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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2006.07.09
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カテゴリ:本の紹介

昨日は2冊、今日は1冊、読みかけの本を読み終わりました。

昨日は「おそすぎないうちに」という曲の宅録(自宅録音)も5時間がかりで完遂したりして
なかなか万事順調に進んでいるような今日この頃です♪

読み終わった本の中で一番印象に残ったのは
自閉症児の育て方』(渡部信一)という本です。
この中の障害のある弟をもった姉のコメントに影響され、
「これがいい」と言われた映画をさきほど借りてきたほど
強く影響を受けました。
そんなわけでこの本の話はきっちりしっかりしたいのでまた後で。

今日は読み終わった本のうち
『「孤独」のちから』(諸富祥彦)を紹介します。

私は基本的に一人でいることが多いのですが、
そういうふうに「孤独でいる」「一人でいる」ことを
否定的にとらえずに、その肯定的な面を見ましょう、
という主旨の本です。

「ひとりはさびしいなー」とどうしようもなく思っていた時に
夜の本屋で購入しました。

著者の諸富先生は学校カウンセリング関係で本を読んだりしていて
わりと好感をもっていた方です。
(そのカウンセリングの本は2冊組みで、
 1冊目は同僚の先生に貸していただいて読んで、
 2冊目は自分で買ったのだけどいまだに全部読んでいません。。。)

このままだらだら書くとわけがわからないので、
例によって本の中の要約や引用を羅列します。

あなたの心にふれる部分があれば、
ぜひこの本を手にとって見てくださいね。

たぶんこういう本が必要な人はけっこうあふれてるんじゃないかな。(^。^)

============================= 
・学校で子どもたちが勉強のほかに何を学んでいるかというと、
 「仲間から排除されたら生きていけない」ということです。

 仲間はずれになる子は人間として値打ちがないという価値観を、
 暗黙のうちに教えられているのです。

============================

近年、特に勉強よりも「仲間」が大事、ということをいうようになってきて、
そのなかで何でもそういう風になってきて
「ひとりを認めない」というようにあまりに偏り過ぎないように、
これはひとつ気をつけておくべきことかなあと思います。

===========================
<ピア・プレッシャー(同調圧力)>

・子どもたちが学校で学んでいるのは、
 建前ではオンリーワンでいいけれど、
 本音ではオンリーワンではだめなんだ、ということです。
===========================

特に小学校高学年が近づくにすれ、
同調圧力は強力になってくるようです。

回りを気にせず、自分に自信を持って、
むしろ積極的に一人になることを
著者は説きます。

============================
◎自分のためのスペース(マイ・スペース)を確保する
 =時間 と 空間 の確保

  刺激から隔絶された環境で、ひたすらぼーっとするしかない、
  そういう場所にあえて自分をおくことをしないと、
  心が自由になっていかない。

・マイ・スペースそのものが、
 自分らしい人生を生きていくための強力なパートナー

・「何もしない」を「する」ことが大切なのです。

・自分がないもの同士がふれあっても、
 それは本当の意味での結びつきにはなりません。

・受身でいることで不安になるわけですから、
 逆に自分から仕掛けてみることです。

 仕掛ける側に回ったほうが、人生はずっと楽しいのです。
============================

孤独だから早く結婚したいと思っている人!

そういう人には著者はこう言っています。

===========================
・結婚してからのほうが孤独を感じるという人も少なくないのです。
===========================

そう言われるとそうだなあという気がしてきます。

現状不満な人は、たとえ希望がかなったって
結局不満を持つのです。

現状満足!、自分が今満たされている!という思いは、
決して他人に頼って得られるものではありません。

今これを読んでいる方には、
ひょっとしたら「インターネット依存症」の方がいるかもしれません。
(私もそうですが・・・)

これについてはこんなコメントがあります。

==============================
本来、依存症(アディクション)には、かなりのエネルギーが潜んでいます。

・やめたくてもやめられないとき、
 そこにはひじょうに大きなエネルギーが潜んでいるわけです。

・依存の意味とエネルギーを感じ取り、
 より健全な依存へと方向転換していくのです。

====================================

とりあえず、「エネルギーがあるから」というところを肯定的にとらえましょう。
そのエネルギーはきっと別の面でも発揮される余地があります。

さて、この本の一番役に立つところは
「マイ・スペース」の見つけ方(実践編)が載っているところです。

・「東横イン」 ・内観療法

・白神山地 ・屋久島
・知床 ・紀伊山地の霊場と参詣道
・信州の戸隠神社(山伏が通う修験道)

・水面をみつめる ・ししおどしのような単調な動きをくりかえすもの

・「僕はとにかく走る」

あくまで例でしかありませんが、具体例をもとに、
あなたも自分だけの「マイ・スペース」を見つけることができます。

ひとりが怖い方、さびしい方には、おすすめの本ですよ。

「孤独」のちから
「孤独」のちから






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Last updated  2006.07.09 17:24:38
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