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傀儡師の館.Python

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kugutsushi

kugutsushi

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2016.03.06
XML
カテゴリ:Alpine Linux
Alpine Linux を Raspberry Pi にインストールしてみた のだけれど、現状では Raspberry Pi で Alpine Linux を実用的に使うには、それなりの知識がないと難しい印象。とはいえ、魅力は感じるので、Alpine Linux の学習は続けていこうかなと思っている今日この頃。自分でパッケージを作ってインストールできるようなレベルでないと、先々、躓くことが多そうなので、Alpine Linux のパッケージについて見ておく。

まずは、Alpine Linux のドキュメントを少し読んでみる。他のディストロとの比較を読む。

パッケージ管理は、Debian のようにバイナリパッケージを配布するようなタイプと、Gentoo や FreeBSD のようにソースパッケージを配布するようなタイプがある。Alpine は、Gentoo の portage を使ってコンパイルしたバイナリを独自の apk-toolで管理するもので、FreeBSD のバイナリパッケージのような感じらしい。

パッケージデータベースのアップデートは、"apk update"。(Gentoo なら emerge --sync、Debian なら aptitude update 相当)。ドキュメントには、gentoo と aptitude を対比させながら書かれているが、ここでは省略(オリジナルのドキュメントを見た方が、どちらか分かっているなら理解しやすい)。

アップデートの状況を表示するのは、
apk version -v

インストール済みでアップデートできるパッケージのみを表示したいときは、
apk version -v -l '<'

個別のパッケージを指定してアップデートするときは、
apk add -u package1 package2

すべてのパッケージをアップデートするときは、
apk upgrade -U -a

インストールは、
apk add package1 package2

ソースコンパイルについては、Aports tree や abuild ツールを参照とある。これは後ほど読む。
特定のパッケージの再インストールは、
apk del package1 && apk add package1
or
apk_add -f package1 package1

パッケージデータベースの検索は、
apk search searchword

パッケージの削除
apk del package1 package2

設定ファイルも削除するときは、--purge フラグをつける。

パッケージの再帰的な依存状況を表示するには、
apk info -R package1 package2

他のパッケージから依存されている状況を表示するには、
apk info -r package1 package2

パッケージをインストールせずにダウンロードだけするには、
apk fetch package1 package2

ダウンロードされたパッケージのファイルを削除は、自動的に行われるので不要。Gentoo だと、 "rm -rf /usr/portage/distfiles/*" とかする。

Runlevel は、Debian のように /etc/rc1.d 〜 /etc/rc6.d ではなく、Gentoo のように /etc/runlevels/boot /etc/runlevels/defaul /etc/runlevels/shutdown /etc/runlevels/sysinit のようになっている。

ランレベルの管理は、次のように rc-status や rc-update コマンドを使う。
rc-status
rc-update add sshd default
rc-update del sshd

ネットワークインターフェイスの設定ファイルは、 /etc/network/interfaces 。ここは Gentoo とは違って Debian と同じ感じ。
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.0.1
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.0.255

auto eth0:0
iface eth0:0 inet static
address 192.168.1.1
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
# etc.

インストールされた状態では、こんな感じ。
auto lo
iface lo inet loopback

auto eth0
iface eth0 inet dhcp
hostname localhost


とりあえず、ここまで。





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Last updated  2016.03.06 15:34:08
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