを納得できるまでやったんだと思うんですよ。羽の張ってある枚数をみると恐らくもう何色かの羽を作るつもりだったのが間に合わなかったんだと思うんです。　図画工作の授業は勿論授業数が決まっていますから『〆きり』　『納期』があります。　だけど『達成感』や『熟練・経験』ということで考えるのであれば　『完成品』を作る機会を与えたいところです。　一方で『時間内に作業を進めて完成させる手際を求める』ということであれば、図画工作の授業というのはプランニングの部分で非常に違和感を感じる。　　デッサンなどならその場で道具を渡してモチーフを用意すればヨーイドン！ですが、工作で、しかも作り直すことが困難ならば　芸術家的な指導ではなく『段取り』こそ教えなければならない。　この例で言えばさっきの未完成の鳥を提出した子は『失格』ということになります。　こういう言い方をすると『どの子も図画工作を好きになってもらいたいのに学校教育ではそうなっていない』と言いたいのだと思われるかもしれませんが、そりゃぁ急に『今日の授業で仕上げて！』なんて言われてやっつけで提出したもので後悔して図画工作が嫌いになるというのはもったいない。　ただ、向き不向きはある。　こう言っては何なのですが、学校教育で図画工作は教える側が求めていないのではないかというふうに感じているんです。　例えば、展覧会の後にワザワザ三者面談を設けて作品を軸に子供の状況を見ていくということが　少なくとも地元では行われているようには聞き及びません。　作品が『どんな形であれ』提出されたら先生も児童もそこで終わっちゃっている。　上手に出来ていれば褒める・・・というのでは図画工作を小学校で行う意味は無いと私は思うんです。　　　作りたければ自宅ででも作るでしょうし描くでしょう。　工作のキットなんて小学校と同じ程度のものは市場に出回っていますし。　それこそお菓子の空き箱だってチラシの裏だって材料になるしキャンバスになるんです。　図画工作って本当に『目に見える失敗が出来る授業』だと思うんです。　それが『失敗してもスルー』するのと　『失敗を認識して再度挑戦する気になる』というのでは天と地ほどの差がある。　　『本人が一番分かっている』なんていうのは、『もう一度挑戦することが意識している人間限定』の話し。　もう嫌になった。　2度とやらないという人間が失敗を省みますか？　　中高生や大人になればになれば『完成品』を『購入』するし、納期に間に合わせて嫌というほど『やっつけ』をすることになります。　小学校で行う意味合いを見直すべきだと私は思いますヨ。

Nov 21, 2011

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小学生が自分をデコレーションするのが早すぎないか？　～装飾と中身の問題～

　　先日仕事の昼休みにいつもより少し時間がずれて外に出ると丁度　プール帰りの小学生らしき一団。　らしき・・・というのは　なんていうか身長だとかは持ち物を見ると小学生なんですけどね・・・　　化粧してミュール履いとるんですよ。　並んで歩いている子とのギャップが物凄い。　で、嫁に近頃の小学生はこんななん？って聞いてみると、　長男と幼稚園で仲の良かった子（小2）もミュールは普通に履いているんだとか。　小売市場ではもう３～4年前から出回っているらしい。　そういや女の子向けアニメがそっちの方向か。　水商売系の女性は結構いる町ですが、子供はそれなりに子供らしい町だと思っていたんですが思い過ごしだった模様。　小学校低学年から　女性は女性ということなんでしょうが、正直　素の素材で売れる期間からこんもりとデコレーションしているのは理解に苦しむ30代。　男の子と変らずに走り回れる時期はあと2年も無いのにね。　もったいない。　　不思議なのは外見が女性らしく見られたいという『差別化』が早くなっているのに、言葉遣いや行動が年々男女の差がなくなっている気が・・・。　しかも、周りと違うと虐められる所為か、盛れば盛るほど周囲と差別化できなくなる罠。　個性を主張することで性別も含めて埋没するって　なんだかなぁ。　　　携帯電話を　『若者の結界』といった人がいますが、その段階ではまだ　『内』と『外』の区分け。　ところが、素の自分無に・・・つまり『内』はどんなのか意識しないうちに　上からデコレートしていくと本質は見えにくくなる。　これは化粧だけに限らず　子供に肩書をつけるのが早くなっているのも　同じ結果を生みますよ。　子供なんて放って置けば勝手に其々のキャラクターを探すようになるのに、最初っからキャラクターを与えるから『自分探し』なんて後になって言い始める。　探したって自分は『ソコ』や『ココ』にしかないんですよ。　　　現役世代の収入が厳しいといわれている中なのに　子供の教育費用や物欲をしっかり満たしているのはちょっと理解できないし、小学校から物欲で横並びにされて　もっていないと差別されて・・・なんてやっていたら　そりゃぁ悪いことにも手を出すでしょう。　何のことは無い。　小学校2年生くらいで子供は　望むと望まざるとに関わらず出来上がっちゃって、後はそれを受け入れるかどうか。　例えば舞妓さんは凄くデコレーションしている。しかし、それはちょっと前に書いたようにお座敷という『舞台』に上る為の衣装。むしろお座敷でその衣装の中身を覗こうとするほうが野暮ってモノで。　自分の反省も含めて言えば普段から『素』を隠して仮面・衣装をかぶって大人になっちゃうと　自分の対比でしか見えてこない相手の気持ちにも気づくことができなくなる。　感情が薄くなっちゃう。偏っちゃう。ちょっと思い込みが強いかもしれませんが・・・　『～らしさ』というと直ぐに　『型にはめる』『強制的』という批判的な意見を耳にしますが、自分の芯が通っていない者は拠って立つものを持たないと、その強制されたものの是非すら判断基準をもてない。　デコレーションが主体になっちゃった人間の判断がどのようなものか・・・　肩書きに頼り切った、肩書きがその人を示すとしか思っていない大人がどうなっているのか？　『早熟』を悪いとは思いませんが、ラッキョウじゃぁねぇ・・・。

Aug 6, 2011

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三十路の戯言・・・　子供は何歳で出来上がってしまうか？

　　　　　長男は頼りないなりに友達と遊ぶ機会が増えた。　が、昨日の様子を嫁から聞くとちょっと私には異様だった。　サッカー組　・・・・　DS組　この二つに分かれて外で遊んでいたという。　因みに以前『土下座をさせた』一味の一人はサッカー組。　DS組は内向型。　長男はどちらかというとDS組だが、外で遊ぶ場合DSの持ち出し禁止令（家庭ルール）があるために不本意ながらサッカー組に加わっていた。　　　話を聞いて直ぐに　サッカー組：　上に兄弟、それも男がいる　DS組　：　一人っ子か下に兄弟がいる　と思い当たった。　嫁は気持ち悪そうに聞いていたが、ほぼ適合。　サッカー組と言ってもルールも上からの受け売り。それも理解度が低いもので狭い公園でやっている多寡が知れたもの。　が、こんな中でも『自分は分かっている、上手い』と勘違いしている奴は出てくる。　「プラモの上手な従兄弟が・・・」　そう、まるでスネオみたいなもの。　上に兄弟がいるとそうなりやすい。　加えて、サッカー組の方は母親の関心がやや薄い傾向がある。　気に食わないことをより弱いものにぶつける傾向があるのもこちら。　親も関心が薄いために修正・矯正されることなく高学年になると『虐める側』に定着してしまいこの子供の方向性は決まる。　　『いじめっ子』になるのならまだマシで、『虐められっ子』に転じると救いが無くなる。　外から快活に見える子が内面まで濁りなく明るいというのは周囲の錯覚。　自分に関心が向いていないことを　他者に対する攻撃行動で誤魔化しているケースでは一度自分の殻に引きこもると周囲との信頼関係は修復しにくくなる。　関心が普段から無いから殻を破るきっかけが出来ないからだ。　過保護は良くないと昔から言われているが、　過放任と　思い込みの攻撃行動（普段の状態を認識していない為に何かしらの結果に対して加害者に必要以上に責任を擦り付ける）が問題。　これの一例がモンスターペアレンツで　実のところ親の責任を果たしているようで、一番遠い位置にあるのがこれだ。　学校側は既に腰が引けているから、上っ面の言い分と調査に終始する。　　今回の長男達の集団は　待ち合わせ場所にちょっと遅れた子を置き去りにして移動したオマケまでついていた。　（置き去りにされた子の親から嫁に　そっちに皆が行っていないかという連絡が入ったことで判明）　　土下座の件もそうだが、菅直人候補の子供がしっかりと育つ社会に日本はなってきている。　他人に関心が無いのに　自分に関心が無いことを許さない。　責任を果たさないことを認めずに責任転嫁することで自己防衛を図る。　子供は意外に早い時期に傾向が決まる。　小学校中学年～高学年になると中学受験を意識する　現在の教育基準なら人として必要なことをより早く身に付ける必要がある。社会で注意してくれる大人はどれだけいるだろう？　　決断を早めるのに、人間形成を早める傾向があるのに　より早い時期から『待機児童が問題』と騒ぐ識者は子供と親の関係を見ているだろうか？　親だって其々長男には長男の、次男には次男で始めての育児経験を重ねている。失敗もする。　ならば、より時間を掛け失敗をリカバリーできるように仕向けないと経験にすらならない。　『お母さんのいうことを聴いていればいいのよ！』　人間はそんなに正解ばかりを選択できる優秀な生き物じゃぁ無い。　＜幼保一体改革＞選択肢拡大、質は不透明　改善財源も消費増税頼み　（ 7月8日毎日新聞より）　政府は６日に公表した新たな子育て支援策「子ども・子育て新システム」で、保育サービスの「量」拡大に向けて企業などの参入や幅広いサービスへの公費助成を打ち出した。１３年度の実施を目指しており、保護者にとっては子を預ける先の選択肢が広がる。しかし、財源は実現性が「視界ゼロ」に陥った消費税増税頼み。保育の「質」についても、改善方針こそ示したものの、具体策は先送りした。　新規参入促進以外の柱は、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ総合施設など「こども園」の創設だ。が、総合施設には０～２歳児の預かりを義務づけていない。１０年１０月の保育所待機児童は前年比２２９８人増の４万８３５６人、うち９割は０～２歳児で、企業や非営利組織（ＮＰＯ）参入による補完に期待がかかる。　とりわけ、新たに公費助成対象とする、賃貸マンションなどを使った小規模保育施設や保育士が少人数を預かる「保育ママ」は親の希望に迅速に対応できる。首都圏で小規模保育を展開するＮＰＯ法人フローレンスの駒崎弘樹代表は「認可保育所は計画から入所まで数年かかることもあるが、小規模施設なら数カ月」と語る。横浜市の伊東裕子緊急保育対策課長も「土地が少なく、大きな保育所を作るのは難しいので助けになる」と評価する。　改革案では、地域の保育ニーズを市町村に把握させる。必要なサービスを的確に供給するためだ。だが、補助金の負担増を嫌う市町村が「需要」を低く見積もれば事実上の参入規制となり、保育の量拡大は進まない。　一方、「質」の確保では、海外に比べて低い職員配置基準（認可保育所の場合、３歳児は最低子ども２０人に保育士１人など）の改善を打ち出した。全産業平均の７～８割という保育士、幼稚園教諭の給与改善もうたった。財政難の自治体を中心に保育士の非正規職員化が進んでおり、川村雅則・北海学園大准教授（労働経済学）の調査では、北海道内の公立保育所でフルタイムで働く非正規保育士の約６割が年収２００万円未満にとどまる。　幼保一体化の議論は、幼稚園は文部科学省、保育所は厚生労働省という「二重行政」の解消にも狙いがあった。だが、関係団体などとの調整が難航し、幼稚園、保育所とも存続する。幼保一体施設を内閣府が所管するなら、「三重行政」ともなりかねない。６日の新システム検討会議では、恵泉女学園大大学院の大日向雅美教授が「所管の一元化」を強く求めたが、小宮山洋子副厚労相は「内閣府に連携室を置き、一体化が図れる工夫をしたい」と述べるにとどめた。　◇パート労働でも預けやすく　保護者が施設と直接契約　新制度に移ると、最も変わるのは保護者の手続きだ。保育所の場合、今は親が市町村に申し込み、市町村が必要性を判断したうえで入所先を決める。パート労働の人は保育が必要と認められても、定員枠が小さければ優先度が下がり、利用できないことも多い。　こども園に入るには、保護者はまず、市町村から保育の「必要量」について認定を受ける。フルタイム労働の人は「長時間」、パートの人は「短時間」といった具合。子どもの預け先が増えることも相まって、パートの人も預けやすくなる。専業主婦の人もさらに短い「標準時間」（幼稚園型）の認定を受けられる。【　蛇　　足　】　普段DS組の長男がサッカー組に加わればオミソだ。　多少はマシになったようだが、基本強制されて遊ぶのが嫌いな長男はあまりサッカー組みとは合わない模様。　　私はベビーブームの最後期。それだけに校庭でも公園でも遊び場所は取り合い。　時には学年を超えて大人数での合同で遊ぶことになる。　ところが、今の子供は遊ぶ場所は有るが、何故か交わらずに一緒の場所で（サッカー・DS別々に）遊んだりする。　そもそも　サッカー組みとDS組は私の感覚では一緒に遊ぶ必要なんて無い。　不思議だ・・・。

Jul 12, 2011

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とうちゃんはなぁ・・・・　　～サラリーマン川柳～

　相変わらず世相を反映してくれちゃってます・・・。　　　　久しぶり～　名が出ないまま　じゃあまたね～＝第一生命サラリーマン川柳ベスト10　（ 5月18日時事通信より）1　久しぶり～　名が出ないまま　じゃあまたね～2　クレームも　社員じゃわからん　パート出せ3　何になる？　　子供の答えは　正社員4　ときめきは　四十路過ぎると　不整脈5　指舐めて　ページをめくる　アイパッド6　ボーナスは　メガネかけても　飛び出さず7　おこらすな　ママのいかりは　パパにくる8　最近は　ケータイ無いと　字が書けず9　そびえ立つ　妻は我が家の　スカイツリー10　小遣いを　下・下・下（ゲ・ゲ・ゲ）と下げる　我が女房。　　３なんかはこの前法事で正にこの話題。　宇宙飛行士や看護婦、お嫁さんなんて出てくるかと思いきや　『公務員』とか『コメンテーター』なんてのも言われました。　安定志向というか、基本路線が『楽して無理なく稼げる』だそうです。　社会人として笑えないが　分かってしまうのが２。　実際に窓口対応するのは派遣であったりパートであったり。　ベテランパートの頼りになることといったら・・・。　サービス業だとこの辺実体験として分かりますよ。　総じて見えるのは『無力感』　実権もない。　実態も無い。　自分は一体なんなんだ？といった感じ。　さらには『老化』が追い討ちをかける。　当然　目標にもされないし、ヒーローでもない。　　う～ん・・・後ろ向き過ぎるので動画でお茶を濁しましょう。　心の叫びとして。　　　　　　　　　

May 19, 2011

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鼻歌小僧。

　長男の行動はちょっとずれている。　自分が叱られることは結構やっちゃう。　で、叱られると泣くわけですが、自分が責められている分には直ぐ忘れちゃう。　でも、自分のやったことが　どのように他の人に影響するかを説明すると結構引き摺る。　嫁は認めないが、叱られると自分なりに工夫もしようとする。　夜更かしして本を読んでいた事で叱られると（遊び呆けて時間が押せ押せになっていた）　早朝に起きて　毛布に包まったまま本を読んでいた。　夜はだめだから朝なんだろう。　でも、途中でやっぱり眠くってグダグダになったところで　丁度起きてきた嫁に見つかって評価下落・・・。　永久リピートのような展開の中で長男は叱られようが途中で自分の頭の中で別のものがまわり始めて鼻歌が始まる。　で、「話を聞いていないヽ(`Д´)ﾉ」と更に叱られる。　ミュージシャンが『俺の血液は音楽！』というような事をのたまうが、　歌詞の意味などお構い無の長男は空気を吸うように音楽と一緒にいる。　　で、話を聞かない・・・というより音楽で上書きされてしまう。　全く誰に似たんだろう・・・・。　と今朝考えていたら　・・・・自分でしたよ。　いきなり頭の中に歌詞やキーワードが浮かんできて　しりとりのような感じで繋がって音楽が流れ始める。　今日のスタートは平松愛理『エンジンがわらっても』。　その後ドクタースランプやら渡辺美里やら少年期やら流れて　なんかまだ引っかかる。　因みに引っかかったのはこの曲。　　　　　　　２歳位の時の曲のはずなんですが、何故知っている自分？　　あぁ・・・似ちゃったのかぁ。　

Apr 27, 2011

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杞憂ならそれでいい！　どうやって家族を守ろう・・・

　本日は体調不良で仕事を休んだ為家にいたわけですが・・・体が微妙に震えてとまらない。　発生からコレだけ時間がたっているのにとまらない。余震にびびってる。　余震注意は一ヶ月程度ですか・・・長いな・・・。　テレビの向うでは災害の中、自分の家族も心配だろうに頑張っている現地の消防等の方々には本当に頭が下がる。それに比べるとこれ以上の状態が起きたときに自分が家族だけでも守れるかと考えると体の震えが大きくなる・・・。　Yahooの地震情報は履歴が50件だが、既に今日の地震だけで・・・というより一番大きな震度7の地震が履歴に入りきらないほどの件数になっている。　自分自身が死ぬのはある程度の時期で諦めているものの、家が倒れてしまうと残った家族の経済的な負担もしゃれにならなくなる。地震保険・共済をとりあえず調べたら・・・事業仕分けで国の再保険切られていたような。　天災の前にあれこれ考えても正直対策になる確信がまったく持てない。　とりあえずスーパーに飲み物と多少の食料の確保に行くと考えることは同じ・・・。ガラガラ。　帰宅困難者続出というのも考える必要がある。　地元の小学校では学童にまだ子供が残っているらしい。　親が帰ってこられないからって・・・。　通勤先が離れざるを得ない実情っていうのも、今日たまたま自宅にいた自分としては不安に感じる。　2008年に井戸敏三兵庫県知事が「東京一極集中を打破するための旗を揚げなければならない。関東で震災が起きれば東京は相当なダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす、そのための準備をしておかないといけない。」　という発言をして批判を浴びたのが思い出される。　断っておくと、私はこの人の発言を批判する気はない。言い方に問題はあるが、首都機能の集中でリスクが高くなっている面は否定できないし、国の要人がまとめて被災しかねないというのは問題なのははっきりしている。　当然国の債権支援策もそこで混乱する。　さらに・・・その先の問題も大きくなる。　一時避難を逃れた人が生活を再建していく段階。　今回の震災は株価を引き下げる要因にもなった。　個人はもちろん被災地では企業や施設に大きな傷跡が残る。　原子力も問題が出た。インフラの不安も露出。　ガラス張りの建物が危ないとか、ブロック塀には近づくなとか子供に言って置けることもあるが・・・タイミングや状況でそんなものはまったく意味を成さなくなるのが天災の天災たる由縁。　余震が起こるたびに不安が揺さぶられているように感じる・・・。

