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名無し人の観察日記

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2005.12.21
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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:カテゴリ未分類
 年の瀬も押し迫り、なかなか日記を書いている時間がありません。まぁ、私は普段からあまり書いていませんが。そんな中で、ちょっと聞き過ごしには出来ない話があったので、紹介したいと思います。
 私には防衛庁に勤めている(けど自衛官ではない)知人がいるのですが、その知人が怒りも露に報告してくれた話です。

 防衛庁前に普天間飛行場の辺野古移設反対を訴える団体が押しかけてきて、デモを行っていた時、目の前の道路でバイクとトラックの衝突事故が起きたそうです。そこで、デモ対策にあたっていた警官が車道に飛び出し、負傷者の救助や交通整理、現場の保存をはじめました。
 すると、警官の静止が無くなったデモ隊はやりたい放題。トラメガを使い大音量でシュプレヒコールを上げて警官の交通整理を妨害。挙句の果てにはこんな事まで言い出したそうです。

「目の前で怪我人が出ているのに、どうして自衛隊は助けようとしないのですか!?それで国民を守るなんてよく言えますね?」

 そして、大声で笑っていたそうです。
 先に書いたように、知人は防衛庁に勤めてはいますが、自衛官ではありません。だから彼が直接嘲笑されたわけではないのですが、この発言には怒り心頭に発する思いがしたそうです。

「あの時は本気で殺意を抱いた。仕事の事が無かったら、多分飛び出して行ってあいつらを殴りつけたと思う」

 知人はそう言って憤慨していましたが、まったく同感です。
 件の市民団体がどんなに自衛隊や米軍を嫌っていても、それは彼らの自由ですから、賛同はしませんが否定もしません。ですが、この時目の前で事故が起きているのは自衛官だけでなく、市民団体も同様です。そこに怪我人がいて、今まさに苦しんでいる事はすぐわかったでしょう。助けを呼ぶなり、救助に協力する事はそう難しくなかったはずです。
 にもかかわらず、彼らは自分の嗜虐心を満足させるために、目の前の事故をダシにして自衛隊を罵倒する方を選択したのです。これは思想の自由とか以前に、人として最低最悪の行為です。少しでも良心があれば、このような事ができるとは思えません。自衛隊に、警察に、そして誰よりも苦しんでいる事故の被害者に対して、彼らは百万回でも頭を下げて謝罪すべきです

 また、彼らは自分たちの行為でその理念を踏み躙っている事にも気づかねばなりません。このような醜悪な行為を行う連中が平和運動に参加しているのでは、その運動に与えるマイナスイメージは極大でしょう。
 早い話が、彼らの行動によって、まじめに反戦をしている人まで「あいつらはみんな人の痛みを理解できない、精神的サディストだ」と思われかねないわけですから。

 もう一つ、新宿駅で件の団体かどうかはわからないのですが、辺野古移設反対派がビラを配っていたので、とりあえず受け取って目を通してみました。
 その中で目を引いたのが、次の一節。
 
「危険な普天間基地の移設は9年前に決定されながら使用されつづけ、沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落という大事故になりました」

 普天間飛行場の移設には、代替施設……つまり、辺野古への移転という条件がついています。それに反対し続け、建設のための調査を妨害したのは、一体誰だと思っているのでしょう。
 
 私はこう言う人の痛みを理解できない、自分たちのしたこともわからない、愚劣で身勝手な人たちが「平和」を口にする事自体がグロテスクだとさえ思います。





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Last updated  2005.12.22 00:03:24
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