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テーマ:食べ物あれこれ(49658)
カテゴリ:新潟のお店
お仕事関係のお友だちに誘われて、
座禅&写経&精進料理の会に参加してまいりました。 会場は、杉並木で有名な五泉市(旧村松)・慈光寺。 修行のためのお寺で、 曹洞宗越後四ヶ道場のひとつとして、多くの名僧を輩出した由緒あるお寺だそうです。 (ちなみに四ヶ道場の残り3つは六日町の雲洞庵、岩室の種月寺、村上の耕運寺) 参道入り口の駐車場に車をとめて、杉並木を歩いてくと10分ほどでお寺に到着。 杉並木の参道も風情があったけど、お寺自体も風情満点です。 で、意外に大きいことにもビックリ。 現在でも七堂が揃っているそうです。 あと、訪問した日は暑い日だったけど、 お寺の中は涼しくって、静かで、心地いい。 昼寝に最適な環境がととのってました(笑)。 で、まずはご住職からお寺の由来やら、座禅のやり方を聞いて、 僧堂(修行僧が座禅や食事をするところ)に移動。 座禅は線香が燃え尽きるまでの時間(約40分)行うのが基本 とのことなので、基本どおりに40分間で座禅体験をさせていただきました。 以前、京都で15分ほど、座禅の真似事のようなものを体験したのだけれど、 本格的な座禅は初めて。 40分って初心者にはかなり無謀な時間かと思ったけど、 意外に早く過ぎましたよ。 最後にご住職がおっしゃっていた 今を適当にして、後で一生懸命やるではダメだし、 今をないがしろにして、ただ、未来の目的ばかりに気持ちを馳せてもダメ。 今を大切に。今、この瞬間に集中しなさい。 座禅も目的をもってやるものではない。「ただ座るために座る」ものだ。 というお話(お言葉そのままではないですが、こんな感じの話)が印象的でした。 私、割と「今にいる」ということが苦手なので。 その後、写経も体験させていただきましたが、 時間切れで完成には至らず。 硯と筆(筆ペンではなく)で字を書くのなんて、 ウン十年ぶりくらいだったけど、 気持ちが落ち着いてなかなかいいものですね。 たまに家でもやってみようかなぁと思いました。 とゆーことで、お待たせしました、 いよいよ精進料理の登場ですよ。 ご住職の奥様(たぶん)と地元のばあちゃん作の精進料理。 おかゆ(&ごま塩)とお吸物。そんで、おかずたちとデザート。 おかずたちはこんな。 ごま豆腐(ぎんなん入り)、山菜の煮びたし、ナスの揚げびたし、 かぼちゃ・油揚げ・こんにゃく・しいたけ・にんじんの煮物、キュウリの塩もみ。 どれも素朴な味わいでうまかったです。 おかゆもとっても美味で、おかわりしてしまった(お吸物も)。 デザートには特産のぎんなんを使ったゼリーも登場。 「あまり腹は満ちないかも」と懸念しておりましたが、 お腹いっぱい。大変満足なお昼ごはんでした。 今回、私はイベントに便乗させてもらいましたが、 慈光寺さんでは、お願いすれば 上記の座禅・写経・精進料理のコースを行ってくれるそう。 (5名以上~・2500円)※興味のある方はこちら(宿坊研究会)を。 なかなか有意義なひとときが過ごせると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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