Mar 11, 2011

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学級崩壊・・・してるっていわれただけでどうしろと？

　いーとはーぶのお話はちょっと纏まらないので別のお話。記事１評価不満で校長殴る　男性教諭を懲戒免職　都教委　（ 1月21日産経新聞より）　都教委は２０日、校長を殴るなどした都立高校の男性教諭を懲戒免職とするなど、公立中学高校の教職員６人の懲戒処分を発表した。　都教委によると、東村山高校の男性教諭（４７）は平成２２年８月下旬、同校の職員室で校長の顔を数回殴った上、頭にパイプいすを振り下ろした。校長は手の指の骨を折るなど重傷。男性教諭は普段から校長の指導法や人事評価などに不満を持っていたという。　　_, ._ 　（　ﾟ Дﾟ）　　............ 　　( つ旦O 　　と＿)_) 記事２加害児童の出席停止規定なし、市町村の２割　（ 1月21日読売新聞より）　深刻ないじめや暴力行為の増加を受け、２００１年の学校教育法改正で全国の教育委員会に策定するよう規定された小中学校の「出席停止」の手続きについて、３８９市町村が整備していないことが２０日、文部科学省の調査でわかった。　出席停止は、問題行動のあった児童・生徒への指導のほか、被害者を守る意味もあるが、全国約１８００市町村の２割が従っていなかった形だ。文科省は同日、全国の教委に対し、手続きの策定について文書で改めて求めた。　調査は、群馬県桐生市で昨年１０月、小６女児がいじめで自殺した問題などを受けて、同１２月に実施。それによると、学校教育法で定めた「懲戒」「出席停止」の２種類の行政処分のうち、出席停止の手続きを策定していなかったのは、山形、福島、兵庫、和歌山、佐賀など計３８都府県の計３８９市町村。徳島、高知はほぼ半数、長野は７割以上の市町村が、策定していないと回答した。　学校教育法は、退学や停学などの懲戒を認めているが、義務教育の子どもの就学機会を確保するため、公立小中学校は対象外となっている。このため、「暴力行為やいじめから他の子どもが教育を受ける権利を守るため」として、出席停止とすることを認めている。　先日モンスターペアレンツに対する訴訟を教師が起したというニュースがでました。　で、この内容に関する解釈が割れている。A）　モンスターペアレンツ死すべし！　B）　教師に（も）問題あるんじゃね？　先日長男の小学校で保護者会がありまして嫁より報告と　学校側への提案を『保護者の声』として出すような流れになってちょぼちょぼレポート書いてます。　ところが、重要な報告に関しては担任も校長から情報貰っていないという始末・・・。　レポートが学校批判になっている罠。　面白いので尾ひれもつけて近日中に提出しますが。　　　学校側から有った説明の大半は　『ほぼ予定通り子供たちは成長しています。』　『児童と親にアンケートをとったところほぼ　認識が一致しています。』　認識の一致に関しては噴飯モノ（１５～２０ポイント評価が異なる上に分母未記載で、私は応えた覚えもない）でしたが、重要な報告はこの後でした。　『我が校でも学級崩壊があります。』　　で、実態報告なし。　　_, ._ 　（　ﾟ Дﾟ）　　ｶﾞｼｬ　　( つ　O. __ 　　と＿)_) （__(）､;.o：。　　　　　　　　　　ﾟ*･:.｡　先日の土下座の件もありますが、子供の『常識』なんて本当にバラバラ。　　親の学校に対する認識も昔と比べることは出来ませんが差が有るように見えます。『義務教育だから仕方なく』『先生にお任せすれば安心』この二つだけでも天と地。　反応は正反対。　そんなわけで、レポートには入学直後からの『共通認識の育成』について加筆。　　検察の問題も尾を引いて未だに証拠の適性についてすったもんだしています。　学校側の言い分が信じられないっていうのも根っこは同じことだと思っています。　互いにどの情報が必要なのか　ってところが追求されないことですよ。　　記事１のようなケースは昨年中も新聞紙上に度々出てきましたし、『馬鹿もいる』っていうのは学校に限らずの話です。　　学校の種類総　数校　長教　頭教　諭幼稚園 111,223 10,160 2,625 87,539 小学校 419,309 21,708 20,790 323,191 中学校 249,509 9,842 10,336 197,646 平成20年5月文科省調査の数でコレだけいるわけですから、一日一人問題になっても365人。変なのが混じっていてもおかしくない数字です。（上記では校長・共闘・教諭以外の教員は総数内のみカウントした。）都合のよい情報だけ出していれば信用なんかされないですって。そして、今回学級崩壊の話の後も親の方から状況の確認が無い。　学校内の内輪調査で虐め対策だとか、学級崩壊が問題だとか言っても『学校の閉鎖的な体質』も問題の構成要因となっているんだから解消しないんですよ・・・。　　　今回校長と担任のレベルでも情報の持ち方に大きな差があることでちょっと私お怒りです。　大事なことは共有しなさいって！　　駄目な教師や駄目な親（私もうるさ型としてこっちによっているが・・。）、子供にだって”現状”駄目なのは確実に存在します。　完璧超人に教育は必要ないんですよ。　完璧じゃないから学校は必要なんですよ。　なんか『自分は大丈夫信仰』・・・巷で悪化拡大してますね。

Jan 21, 2011

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Ｏ｣￣Ｌ　～小学1年生なのに・・・土下座～

　昨日某お笑い番組を長男（小１）が観ていて、ボソッと一言。　「今日ねぇ・・・友達も（テレビで芸人がやっている）土下座してたよ。」とヘラヘラ言いやがりました。　は？　小１で土下座？　　「何で土下座なんかしてたの？」長男　「他の友達にやれって言われてた。」　「お前は言われなかったの？」長男　「ボクは言われなかった。」　「何で土下座しろなんて言ってたの？やれっていった子の名前は？」　この後一応名前までは聞き出したんですが、あまり長男は深刻な話だと認識していない。長男　はこの辺でテレビに再び集中（変な集中力がある）。　　テレビ電源OFF。　私呆れて（体調悪いもんで）フェードアウト。　この後長男の叫び。　恐らく嫁が怒って耳を引っ張った模様。　この後布団に入った私に　嫁が追加説明。　「あの子（土下座しろっていった子）は、共稼ぎで上に男の子がいる。　多分お兄ちゃんにやられたことを他の子にやっているんだと思う。　やられた子も一人っ子だから・・・」　およそ起こったことの理由にはならないことを・・・。　正直、私も土下座したことはあります。　　社会人になってからですが。　相手の要望が土下座一本だったためです。　テレビで芸人が土下座したりするのもネタと認識していれば笑いにもなるでしょう。　子供にテレビを観るなとは言うつもりはありません。　ただ、ネタだろうがなんだろうが『土下座』させて　いい気になっている人って凄く醜悪な顔しているんですよ。　このときの番組では有吉でしたが、あの顔を見たら逆上して刺されても不思議は無い。　（有吉さんの名誉の為に言っておけば、番組自体　イタイ造り。その上でのキャラ設定なのかもしれません。）　私は個人的には何かの失態に対して『謝って済ませる』という認識自体が嫌い。　　土下座で状況が変わるかというとそんなことは無い。　謝罪するくらいなら案を出せ！という方針。　誠意ある対応と、謝れば万事OK！というのは比較すら許されない差があるでしょうに・・・。　嫁に叱られてへこんでいる長男に『土下座はそんなに簡単にやらせて良いものでもないし、して良いものでもない。』とは教え、本人もうなずいていましたが　分かっているのやら。　土下座を含めた『礼』の価値が大暴落・・・というよりネタレベルで認識されているのは由々しき事態です。　やらせる方も『下』なら　やる方も『土下座で済めばラッキー』じゃぁ・・・。　土下座でも許されなくなるとその先どうなるか・・・。　物事を軽くすると大事な物も分からなくなるし、守れなくなるし・・・。　（具体的には残酷な拷問まがいの事態に発展するでしょうね。）　土下座で許されるってことは　させる方もする方もその屈辱やらプライドやらが分かっていて成り立つんですけどねぇ・・・。　以下『やる方』のネット上にある　”とある”文章です。　　（2008-08-31はてな匿名ダイアリーより抜粋）■運悪く土下座せざるを得なくなったときには運悪く土下座経験が豊富になっちゃったので、これから土下座させられる人に向けて、ダメージが少ない土下座の方法を伝えます。　土下座というのは一瞬で終わるものではありません。土下座させている人間の気の済むまでそのままの姿勢でいる場合がほとんどです。屋外の場合、靴を履いたままで土下座し続けると足首を傷めるので、勢い余って取れちゃった的な感じで脱いで、足の甲をぺたっと地面につけたほうがラクです。自分が靴を履いているのに相手は脱いでいる、ということで、土下座させている人間がいい気分になって土下座時間が少なくなるというメリットもあります。脚をぴったり合わせたまま背筋を曲げていると、だんだんつらくなってきます。ちょっと開いたほうがいい。上から見たら背中に隠れてわかんないから。途中で動かすと背中が揺れるので、最初から若干開き気味で土下座姿勢をとってください。途中で動くと相手が荒れる確率が上がります。　　（　中　　略　）目を閉じるのはおすすめしません。余計に恐怖感が増してしまいます。それより、目を開けてすべてを見たまま（踏まれたら閉じる。とにかく眼球は死守してください）、屈辱とかそういう感情だけをどこかへ飛ばしてしまうのが最適な状態です。身を守るために必要な情報が得られなくなるので、耳を塞ぐのも駄目です。　心の中で相手を軽蔑するのは結構なことですが、顔に出してはいけません。むしろ怯えろ。うっすら泣け。大泣きすると相手の嗜虐心を刺激してしまうので、顔を見ればそれとわかる程度に。でも内心は別のことを考えてください。そういう状況で込み入ったことは考えられないので、手や足の感覚に集中してください。そのためにも指は相手に見えないところに配置しておいてください。右手親指、右手人差し指、右手中指、といった感じで、感覚を集中させてください。パニックの防止や恐怖感の軽減に効果があります。　では、運悪く土下座せざるを得なくなったみなさま、GOOD LUCK!

Jan 13, 2011

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長男の枕の使い方が・・・

少し前から長男（小１）が熱を出して臥せっているんですが、なにか寝方が変。　低反発枕（子供用）　　　　　　　　　　の上に　　　　　氷枕　　　　　　　　　　　の上に　小さなころからお気に入りのヌイグルミ（枕兼用）　　　　（類似品。本当は雑貨屋のパスポート製のもの。）　　低反発も氷枕の下では意味がないし、氷枕もヌイの下では・・・。　そういえば、兄上様（３０代後半）も幼少のころ体調が悪いとお気に入りの毛布を放さなかったなぁ・・・。　見た目はボロボロのやつなんですが、においが落ち着くとか。　でも、これじゃぁ熱下がらないってば。　　親の立場からすると普通に使って早く治してほしいものです。

Dec 30, 2010

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大人の事情　　　～花火のルール？～

　昨日長男の誕生祝をかねて実家（市内）で花火。　そこで長男は義理の姉（私から見てね）に　「”大人の事情”だから　それは後だよ」ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ　と言って兄嫁(　　д　) 　何のことはない”それ”とはコレの事。　　　　　　　線香花火。　先日嫁の親戚のところで初っ端から大好きな線香花火をやろうとしたところ　『いいか、ジャリ（長男のことね）。　　線香花火はなぁ、大人の事情で最後ってことになっているんだ』　と言われた事をしっかり覚えて、信じてしまった模様。　(￣д￣)毎日暑いですがもうすぐ秋ですね（投げやり）【　蛇　足　】　大人の事情の安売りは困る・・・。　　　

Aug 22, 2010

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『見せない優しさ』　『見せる優しさ』　　～小学生にホラー～

　　　　　　嫁はホラーが好き。　付き合い始めて最初に見た映画は『リング2　/　死国』・・・。　大好きなゲームは『バイオハザード』　先日元アナウンサーの鈴木老がWiiで腕前を披露したときには目をキラキラさせていた。　　逆に教育上『よろしい』と思われる感動モノは出産後『情にもろくなった』と言い放って観ようともしない。　結果子供は見る機会を失っている。　正直私はホラーはあまり好きではない。　余程普通に生活している人間の方が怖い物だと思っているので・・・。　反面、感動を刷り込むこともあまり好きではない。　自分にとっての『優しさ』とか『格好良さ』が人の基準である必要はないし、そんな自分で積上げた基準の無い人間は回りの評価で本質を見失うと考えているので。　小学校授業でホラー映画、体調不良訴える児童も（8月7日読売新聞より）　福岡県芦屋町立山鹿小で７月中旬、４０歳代男性教諭が６年生の授業時間に、殺人など残酷なシーンが多く含まれる映画を上映していたことが分かった。　児童１人がショックで「眠れない」などと訴え、町教委は「授業時間に見せたのは、配慮に欠ける」として教諭に厳重注意する。　学校によると、映画を見たのは児童２２人（１１、１２歳）。担任の男性教諭がＤＶＤを持ち込み、７月１３日に放送室のスクリーンで同姓の人が次々と殺害される「リアル鬼ごっこ」、１６日に教室のテレビモニターで「輪廻」を見せた。「輪廻」は授業時間内に見終わらず、給食時間にもかかった。　「輪廻」は少年少女らがナイフで刺され、血が噴き出す場面などが続く。映画界が自主的につくる映画倫理委員会は、１２歳未満が劇場で見る場合は保護者の助言・指導が必要な「ＰＧ１２」に指定している。　教諭は、１学期のカリキュラムを終えていたため映画上映を計画。「頑張ったごほうびに」と見たい映画を尋ねたところ、児童らがホラーを希望した。２０日夜にＰＴＡが６年生を対象に体育館でホラー映画を見たり暗い校舎内を歩いたりする肝試し大会を予定していたこともあり、２作品を選んだという。　その後、体調を崩した児童がいるとの情報を受け学校は各家庭を訪問。眠れないなどと訴え急性ストレス反応と診断された児童がいることを確認した。　今月１日に緊急保護者会を開き、筒井校長と教諭が経過を説明、謝罪した。保護者からは「行き過ぎ」との批判の一方、「子どもが見たいと言ったのだからいいのでは」との意見もあったという。　宮崎勤の事件で部屋に多くのアニメやホラーのビデオがあったことで一時期　『オタクが危ない！』　というレッテルを世間やマスコミは貼りまくった。　その結果オタクが減ったりアニメ、ホラーが激減したかというと真逆の現象が起きた。　ゲームの世界にも暴力表現に対して年齢制限が一部適用されたりはしたが、アニメ産業は拡大し、ジャパニーズホラーとして海外でも評価を得るほど（現在は飽きられて下降線）人気を博した。　インターネットは普及し、動画無料配信も今や普通に行われている。　子供がいくらでも見ようと思えば見ることができる環境に進んだのは当時の事件を思い返せば皮肉としか言いようが無い。　当時『オタク』『アニメ』『ホラー』がバッシングされた理由は　『こんな映像を見ることで子供が犯罪に走る可能性がある』という曖昧な物だった。　　恐らく現在一部”識者様”が行っている児童ポルノの規制も同じような結果になるのではないかと思っている。　　『良くない』　『危険だ』といって隠すのも結構。　その一方で　確たる指針を持つような躾・教育が語られずにただ危険性を叫ぶやり方には同意できない。　それは宮崎勤の時の様に、『起きてしまった事の原因を決め付けて安心したい』という脆弱な意思を感じるからだ。　原因の分からないものは対策を立てることが困難で不安なもの。　だから原因を決め付けてしまいスケープゴートにする。ひたすら叩く。　痴漢の冤罪事件を見ているかのようなこの現象・・・私は見苦しいと感じる。　変？

Aug 13, 2010

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我が家の夏に”Ｑｏｏ”がきたっ！　　～扇風機ね～

　2歳児の想像力というのは恐ろしい。　昨日ホビーオフにて￥315でQoo～の扇風機（※）を購入。　嫁と長男は其々別のものがあったので　自分の分が無いと激怒し暴れる長女を抑えるために悩んで買ったもの。　羽のやしの葉部分は軟質素材なので回転中に触れても怪我はしない。　ちょっと痛いが。　やしの幹の部分はフレキシブルに稼動。　￥315でこの部分にも手が入っているのはなかなか。　　　　　　　　　　※ 　　真ん中にある唯一のスイッチを押すとおもむろに　『くぅ～～～っ・・・』　　と声がして扇風機回転。　その間Qooは左右に揺れ続ける仕様。　しばらくは悩ましい声を何度も上げさせつつスイッチを押し捲っていた長女。　少し目を離すと扇風機を別の用途に使っていた・・・。　妙な音がするので振り返ると・・・　幹の部分を持って羽でふすまをガリガリと満面の笑みで削る長女の姿が・・・・。　　ジェイソン？　ｏｒ　　草刈り機？　　　　　　　　　　　　　　　　　どちらも夏と言えば夏ですが・・・。　　２歳の女の子なのに・・・。　父さん悲しいぞ・・・。　　　　

Aug 7, 2010

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花火にみる『日本人の血』　　～教えなくても知っている？～

　　　　　7/24に調布の花火大会がありました。　といっても開催自体を知らない状態で、花火の音に『落雷？　この後大雨？』と慌てて窓の外を見て認識したしょーもない状態。　　現在の住居は４Ｆ（最上階）で然程高くはないのですが、低層地区なので、多摩川近辺にあるマンションを超える高さの花火は丸見え。　小学校くらいの時分は、実家の庭からも見えたものですが、近年はマンションの乱立などで音が聞こえるだけになっていました。　因みに長男（小一）、長女（２歳）はこの規模の花火は初見。　　近所の公園等も『花火禁止』が打ち出されていて、小学校のイベントくらいしか花火を見ることが出来ない環境。　昨年実家に行って家庭用の打ち上げ花火なんかをやりましたが、ロケット花火は自粛する等、花火セットには入っていても使えない花火が増えています。　なんだか寂しい話です。　窓を開けてベランダから見たかったのですが　　『蚊が入るヽ(`Д´)ﾉ』　という嫁の一言によって窓を閉めた室内に長男長女の分の椅子を設置しての見物となりました。　夏って暑いもので、蚊もいるしクーラー効かせて花火鑑賞するのって変だと思うんですけどね・・・。　　で、長男長女を見ていて思ったこと。　『うちの子、ニホンジンダァ・・・』　　　　　　　　（花火がドンっ）　　　　　タマヤァッ！！　ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ　たぁだぁっ！・・・・・。　「お酒とかのむんだよぉ！　子供だからジュース頂戴っ！」　　ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ　「じゅーっちゅ！」　　「お菓子頂戴っ！」　　　　　　　　ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ　　「あ～てぇて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（開けての意味）」　　花火といえば酒につまみに玉屋ですか・・・。　そうですか。　初見のはずなのに何故「玉屋」を知っている？　　ジュースはあげずに麦茶でしたが、私が偶々買っていたポケモンの袋入りのお菓子セット（セブンイレブンにて購入）は貪られました・・・。　まぁ、楽しんでいたから良しとします。　マンションラッシュは今後も続くでしょうけど、なるべく長く花火が見たいものです。

Jul 26, 2010

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モンスターと呼ばれてもイイヤッ！　　～英語教育～

　　　　　英語公用語化「ばかな話」＝ホンダ社長（7月20日時事通信より）　「日本人が集まるここ日本で英語を使おうなんて、ばかな話」―。ホンダの伊東孝紳社長は20日の記者会見で、「グローバル企業として英語を社内の公用語にすべきでは」との質問に対し、その可能性を一蹴した。　衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングや楽天が、英語を社内公用語にする方針を表明。こうした動きに対し、伊東社長は「英語が必要なやりとりは英語でやる。時と場合によって使い分ければいい」と強調した。　【　１.　英語圏の繁栄は？】　先日楽天の三木谷社長が社内の『英語徹底』を誇らしげに語る番組があって、　ココで管理職員が「英語のできる部下と立場が逆転してしまう・・・」と苦笑いしながら英語学習にいそしむ姿も流されました。　凄く違和感を感じるのが、現在グローバル企業として伸ばしている市場はアメリカやユーロではなく、中国やインド、そして資源や親日ということを考えればブラジルなどが有力な国であって、今後２０年のスパンで考えるとアメリカと新興国のバランスというのは　帳簿で見せかけ上の繁栄を続けるアメリカと実際に基本的な内需と資源を持つ新興国では逆転していくのではないかと見ています。　アメリカを支えているのは莫大な国債。　コレを大きく支えているのが中国と日本。　中国は一人っ子政策から来る人口のゆがみで１０年の繁栄が可能かといえば『ジレンマ』を国家元首が口にするほど難しい舵取りが控えています。　それにこの国は日本のように『アメリカ国債を処分しようとはしません』という忠実な僕を演じることはないでしょうから不安定化は目に見えている課題です。　うちの長男が小一ですが２５～２６位の時を想定すると、英語を公用語とすることが必ずしも社会人のスキルとして『グローバルスタンダード』と言えなくなるかもしれません。　阿久根市では弁論大会で揉め事があって『教育と政治は切り離して考えるべきだ！』なんていっているお偉いさんが居ますが、　教育が『将来への投資』であるのなら、国策ですからねぇ・・・。　日本の立ち位置、立ち方は考えないと。【　2.　言語教育として　】　『“脱傍観者”　生きた英語教育で自信（7月20日産経新聞）』では、　　『日本語不可』の授業の実施が取り上げられています。　　注目すべきは　『成績下位者　の成績向上』　上位者が英語能力が伸びるのは分かるとして、　日本語という逃げ道がないことで、分からない部分を『理解できる表現への置き換えをしていくこと』で理解が深まる上に、語彙も増える。　ただ、少し前に『ブッシュ語録』を毒書感想で紹介しましたが、洋画などでも文法よりもフィーリングで聞き取る部分が・・・。個人的にも分かる単語を並べて何とか意思表示しようとする授業は有意義だと感じます。　国語の教育が進んだ後だと『日本語への変換』で違和感がありますからね。　ただ・・・　　基本的な考え方として、『日本人としての教育』をしないのなら『義務教育』では止めた方がよろしい。　生まれた土地や自分の先祖に対する想いというもの無にただ『経済的に優位』とか『グローバルな活動』という文句に踊るのであれば、『日本』は成立しない。　アメリカのように『アメリカ国民なら星条旗！』というようなアイデンティティを育てる教育をするのなら別ですが、日教組とか件の日弁連のような組織が幅を利かせているうちは無理でしょう。　個人の能力の都合を考えるのなら効果的であっても、『言葉は文化の具象化した一つ』。　ホンダの伊東社長は『日本人が集まるここ日本』という前提で日本語を使うのは『効率面』で言えば当然の話。　伊東社長の言い分をそのまま取れば、　　『どこの国に言っても英語を使うのが効率的？』という疑問から来る言葉に感じます。　中国で英語となれば人材確保は簡単ではないでしょう。【　3.　結　】　今回楽天やファーストリテイリングが社内公用語を英語にしたところで、コレまでも外資系企業では普通に有った話ですからそれほど驚くことでは無いと思います。しかし、『何でも英語』というマスコミの取り上げ方は将来的な方向性としてもいささか不安なものを感じます。　　　自分の仕事に振り返っても、　日本語、英語をちゃんぽんにされると（米軍基地の人は時々そうした人が居る・・・）理解困難ですし、　日本語が標準語で無いと難易度は跳ね上がります。　スペイン系の人も多いですし、韓国人も多数・・・。　　ある意味こうなればなるほど『英語押し』では無く、『日本に来たなら日本語使え！』と言う方が現実的だったりします。　英語位は通訳がいても絶対数が足りていない。それも関西弁をちゃんぽんにしている人を理解できるかというと・・・。　その代わり日本人も外国に行けばその国の言葉を・・・と言う方が自然でしょう。　　ＷＣで戦ったパラグアイは日系人が多数いる国ですが、『日本語を覚えても仕事が・・・』と言うことが新聞各紙でＷＣ期間中に掲載されていました。　経済的な面で言えば、企業とのパワーバランスで言葉は強制されてしまいます。それがコレまでは英語圏の企業体が大多数だったから英語というだけのこと。　資源や利益の還流先が英語圏であったということです。　　まあ、日本語がまともに話せない日本人が外国の言葉で細かいニュアンスを再現は出来ないでしょうから（そもそもそうした表現自体への意識が欠如）、自国語をベースに教育する意識が無ければ、使われる外国語を含めて『文化としてのレベル』は保たれないでしょうね。　　【　蛇　　足　】１）　日本人の採用で『漢検所有者』が優遇されたのは結構最近のこと。　　　つまり、その程度の国語能力しか持たなかったということ２）　本当に英語教育が企業で重要視されているのなら、英会話教室や留学斡旋の企業が、企業内の不正はあったにせよ、簡単に潰れることはなかったでしょう。　

