【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

全て | カテゴリ未分類 | 生活をよくする | 本の紹介 | 共に生き、共に育つ | たのしいべんきょう | 個人的な日記 | 体育 | 音楽♪ | 道徳 等 | 問題解決 | 考え方 | 話し合い・話す・聞く | 特別支援教育 | 小学校 | 阪神間 地域情報 | PC・デジタル関係 | 教材・教具 | 食育(自立生活・家庭科)・園芸 | 仕事術 | 旅行(温泉含む) | 英語学習 | 環境保護・エコ | 作文・書くこと・漢字 | よのなか(社会) | いのち | 人間関係・コミュニケーション | 子育て | 地震・防災 | 算数 | 心理・カウンセリング・セラピー | 読む・音読・朗読 | エクセルでのプログラミング | 北播丹波 地域情報 | 教員免許 | 教育改革 | 休校期間お役立ち情報 | 映画 等 | 創造性をはぐくむ | プレゼン | 通級 | 健康 | ゲーム
2011.11.13
XML

うちの娘はすべり台が好きです。

20mぐらいある長いすべり台を
飽きることなくずっと登ってはすべってました。

今2歳ちょうどです。
他の子は4歳~小学生低学年ぐらいの子ばかり。
でもうちの子がいちばんすべってました。

「赤ちゃん」呼ばわりされてましたが。(^^;)

さて、毎度おなじみの読書メモの続きです。

 
子どもを伸ばす共育コーチング
 子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術』
(石川尚子 /岸英光、柘植書房新社、2007、1700円)

今日で第6回。
(第1回はこちら。)

ちょっと長くなりますが、第7章に続いて第8章も読み返し、
コーチングの大切な点を「言葉がけ」の例も交えて
紹介します。

=============================
子どもを伸ばす共育コーチング
読書メモ ロゴ
(p171~ 第7章・第8章より。
 ・太字が本の内容、間の緑文字は僕の個人的コメントです。)

第7章 『これからの世の中を変えていく子どもたち』
      からもらった感動

「ダメな子どもだから指導しなきゃ何もできない」
 と思わないでください。

・すばらしい資源を自分が持っていることに気づいていない子どもたち

・「変わる」のではなく、本来の自分に「戻る」と言った方が
 適切かもしれません。

その人の強みにスポットライトを当てていきたい

叱る時は叱ります
 すべてがコーチングで解決するとは私も思っていません。
 いけないことはいけない、なぜいけないかを伝えて要望します

相手を認めた上で、「なぜいけないのか」を伝えれば、
 相手はちゃんとわかってくれる。

・「叱る」ということをあえてコーチングのスキルに置き換えて言うとすれば、
 「相手の成長を期待して強く要望する」ということ

・叱る側の叱る基準のようなものが明確である必要がある

・「他人に迷惑をかけた時」はガッツリ要望します。

 

第8章 『だからコーチングが大事!』

・ティーチングだけの環境にいると、
 人はある”枠”にはまってしまう。

 「正しい答えは1つしかない」、そして
 「正しい答えは誰かから与えられるもの」という枠です。

・カウンセリングは”感情”に焦点をあてるが、
 コーチングは”行動”に焦点をあてる。

・コーチングでは、感情を受けとめた上で、
 この後、どう行動を起こしていくのかを一緒に考え、
 促します。

 △感情の整理ができていないうちに、
   「次は何をしますか?」、
   「その後、どうしますか?」
   と行動に焦点をあてられると、
   追い詰められたような気持になる場合がある。

 ○相手の心の状況、段階によって使い分けが必要。

・カウンセリングは”過去”に焦点をあてるが、
 コーチングは”未来”に焦点をあてる。

・コーチングは 原因究明というよりは、解決志向のアプローチ

 (例)未来質問をして、視点を未来に向けさせます。

スマイル僕は「未来志向」「解決志向」の考え方が大好きです。
   ブリーフセラピーの考え方にだいぶ影響されていますが。
   コーチングとブリーフセラピーってけっこう似ているんだな、
   と改めて思います。
   (ブリーフセラピーについては こちら↓(^。^)
    『
先生のためのやさしいブリーフセラピー』 )

