TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催中の『大成龍祭2011』
ですが、今回は1986年8月に日本で公開された『サンダーア
ーム龍兄虎弟』との事で、観に行ってきました。
この映画は、撮影中にジャッキーが頭骸骨骨折の大怪我をした
事でも有名な作品ですし、このシリーズの第3弾となる『十二生
肖』を現在製作中でもあるので、久しぶりの観賞を楽しみにして
いました。
今回上映された広東語版は通しで観たのが初めてとなりました
が、西洋人までもが広東語で喋る香港映画特有の矛盾を置いて
おけば、英語版よりシックリしていた感じでした。アラン・タムの歌
う挿入歌『朋友(FRIEND OF MINE)』も好きな曲の一つですが、
やはり広東語バージョンの方がグッときました。
それに、エンディングのNG集の中にジャッキーが大怪我をした時
の映像が流れますが、今まで観た時と違った意味でウルッとして
しまいました。ジャッキーの父親が撮影現場に来ていて、父親が
見ていた目の前で起こった事故なので、事故後に頭から血を流し
ていたり、救急車に父親も同乗して運ばれるシーンを観ていたら、
息子の大怪我を目の当たりにした父親の衝撃を考えてしまって、
涙が出そうになりました。
(K)