Jul 21, 2010

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モンスターと呼ばれてもイイヤッ！　　～ファーストネームで呼ぶ学校～

　　　　　私は自分の名前を一人称にするしゃべり方（例）え～、マキそんなのわかんな～い）が大っきらい。しかし同様に呼称においても安易にファーストネームを使う風潮が出てきていることに違和感を感じます。　『山田太郎君　。』　というのと　『山田君　。』　というのと　『山田ぁ　！』　というのと　『太郎　。』　というのでは呼ぶ側と呼ばれる側の意識が大きく異なります。　長男の小学校では基本ファーストネーム。　　市立の小中一貫高で　学園長が校長を兼任しているところですので、このあたりの意識は恐らく中学になっても変らないものかと思います。　本日で一学期が終わるわけですが、正直　『自分のときの小学校教育』　と　『今の小学校教育』　のギャップは悪い意味で大きい。　基本的に必要だと思われるものに関して　意識が行き届いておらず、　意味合いが分かって無いと思われる教師陣の言動が目立ちます。　例えば同じ市立の学校で小一の夏休みの宿題の一つは　『１００冊本を読む』。　４０日程度で１００冊。　勿論他の宿題もあるわけですが、感想文は求めない。　つまりなんでもいいからタイトルを１００冊書いてしまえばお終い。　何のための宿題だか・・・。　夏休みのプール開放も事前登録制。　恐らく指導できる人数が教育委員会あたりで指示されているのでしょうが、随分間口が狭くなったものです。　さて、話を戻します。　ファーストネームは欧米的考え方で言えば　『組織　＜　個人』ということで、個人主義の象徴的な部分です。　コレは日本が組織の肩書で信用を得るのに対して、個人の力量と言うものが評価対象となっている（実態を見ればそうとも言い切れませんが・・・参照『クビ論！』）証左。　逆に言えば組織に対する所属意識や忠誠という物を軽視する傾向を示します。　ただ、アメリカでも組織に対する所属意識や階級がハッキリしている軍のような組織では、上のものに対して軽々しくファーストネームで呼んではいません。　敬称つきです。　こう書くと　『小学校でも先生に対しては　”～先生”と敬称をつけている。　先生から児童に対しては児童をより一戸の人間として見て、親密な感情を示すものだ。』　等と反論されるかもしれません。　しかし、先生と児童ってそもそも一線があるわけですよ。　『先（に）生（まれた者）』　つまり、年長者として子供にモノを教える立場のものが、一段高いところに立つのは当然のことながら、『親しき仲にも・・・』という姿勢を持たずに、友達感覚で接して、いざとなれば年長者であることをかさに着たり、評価する側に回ったりというのは如何にもご都合主義です。　『範となること』　コレが出来ないものを、年長者として尊敬するとでも思っているのでしょうか？　私はこの　『ファーストネームを個人の象徴』とすることには反感を覚えます。　　そして、日本においてはこのファーストネームが個人の象徴たり得ないと考えます。　民主党の党首様やらが夫婦別性を推進していますが、この人達でも『姓名』で個人を表しているのは如何にもファーストネーム単体で呼ぶことがくだけたものであり公式では認めがたいものであるかということでしょう。　改名で名前を変えることは『個人の存在を変容させること』にはならないですよ。　しかし、婚姻等による姓の変更というのは『その人の置かれる立場』というのを示しています。　そして児童がファーストネームではなく、姓名で、もしくは姓で呼ばれることは『誰の保護下にいるか』を示していることです。　　先ほどあげたアメリカ的なファーストネームにおける　組織　＜　個人　であっても、『個人としての評価・アイデンティティの確立』が前提であるということを考え合わせれば、なれなれしくファーストネームで児童を呼ぶ先生というのは　『個人として評価されるための考え方』というのがないことが分かります。　まして、この小中一貫教育では『学校と家庭、地域が一体になっての教育』を掲げているわけですから、呼び方の違いというのが何を意味するのかというのは　自己確立の為にも　現在の立ち位置を認識させ、所属意識・貢献意識を育てるために必要なこと。　子供は生まれた時に最初に親から『命』をプレゼントされ、次に『自分の表記』として名前をプレゼントされます。　コレはあくまで『家族の中での呼び名』です。　親しい中でファーストネームで呼び合うことは、逆の視点で見れば『家族といえるほどの親密さ』を示しています。　ファストネームで呼び合える中というのは自分の『家族波のつながりの拡大』を意味するわけです。　それは人間的な絆の拡張です。　形だけファーストネームで呼ぶことは、一見して『児童を個人として認めること』に見えますが、実際には個人として”だけ”評価することになり、『児童の持つ絆やつながり』を無視もしくは見落とす結果を招きます。　　大人になってからの私の体験で類似するものがあります。　職場でいきなり『○○ちゃ～ん』なんて呼ぶ年長者見たこと有りませんか？　立場が上ならなんと呼んでも良い訳でもないんですよ。　先生も一緒。　『場をわきまえてください。ココは職場です。』　　実際に馴れ馴れしくされて言い放ったことのある台詞です。　この職場は少人数であったこともありますが、上司と部下の統制関係が『馴れ合い』に終始していて、部下は上司の指示を馬鹿にして、上司はそれに不満を覚えるというところでした。　原因は明白です。　『親しくすること』と『馴れ合い』を混同したから　必要な規律がグダグダになったんですよ。　　　長男は幼稚園では当初フルネームでの呼称でした。そこから友達同士、先生と児童が親しくなることでファーストネームでの呼称に”変化”していきました。　幼稚園に出来ることが小学校では理解されていないことに私は正直がっかりしています。　　『親しみ』のつもりで『馴れ合っている』事が　教育現場でのくだらない混乱の一因であると一学期だけでも私は感じました。　先生達がココを勘違いしているのなら、少なくとも長男の通う小学校の教師のレベルは　私がかつて居た統制の統制が取れていない職場と同レベルかそれ以下って事なんですけどね・・・。　

Jul 20, 2010

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かわいい子には失敗をさせろ？　　

　　　　昨日は世間ではワールドカップでも我が家では『帰ってこない長男』の問題が勃発しました。　何のことはない小一の長男が公園で遊んだまま、近くに住む学年が上の子に誘われて6時過ぎまでその子の家で遊んでいたというだけなのですが・・・。　その子の家庭は両親共働き。　学童も利用していないようで友達と遊んでいなければマンションで一人ぼっち。　その子と普段遊んでいる同学年の子も今回は　5時で帰ってしまったため長男とマンツーマンで遊んでいたらしい。　長男は5時のチャイムで帰る約束をしていたものの、母親連中無で遊び始めたのはつい最近。　　遊びが楽しくて頭からすっぽり抜けてしまった模様・・・。しかも公園に居るはずが延長戦に突入しているんだから・・・。　結果、無事戻ってきました。　父親の立場としては長男は十二分に『母の怒り』を喰らったので、それ以上制裁する気は無し。　ただ、なんで叱られたのかは反省会。１）　約束の時間に帰ってこなかった２）　嫁にどこに行くのか伝えていなかった　コレくらいの事と言えば語弊が有りますが、失敗して次上手くできるように学べばよいと考えているので一番悪いのは　『叱られたから次からは友達と遊ぶのを控える』という選択肢。　（嫁はお説教で『もう約束なんかしてくるなっ！！』と言い放ってしまった・・・。）　親がいくら体験・経験を準備しても限界が有りますし、そんなに親が子供の世界を理解できるはずもない。　　結局は体験が多いか少ないか、早いか遅いかの問題で、私は『お説教』がしみこむ早いほうがよいと思ってます。　で、100円ショップで腕時計とポーチを買って帰宅。　　腕時計の付け方教室開催。　家に電話する練習も近日開催予定。　約束しても良いし、友達と遊ぶのも良し。でも、親との約束も守ることを確認しましたよ。　将来この甘甘な判断が良いのかどうかは分かりませんけどね。　・・・しかし、長男（小一）が泣きながら叱られて居る間、長女（2歳）が長男の頭をなでつつ嫁を威嚇し続けたとの事・・・。　長男に会いたくてやや早産になって生まれてきた長女ではありますが・・・どこまで長男好きなんだお前は（親複雑）。【　長女の好き好き度　】　アンパンマン＞＝　長男＞＞＞嫁＞（越えられない壁）＞私（気分が良い時のみ）　orz　　

Jun 30, 2010

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長男の『お勉強』・・・　　～感じたことを表現する　：　日記・手紙～

活気づく図鑑市場　「楽しく」「勉強になる」を１冊で（5月12日産経新聞より）　子供向けの図鑑がおもしろい。ウミガメやジュゴンなどを「実物大」の写真で紹介したり、小学生と世界最大の動物、シロナガスクジラを「比べる」など、アイデアを凝らした図鑑が次々登場。大人から就学前の小さな子供まで人気を集める図鑑は「楽しく」「勉強になる」、そして「お得感」がキーワードのようだ。　３月発売の『ほんとのおおきさ水族館』（小宮輝之監修、学研教育出版）。水中の生き物を本物そのままの大きさで収める。　折り畳まれたページを開くと、全長約９０センチのメガネモチノウオの姿。シャチは、さすがに入りきらないので顔の部分のみ。それでも、子供の指より太い歯やつやつやしたピンクの舌など、手に取るようによく分かる。セイウチも、５０センチ以上ありそうな長い２本の牙ののぞく顔の部分をそのまま収録した。写真絵本のようでもある。　『水族館』は『ほんとのおおきさ』シリーズの３作目。刊行の発端は、同社図鑑・百科編集室の西川寛さんが動物園を訪れた際、キリンの顔を間近で見て鼻息まで吹きかけられ、仰天したことだった。「この体験を絵本の形にできないか」と考え、一昨年、第１作の『ほんとのおおきさ動物園』を出版。「実物大で見せるアイデアに驚いた」など反響が大きく、海外でも５カ国語に翻訳され、アメリカでは半年間で１０万部を超える大ヒットとなった。　「電子書籍などがはやっていますが、この企画は紙の本でないとできない」と西川さん。１、２歳の乳幼児も喜んで見たり、お父さんやおじいさんが読み聞かせに活用しているという。　１冊にさまざまな要素が盛り込まれた“お得感”も売れ行きを伸ばすポイントとみるのは、ジュンク堂書店大阪本店（大阪市北区）児童書担当、米谷薫さん。従来のセット売りの図鑑は「金額的なこともありますが、『置く場所がない』という声も聞きます」。１冊で楽しめて勉強にもなる図鑑に注目が集まっているという。　我が街には書店がまだいくつかある。　個人商店の規模の物は駆逐されてしまったのは残念だが、それでも万引き被害などで経営が苦しいといわれ、ブックオフなどの中古書店に押され、活字離れで書籍受難の時代としては残っている方だと思う。　太宰治や山本周五郎等　自治体が著名な著者と関わりがあるのを街づくりに生かそうとしている姿勢があるせいかもしれない。　さて、その書店に入ると殆どの書店でそれほど書籍の割合に差があるわけではないことがわかる。　とある時から『手書きポップ』が購買意欲を導するということで異常にポップが増えたが、エンドに平積みにされる本はどこも大差ないし、自分の子供の頃と比べても児童書や幼児教育のスペースが然程広がったようにも感じられない。　絵本が減り幼児参考書や子供用の辞書が増えたのが目に付くくらいか。　サブプライムローンの問題が表面化する前は、『子供に本物を見せる・体験させる』ということで体験型の学習が人気を集めたのだから、図鑑人気というのは『本物を触らせたいけど余裕が無いから・・・』ということなのかもしれない。　　長男の小学校入学からはじめたワークブックがなんやかんやと日付と共に進みまもなく終わる。　小学校からの宿題も毎日のように出ているので入学前に比べると本人は負担に感じているようだ。　入学から１ヶ月強、夏休みまで２ヶ月ほど。小学校に慣れ始めた子供を持つ親には『ここが売り時』と見られているのか塾や通信学習の案内やアンケートが入学前と同じくらいのレベルで増えてきた。　　『入学前学習』からはじめた基礎能力をここから一気に伸ばそうという『教える側の目論見』はわからないでも無いが、個人的には少々別の方向に向ける時期にはいったのではないかと感じている。　小学校で朝顔を育て始め、宿題が安定し、友達を作ろうと苦慮している中で、文字の上の答え決まっている問題を解かせても面白くないのではないかと感じている。冒頭の記事の図鑑のブームも　『へぇ～・・・』という感嘆だけで終わってしまえば　自分の考えや知識の中で然程存在感が無い。　　毎日新しいことを感じる今だからこそワークブックでの学習に代えて　長男の大好きな『じ～じへの手紙』を毎日の勉強の代わりに書かせてみようかと思っている。　私は小学校一年辺りから　自分の３つ上の兄の影響（というよりお「お前もやれ！」と脅された・・・）でＢ５位の紙に新聞をまねて小新聞のようなものをたまに書いていた。　その後自分も授業で　同じ事をしたのだから先生独自の授業ではなかったのだろうが、見出しをつけたり、『新聞には必ず４コマ漫画！』というわけの分からない刷り込みが行われたのもこの頃だ。　　小学校３年の時にクラスで『毎日日記をつけて先生に提出する』というクラスの決まりがあった。　今よりも１０名ほど多いクラス構成の中で毎日提出される児童の日記に目を通し、コメントをふる先生はご苦労だったと思うが、何も日記に各期が起きない日でも　『きょうは、なにもないひだった』　と書いて提出すれば提出の証に教室の壁に貼られた　児童別の提出グラフに金色の星型シールを積み重ねられるのがうれしくてとりあえず提出をしていた。　今にして思えば先生からは子供たちが何を感じていたのかが垣間見えるし、変化を感じ取る材料になっていただろうし、子供から見ればその日に感じたことを反芻することになって、経験の濃度を増すことが出来るし、何かに表現することを繰り返すことでコミュニケーション能力の養成には役立ったと思う。　丁度学校の図書室の解放が始まったようなので、図鑑を買うまでもなく多くの『紙の上での経験』が出来る環境はある。　親は子供がたどたどしく経験を伝えようとしてもなんとなく言いたいことを先取りしてしまったりする傾向がある。　　　教える側である嫁も『主語』　『目的語』　が抜けたせっかちで　意味不明な話をすることがたびたび有るので長男が自分の中で伝えることが完結してしまっていてもなんら不思議は無いのだが・・・、それでは結局『伝えようとする努力』　を省略することになる。　離れて済む祖父に絵でも文字でも『その日に感じたことを伝える』ということは、自分の経験の反芻・咀嚼になるし、コミュニケーションにもなる。　　３日に一回送るペースなら郵送料でも　90*10＝900円程度。　この費用負担なら家計にも優しい。　とりあえず試してみたいと思う。

May 13, 2010

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ジェンダー・フリーが蝕む男女の別　　～ＤＶと男らしさ～

９か月の長女を壁に投げつける…風俗店員逮捕（4月21日読売新聞より）　福岡県警南署は２０日、９か月の長女を壁に投げつけ重傷を負わせたとして、福岡市南区大楠１、風俗店従業員岡田祐季容疑者（２３）を傷害容疑で逮捕した。　「泣きやまないので投げた」と容疑を認めているという。　岡田容疑者は、妻（２３）と長女の３人暮らし。１７日、妻と「娘の右足がおかしい」と病院を訪れ、１９日に再検査して骨折がわかった。その際、妻が医師に「夫から暴力を振るわれている」と話したことから、病院が福岡市のこども総合相談センターに通報。連絡を受けた同署が２０日に岡田容疑者に事情を聞いたところ犯行を認めたという。　妻は２月と３月、同署に「夫から殴られたり、けられたりする」と相談していた。担当者は、避難施設に入所することや、刑事事件の被害届を提出するよう促したが応じなかったという。　社民党の瑞穂ちゃんの意向を受けて男女の垣根払拭というのが『女性の権利確保』という形で推進しています。　私は根本的には男女同権の意見ではあるのですが、『ジェンダー・フリー』という言葉が『男女の性別による根本的な区別・機能分担』を踏まえないまま進んでいることに違和感を感じます。　先日新聞紙上で瑞穂ちゃんの意向を受けて作成されている法案では『男らしさ』　『女らしさ』というものが削除され、『男女差別』であるという認識が示されています。　田嶋某とか瑞穂ちゃんに言わせれば『女性が社会的・経済的に自立できるのならばＤＶのような男性が女性を虐げる構図は無くなる』ということになるのでしょうが、現実的に男と女の体は別物だし、その『区別』を『差別』と捉える感覚が感情的な男女差別に繋がっているように見受けられる。　　先日地方自治体の首長としてはじめて育休を取得した文京区長の追加記事（扱が小さい・・・）育休の文京区長「母の偉大さ実感」（4月21日産経新聞より）　自治体の首長として全国で初めて育児休業を取得し、１６日に公務に復帰した東京都文京区の成沢広修区長（４４）は２０日、報道機関との懇談会を開き「妻が買い物に行っている間くらいは時間があるだろうと本を持ち帰ったが、１ページも開く余裕がなかった。これだけのことを毎日１人でやっている母親の偉大さを実感した」と感想を語った。　私は事あるごとに『主婦の復権を！』と書いてきたが、社会的にも『少子高齢化』への対応が必要であるという事情があるし、女性が社会進出することで労働単価を引き下げ、子育ての為の努力が教育関連業者に委ねられ、『子供の人間性を大人が見守りながら、大人自身が大人としての立場・欠陥に気付く機会の喪失』を進めてしまうことは既に社会に大きな歪を生み出す結果となっているように思う。　　女性に社会進出するなというのではない。　その前提条件として『女性らしさ』を失う必要が無いということが欠落した『社会進出論』が不出来な作文だというだけだ。話を引き戻す。　ＤＶの記事を読んでいつも思うのは、『男が弱い女に手を上げることが恥ずかしいことである。男らしくない。』という認識が決して文章の上に上らないことに情けなさを感じるのだ。　母親が幼児を虐待する記事などには『かわいそう』　『人として信じられない』など同情的な声が見受けられるのに対し、ＤＶの記事に対し『男の恥』と明記されることは皆無。　『母親の子に対する優しさ』　は『性別に基づく女性らしさ』の一端である。直接的ではないが　まだこの点は指摘されている。　『弱者に手を上げない』　というのは広義には社会的強者の横暴に対する戒めの言葉であるが、この言葉が現在の社会で通用しないのは最も身近な社会単位である『家庭』で　『男が女子供に手を上げるな！』という教育を否定されていることに原因は無いだろうか？　『男らしさ』を失うことに恥じれば、ＤＶの中で少なくとも暴力に訴える部分は　自制する方向に向くだろう。　『～らしさ』と共に『高潔な精神』を捨て去ることを進める現行の男女平等論者には理解できないだろうが。　世間で誤った『男の権利』『女の権利』が主張されているために混同され忘れられがちであるが、本質的に『区分』される性別に基づく『男らしさ』『女らしさ』を削除する男女平等社会に明るい未来など無い。　　【　参考記事　】過激な性教育への歯止め削除　男女共同参画中間案、福島氏の意向色濃く（4月15日産経新聞より）　政府の男女共同参画会議の基本問題・計画専門調査会は１５日、平成２３年度から５年間の男女共同参画基本計画策定に向けて中間整理案を公表した。性差否定の温床となった「ジェンダーフリー」や過激な性教育への歯止めをかけた現行規定を削除したほか、公的機関などの一定比率を女性とするよう割り当てる「クオータ制」の検討を初めて明記するなど急進的な内容となった。　現行計画では「ジェンダーフリー」という用語を利用して男女の性差や男らしさ、女らしさを否定する動きについて、「国民が求める男女共同参画社会とは異なる」と指摘。発達段階を踏まえない行き過ぎた性教育についても自制を求めているが、中間整理案ではこれらの表現は削除された。　福島氏は２月、あらゆる施策でジェンダー平等の視点を取り入れるよう求める「基本的考え方」を公表しており、中間整理案も「福島氏の考え方を全部反映した」（内閣府幹部）という。　内閣府・・・公僕（イヌ）の蔑称に相応しい働きっぷり・・・。　しかし、公務員が『国民の信任を得た政治家』に逆らうことは民主主義に反する。　ということは・・・。