・過去のわだかまりをきちんと完了してから、
 次の行動に移りたい人にとっては、カウンセリング的アプローチが適切

・すでに精神病、心身症などを患っている人に対しては、
 コーチングは機能しません。

★必要なのは自己肯定感

・世の中がどうだって、現実がどうだって、
 とにかく自分はやる! そこに立てるかどうか。

・これを引き出すためには、まず、
 「やったらやれる人」として相手と向き合うこと

いいところをどんどん見つけて、どんどん承認する。

・これを日々繰り返す。

・「だっせ~、やりたくね~」と言っていた子が、
 ある場面設定がなされて、
 その中で、自分に求められている役割がはっきりすると、
 不思議なぐらい一生懸命取り組む。

大笑いこれって、「演劇」と一緒なんですよね。
   状況や台本が用意されて、演出家の指示があって、
   「どこをどうすればいいか」がはっきりすると、
   人間、けっこうがんばれるもんです。

   そこまで全部決めなくても、
   「役割」がはっきりするだけで、
   人が勝手に動くようになる、というのはよくあること。

   「役割決め」っていうのは大事なんですよね、
   前段階として。

   そこを忘れて、「意欲がない」「動かない」と言っていることが
   案外多い、と思います。(^^;)

(植物は)適切な場所において、
 水を与え続けることで、ちゃんと芽を出す。

 人も同じ。
 その人がその人として成長し成功するための資源は、
 その人の中に全部詰まっている。

私のコーチは、たとえうまくいかないことがあっても、
 チャレンジしたことを承認してくれます。
 「今回はうまくいかなかったけど、次は必ず結果を出す人」
 として扱ってくれます。
 

・コーチングのたびに、
 あたたかくも厳しい承認をしてくださいます。

 「あなたはね、すぐそうやって、
  自分を小さい存在として見るところがあるよね。
  あなたはね、チマチマ小さい仕事をしている人じゃないの!
  全国を駆け回って、今以上に多くの人の前で講演をして
  勇気を与える存在なの!」

 こんなことを毎回のコーチングでガンガン言われる。

 「あなたは大きいことを成し遂げる人」というところから絶対に降りません。

 ↓

 ・毎回毎回言われるので、だんだんそんな気になってきました。大笑い

(他のコーチも)
 「この人は必ずやる人!」、
 「それはもう決まっていること」として、
 私に接してくださっていました。

 

★今、子どもたちはあまりにも
 小さく扱われ過ぎている!

・こちらがどういう「あり方」で接するかが、
 お互いの可能性に大きな影響を与えていく。

★人は 扱われるようにしか ならない

・「できる人」として扱う。
 「大きなことを成し遂げる人」として扱う。

(p143~最後まで)
=============================

気持ちのよい読後感です。

こういう本を、ぜひ広く多くの方に読んでいただきたいと思います。

自信を持ってお勧めします。
ぜひ手に取ってみてくださいね。

  
子どもを伸ばす共育コーチング
 子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術』
(石川尚子 /岸英光、柘植書房新社、2007、1700円)

ここまでの長い読書メモにおつきあいくださいまして、
ありがとうございました!

 

ありがとうのおじぎ男の子ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
    ↓記事がお役にたてましたら、クリックいただけるとうれしいです。

    にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ   ビジネスブログランキング   ブログ王ランキング

    ▼にかとまの読書メモリスト     ▼にかとま日記全件リスト






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.11.13 17:34:38
コメント(0) | コメントを書く


PR

Profile

にかとま

にかとま

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

Calendar

Archives

Favorite Blog

あげ点 2024.06.07(… New! 森3087さん

Comments


© Rakuten Group, Inc.