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私が小豆を煮ていると、娘が必ず
「何作るん?」と聞く。 「おはぎ」の答えに娘は吼える。 「おばあちゃ~ん、カム、バッ~ク!」 一昨年に天国へ行ってしまった義母の作るおはぎは ほんとにおいしかった。 甘すぎず、硬過ぎず、おすそわけした誰もが お世辞抜きで喜んでいた。 あれから彼岸のたびに作るけど 「まだまだ修行が足らない!」と家族…。 おはぎを作るたび、あの世から義母を呼びだしては 義母もかなわない。 「もっと嫁を鍛えておけばよかった!」とあの世から 聞こえてきそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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