Apr 22, 2010

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早期教育　vs　思考力　　～五味太郎の皮肉～

　　　　【書評】児童書　『質問絵本』五味太郎著（4月18日産経新聞よ抜粋）　我が家の恩人、五味さんの人気絵本が復刊されたと聞き、手にとってみたのが、『質問絵本』。タイトル通り、１５の質問で構成されているが、これがなんともユニーク。　その１。「ここに女の子が１４人おりますが、さて、いちばんはやく結婚しそうなのはどの子だと思います？　そのわけは？」。体育会系やコンサバ系、アイドル風から不良っぽい子までずらり。他に手がかりはないので、１４人をひたすら見比べる。不良が意外と早いかも。地味な子が早々と落ち着くのでは？　それともかわいい女の子かなあ。　続く質問にも頭を抱える。８人の先生を登場させ「わりと平気で失礼なことを言うのはどの先生？」、山の上で人々が座ったり歩いたり転がったりしている風景を前に「まちがえてきてしまったのはどのひと？」。　何せ、正解がない。どんな答えを出すかは、その人次第。人間性が見えるかも。深い絵本だとうなっていたら、まもなく１０歳になる長女ものぞきこんできた。「ああ、そんなこと言うのはこの顔よ」「なんでわかるの？」「だってそんな顔してるもん」。違うでしょう、と反論しかけて、こうやって親子で語り合う楽しみもあるのだと気がついた。やっぱり我が家の子育ての力強い“助っ人”だ。　産経新聞と週刊アスキーの書評は結構変ったのが出てきて面白いです。　五味太郎さんは前に『おとな｛は・の・が｝もんだい』を毒書感想に取り上げましたが、絵本でありながら（絵本だから？）割と小さい子供には分かり難い内容のものが多いです。　どちらかというと大人に対する皮肉的なものが・・・。　　　　　　　　　雑誌AERAの『早期教育効果は小学生で消える』はちょっと興味深い記事でした。20年以上前に実施した調査で、３、４歳で文字を習得している子と、習得していない子との差は、小学校入学後に急速に縮まり、１年生の９月には両者の差は消えてしまうということを指摘してきた。また、別の研究でも、漢字の習得では、早期教育を受けなかった子どもとの差は小学校２年生ごろに消滅し、むしろ国語嫌いは早期教育を受けた子に多かったということもわかっている　『お受験』の私立幼稚園などでは早期教育は当たり前ですし、正直高校受験くらいまでは大きな差が出ると思っていました。　実際東大の合格者を調べれば親の年収が一定以上無いと入れない実態が示されているという記事も出ています。　　『勉強はテクニック』　というのが受験社会では当たり前になっている証左です。　　　都立の中高一貫校が市内に出来たため（２０１０～）長男は出来れば・・・なんてことも考えています。　しかし、それとてその時になって見なければ分かりませんが。　現状では書見で知った『思考力を試す魅力的な入試』という部分に惹かれての話。しかも当事者の意見ではなのですから今のところ参考意見です。　　むしろ、早期教育の弊害として一番心配されるのは、子どものストレスだ。東北生活文化大学の土井豊教授らが、1997年に幼稚園児の尿を採取してストレス値を比較したところ、早期教育を受けている幼児は、受けていない幼児に比べてストレスが高かった。さらに早期教育を受けている幼児は、昼間の幼稚園での活動が鈍くなっていた。幼稚園後の「お勉強」に備え、日中は活動を休止して子どもなりに心と体のバランスをとっているのだろう。日中の活動の低下は子どもの発育にとってよくはない。ほかにも早期教育を受けた子どもがストレスで情緒障害を引き起こしたケースや、親子の愛着関係に悪影響を及ぼした事例も報告されている。　都内に住むＡさんは、長女の妊娠中からクラシック音楽や絵本の読み聞かせで胎教した。乳児期からは水泳、リトミックのほか、有名幼児教室にも電車で通った。自宅では幼児教室の教材やパズル、フラッシュカードで毎日１時間以上の早期教育を実践した。友達と自由に遊ぶ時間は少なかったが、長女に嫌がる様子も見えなかった。どんどん子どもが吸収していくのが嬉しかったし、何よりも子どものためと信じていた。　早期教育熱はやがて中学受験熱に変わる。Ａさんの長女は、過酷な競争を勝ち抜き都内の難関の中高一貫進学校への入学を果たしたが、その後勉強熱が急速に冷めてしまった。競争の激しい進学校で成績は伸びず、大学受験は苦労した。　有名中学に合格し、張り詰めていた緊張の糸がプツンと切れてしまったかのように、その後の成績が伸び悩む例は多い。子どものストレスは早期教育で終わらない。小学校に入れば塾通い、中学受験、それが終わっても大学受験と、常に急き立てられていく。（AERA 『早期教育効果は小学生で消える』より）　お母さん方の中では小学校三年生の時には『中学校はどうする？』というのは具体的な形になっているそうです。　要するに塾などが組むカリキュラムがそういう流れにあるということなのでしょうが、小学校３年生で『将来何になりたい？』というのが具体化しているかというと疑問です。当然具体化していても『子供のいうことだから』と　親は「そうなればいいね」位の感覚であると思います。通常は。　ところが現在の受験というのは小中一貫、小中高一貫、中高大一貫と入り口が早期化しており、『誰が進路を選んでいるのか？』といったら親が選んでいる状態。個人的に『その時にそこまでの学力があれば』ですが、電気通信大学（調布市）に行ってもらいたいとか希望はありますよ。　あくまで希望。　　ところが、大学の先では『有名大学卒』は一定のブランド力があるのが厳然とした事実。　ということは早くに親がレールに乗せちゃえば、本人が進路に悩まなくてもそれなりの職に・・・というよりほぼ決まった道に行くことが決まってしまう。　　今ではネットで口コミ情報が豊富になっていますからある程度学校の実態は分かりますが、パンフレットや説明会でその学校に入った自分の姿を想像するのは殆ど不可能ですよ・・・。　五味太郎さんから『感じ取る学び』と現実に迫られた『受験用の学び』・・・。　感受性を基準にすると答えが一つにならないので学校側としては教えるのが難しいし、入試で選分けるためには今の形が『妥協案』として仕方の無い部分もあるんですけどね・・・。　因みに・・・　結婚が早いのは誰かは分かりませんが、『割と地味な普通の子』の格好　＝　中庸　を意識している女の子は世間の風潮次第で早くも遅くもなります。周りをみて浮かないようにする習性があるから。「皆結婚するから急がなきゃ。」　「皆大学に行くから私も。」　「女性も仕事よね。」等々。

Apr 19, 2010

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問題点の解消・役割分担せずに教員人事の権限委譲をやらかす異常！　～本編～

　　　　　第一に橋下知事も勘違いしているのが『地域の教育は地域で責任を持つべき』という知事の発言。　国民としての教育は誰が出来任を持つの？　　地域の特色を持たせる『幅』を持たせることが必要なのに、人事権だけなんて責任の所在が適当になることをして欲しくない。タダでさえ大臣が変るたびに教育の方針が揺らいで、今ゆとり教育を途中まで受けている子供が戸惑っている状況をご存じないのだろうか？　本当に『国民としての教育』の上に『地域特色ある教育』というのであれば、カリキュラムの改定のほうが重要事項。　　教科書問題では度々『諸外国への配慮』をし、竹島も日本海もキチンと主張しない。　掛け算九九が学年を跨ぐなんて信じられんことしてる癖に・・・。　個人的に教育委員会が仕事をしているとは思っていない（そろそろ指摘する事案が出てきています・・・。）ので、教育委員会が抱える人事権そのものに問題を感じますが・・・。市の教育委員会の電話対応は酷いものです。　それに、小中一貫教育などを推進するのであれば、学校長や副校長（教頭？）は管理職。　教育委員会も外部諮問委員と、監査委員を除けば民間委託で対応できるはずですよ。　給食費滞納の問題とかを教師にかぶせるのではなく、キッチリ『公費の滞納』として自治体対応に出来るようにするにはそのほうが効率的ですし、無駄が無いと思いますけどね。　　日教組に見られる非常識などの根源は『学校自治』と『閉鎖空間』であること。　教育委員会の感覚もここに引き摺られているように感じます。　前にも書きましたが、教育委員会がキッチリ学校の事務仕事を矢面に立って管理すれば　教員が児童・生徒に向き合う時間が増えます。　後になって実費で直ぐに買えだとか、提出しろだとか手際の悪い事務をさせるのは『教師の能力不足ではない』！　やらせるほうが愚かなんです。　虐め対策とか安全管理とか教師への訴訟が出ていますが、文科省や教育委員会は『だったら余裕が出るように組み立てなさいよ。』　　さて、新聞の記事です。小中学校　市町村に教員人事権　文科省、移譲認める（4月16日産経新聞より）　都道府県で一元的に行われていた小中学校の教員採用や人事を、個々の市町村の判断で行うことが可能になる。市町村の実情に即した人事が、市町村の責任で行われるようになる一方、過疎地域の市町村には優秀な教員が配置されにくくなることも懸念される。　文科省によると、現行では、教員の人事権は都道府県と政令市の市教委だけに認められ、実質的には都道府県が一元的に管理している。今後は、都道府県が条例制定した場合には、市町村教委が独自の判断で教員採用や配置を行えるようになる。ただ、人件費の財源は都道府県に残される。　教員の人事権については、橋下知事のほか、中央教育審議会でも移譲を求める声があったが、具体的検討は進んでいなかった。大阪府以外にも検討する都道府県が出る可能性もある。　この記事凄く違和感を感じます。　地方分権に向けて橋下知事は『大阪都構想』を前任者の焼き直しでぶち上げています（オリジナルでは無い）。　　これは道州制など地方分権に向けた『規模』の問題をどのように捉えているかという部分なんです。　市区町村レベルでは平成の大合併を行い、職員の削減や業務の共通化などを進めました。要するに従来想定されている最小の行政規模は小さすぎたと判断されているわけです。　道州制の話は都道府県では経済規模や政策・財源の受け皿として『地域内で裁量を持つと共に自立・自律できる規模』として小さいとされる問題から。　スケールメリットを保ちつつ、優秀な人材を確保する策としては下の下。　　教員の採用については同日興味深い記事が出ています。教員採用が過去最大、臨時教員もあらかじめ採用　さいたま市教委（4月15日産経新聞より）　市教委は正規採用とは別枠で、試験に不合格ながら優秀な成績を収めた受験者を、臨時的任用教員採用合格者（臨任採用者）とし、全員を来年４月から採用する。政令市では初。　市教委はこれまでも、必要な学級数が増えるなどした場合、事前登録した不合格者の中から臨時で教員を任用してきた。だが、登録者全員は採用されず、就職への不安から他の採用試験を受けてしまうことも多かったといい、正規採用者以外でも優秀な人材をあらかじめ囲い込む狙いがある。　臨任採用は、小学校で７０人程度、中学校で３０人程度を予定している。埼玉県で苦労している問題がもっと弱い自治体で対応しきれるの？　正直学校側が『優秀』とする教員と　児童・生徒やその保護者が考える『良い先生』は大きく異なります。　その後の出世を見ていれば大体分かりますよ。　因みに『人気のある先生』　と　『良い先生』も別物です。　生徒に人気のある先生というのは『授業が分かりやすい』では無い。　『授業が楽』。　保護者に人気のある先生を見ていると　『卒業生などが志望校に受かった実績が多い』先生。　　この辺は保護者の間で口伝されます。　自分の児童・生徒としての経験上では、流した授業をやる先生は公立校・私立校の区別無く結構いますし、授業中の生徒の機微に気付くわけもありませんから進路指導も下手ですし、生徒を叱ることも”的確に”出来ない。　ピンとはずれで生徒からすれば『馬鹿にする対象』です。　以前紹介した毒書『公立校で伸びる子は・・・』では、『塾では１０人の生徒を管理できれば優秀』という基準がありましたが、良い先生、上手い先生というのは若いとか経験が豊富とか言うのではなく、　『子供の中に中間管理職をつくりコントロールするのが上手い』　『子供の役割を組み上げるのが上手い』。　『子供の適正を見抜くのが上手い』　『先生と生徒の力関係を見せるのが上手い』　『塾では１０人の生徒を管理できれば優秀』ですが、学校の先生が３０～４０人の児童・生徒を管理するとなれば実態的に出来るはずが無い。　　だから初っ端にインパクトを残して中間管理職をつくり上げる先生は授業の進行に留まらず、クラス掌握が非常にスムーズ。　生徒は生徒で自分達に興味の無い先生はドライな関係を早々に築きますから　先生側が『お前等に興味がある！』というところを見せられない先生は人気も無いし、相手にもされなくなります。　　ただ、こうした先生は大概自分の視点や力が児童・生徒に向かっており、人気は有っても現場主義になるようです。いい加減な先生のほうが出世している。　保護者の側でもこうした先生は担任にいることを望むので上がれないのかもしれませんが・・・。　　子供単体を教えるのが上手いだけの先生を『学校の先生』とするのは無理があります。　　教育委員会がこのことをキチンと認識できているのなら　教員の能力不足や鬱による休職のロス（ふざけんな！って数字ですよ・・）はもっと防げていますよ。　　市区町村にしたら　需要に適合した人事が出来ると思いますか？それに記事によっては『教育委員への委譲』の文字が消えていますよ。　　有権者の投票に対して『教育の公約』が出来る首長が直接権限というのならまだ分かりますが・・・。　上記の『良い先生』像を踏まえた上で、駄目な先生を首に出来るんですか？　公務員だから出来ないでしょう？　子供の虐めに加担したとして保護者から訴訟されても棄却されている国ですよ。日本は。　現状の教育の課題は『教員の雑務過剰負担』　と　『教育施策の不安定さ』　、　そして　『現場の声不在の教育施策』　＋　『適当な施策でも反旗を翻す組合教員』　。　市区町村への人事権委譲を今やることか？　『国としての教育方針』を無意味な物にしていくだけでしょう。　　・・・それもよりによって『教育委員会』だなんて。

Apr 19, 2010

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問題点の解消・役割分担せずに教員人事の権限委譲をやらかす異常！　　～前提条件～

　一応記事の問題を書く前に、教育制度上の問題を幾つか挙げておきます。【　モンスター・ペアレンツ　】　定義が曖昧になっていますが、基本的に　１）　『うちの子を特別扱しなさい』　２）　『給食費など必要な費用に対して助成を申請するでもなく支払わない』　ところが、教師側の怠慢や常識不足によるものまで最近は含まれている印象があります。　つまり　３）　『説明責任を求める親』　４）　『学校側の事実隠蔽に対して糾弾する親』　どうも教育委員会、学校は『地域と連動して』と言いながらも、自治体側との折衝に対しても保護者からの要請に対しても『自治』やそれに類するモノを主張できると勘違いしています。　　真摯に対応していれば治まる話を、責任を回避しようとしたりうやむやにしようという姿勢が露骨だったりして保護者を怒らせるケース。　清瀬市で中学生が自殺したケースでは教育委員会が調査に乗り出しましたが　『同級生などからも虐めの事実は確認できなかった』　でＦｉｎ。　保護者が学校を訴えているケースも度々ニュースにでてきます。　モンスターはどっちだよ。逆切れじゃないか！　【　教育の地方分権　・　教員免許更新制度　】教員人事権５市町が受け入れＰＴ　大阪、連休明け発足（4月16日産経新聞より抜粋）　公立の小中学校をめぐっては、市町村が学校を設置し、運営を担っている一方、教員人事権は都道府県が持っている。橋下知事は「地域の学校は地域が責任を持つべきだ」とし、権限と財源を府から市町村に移すことを主張。要望を受けた文部科学省が１５日、人事権移譲を了承する方針を明らかにした。　教育は国家施策上非常に比重の重いものです。　地域の特性に合わせて行う部分があるとして、それならば『基礎教育部分』と『発展（地域別）教育部分』をカリキュラム上で示す必要がある。　人事権が簡単に最小地方行政単位（市区町村）に落せるとすれば、『基礎教育部分』を担保することを管理できるのが最低条件となる。　　また、人事権の移行に伴い教師の資質向上に対する責任がどうなるのか？　現在の民主党政権は日教組の意向に沿って免許更新を早晩廃止する動きがある。　これで教員人事を管轄する自治体の単位が小さくなることで教員の能力を担保・管理できるのか？【　教員の職務　】　給食費の滞納に対し教員が滞納家庭を回るなどといったニュースが問題になって久しい。私は『教育委員会の民営化』をかつて提唱した。　癌はここだからだ。　教育委員会が国の教育指針に沿って事務事項や滞納整理事項を請け負うことで　学校で教員が割り振られる雑務は大きく減じることが出来る。　だいたい先般長男の保護者会で『夏休みのドリルは保護者が○付け採点してください』・・・。　そこは、教師がやらなければいけないところでしょうよ。　仕事の優先順位と職務の範囲を大きく誤認しているように感じられる。

Apr 19, 2010

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”暴”に走るこころ。　阻むこころ。　　～似て非なる虐待と育児ノイローゼ～

（エスカレートする虐待。　『心の闇』を疑う愚。からの続き）逮捕の母、自身のブログに「綾音はお空へ帰っていきました」　堺女児虐待死事件（3月18日産経新聞より）　生後２カ月の長女の頭を揺さぶり殺害したとして、大阪府警に殺人容疑で逮捕された武中明日香容疑者（２４）が事件後、インターネットのブログに「（長女は）お空へ帰ってしまいました…」と書き込んでいたことが１７日、分かった。育児のストレスで長女を殺害する一方で、ネット上では死を悼む母親を装っていた。　ブログに書き込んだ日は不明だが、長女の綾音ちゃんが死亡した日付を書いた上で「二ヶ月しか生きられなかったけど、たくさんの大切なことをみんなに教えてくれました。綾音が生まれてきてくれた意味を考えて生きていきます」と記していた。　一方、死亡前には「毎日慣れない育児に悪戦苦闘してます」との文章にハートマークや絵文字をちりばめており、育児に苦労しながらも、長女の誕生を喜ぶ様子を書き加えていた。　また、自己紹介の欄には「好きなもの」として「子供の笑顔」や「頑張ってる人」などをあげる一方、「嫌いなもの」は「子供が泣いている顔」や「一人でいる時間」などと書き込んでいた。　府警によると、武中容疑者は「育児疲れがたまって夜も寝られなかった。いらいらしていて子供がかわいいと思えなかった」と供述しているといい、ブログでも育児でのストレスをわずかにうかがわせた。　子供に暴力を振るう親・・・これは自分の身を振り返って全く気持ちが分からないわけではありません。　そうなりかねない心理状態になることは自分も『ある』からです。　『そういう気持ちになってしまう自分』を否定するつもりも有りませんが、　『その子が生まれてきてくれたこと』　『その子を産んでくれた嫁』　『その子と過ごしてきた時間』　が私の抑止力になって、どうしようもない状況になると自己嫌悪と共に子供を遠ざける（別の部屋に行かせる）ようなことになっています。　それから数日口を利かないなんてこともあります。　　　昔から親が子供に鉄拳制裁というのはありましたが、『虐待』とはいいませんでした。　『虐める』目的ではないですから。　　私は殆ど父親に殴られたことがありません。　でも、その数回で一度手を上げた後、父親が自分を抑えようとして唇をかみ締めて赤い顔で拳を握っている姿が今でも思い出せます。　ここ１年くらいです。その姿がどういうことなのか身をもって知ったのは。　伝わらない自分の気持ちにイラつき、受け取れない子供にイラつき、手を上げてしまう自分にイラつき、解決しない問題にイラつき・・・。　結局その場で問題が解決していないことを自分が一番知っているから『叩くという安易な手段』にでてしまった自分が非常に歯がゆく悔しい・・・。　私はまだ手を上げていませんが、怒鳴るのを抑える時同じ気持ちでいます。　　簡単に言えば『親になるに当たっての心構え』の問題なんです。　子供がいることで自由にならないことは山ほどあるし、負担は大きいし、思い通りにはならないし・・・。　記事では『ネット上では死を悼む母親を装っていた。』　　と書いていますが、私はこの『子を悼む気持ち』も本物なのではないかという気がします。　育児ノイローゼの問題は『虐待』と似て非なるものです。　違いは単純で『行為を肯定しているかどうか？』というところ。　前の日記の事件は自分達の行為を悪いことだと思っていない。だから悩まないし繰り返す。　育児ノイローゼは子供に当たる自分を嫌い、自分を助けてくれない夫ら周囲の人間を嫌い、愛していながら自分を苦しめる子供を嫌いどうにもならなくなってしまう状況。　救いの手があれば母子共に救われるものです。　しかし、産経新聞の連載や他の記事、ＴＶでの問題提起も同じものかのように扱っている。　　　　育児ノイローゼは救えます。　しかし、虐待は子供の命を救うことは可能かも知れませんが　『親子の絆』は絶望です。　私はこの状態で救えたとは思えません・・・。　子供にとって　一つには『心の傷』になることであり、　　　　　　　　　　一つには『人を恨む事』の最初のきっかけをつくってしまうことであり　　　　　　　　　　一つにはそんな経験があることを自分自信の逃げ道に出来てしまうことであり　　　　　　　　　　一つには『自分を無償の愛を持って接してくれる人物がこの世にいない』と感じてしまいかねないことであり　　　　　　　　　　一つには将来自分自身が同じ轍を踏むことになりかねないからです。　　正直な気持ちを書けば、子供が幼いときこうした『虐待された子供』に対し、『里親に・・・』という気持ちにもなるかもしれません。　しかし、成長し、里親としての能力が足りずに凶暴化したりしたらどう考えるでしょうか・・・。　『あんな親の子だから・・・。』　そう思ってしまうのではないかと思います。　　　　今の社会は『いじめ問題』にたいしても被害者の親が訴訟でもしなければ、学校を辞めさせたことで手打ちにしてしまいます。　『虐める自分』に戦慄を覚えない社会。　結局責任をとらないことで問題を繰り返す。　本気で向き合うべきは・・・・。　　　

