兵庫県三木市探策
一年前母を見舞って何度も通った道、いろいろ気になる地があったが殆ど訪ねる事無く見過ごしてきが、時間も出来たので訪ねるまずは淡河城跡、いつも立ち寄る道の駅から見えている。 標識を辿って登って行く。 予想通りひっそりとしていて遺構らしきものは何も無いしかし、この城跡を大事に思っている地元の人達の心意気が感じられる。城跡からの町の眺め、当時の様子を想像してみる。 次に志染の石室「窟屋の金水」今から約1,600年前、第20代の安康天皇が亡くなったあと、皇位をめぐる争いが起こり、この争いから逃れた市辺押磐皇子(いちのべのおしわのみこ)の二人の王子、億計(オケ)王子と弘計(ヲケ)王子が隠れ住みんだといわれる窟屋、のちに弟の弘計王子が顕宗天皇に、兄の億計王子が仁賢天皇になられたと伝えられています。 湧き水はひかり藻の作用により金色に光ることから金水と呼ばれている 付近は整備され森林公園のようになっていて散策コースができている。全くのマイナーな史跡だが日本書紀に出てくるという史跡、幕末とは一味も二味も違った感慨がある。