Apr 19, 2010

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エスカレートする虐待。　『心の闇』を疑う愚。

　ちょっとここのところの大阪育児死亡事件の中でも異様な記事だったので取り上げてみます。　『育児ストレスで壊れた』という社会的に考えなければ・・・というのとは根本的に違う。　　ただ、事件を起こした親だけに起こりうる問題かというと・・・・。泣き叫ぶ姿「面白い」　子供で遊ぶ「ペット虐待」親たち（4月14日　産経新聞より）【なぜわが子を傷つけるのか】（３）　厚生労働省によると、年間４万件を超える児童虐待では平成１６年以降、心中を除いても毎年５０～６０人の命が奪われている。中でも、２歳の次女の胸をエアガンで撃つなど、子供を使って遊んでいるとしか受け取れない、常軌を逸した行為が目立ってきた。　東京都足立区で昨年４月、２歳の長女をベビーバスの熱湯に１分ほど入れ両足に重症のやけどを負わせたとして、１９歳の母親と友人の少女が逮捕された。きっかけは、長女がシューマイが熱かったためはき出した様子を見て、テレビでお笑い芸人が熱湯に入る場面を思いだしたことだった。　母親らは容疑を認め「泣き叫ぶ長女の姿が面白かった」と供述したという。　虐待を引き起こす４つの要素として、子供時代に愛された体験がないこと、生活ストレス、孤立、親の意に沿わぬ子であることが指摘されていることを前回紹介した。だが、山梨県立大学の西沢哲教授（臨床心理学）は「４要素では説明がつかない、加虐性が強く了解不能な虐待がここ３～４年、無視できなくなってきた」と指摘する。　西沢さんは埼玉県蕨市で４歳の次男が「お水を下さい」と哀願しながら衰弱死した事件をあげた。「食事を与えず、目の前でわが子が衰弱死していくのを受け入れる親の心理は了解不能なものだ。いったい何が起きているのか。むろん人類として全く例外的な存在なら理解する必要はないが、どうも例外ではないようなのです」　■「心の闇」解明必要　精神科医の斎藤学さんは「『しつけをしただけ』と言い張る虐待と、まるでペットを残虐に扱うかのような虐待は異なるもので、一線を画すべきだ。『しつけ虐待』は家族の枠組みの中で起きる一方、家族の枠組みが崩壊したところで起きてしまうのが『ペット虐待』だ」とみる。　一方、西沢さんは「正直に言って分からない。殴るけるのような発作的なものではなく、いわば慢性的な加虐性がどこから生まれてくるのか。それを理解するためには、われわれは親たちを断罪するのではなく、親たちと向き合わなければならないと思う」と話す。　ごみ箱窒息死事件の法廷。理香被告への被告人質問では、女性検察官が「あなたは働いていませんでしたよね」と尋ねたところ「家で働いていますよ」と反論したり、「私は母親です」と反発する場面があった。対決姿勢に終始してしまい、「心の闇」の解明まではたどり着かなかった。　西沢さんは「現在の司法システムはそうした心理を理解するには十分ではない。今、社会で起きている重大な変化を理解し、虐待に苦しむ子供と親を援助するために、司法は別種の社会的責任を果たす時期にきている」と訴える。　何で『頭の良い人』は本人達が正直に話している内容の裏にあるものを探そうとするのでしょう。　　私がこの記事を観て親を『殺したい』とすら感じたのは『お水を下さい』という子供の姿が頭に浮かび、せせら笑っている親がはっきりとイメージできたから。理由はこの虐待が何に類するかということによります。　『ブラックボックス』は　内部に極秘技術を埋め込んでおり、素人が見ても分かる物ではない。　ただ、『空っぽ』な物をブラックボックスとはいわない。　『心の闇』という言葉が本来の『子供を愛するあまり盲目的になる状態』と反対になっていると４月１６日の産経新聞小コラムで紹介されていますが、何にも無いことを『闇』というのもおかしな話です。　何も無いところをさして『ここに何かあるはずなんだ！』と叫んでいても何もわかるはずも無い。　記事の『虐待を引き起こす４つの要素』（子供時代に愛された体験がないこと、生活ストレス、孤立、親の意に沿わぬ子であること）は別のところでも類似したことが紹介されています。　また、その『別のところ』でも『心の闇』というのは使われています。　『いじめ問題』ですよ。　虐める側のメリットってあまり語られませんが、『面白いから』とか『なんとなく』と　加害者側が頭の悪い答えばかりしているから誤解されているようですが、要するに『自分の居場所の確保』です。　『なんでそんな酷いことができるのか？』　欠落しているからですよ。　『闇』のイメージのように何か不確かなことが働いたのではなく、『本来働くべき子供を守る機能』が働かないから出来ちゃうだけ。いじめでも原因として生活ストレスや孤立などがあったとして、『人を傷つけることが悪いことだ！』と分かっていれば抑止力は働きます。そこに『これくらいまではいいだろう』という『戯れ』が繰り返され、エスカレートすることで問題が大きくなる。　エスカレートする原因は『群集心理』に類するものです。　選挙のときの民主党支持者の馬鹿騒ぎとかオームの問題を見ていれば集団になって増長し、冷静さを無くす状況は『人が群れることで馬鹿に成る』証左です。　両親の虐待は『群集』では無いといわれるかもしれませんが、集団（２人以上の人の集まり）があって、行動を抑止するブレーキが壊れていれば充分に『馬鹿の群れ』は形成できます。　片方が『ちょっとやりすぎだようぅ・・・』と引いてしまえば、自分だけが悪者になるため、もう一方にも直ぐに行動がやむかは別として『抑止する考えが浮かぶ余地』が出来ます。　『あれ？　俺いけない事シテイル？』って。ところがどちらも熱狂していたら　もう馬鹿の群れです。『意外に殴っても死ななかったから平気だと思った。』　『食事を与えなくても・・・』。　　夫婦・カップルであれば抵抗相手に抵抗されれば面倒だから　『もっと弱いもの』に矛先が向く。　いじめでも『集まって威張っている奴を倒そう』とはならないでしょう？　『ペット』と書くから誤解がでますが、記事の件は『玩具』ですよ。正しくいじめ問題そのもの。　育児で思うように行かない。　この子がいなければ。　生活が苦しい・・・。　　　理由なんて無限に考えられます。　　問題の根本は『個人主義』です。　親になる時に子供とどう向き合うか『覚悟』が無い。　個人の幸せが主張されすぎて、子供で苦労することが『自分の幸せの侵害』になると思っている。　加えて、自分が負担しているのだから『自分の所有物』という『権利主張』があり、いうことを聞かせる、自分の『何か面白いこと無い？』という要求に応えさせる。　歪んだ被害者意識と、我侭が『個人主義』に化けている現在の社会では当たり前に起きて当然でしょう。　考えてみてくださいよ。　自分が悪いことをしたと思えば『自分に不利になるような証言』を淡々と裁判で話しますか？　矛盾があっても誤魔化そうという心理が働きますよ。　それが無い。　　　これを深く追求しても何もでてきませんよ。　欠落しているだけ。　　じゃぁ、どうするか？　そこでしょう？

Apr 16, 2010

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家計における教育費用・・・。　　～助成金がおかしいゾ～

　　　　　　年収の３分の１以上、私大新入生費用の割合、過去最高（4月7日産経新聞より）　息子や娘を１人暮らしさせて私立大学に通わせている家庭の平均的な学費負担などが年収の３分の１を超え、過去最高となったことが「東京地区私立大学教職員組合連合」の調査で７日、分かった。私大の学費はほぼ横ばいだが、親の年収が下がっているため、負担が重くなった。東京私大連は「不景気で収入が減って悩んでいる私大生の親が増えている」と話している。　東京私大教連は、平成２１年度に関東地方の１都５県の私大、短大計１８校に入学した４８８７世帯からアンケートを回収。息子や娘を独り暮らしさせるなどして、大学に通わせている家庭で、１年間にかかった入学金や学費、仕送りなどの費用が、年収全体に占める割合を算出した。　その結果、１世帯当たり、私大に通うための費用が年収に占める割合は３４・０％で、前年の３３・３％を上回り、初めて３分の１を突破した。　家庭からの仕送り額は月平均９万３２００円で昭和６１年以降では過去最低となっており、奨学金希望者も増加。前年度の３・５ポイント増え７４・５％になった。　東京私大教連は「不景気で私大生の親も限界。政府には大学の学費負担の軽減措置も考えてほしい」としている。　昨日　学校から市が行っている『就学助成金』の案内がありました。　４人世帯の所得『目安額』（目安って言うのがいい加減だなぁ・・・）３３６万程度（小さく家賃　４５，０００円/月の場合　とある）。　サラリーマンでいうと収入額が480万位の人が対象になってしまう。　　かなりの世帯がこの基準額だと対象になってしまうような気がするんですが・・・。　　申込書の注意書きや助成内容を見ると　『給食費』　『修学旅行に関わる費用』　・・・等々。　詳しい説明や『需給に伴う社会的な社会的責任の発生の記載』は皆無です。　　この目安で『生活に困窮している』というのは収入が上がらないにもかかわらず、塾や親の支出を抑制しないなどの問題があるように感じますが・・・。　『生活に困窮している』っていうのが極めて主観的な話ですから、どうとでも言えますしね。　高校授業料無償化、子ども手当てが始まり、市立中学の父母からは『不公平だ。自分達の負担も国が助けよ！』とばかりに要望書・嘆願書がネット上にもＵＰされています　地域によっては公立の方が人気が高く、『行きたくなかったが私立に・・・』というケースもあり、私立中学に通わせる親がそう思うのもわからなくは無いです。　でも、馬鹿げているのが『授業料無償化で浮いた分をどうしますか？』という街頭インタビューで『塾の費用に当てる』などという回答が相次いでいること。　受験教育ばかりが泥沼化していく予兆が出ているじゃないですか・・・。　これで企業や行政が学閥を脱しなければ　『教育機会の平等化』とは全く逆の結果になります。　　　一方で本日の産経新聞の一面では日本の学生が授業・宿題以外の勉強をしない『サボりの傾向』が調査ででてきているという記事があります。　この調査自体、大学進学志望者なのか？　それとも就職志望者なのか等の細分化調査が明確ではないので、はっきりとした評価は出来ませんが、本人たちが『勉強できることをありがたいこととして認識していない状況』で、親の財布を助けるためだけに助成を拡大して、結果目的意識も無い学生に学歴だけをつけることが国や本人の将来の為になるのかどうか？　という議論は今一度必要ではないかと思います。　現在デンマークにおけるリタイヤ後の環境を記した書籍『デンマークの高齢者が世界一幸せなわけ』を読んでいますが、　日本と根本的に異なるのが、１８歳になったら親の扶養義務が外れ　それ以後は社会で補償するようになるということ。　しかも、基本的な国民性として『国に頼らない自立の精神』があり、　高負担高福祉の社会設定でありながら、2009年の著書時点では　　社会のバランスが取れている（個人的には異論もあります）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つまり　１８歳以降は大人としての責任を自覚できるようにそれまでの教育を構築しているということです。　対して日本の教育はこうした社会の基本構成・精神を踏まえた上での教育施策が行われているといえるでしょうか？　　日本の現在の社会は　『貰える物は貰っておかなければ損』　『情報弱者は損をする』　『一度落ちると這い上がることが難しい社会』・・・・・　こうした意識が非常に強く、首相の言うような『友愛』が機能する社会ではない。衣食足りて礼節を知るとして、衣食が足りない状況です。　明確にチャンスを与えるのならば、奨学金と助成金を組み合わせ『学ぶ意志の強いもの』にチャンスを与えるべきです。　　　そして、同時に現在起きているように奨学金を返還しないものに対して『反社会行為』（教育は国の基幹施策）として　刑事罰を設ける。奨学金と助成金を組み合わせていれば全額返還にならず、また返還方法として行政のアシスタント業務（国勢調査とかね）をあてがうなどすれば、単純な金銭での負担ではなく、『社会に対しての責任』を明示することも出来ます。　制度が分かりにくく、『自分が助けられていることを認識し難い』事が奨学金の地位を貶めているのです。　そして、学力（偏差値）と親の所得しかはかる材料が無いために、『良き人間』であることが二の次になってしまっている人の評価を考えなければ、道徳的・理性的な人間よりも　ずるがしこい人間の方が『理想的な人間像』になりかねませんよ・・・。それが教育施策の結果で良いのですか？　恐らく長男が高校に通う頃まで授業料無償化が続いているようであれば、日本という国は現在よりもひっどい状況にあるでしょう。　子供一人に対する教育費の負担が『授業料が無償になったから、競争に勝てるようにより良い塾・家庭教師に・・・』となってしまっては家計の負担も変らないし、教育は泥沼化していくし、もう一人子供を・・・なんてならないですから少子化にも歯止めが掛からない。　教育の価値を落としているのは誰でしょうね・・・。

Apr 8, 2010

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これでいいのか？　小学校の入学式。　　～長男入学～

　　　　　　　毒書感想『朗読のススメ』に書いたように　入学式に行き着くまではちょっと面倒でした。　が、行ってしまえば諦めはつくようで　こわばった顔をした新入生が泣きもせずに入学式に参加していました。　幼稚園の時同様、父親の多いこと・・・。　そして幼稚園では両親の年齢というのは私より年上が多かったのは確かですが、より大きな差が出ていました。　話を聞いていると奥さんが若くて父親は年取ってからの一人っ子が多い模様。　私服で楽に参加している両親がいる一方で、年配の両親はえらく気合が入っており、奥様は着物・・・。　長女を黙らせる任務でいっている私はちょっと居辛かったです。？　-　１.　位置づけの分からない挨拶　校長挨拶、コミュニティー委員役員挨拶と続いたのですが、校長の挨拶はその大半が　本の朗読。それも丸々読みきった。　確かに古い物語（昔話）には為になる話が多く、子供に理解しやすいということでチョイスしているのでしょうが・・・。　声が小さい！　長い！！　　嫁曰く『小さい和田アキ子』　の校長ですが、低学年ほど挨拶は簡潔を持って良しとせねば。　他の先生方の紹介を簡素化してまで長い時間をとる意味は無かったですよ。　　さらに続けてコミュニティ委員役員の挨拶があったのですが・・・。　貴方のこの学校における位置づけは？　　市が小中一貫を行い、長男の通う市立小学校もその傘下に有ります。そして学校・地域が連携して子育てを行うという市政教育部門の意識によりコミュニティー委員会が設けられている。　そこまではＯＫです。　親はね。　幼児言葉で新入生に語りかけても良いですが、子供から見たら『誰？このオバサン』が関の山。　　ＰＴＡとの位置づけも曖昧。　　『地域の方々』なんていって子供が分かるとは思えませんよ。　『近所の大人』程度の方が良いでしょう。　学校側が挨拶をする人の位置づけを子供たちに印象付ける努力は　未だにされていない。　覚えていなくても良いですけど、そんな人達に子供たちが頼ったりしますか？　　防犯の為に名札を校外ではつけないなんてのも良いですが、校外で緊急時頼れる人がたくさんいる（地域の人に見守られている）ということを子供たちに知らせてあげないとこのポジションの人の挨拶としては不十分に感じました。？　-　２.　職員紹介　とにかく最初の二人の挨拶のせいか、職員の紹介は簡略化されていました。　新入生入場の時の引率の先生と　紹介された担任が異なったのにも驚きましたが・・・。　上の学年の先生は『○年の先生方』で纏めて一礼のみというのはかまわないと思いますが、スクールカウンセラーとか、用務員とか、給食関係の職員というのは子供たちに　『学校でどんなことをしてくれる人なのか？』　を簡潔に伝えて、『元気に挨拶しましょう』位は言って欲しかった。　　本当に教員以外は未だに扱が軽いのが変らない・・・。　教師は担任にならなければ6年間で口もきかないのが多数いても、こうした職員は影に日向にお世話になるんですよ。　教員主導の学校運営は『感謝の気持ち』を歪にしてませんか？　全体で4クラス120名程度の学年ですが、公務員の給与で考えると自分の時に比べて児童一人当たり年間２０～３０万程度は人件費だけで上積みされていますね。　　其々予算立ての際に　いじめ対策で有ったりとか、担任教師の負担軽減であったりとかで構成されているわけですから　子供、親が関わりやすい紹介は効果的な利用の第一歩ですよ。？　-　３.　来賓及び祝辞　私は学区は異なるものの生まれてこの方の地元民。　自分が小・中学校に在籍していた頃の地域の役職者が未だに来賓として来て頂いている・・・。　自分の父親もだいぶ長く地域の役職を勤めていますが、本人が譲らないってわけではない。　出来れば代わって欲しいと思っているんです。　ところが、子供たちに合わせて平日の活動もあったりで、サラリーマン家庭では中々役職者を出したがらない。　消防団なんかも高齢化の傾向が強いのですが、この問題は根深いです。　　まぁ、深い問題はおいておきますが、『来賓』といいながら、肩書・名前の紹介と一言の挨拶だけで２時間程度座っていてもらうのはもう止めた方がいいのでは無いでしょうか。　各団体から役員総出で持ちまわるのは大変ですよ。　それなのにこの軽い扱。　これこそ失礼でしょう。　更に、祝辞。幼稚園・保育園からは名前だけ紹介。　これは子供たちにとっては少しうれしい。　しかし、議員関連は『どこどこに掲示してありますので省略させていただきます』　・・・・。　体育館内に張ってありましたが、ゆっくり見る時間も無く締め出されましたが・・・。　子供に見てもらうように簡易な文章に工夫している都議会議員もいれば、在園生代表がつたない字で手書きしたものもあり、子供たちが見るのならとても意味があるものですよ。　議員は人柄も出ます。　政治家が子供の為だけに祝辞出すと思いますか？　　親が　『○○議員は教育にも関心がある』　と思ってくれなければ意味が無いでしょう？　　教育から政治色を排除する心遣いかもしれませんが、『祝辞』に対する非礼では？　『ここでも日教組か？』　と一瞬穿った見方になっちゃいましたよ。　国旗掲揚、国歌斉唱（嫁は歌詞を知らなかった！）も行われ、全体とすれば普通の入学式でしたが、そろそろ考え直した方がいい部分も多いと思いますよ・・・。　　　ちなみに担任はこんな感じの人でした・・・。

Apr 7, 2010

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『入学準備号』に徒然・・・。

　　　　　長男の卒園を機に、子どもチャレンジ等々、『入学準備』なる言葉が乱れ飛んでおります。　正直なところ、入学準備といっても商売に使われているだけで根本的な問題があるとは思うんですけどね・・・　とりあえず小学館の『一年生　入学準備号』を購入。　読み書きと算数の基礎はコレで賄います。　書店で『公文式　一年生総復習』を参考に通してみた（立ち読みッス）のですが、基礎は既に幼稚園の学習内容で概ねクリアー。　　ざっと見たところ2年生の半ばまでというのは、反復学習と学習の癖をつけることが目的のように感じます。　学習の習慣と、『勉強がつまらない』という意識になりさえしなければ小学校の勉強はそう躓くことは無い。　むしろ圧倒的に不足していると見えるのは実際の経験。　コレは何も学習的な経験、例えば昆虫を実際に見て・触ってということや商店街で生の生活を観察し続けたとかいう経験に限らず、　関東ローム層を実際に触って服の汚れが落ちにくくて困ったとか、水で溺れて苦しかった（そういえば水泳は教えて無いな）とか、転んで出血したかさぶたとか、日焼けしてめくれてきた皮とか・・・。　とにかくＴＶで見て頭で分かっていても、自分で経験したことによってその先の想像力が圧倒的に違ってくる。その基盤が長男には無い。　幼稚園。自宅。両家の実家。バス。電車。アスファルトで舗装された道・・・。　なんというか、大事に育てれば育てるほど子供は現実離れしてくる。　　仮想化とか、脳化といっても良いですけど。　ところが、世間で生活していく上では包丁やナイフを握らなくても食事が出来るし、携帯電話を手放すことが出来なくなっていても（ツイッターで悪化した・・・）鉛筆を削ったことがなくても、言葉に乗せることすらしなくても自分の意思を他人に伝えることが出来るようになってしまった。　更に悪いことにこの環境下で生活し続けることは、体験した事が無いことをあたかも『知っている』かのように自分自身が根拠の無い認識をしてしまうこと。　『自分の無知を知ること』　『無知のままでも生きていけるが、それは自分の世界を狭めてしまうという事実』　この2点がことのほか大事。　自分の小学校入学の頃の同様の教材に比べても、『勉強』は充実しているのに、知識・体験を訴求させるような内容には乏しい・・・。　本当に効率的になって『余分な体験』を省いてしまっている。　今はまだ、『知らない世代』の方が少ないからこんな懸念（No包丁、No鉛筆）を書けますけど、このまま１０年も経てば割合は変ってきます。　そうなれば、『無知』として恥とされていたことは『いらない物扱』ですよ。　感性が特定の方向にしか伸びない。　中学3年になって『数学なんて実生活で使わないだろう』とほざいて勉強を回避するのとは問題の深刻さが違う。　　中３で回避するのは単純に自分の進路を狭め、将来必要な部分もあることに気付いて後悔するだけの事。　ところが、幼少から無駄を排除して　無駄を排除したら、薄っぺらい人間しか出来ない。　教科書を全部読んで『自分は何て豊かな人間性を持っているのだろう』って思わないでしょ？　効率的にやろうなんていうのが間違っているのに・・・。　非効率な存在（＝児童）が自分で最初から食わず嫌いしていたら、栄養が偏りますって。　知らないことが恥ずかしいと認識するのは新一年生でも　そんなに先のことではありませんよ。　本当に準備すべきは親離れ・子離れ。現実世界への放逐です。　『親』とは木の上に立って見る者のことですからね。　　

Mar 29, 2010

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阿佐ヶ谷商店街へ行ってきました（単なる覚書）　～商店街の敵～

（杉並児童交通公園に行ってきました→阿佐ヶ谷商店街へ行ってきましたより）　　　　　　　　　　商店街は良い。　この空気が好き。　落ち着く。　で、見回ることもせずにいきなりお店にＩＮ。　『ベーカリー・モーニング』　出てきた嫁は『シュー・ラスク』を２袋購入済み。　　シュークリームの皮を揚げて砂糖をまぶしたような感じ。　嫁と長女の餌食。　　　　　　　こんなの。　見てまわろうと思っているのに、次に入ったのは『ダイソー』。　小学校一年生の国語、算数のドリルが１００円。購入。　しかしダイソーは１００円じゃない商品が多い・・・。　もはや１００円ショップではない。　　店舗が２Ｆの為ベビーカーで降りようとした嫁は躊躇なく店員にエレベーターを所望・・・。畳んで降りろ。　で、案内されたのは商品搬入用のエレベーター。　夫婦共に搬入エレベーターは慣れたもの。　久々の感覚にちょっとしんみりする。　　裏口から商店街に戻ると正面は『おかしのマチオカ』。　長男を誤魔化しつつ正面を向くとそこは玩具屋。　大量のアンパンマンが出迎える様に長女再び興奮。　orz　商店街は楽しいけれど　危険がいっぱいであることを再認識・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　この阿佐ヶ谷の商店街はやたら長い。　ひたすら長い。　『モヤモヤさまぁ～ず２』で紹介された『ヌマヤ』にたどり着くまで結構あっちに寄り、こっちに寄りして時間が掛かってしまった・・・。　以外にこじんまりとした間口。　以前来た時に気付かなかったのも納得。　向かいのBookoffに来ていたのに・・・。　ここで嫁リミッター解除。　『Bookoffに行っていて良いよ。』　どうやら買い物の邪魔らしい。長男を連れてイザBokoff。せっかく商店街に来ているのになんだかフランチャイズ系の店ばかり回っている気もする。　ヌマヤはエレベーターが無いのでベビーカーでは満足に買い物ができないと番組で紹介されていたのだが・・・。　案の定直ぐに嫁から携帯にＴｅｌ。　また、次の機会だそうな。　　阿佐ヶ谷のコレだけ大きな商店街でもやけに目に付くのがシャッターが降りている店と『閉店セール』と銘打った店。　そんな閉店セール中の布団屋さんで店頭の子ども用低反発枕を見ていると、おばちゃん長男の進行方向上にしっかりガードしながら商品説明を始める・・・。　確かに「買ってもよい」位の気持ちはあったのだが、このおばちゃんの行動で嫁から『ここでは買わない』の暗黙のサインが出される。　　しかし、おばちゃんの面に小便。　多少の嫌味で引くような神経は持ち合わせていない。　閉店するから尚更なのだろう。　　面倒になったので長男の低反発枕購入。　今日一番高い買い物。でも２，０００円弱。　幼少の頃から愛用している縫ぐるみ枕が辛くなっていたのでまぁ良し。　店の奥に『西川のムアツ布団』の大きな販促用の横長ポスター。　王（貞治）さんがまだそれなりに若い写真も使われている。　そういえば野球選手がこうした商品の看板になるのもすっかり減った。　閉店する店ともども時代の流れか・・・。　　　　　　　　　阿佐ヶ谷の締めは駅前の『核兵器反対』の集会・・・。　署名を求めてくるが、拒否。　今日は終日『父親』の日。　個人の信条と父親は別物。　　しかも『自分達は良いことをしているのだから協力するのが当然』と思っているのか、無遠慮に署名の用紙を差し出す姿はどうだろう。　オッサンオバサンの合唱とプラカードだけで自分達が何を主張しているか理解しろと思っているのなら噴飯モノだし、そんな状況で署名がどう使われるか分かったものではない。　　駅から来た買い物客はこんなのがいたら興をそがれるだろう。　個人的にはこんな呼び込みはご退場願いたい。　

Mar 24, 2010

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杉並児童交通公園に行ってきました→阿佐ヶ谷商店街へ行ってきました

　　　　　　　交通公園を切り上げた後　ＪＲ阿佐ヶ谷駅に行くことは決まっていましたので『すぎ丸』に乗り込み駅まで。　歩かなくて良かった。　道狭いし、車結構通っているし、曲がりくねっているし、坂有るし・・・。　距離も結構ありましたよ。　シティバスってなんであんなに細い道ばかり走らせるんでしょうね？　杉並は古い住宅がかなり残っていて『区部』≒『都会』というイメージから個人的には外していますが、このバスルートは正にそんな感じ。　昼食がまだだったので区役所を過ぎる頃デニーズを発見し、急遽下車。　食事話は面白くも無いので割愛。　　で、食後　税理士会の前を通って区役所前通過。商店街に移動　。　杉並区って区役所と郵便局と警察と税務署全部集中しているんですね。南阿佐ヶ谷の出口直ぐだし。　　休日なのに役人の臭いがプンプンするのは気のせい？　　このあたりで長男に手を繋いでもらった長女が興奮。　長男と長女がちょこちょこ歩く姿に嫁興奮。　一日に何回興奮するんだ・・・？　長男、長女が言うことを聞かずゲンナリ。　役所周りは全体に素っ気無いのですが、区役所の金属柵の上に鳩のオブジェがあるのはちょっと感心。　　区役所とか基本的に味気ないですからね。　　こうしたものは結構値が張るので区民の皆様にとっては『税金の無駄』としてうれしくも無いかもしれませんが、長男長女はよろこんどりましたよ。（阿佐ヶ谷商店街へ行ってきましたに続く）

Mar 24, 2010

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杉並児童交通公園に行ってきました。（２）

　　　　　　　行ってみてわかったことは　・　長男は補助輪付きでもまだ自転車に馴染んでいない　・　傾斜がなければそれなりに乗れるが、立ちこぎしようともしない　・　自転車に乗るのは好き　・・・・。　最初補助無で始めたら全然乗れないでやんの。　私は補助輪暴走族と化していた頃に、兄上様のスパルタ教育で　『脚つけたら家に入れない』　ということで我武者羅に漕いで乗れるようになった経験の持ち主。　脚付けられないから体ごと転んでましたからね・・・。　しかも転んでいるのに心配されるどころか　『下手糞！！』　と叱責されてました。　兄上様は途中で飽きて　勝手に遊びだすし・・・。　　人間追い詰められた方が早く身に付くというのはこうした経験から。　当時は幼稚園児が一人で補助輪付きの自転車で外出しても誘拐とかなかった上に、商店街で顔が知られていたので実質監視付き（当時は愛想が良かった）。　　今では幼稚園児を一人で遊びに行かせたら何が起こるか分からないですものね。　　商店街も崩壊して、近所の目も行き届かなくなっている。　それで警察にもっとしっかりやれなんて言っても無理ですよね・・・。　　長男には　致し方なく、補助付きで何週も周回させときましたが、依然として坂道発進は苦戦しているものの補助付きは楽しんで乗れている模様。　後は　普段の買い物とかで自転車で着いていくように指導してもらいませう。　　　　基本的に公園の管理は定年後の嘱託っぽい人達が行っているんですが、気のいいオジさん連中です。　子どもが好きなんでしょうね。　ただ、何せ休日となれば目が行き届かない。　基本的に自己責任の世界です。　あと、ミニ東京駅の傍に歩道橋があるのですが、東京駅側の階段の踏み心地がおかしい・・・。恐らく経年劣化しているため踏み板が外れかかっているのではないかと思われます。　噴水が停止されていたり色々と経費的に厳しいのであろうとは思いますが、　所々区は点検にはいったほうが良いのではないかと思いますよ。　自転車での衝突とかは自己責任でも、施設の崩壊で怪我したとかなると世間の目が厳しいですからねぇ・・・。　交通公園自体ではジュースを自販機でジュースを買ったくらいですから、出費は300円程度。　自転車の貸し出しは一回30分程度が目安ですが何度も出来ますし、電動自転車（乗せる子どもが必要！）もあります。　小さな子どもと大人の二人乗りカート等もあるので、『大人が疲れなければ』4時間程度は遊べます。繰り返しますが『大人が疲れなければ』です。　ただ、行政としての『交通ルールを幼少から学ぶ場』としての役割を果たせているかどうかは極めて疑問。　　絶対に『安全に自転車をとばせる公園』と勘違いしてますって。　奴等。　個人的に市販の自転車よりスピードが出しにくいようギア比をいじるとか、抵抗をつけるとかすることを区にはお勧めします。　（阿佐ヶ谷商店街へ行ってきましたに続く）　

Mar 24, 2010

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杉並児童交通公園に行ってきました。（１）

　　　　　　　別に書きますが、現在長男は入学準備中。　その中で個人的に気になっていたのが、『学習意欲』　と　『自転車』。　長男は自転車は持っているものの補助付きで、地域的に自転車を安全に練習できる所は非常に限られています。公園で親が付いて乗り回させると近所から苦情が・・・。　　それでもなるべく早いうちに乗れるようにしておかないとコンプレックスになりますから、気にはしていました。　嫁からは『交通公園では補助ありでブイブイいわせている』との報告有。　連休中に何とか一度纏めて練習させたいと思っていました。　本人希望は『補助無しの練習』・・・。で、・・・　土日で練習しようとしたら、例の強風で夜中から朝まで色々とやることが出来てしまって・・・。残るは月曜日。　三鷹の市立交通公園は月曜定休。　調べると杉並区と練馬区にも交通公園があり、こちらのほうが圧倒的に広い。　杉並区を選択したのは何のことは無い、こちらのほうが行きやすいのと、交通公園以外にも見てまわれるポイントがあったから。　ミニ東京駅とか機関車の展示、カートもあると分かると長男乗り気。　『モヤモヤさまぁ～ず２』　で紹介された　阿佐ヶ谷駅南口商店街の　『ヌマヤ』　にいけると分かると嫁乗り気。　長男と嫁が出かけると分かるとお出かけ好きの長女　乗り気。　　　　　　　　　　　　　　　大泉は親戚の家から徒歩数分の距離で、幼少時代は遊びに行くたびにストイックにひたすら走りこんだ交通公園があるものの、今回多数決する前に候補から外されてしまいました・・・。まぁ、良いんですけどね。　　駅までのバスで長女興奮。　井の頭線の先頭車両で長男・長女興奮。　浜田山商店街で嫁興奮。（但し、興奮したまま通過）　浜田山の駅から100円/人の乗車料金でシティバス『すぎ丸』が阿佐ヶ谷まで出ていて、1時簡に4本程度運行。　しかし、行きは浜田山の商店街を通るために徒歩にて交通公園まで。　小学校の横を通るので徒歩で危ない思いはするまいと思っていたんですけどね・・・。　道、セマッ！！　バス通りなのに殆ど歩行者スペース無し。　　どうやらシティバス『すぎ丸』を使うのが正解のようです。　　　児童交通公園のバス停からは交通公園は見えませんが、　わき道に張られた案内板にしたがっての横道に入ると、目的の公園発見。　周辺に飲食施設などが無いので、腹ごしらえはしてからお出かけが良いかと思います。　当日、昼前に出て、結局阿佐ヶ谷のデニーズで食事したのは3時過ぎになってしまい多少後悔しましたので・・・。　さすが連休です。　混んでいます。　交通ルールは守られません。　　ハンディカムもって自転車でわが子を追う　馬鹿も散見。　大学生くらいでしょうか。　子ども達の間を猛スピードで周回する馬鹿も２名ほど。　通常の公園にある遊具やすり鉢状の滑り台などもあるため、通常の公園利用の子どもも多数。　幼児向けに三輪車等用意され、専用の周回コースがあるのですが、何故かここにも子供用のミニ新幹線にまたがっていい気になっている父親の姿が・・・。　早い者勝ちらしく、それに乗りたがっていた子どもがずっと見ていたのに・・・。　　・・・混んでいたので不満はいっぱいでしたが、コース自体は微妙な起伏もあって、練習には最高の環境。　しかも補助輪が外れれば場外のサイクリングコースに出ることができるので上達度合いにあわせて楽しめます。（２に続く）

Mar 23, 2010

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長男の卒園。

　　　　　　　昨日一日仕事を休んで長男の卒園式に　”出席しようとしました”　　”しようとした”　というのは、結局式の会場に入れなかったから。　私の役割は『怪獣』　＝　長女　が騒ぐのを押さえ込む事。　２時間程度なので　何とかできると踏んでいたのですが甘かった。　　式が始まる前から　暴走し、嫁を追っかけ・・・。　結局式場の外から長女を遊具で遊ばせつつ窓越しに見ることに・・・。　　せっかく休みとって行ったのに・・・。　それでも窓の外から長男をみていました。　　卒園証書授与で大きな声で返事をし、窓際で大人しく座っている姿　　大きくなった。　合唱の途中で嫁の所に行けないことを悟り長女が号泣開始。　幼稚園の敷地から自主退場・・・。　お前という奴はorz　自分達はともかく、他の親御さんのことを考えるととても園内にいられませんでした。　（それでも泣き声は会場から聞こえていたようです）　　　コンビニのお菓子売り場で復活した長女に腹立ち半分・脱力半分で時間をつぶし、式が終わる時間に戻ると式が終わった後もお母さん方を中心に記念撮影で中々お開きになっていない。　長男は早く外食に行きたかったらしく帰宅要望中・・・。　式を壊さないようにスーツを鼻水と涙で汚されつつ頑張った父は悲しいぞ　まぁ、まだ卒園・卒業して友達がバラバラになるってことが良く分かっていないのかもしれませんね。初体験だし。　園児達が歌った歌の一節印象的でした。　♪ 忘れないずっと　みんな子供だったこと　　スコップうまく　使えずに　　顔見合わせた　大人になっても　　心から笑いたいね　　ちゃんと歌詞を覚えている子５割程度。その中で音外している子が２人ほど。小さな声で自信なさそうにうたう子多数・・・。　それでも、一生懸命うたっていました（全部は聞けませんでしたが・・・）　将来凸凹の園庭で一緒に泥だらけになって笑ったり、怒ったり、泣いたり、ふざけたり・・・　色々な事柄を思い出して微笑むことの出来る素敵な大人になって欲しいものです。・・・それと、３年間子ども達と　一緒に泣いたり笑ったり怒ったりしながら　幼稚園生活を支えた嫁を含めたお母さん方に　　　『卒園、おめでとうございます』　この３年間の努力は子ども達にちゃんと届いているように見えましたよ。　　お母さん方とても誇らしげに見えました。　綺麗な顔してました。　　子どもが親を成長させてもいるんですよね・・・。　式で園の外にいた私はちょっと除け者感が強かったですが・・・・。　【　蛇　　足　】　ビデオ・カメラに関しては皆さん力の入りようが凄い。　最近は手振れはカメラの補正に任せて　三脚ではなく高い位置にカメラを固定できる一脚が主流なんですね。　　　　　　　　　　　　　こんなの　かなり複数の子供がいる家庭が多い幼稚園なんですが、何故か幼子が妙に少ない。　親戚に預けていた模様・・・。　気合の入り方が半端ではない。　もしコレで式を長女の泣き声で壊していたら・・・。　命はなかったかもです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Mar 19, 2010

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新一年生の学力はどんなものか・・・　　～長男のお勉強～　

　週末から春には新一年生に家庭学習をさせようと企んでみた。　『ドラえもんのたしざんひきざん』という大昔（1991）に出た本を古本屋で￥５０　。　　　　　　　　　　　　　　　　キチンとした教材を買うべきなのだろうが、今回は『興味を持たせること』を優先。　　『公立校で伸びる・・・』で音読をさせることが言語能力を伸ばす上で効果的ということが書いてあったので、漫画部分の音読と加算・減算の練習問題。　やらせてみるとびっくりするくらいに出来ない　　絵本を読んだり、数を数えたり、会話をするなどの行為が比較的出来ていただけに親としてはショックが大きかった。　音読の良いところは『自信の無いところは小声になる』ので理解が薄いところがハッキリとわかる所。　『てにをは』があまり理解できていない模様。　テレビで言葉を覚えてしまっている部分が大きいため、昨今教育現場で問題になっている『単語会話』が定着しつつあった模様。深刻。　コミックのコマワリにも対応できていなかった。絵本では読む順番が見開きで並んでいるが、コマワリのあるものは４コマしか読んでいなかったっけ。　恐ろしいほど長男のことを判っていなかった。ショック。　ただ、たどたどしくも読むことは出来るし、数字もたまに９が反転してしまうくらいで書ける。　設問も一つ一つはこなすことが出来る（時々他の設問と混同するが・・・）。　もっとも安心したのが、『問題が解ければうれしい』と感じている点。　もっとも落胆したのが『これ、何点？』と点数を付けたがっている点。　自分の出来を褒めてもらいたいのだろうが、このあたりも平成教育委員会など『本人の理解よりも点数・順位が褒められる基準』にしている弊害だと思う。　子どもの時に１００点を採り続けても、自分の考え方を徐々に創っていかなければ何にもならないのに・・・。　　これまでは丸々見たものを認識したり数えたりするだけで済んだが、小学校からは『考え方の構築』の作業に入っていく。　　子どもにとっては大きな転換、ステップアップだと思う。　今回気付けてよかった・・・。しかし・・・・　これまでは『優しくあれ』としてきたのが、『学校に入ったら競争』と周囲の意識が変ってしまうことが長男には受け入れられるだろうか？　絶対値の能力を自分で獲得できれば『優しくあれ』と、競争社会というのは共存できるんですが、目の前の同級生等を比較対象にさせちゃうんですよね・・・。先生も親も。　そもそも、学校教育は同級生と相対的な評価に意味など無い。　受験だけを考えても、クラスや学校の中で天才であっても、合格基準に達しなければ中学も高校も受け入れてくれない。　本人が勉強すること・知ることに興味を持ち考え方・見方、ひいては生き方を構築するための手助けになるところ。　本人が『点数・採点』を言い出したのは大いに気がかりですが、『興味を持つこと』の幅を学校では広げてきて欲しい。　大人になれば、どんなに勉強したって（するほど？）自分が必要以上にモノを知らないことは思い知ります。　その時に工夫する能力は『興味を持ってみる』ことからですからね。　　　算盤なら教えられる。しかしＮＨＫのほうが本人は興味が強い。関羽で検索しても今はこっちが主流か？コレでは商売の神様になれない・・・。以上たわごと。

Mar 8, 2010

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日本語であそぼ？

今しばし　しばしと被る　布団かな６歳児の言う言葉か・・・。「しばし」って。布団引っぺがそうとしたらいきなり言われてビックリ。恐るべし教育テレビの影響力。　　

Feb 28, 2010

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長男も小学生・・・　　～でも教育現場は～

　　　　　　　　昨日長男の小学校入学前説明会。　どうも保護者は極寒の体育館で、今しなくても良い説明まで長々と聞かされてお怒りモードだった模様。　　保護者をお客様扱しろとは言わないが、その後の説明も不親切極まりない物だったようで（校舎の案内も無に教室を指定されたりとか）　、ものを教える立場の人が相手の状況を慮ることをしないのはどうなんでしょう？　これで教育委員会に告げ口でもすれば『モンスターペアレンツ』の一人にカウントされてしまうんでしょうね・・・。　三鷹は小中一貫を標榜しているんですが、校舎が一緒になっているわけでは無いのであまり代わり映えはしていない。　私が通っていた頃より周辺地域からの市立中学の評価は下がっているので、偏差値に限って言えばあまり効果があるとはいえない。　説明会で親がガタガタ震えているのも何の備えもしないんだから、子供が何かしても気付く神経は少なくとも説明会に関わった教員には無いと思いますがね。　　で、給食費の口座はゆうちょOnlyだそうな・・・。　民業圧迫ですな。　　ゆうちょの方向性を考えると貯金上限引き上げで残高を増やして、大量発行の国債を買わせよう（今の法律のままならゆうちょは民間融資できない）って腹なんでしょうが、こうやって口座契約増やせば営業もいりませんわな。　親方日の丸万歳！（褒めてない）　政府の教育予算が結局『子供手当て』と『高校授業料無償化』にスポイルされて全体では減。　教育の方向性を示していないから、あと１０年程度は『お受験』に『小学校受験（小中高一貫になれば当然増える）』、そして残った者は選択肢の少ない公立校の受験という感じになるんでしょうね。　塾通い前提で。　個人的には　イエローハットの社長さんの著書『掃除道』あたりでも読んで、教師が『範を示す』事の大切さを知ってほしい。　人数が多いから決まっていることだけやって、心遣いも出来ない教員なら、前にも主張しましたが、『勉強を教えるだけの教員』にして、学校の諸活動は別に職員を置いた方がマシ。　教育委員会で広域集中事務を行えばいいんですよ。　その代わり教員の免許に対してはより厳しい更新制度を求め、問題のある職員は即解雇。教科別資格ならなりたい人は沢山いますから。教員資格だけ持って埋もれているような人。　国の方向が決まらないからといって、公立校が自分達の独自の方向性を模索していけないと言うことは無いんですよ。週休二日制もいいですが、ゆとり教育批判ばかりで、受験過熱の方向に向かっているんですから『詰め込み教育礼賛』じゃないですか。　馬鹿馬鹿しい。　終いには「登校の仕度は入学までに自分で出来るようにしてきてください」。・・・・。　やらせない親が多いんでしょうが、それの一因は共稼ぎが増えて子供に時間が取れなくなっていることもあるんですよ。　出来て無い子が多いから、入学前には出来るようにして来いって言うのは、言葉を変えれば『小学校で教えることじゃないから、そんなのがきたら責任もたんぞ』と言い放っているようなもの。　　義務的に嫌々教えるのが義務教育だと思っているんじゃないだろうな？　　　受験で入ってくる子供たちならある程度スタートラインは同じですよ。　そういう線引きをしてもいい。　公立校は色々なレベルの子が集まるメリットとデメリットがあることを理解していれば気にしなければならないのは『子供がどのレベルにあるか』ではなく『子供の状況を気にかけることを親に意識してもらうこと』を考えるべきじゃないんですか？　「できるように努力はしてください。でも、出来なくてもこちらで対応できますから。」　長男の幼稚園ではこう言ってくれました。この一言でぜんぜん違うんですよ。　子供がたくさん集まって点数をつければ嫌でも子供は競争することになる。　そこで競争に勝ち残れることを目的にするから他人を思いやれない。子供がそこに気づいていても優先順位が競争のほうが上になってしまうんですよ。　基礎教育が何なのか。勉強だけで良いんだったら小学校も先生も要りませんよ。　先生だけで教育が完結するなんて肩肘張らないで欲しい。親を巻き込んで（コレも本来は逆なんですけどね）子供の教育を形成することを考えて欲しいんです。それだけ！　　　

Feb 16, 2010

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子供が本当に欲しいもの　　～育児放棄・虐待～

　　　　　　　躾について体罰を半ば『肯定』したので、『体罰』の名を借りた犯罪行為を題材にして虐待・育児放棄の問題についても触れときましょう。「パパはいじめない」虐待死の海渡君、親かばう（1月27日読売新聞より）　東京・江戸川で小学１年の岡本海渡君（７）が両親から暴行を受けて死亡した事件。警視庁は、傷害容疑で逮捕後、傷害致死容疑で送検した継父で電気工の健二容疑者（３１）と実母で無職の千草容疑者（２２）が、暴行を繰り返した疑いが強いとみている。　近所の住民に「パパはいじめないよ」と話し、両親への気遣いを見せていた海渡君。それでも虐待のサインは何度も出ていた――。　（　中　　略　）校長、副校長、担任の３人がアパートを訪ね、健二容疑者が「二度と殴らない」と話したため、報告を受けた同センターも都墨田児童相談所も「対応は不要」と判断していた。　しかし翌１０月、海渡君は１１日間、１２月も６日間欠席した。同じ頃、近所の路地裏に１００点満点ばかりの海渡君のテストの束が捨てられているのを住民が見つけていた。　１月に入っても始業式から２０日まで登校していなかった。それでも学校側は「虐待がある」とは受け止めていなかった。　２６日まで開かれていた「区立幼稚園・小学校展覧会」に、海渡君が教科書の一節を鉛筆で写し、熊の写真をまねて挿絵にした作品が、優秀作として展示された。親熊と２匹の子熊の絵は、親熊だけが、目がつり上がっているように描かれていた。　何が悲しいかって、『100点ばかりの答案の束』。　　親の関心・愛情が自分に向いていないと感じて、どうすれば関心を持ってもらえるか？　褒めてもらえるかを考えて勉強したんだろうと推測できるところ。　ここのところの虐待のニュースの共通点は『母親も子供を守ろうとしていない』こと。　　　昨日か一昨日（スイマセン、殆ど夢と現実に差が無い日々を送っているので曖昧です）、『育児放棄』『幼児虐待』を社会問題として取り上げた番組が流れておりました。なんとなく流しっぱなしにしていると「私はこの育児放棄等になる社会状況と言うのを必然的なものと捉えております。育児というのは親が子供に、時間やエネルギーを注いで行うもの。当然女性の自己実現といったものが難しくなり、焦りや・・・・」なんて大学教授様（♀）が言っているわけですよ。　価値観の違いと言ってしまえばそこまでですが、そこまで自分の多くの物を注ぎ込む子供の成長って自己実現と違うの？自己実現の一つの形として認められないの？　仕事という面での社会的な地位としては確かに不利。　ただ、それは『選択』の問題。仕事で成しえた人だって「仕事だけは嫌だ」って思うらしいですから、確かに「育児だけ」はつらいでしょうが、世の中にそんなにエネルギーを分散して何でもできる人ってそんなにいないでしょう・・。　で、こうした問題の時に殆どと言ってよいほど『父親』の問題が　、『育児への協力』として、母親の代替を行い、母親が息抜きをしたり自己実現の時間をつくってあげることが重要という方向に流れること・・・。　本当に個人的な感覚だと、子供というのは母親とは1年近くの時間を『共有』して生まれるわけです。そして、社会情勢上出産後も一緒にいる時間が長い。そこではぐくまれる『母子のシンパシー』を軽視しすぎている。　もっと言えば、お腹の中に居る子供を『愛おしい』と母親がこの期間に深く心に刻み付けられないようであれば、その後『思ったとおりにいくわけの無い育児・教育』に母親が体を張って子供を守ることも出来ないし、父親の役割分けを促すことも出来ないと思う。　父親が母親の代わりのベビーシッターになってどうするの？　　記事の事件は母親にとっても『この子が居なければ・・・』という存在になっている。　これでは自分の『種』でも無い子供に対して父親になっていくことは難しい。　母が子を愛しているのを前提として結婚が成立しているとはどうやっても見えない。　　問題の根源の一つは『行き過ぎた個人主義』。　つまり、　　　自分　＞　子供。　『母は強し』ってよく言います。　『肝っ玉かあちゃん』なんて言葉もある。　でも、何で彼女等が『強い』かを考えてみれば、『子供を守るのは自分』という自覚の強さ。　記事ではあたかも　『キチガイの父親』　と　『虐待への対応が遅れた学校、児童相談所』　を批難している感じですが、母親の役割をもっと重要視して欲しい。それが批判・批難であっても。　私の感覚ですが、母親の代わりにはやっぱりなれないという『劣等感』に似たものがある。　　自分で『無理だ』と思うから、『母親以外にもキチンとやっていれば自分を認めてくれる存在』　を意識しているし、『怖い父親』と思われてもそれはそれで良いと考えてます。　サザエさんの　波平　みたいな感じといえば理想としているところと近い。　いつもは怖くてとっつきにくくても、人として正しいと思えばそっと頭をなでて認めてくれる父親。　ただ、そう考えるようになったのも、嫁と長男・長女の結びつきの強さを実感しているから。　　友達みたいな父親って言うのを否定するわけでは有りませんが、父母両方が子供と近すぎると見えなくなるモノも多い。　　それだけに、母親が父親に『劣等感』を感じさせられるかどうか、父親になる人物が劣等感から自分の立ち居地を考える（勿論友達のような・・・というのもあるでしょう）人物かというのは大事なことでは無いかと感じます。　　　　　母親には母親の子供との接し方があるし、父親には父親の接し方が有る。それはたとえ片親だったとしても言えること。　記事の家庭で足りなかったものを考えれば、『子供が本当に欲しかったもの』の断片は見えてきそうに思います。　　　　　・・・なんていっても、自分も手探り状態ですがね。

Jan 28, 2010

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『躾』は難しいよ・・・２。　　　～ある駄目親の呟き～

（１より続き）　で、嫁に提案したのは私まで叩くと収拾付かなくなるし、過激化していく可能性も有るので『閉じ込める』方法。　ベランダだと落下事故（子供って不思議なよじ登り方する）もあるので、部屋。隔離。　ところが、嫁が反対。　『泣き叫ぶと、近所で通報されて”虐待”とされることがあるから』　・・・・。そう、実際虐待事件で子供が外に泣きつくケースは殆ど無く、外部からの通報が頼り。　逆に両親が『躾』の為にやっていても、近所が泣き声だけでそう判断しなければＯＵＴ！　世の中には自分が『良いことをしている』という、判断基準で自分の価値観を絶対視している人も数多く居る・・・。例。女子生徒にむち打ちの刑、人権団体が抗議　サウジ（1月25日 CNNより抜粋）　サウジアラビア紙アルワタンによると、同国東部ジュバイルの裁判所がこのほど、学校で携帯電話を没収され校長を殴ったとされる女子生徒に、ムチ打ち90回、禁固2カ月の刑を言い渡した。国内外の人権団体から「刑が厳しすぎる」と抗議の声が上がっている。裁判所は、本人が判決を受け入れたため、刑は執行されるとの見通しを示している。ただし、アブドラ国王から恩赦を受けた場合は執行が中止されるという。24日付けの同紙は学校職員の話として、生徒の年齢は20歳前後だと伝えた。一方、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは生徒が13歳だと主張し、サウジ当局に刑の執行中止を求めている。同国の人権団体NSHRも生徒は13歳だとして、刑が厳しすぎるとの声明を発表。裁判所に再審を求めた。　ルールってこうして『何のためのものか？』という部分が骨抜きにされて、罰することの効果までも奪ってしまう。　年長者を敬わなかった。　暴力。　携帯使用のルール違反。　　罰則の軽重の問題はあるでしょうが、『何で重い判決になったか？』という部分を抜きに人権団体が騒いでいる感が・・・。　　躾に対する世間の反応もこれに似た物があります。　教師が生徒を叱れないのも外圧が勝ってしまっていて、生徒が『教育委員会に訴えてやるからな！』と言える状況を作っているようじゃぁお話にならない。　　時には引っ叩くくらいの躾をしていないとそれこそ『くっ２度もぶった。親父にもぶたれた事ないのに！』（親父がぶっているのにこの台詞を言ったらただのキチガイですが・・・）　とアムロのようなひねた餓鬼の出来上がり。　ここで是非『ぶったがどうした。』と言えるくらいの親子関係を築きたいものです。　　　　　　　　　　　これらのはちょっとやりすぎ・・・

Jan 27, 2010

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『躾』は難しいよ・・・１。　　　～ある駄目親の呟き～

　　　　　　　　「食べるの遅い」と暴行＝長男死亡、容疑で両親逮捕－警視庁（1月24日時事通信より）　「ご飯を食べるのが遅い」と小学1年の長男を暴行したなどとして、警視庁小岩署は24日、傷害容疑で東京都江戸川区東松本、電気作業員岡本健二容疑者（31）と妻千草容疑者（22）を逮捕した。同署によると、いずれも容疑を認め、「しつけとしてやった」と話している。　長男海渡君（7）は病院に運ばれたが死亡。同署は死因を詳しく調べる。背中などに古いあざがあることから、長期間虐待された疑いもあるとみて捜査する。　　実は先日嫁と『長男・長女にどのようにお仕置きをするか』で話したところ。　長男は嫁から日々セクハラを受けているものの、具体的な暴力にさらされたことが無く、丸っきりの”草食系”。６歳。　長女は長男に会いたくて、早産するほどの『兄スキー』。ただ、流石に２歳に満たない年齢では相手が嫌がることの飲み込みが悪い。　掃除道具や調理用具を持つのが好きで、　　そのまま長男を叩く、叩く、叩く・・・。　　　行動に躊躇が無い分、非常にガサツ。　　長男は長女を泣かせると嫁から酷く叱られるため、無抵抗主義。これが高じて叩かれるのがわかっていても防御もしないほど ( ﾉД`)・・・　体力的に言えば６歳が２歳弱に負けるはずも無いが、悲鳴が聞こえた後見てみると、痛がって倒れこむ長男と、武器（？）をもって仁王立ちに見下ろす長女の図・・・。　　　　　　　長女ＶＳ長男の心　私はそれこそ食事にケチつけたりすれば抜かれるのが当たり前だったし、一生の中で数回だけど父親に吹っ飛ばされるほど叩かれたし、「死ね！」と弟にいったが為に、祖父（戦争経験あり、『死』という言葉に敏感）に冬場に水をかけられて倉庫に裸で閉じ込められるなんて経験もある。で、その結果今の自分があるので『体罰はある程度必要。』という考えの持ち主。　ただ、自分の時は祖父母に上、下に兄弟が居たので誰かしら（主に母親）がフォローしてくれる余地があった。　今、多くの家庭で『自分がやられていた体罰と同程度のことをしても取り返しのつかないことになる』原因の一つはこの家族構成にあると思う。　仮に嫁が平手打ちをかます。　　　→　私に救いを求める　　　→　私が更に『ダメ押し』の『駄目だし』　『体罰』　何てやったら、子供は最終的に自分で感情をコントロールするしかなくなる。　救いが無い。こちらも効果（反応）がなければエスカレートする。　ただ、反応がないのは『わかっていない』のではなく、抵抗する意思もなくなってしまっていればもうどうにもならない。　だから、現状では話のできる長男のケースでは『もう一度話を聞く役』に成ろうとしている。　　　『どこがいけなかったのか？』　『どうすればよかったのか？』　『何で、嘘をついたのか？』（嫁が怒るのは明らかな嘘や隠蔽のケースが多い。）　ただ、個人的にはこれが必ずしも『正しい』『効果のある』躾だとは思えない。長男がアレですし。　冒頭の記事で「ご飯を食べるのが遅い」という部分から死亡事件に発展したことを指して、多くのコメントは『こんな親が居るから・・・』『加減も知らないのか？』と糾弾する物。確かに死亡事件に発展するのは愚かだと思うが、言うほど多くの親が『躾』に関して習熟していないのではないかとも感じる。　だって、その結果物が社会に出てどうなっていますか？（2に続く）

Jan 25, 2010

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成長段階で『子どもの役割』　『孫の役割』

おじいちゃん、おばあちゃんの孫への援助は年間７５万円（1月18日産経新聞より）　サンケイリビング新聞社発行の育児情報誌「あんふぁん」は昨年５～６月、全国の３～６歳の幼稚園児を持つ女性計２４６人に、祖父母世代からの年間の経済援助についてアンケートを実施した。　調査結果によると、祖父母から園児を持つ父母への金銭的援助は平均７４万７５２６円。援助を受ける機会としては、（１）七五三（１万９３４１円）（２）旅行代（１万６３０１円）（３）誕生日祝い（５１４６円）がトップ３。金額で最も多いのは不動産購入時の頭金で、最低３０万円、最高１５００万円だった。　援助額を祖父母の家と園児の家との距離でみてみると、「父親の祖父母が近く、母親の祖父母と離れている場合」が約９４万円で最も多かった。「両親の実家双方が近い場合」は約４６万円で、「母親の実家に近く、父親の実家が遠い場合」は約１８万円と低めだった。　同社は「母親の実家は金銭的援助と同時に、子供の世話や育児相談などで子育てをフォローしているのでは」と分析している。　昨日仕事から帰って長男に最初に言われた言葉。「あれ？　チョロＱ終わっちゃったの？」　現在ＷＡＮＤＡのコーヒー缶にミニチョロＱが一個付いています。　仕事がデスクワークで、コーヒーを飲むことが多いので意図的におまけ付きのものを買って、普段大したこともして上げられない意識から喜ぶ顔が見たくて与えていたのですが・・・。　帰ってきて第一声がそれは無い。いつもも「お帰りぃ」と言われてから渡していたのに・・・。　この後長男がばれていないと思っていた『不祥事隠蔽』も合わせて突きつけ、叱責。　長男は父方母方共に初孫である上に、嫁と母親同然に関わってきたおばさんからも『孫同然』と見做されているため、お願い事をすれば大抵のことは(ﾉ´∀｀*)「しょうがないなぁ～（ニヤニヤ）」　と各々から困った振りをされながらも、叶えて貰ったり、買ってもらったり。　『息子』『子ども』として親から強制されるよりも『孫』としての立ち居地を確立してしまっている。　これで自分の地位を脅かす長女（父方、母方共に女の子が乏しい家系）が生まれなかったらどうなっていたことやら・・・。　正直普段の長男との付き合いがそんなに濃密でもないので、加減がわからなかった。泣かせて更に追加攻撃を加えた昨日の叱責　　→　激しい自己嫌悪　のいつもの精神パターンに突入中。　　自分が結構（精神的に）突っ張って生きてきたことからも、愛される生き方、甘えられる生き方のほうが長男にとっても良いのかもと考えてしまう・・・。　　商売をする立場としては、ジジババの財布を狙うのは常套手段（販売士試験にもある）。　同居しているわけではないから、偶に合ったら可愛がりたくなるのもわかるし、長男が『愛されている経験』を人生において知ると言うことは、この先の人生を潤すとも考えられる・・・。　これまでも「何かを施す」　→　「何か報いる」（お手伝い等）　は嫁がやってくれているんですが・・・。徐々に『報恩』が惰性化してしまっている。人の話を聞く前に施しを求める小さな行為で大きな見返りを求める罰則に繋がることは隠蔽する（勿論バレバレですが・・・）　自分も通った道でしょうからあまり叱責する方向ではなく、自分で考えさせる方向に向けたいのですが・・・難しいものです。　『子ども』として近いところに居ると親も煩わしさを感じますが、『孫』として少し離れると愛おしさが増す。　恐らく長男のほうでも同じように無意識に感じているんでしょうね。　『口出しされているうちが華』　私はこう思っていますが、自分も母親の小言とか煩わしいと感じていましたからね・・・。親は嫌われて何ぼと言うことでしょうかorz

Jan 19, 2010

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道徳教育と『理想的人物像』

　先日取り上げた毒書『人間は考えても無駄である』人間は考えても無駄である絡みの道徳教育のお話。少し前の記事ですが・・・。球児現役選手では異例の教科書“登板”（12月17日デイリースポーツより）　藤川のサクセスストーリーが教科書に採用されることになった　阪神・藤川球児投手（２９）の成功の足跡が、平成２２年度の小学６年の道徳教科書に採用されたことが１６日、分かった。光文書院が出版する「ゆたかな心・新しい道徳」で、０７年にヨシモトブックスから出版された「藤川球児ストレートという名の魔球」（松下雄一郎著）の一部を小学生向けに改編。苦難を乗り越えて日本を代表する抑え投手に上り詰めた足跡が紹介されている。　　（　中　　略　）　この教科書は小学６年生用の副読本で、採用は各学校の裁量に委ねられる。石川県内の小学校では、地元出身の松井秀喜選手を取り上げた道徳教科書が圧倒的なシェアを占めるなど、採用には地域性が大きなポイントとなる。　『人間は考えても無駄である』心理学者である内藤教授との対談の中で過去の道徳教育で「理想的な人物像」の話が出てくる。　土屋教授はこの理想像自体が画一的教育を象徴するものという　阪神藤川投手の起用は　『頑張ったものが栄冠を手にする』　という意味合いなんでしょうが、栄冠の影には敗れ去った死屍累々・・・。　　頑張ったからといって成功するわけではない。しかし、自分で一歩を踏み出さなければ栄冠に手を伸ばす資格すらない。　小学校六年生ですからモノがわからない歳ではない。何せ今の学校制度では付属が蔓延していて学歴（社会に出るときの肩書き）が既に決まったりしている年齢ですからね。成功話を美化して載せ、『理想的人物像』を創り出すことが道徳的だとは思えないんですよね・・・。　スーパーエリートによって成り立つ社会は、一万人の犠牲があっても一人のスーパーエリートが創出できれば成功でしょう。　成功者を尊ぶ社会ってそういうことです。でも・・・・　　日本ってそんな社会を目指しているんでしょうか？　　日教組は道徳教育自体を排除しようとしていますが、その論も完全には否定できないモノがあります。　　それは、子ども達が思想の修正能力が低い場合と、社会の思想強制力が強い場合。　　戦時下の日本の教育の否定。これこそが日教組の目指すところではあります。　『教えられたことが正しい』と認識して、自分なりに考えることを省略することが効率のよい社会では道徳教育は『理想の人間像の押し付け』になってしまう。　例えば、同じ嘘をつくという行為。　『嘘つきはいけないこと』　と固定してしまえば、その先は嘘はつかないけど処世術として　本当のことも言わない私のような人間が出来上がって周囲は迷惑この上なくなります。　『嘘をつくことは良くない事』　・・・・だけど、『正直さが常に人の心に対して正しいわけではない』。　　『疑ってかかれ』というのではなく、『自分なりに考えること』を教育のベースに置かないと　本来必要な『道徳教育』ですら子供たちをミスリードしてしまう。　　詰め込み教育を受けた世代の人間としては、小学校、中学校あたりで円座に座ってディスカッションする授業があってもよいような気がする。　他の人がどんなことを考えているのか、どんな基準がみんなの共感を得られるのか。　「僕もＡ君と同じ（考え）です。」　最初はろくに発言も出ない中、こんな答えばかりかもしれない。　しかし、道徳の問題提起（『人間は考えても無駄である』内藤教授の章参照のこと）をして共通認識の中に『理想的モデル』を見出して、更に自分の意見との整合性を検証する訓練は少なくとも受験勉強を然程意識しない小学校から中学１年くらいの間にやっておくべきだろう。　『成功者』を理想像として教育するのではなく、自分達で理想モデルを探す作業をさせることも今後の道徳教育には必要だと私は思う。　　　　

Jan 16, 2010

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小売の現場・・・　　～古巣にランドセルを買いに～

　昨日は長男のランドセルを買いに　古巣ユ○ワヤへ。　地元店が近場に移転、新宿店ＯＰＥＮと、慌しい動きで、嫁との出会いの場（職場結婚？）が無くなってしまうという事もあって店内を回る時もちょっと普通の客ではいられませんでした　当時の中途で入った一年先輩が居たんですが、話しているともう10年以上前なんですが、当時の棚配置、人員配置、商品構成殆ど暗記していることに気づきました。　新卒の頃如何に必死に仕事に取り組んでいたかって事ですね。数種類のチラシの割引を手打ちレジですべて職員が対応していたので、商品を覚えなければ仕事にならなかったとはいえ、その店に居たのは半年だけ。その後は新店立ち上げのために異動していますから我ながら良くやっていたものです。　この店の昔からの特徴としてメーカー応援として、自分の所の商品エリアを”他店の商品とあわせて”接客販売するというのがあります。普通に考えれば特定メーカーの商品だけが売れてしまいそうなものなんですが、そこは売り場でメーカーの営業同士が帰りの”飲み”の話をするような雰囲気の店ですから、強力に自社製品だけを勧める様な営業は文字通り”村八分”にされるため結構お客様の要望に沿うような形になります。文具のメーカーではさほど特徴は出ないんですが（コ○ヨの営業は女性が多いなどの偏りはある）コレが服飾系のメーカー・卸になると店員以上に目立ったりする・・・。癖だらけ　店舗移動後もこうした小売の面白いところは残してほしいものです。ちなみに・・・　当日ランドセル売り場のメーカー応援は協○の営業さん（３０代女性）でしたが、嫁は空気も読まずに『天子の羽』を要求。その後も『ふわりぃ』の棚に誘導しようとする営業さんを妨げ（無意識）、延々商品の説明を求めていました・・・。　空気読め！　元定員！！ＣＭがやたらとある"天子の羽"。協○さんはＣＭが多すぎることをチクッと批判しておりました・・・。知名度買いされると機能関係ないですからねぇ・・・。ちなみにコレが○和サンの”ふわりぃ”。販促ビデオに一歳の長女が集中してしまった・・・。確かに軽い。　嫁が　ご迷惑おかけしました・・・近年出ているハーフサイズはやはり強度面の心配はある模様。

Dec 6, 2009

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アグネス来来！　1歳児をロリコンに売る母。

ハーレム？ちょっとアブノーマルに？波打ち際で・・・・・・。１歳長女を男に紹介　わいせつ行為させた母親を逮捕　宮城県警（11月30日　産経より）　１歳だった長女をわいせつ目的で男に引き合わせたとして、宮城県警大河原署などは３０日、児童福祉法違反の疑いで、東京都足立区のパート従業員の女（３１）＝児童買春・ポルノ禁止法違反罪で起訴＝を再逮捕。長女にわいせつ行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、北区神谷の無職、広町博司被告（４６）＝同罪で起訴＝を再逮捕した。　同署によると、女は「生活費に困っていた」と供述。広町容疑者は「小さい子に対して、ある時期から異常な興味が生まれた」と容疑を認めているという。　同署の調べによると、女は７月１１日、コンビニエンスストアの駐車場で、出会い系サイトで知り合った広町容疑者に長女を紹介。広町容疑者は女に現金２万円を渡すことを約束し、自宅に長女を連れ込んでわいせつ行為をするなどした疑いがもたれている。　女は「長女が小さく、目を離せない」と自分の目の前で広町容疑者にわいせつ行為をさせていたという。広町容疑者宅からは長女や別の女児の画像を大量に発見。同署は、広町容疑者が出会い系サイトで、幼い子供がいそうな年齢の女性を物色していた可能性があるとみて調べている。　毎日一歳児のヌード（長女）を見ていますが、欲情する奴の気が知れないというのが私の本音。　キューピー人形（上部参照）で同じくらいのサイズのがありますから、抱いて寝てればいいのに・・・。　2万円っていうのは相場なんでしょうか？　　まぁ・・・　男は起訴されて名前も出たから相応に社会的制裁を喰らうでしょうが・・・（うちの子には近づくな！）　　何故売春斡旋の母親は名前も出ない？　　生活に困ったといっても、言葉通りのことではないでしょう。　　出会い系サイトなんかに出没してて・・・。　　遊ぶ金がなかったとかじゃないんですか？　　こういう言い方は不謹慎ですが・・・　生活に困って体を売るのなら、自分の体で稼げっ！　　自分の腹痛めて産んだ子で、自分の懐を膨らませようなんて。だったら生むような状況まで行くな！！　　先日赤ちゃんポストの『預ける理由』が一部公表されましたが、案の定手前勝手な理由が多々ありました。　自分の腹を痛めて生んだんだから、自分が子供をどうしようが勝手。　そんな意識が見えます。　その子をつねって痛いのは誰？　母親は痛くないでしょ？　　子供は自分に近い存在だけど『自分では無いっ！』　十月十日自分の腹の中に居て何も感じなかったのか不思議でならない。　子供が一番信じている者が子どもを一番手ひどく裏切っているんです。　ここだけは何があっても裏切っちゃいけないだろう・・・。・・・・。悪い子（？）は二つのコースが選択できます。さあ、どちら？　Ａコース　　Ｂコース

Dec 1, 2009

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子供であることを奪われる子供。子供であったことを忘れる大人。

　　　　　アフガニスタン　増える児童労働　１２歳週給１００円（11月23日毎日新聞より）　戦争長期化で失業が深刻化するアフガニスタン・カブールで、親が「手に職を」と子供を工場などで働かせるケースが増えている。「児童労働」の現場は、アフガンの苦悩を象徴する。　カブール東部の自動車修理工場。早朝の気温は１０度。７～１６歳の２５人のつぎはぎだらけの衣服は寒そうだ。手は油まみれでかさかさ。１２歳のホサイン君の週給は１００円。「技術が身につくからいい」と話す。カブール西部の靴工場。１０人の子供たちが革を切り抜く。経営者（３２）は、搾取との指摘に「一人前になれば給料を払う。ろくな仕事がないのに、どうしろと言うのか」と反論した。　　今朝、息子の感受性を感じることがありました。　自分の記憶にもあること。　自分が昔　感じていたことを昨晩息子も感じたのかもしれません。　　子供の頭の中って、大人なんかよりもよっぽど複雑です。　記事では『搾取』という大人の言葉が使われています。　多分『可哀想』とか言っちゃいけないんでしょうね・・・。　ろくな技術も無い子供たちに、資材を扱わせること。売り物にならない失敗作を作らせること。　　それすら許容しないで子供の可能性を奪うこと。　大人の頭の中からは大事なことが何かに『スポイル』されているのでしょう。　だから大人は親方を認めないで、自分がやりもしないのに貶めようとする。　子供の将来は無限の可能性がある。それは残された時間がそれだけ多いから。　けれども、この子供たちは既に自分を決めている大人です。　我が家の息子は6歳。　そこから一年もすればアフガンでは　生きるために働こうとする。　世相が子供でいることを奪うわけです。　大人ばかりの世の中ってツマラナイ。　　それは凝り固まった既成概念の世界。　じゃぁ、大人の年齢になっても少年の瞳・少年の夢を持っていれば柔軟な世界は保たれるのか？　大人が子供の振りをしてもメッキは剥がれますよ。　子供の振りをした大人が子供の世界を侵食しているだけ。価値観は偏りまくっています。　　かつて子供だった大人は大人になると色々と忘れてしまいます。　子供がどれだけ悩んでいるか。答えを捜し求めているか。苦しんでいるのか・・・。　私はもう殆ど子供であったことを忘れてしまいました。　凄く大事な物だったはずなんですけどね・・・。　

Nov 24, 2009

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ゆとり教育　＝　馬鹿　という識者気取りの馬鹿さ加減・・・

　まいにちかーさんの森久美子の声がはまり過ぎだと思うのは私だけでしょうか？　先日某掲示板でまいにちかーさんの原作の一ページが貼られていたんですが（勿論著作権法に触れる行為です）、長男の中学受験のお話でした。母　　「あの学校は　勉強しろ　勉強しろ煩く言わないんだって。」長男「・・・・・（黙考）。僕、あの学校に行きたい！」　ここから、受験まで１００日を切った状態での入塾の話になるのですが・・・　塾の担当者があまりの困難な状況に　「勉強はテクニックだ。問題の前半分だけ・・・」といきり立つという状況に突入。　　塾の帰りに本人も母も『入試に落ちた状態』を前提に話すのは流石なんですが、それはまた別のお話。　この塾の担当者が「勉強はテクニック」といっているのと、被る話が先日職場でありました。こんなやり取り・・・。市の職員（女）　「うちの子ゆとり教育を受けていたから”台形の面積を求める公式”も知らないんだよ。」市の職員（男）　「え？　どうやって計算しているの？」市の職員（女）　「いや、公式を知らないからさ、三角形の面積を二つ求めて出しているんだって。」市の職員（男）　「・・・・あぁ・・・対角線で切って。　それ、逆にむずかしくない？」市の職員（女）　「公式知らないから。それでうちの（こども）、ゆとりだから馬鹿でしょうがないって・・・」　台形の面積＝　（上辺＋下辺）　×　高さ　÷　２　　三角形の計算式で行う場合　｛（上辺）　×　高さ　÷　２　｝　＋　｛（下辺）　×　高さ　÷　2｝　×　高さ　÷　2　が共通ですから　（上辺＋下辺）としたほうが確かに計算は早い。　公式ってまんま勉強のテクニックと化していて、知らないと解けない問題が高校入試なんかでは大勢を占めます。　逆に言うと、公式さえ覚えていればどうしてその公式が成り立つとか、他の見方は無いのかとか工夫する必要が無い勉強が塾で教えている勉強。　そして、ゆとり教育ってこういう思考能力や工夫を排除した暗記型の勉強のアンチテーゼとして成立したものだったはず。　ちなみに市の職員（男）はバリバリ理系の人。公式に固執するから　台形の面積を直ぐに三角形の式で求められることに気付かない。　これが、暗記型勉強の弊害でしょう。　小学校受験の塾がニュースとかバラエティーで出ることがあるんですが、ジャニタレなんかが問題を解けないと大抵子供が言うのが「そんなことも知らないの～？｡ﾟ( ﾟ^∀^ﾟ)σﾟ｡ヶヶﾗヶﾗヶﾗ」・・・・・　テクニックと知識だけにまみれた勉強しかしていない子供たち。　少なくとも私がみた時のジャニタレの対応は勉強が出来なくても余程成熟したものでしたよ。　　でも、この子供たちが将来自分が馬鹿にした相手のほうが”マシ”だったことに気付くことができるかどうか・・・。　心配なのはゆとり教育を受けた本人達が『自分達の受けた教育がしょーもないんだから、自分達は馬鹿でも仕方ない』と考えていないかということ。実際、柔軟な思考、暗記教育からの開放というのは一定の意味が有ること。それを強調せずに『失敗』の烙印を押すだけの識者が非常に多い。　これは教育改革に当たっての提言でもい書いたのでこれ以上掘り下げませんが、メリットを伝えなかった教育現場及び識者の不始末を受けてきた学生を貶めることで言い逃れする姿は・・・。　馬鹿っていうやつが馬鹿だっ！！　勉強の形は一つじゃない。　ゆとり教育が駄目なんじゃない。　公式を知らないことが馬鹿なんじゃない。　自分が出来ないことを責任転嫁したり、知識が足りないことを認めなかったり、工夫することをしない怠惰が勉強が出来ないということだということを言っておきたい。　　　　　　　　

Nov 21, 2009

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三十路で徒然・・・

[子育てで徒然・・・] カテゴリの記事

『左手一本のシュート』を良い面だけの話と捉える授業は道徳として適切か？

腐れ縁・雑種の勧め

保身は人を狂わせる・・・・

星に願いを。 ～ペルセウス座流星群～

金環日食狂想曲

金八世代が学校の中心のはずなのに何故学校教育が危機と言われるのだろう？

×歴史”を”学ぶ ○歴史”から”学ぶ ～歴史は考え方・ものの見方～

イクメンには分かるまい！ ～展覧会訪問記録～

小学生が自分をデコレーションするのが早すぎないか？ ～装飾と中身の問題～

三十路の戯言・・・ 子供は何歳で出来上がってしまうか？

とうちゃんはなぁ・・・・ ～サラリーマン川柳～

鼻歌小僧。

杞憂ならそれでいい！ どうやって家族を守ろう・・・

学級崩壊・・・してるっていわれただけでどうしろと？

Ｏ｣￣Ｌ ～小学1年生なのに・・・土下座～

長男の枕の使い方が・・・

大人の事情 ～花火のルール？～

『見せない優しさ』 『見せる優しさ』 ～小学生にホラー～

我が家の夏に”Ｑｏｏ”がきたっ！ ～扇風機ね～

花火にみる『日本人の血』 ～教えなくても知っている？～

モンスターと呼ばれてもイイヤッ！ ～英語教育～

モンスターと呼ばれてもイイヤッ！ ～ファーストネームで呼ぶ学校～

かわいい子には失敗をさせろ？

長男の『お勉強』・・・ ～感じたことを表現する ： 日記・手紙～

ジェンダー・フリーが蝕む男女の別 ～ＤＶと男らしさ～

早期教育 vs 思考力 ～五味太郎の皮肉～

問題点の解消・役割分担せずに教員人事の権限委譲をやらかす異常！ ～本編～

問題点の解消・役割分担せずに教員人事の権限委譲をやらかす異常！ ～前提条件～

”暴”に走るこころ。 阻むこころ。 ～似て非なる虐待と育児ノイローゼ～

エスカレートする虐待。 『心の闇』を疑う愚。

家計における教育費用・・・。 ～助成金がおかしいゾ～

これでいいのか？ 小学校の入学式。 ～長男入学～

『入学準備号』に徒然・・・。

阿佐ヶ谷商店街へ行ってきました（単なる覚書） ～商店街の敵～

杉並児童交通公園に行ってきました→阿佐ヶ谷商店街へ行ってきました

杉並児童交通公園に行ってきました。（２）

杉並児童交通公園に行ってきました。（１）

長男の卒園。

新一年生の学力はどんなものか・・・ ～長男のお勉強～

日本語であそぼ？

長男も小学生・・・ ～でも教育現場は～

子供が本当に欲しいもの ～育児放棄・虐待～

『躾』は難しいよ・・・２。 ～ある駄目親の呟き～

『躾』は難しいよ・・・１。 ～ある駄目親の呟き～

成長段階で『子どもの役割』 『孫の役割』

道徳教育と『理想的人物像』

小売の現場・・・ ～古巣にランドセルを買いに～

アグネス来来！ 1歳児をロリコンに売る母。

子供であることを奪われる子供。子供であったことを忘れる大人。

ゆとり教育 ＝ 馬鹿 という識者気取りの馬鹿さ加減・・・

腐れ縁・雑種の勧め　

星に願いを。　　　～ペルセウス座流星群～

×歴史”を”学ぶ　　○歴史”から”学ぶ　　～歴史は考え方・ものの見方～

イクメンには分かるまい！　　～展覧会訪問記録～

小学生が自分をデコレーションするのが早すぎないか？　～装飾と中身の問題～

三十路の戯言・・・　子供は何歳で出来上がってしまうか？

とうちゃんはなぁ・・・・　　～サラリーマン川柳～

杞憂ならそれでいい！　どうやって家族を守ろう・・・

Ｏ｣￣Ｌ　～小学1年生なのに・・・土下座～

大人の事情　　　～花火のルール？～

『見せない優しさ』　『見せる優しさ』　　～小学生にホラー～

我が家の夏に”Ｑｏｏ”がきたっ！　　～扇風機ね～

花火にみる『日本人の血』　　～教えなくても知っている？～

モンスターと呼ばれてもイイヤッ！　　～英語教育～

モンスターと呼ばれてもイイヤッ！　　～ファーストネームで呼ぶ学校～

かわいい子には失敗をさせろ？　　

長男の『お勉強』・・・　　～感じたことを表現する　：　日記・手紙～

ジェンダー・フリーが蝕む男女の別　　～ＤＶと男らしさ～

早期教育　vs　思考力　　～五味太郎の皮肉～

問題点の解消・役割分担せずに教員人事の権限委譲をやらかす異常！　～本編～

問題点の解消・役割分担せずに教員人事の権限委譲をやらかす異常！　　～前提条件～

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阿佐ヶ谷商店街へ行ってきました（単なる覚書）　～商店街の敵～

新一年生の学力はどんなものか・・・　　～長男のお勉強～　

長男も小学生・・・　　～でも教育現場は～

子供が本当に欲しいもの　　～育児放棄・虐待～

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『躾』は難しいよ・・・１。　　　～ある駄目親の呟き～

成長段階で『子どもの役割』　『孫の役割』

小売の現場・・・　　～古巣にランドセルを買いに～

アグネス来来！　1歳児をロリコンに売る母。

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