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テーマ:阪神淡路大震災(38)
カテゴリ:地震・防災
阪神淡路大震災から26年目を迎えました。
(提供:写真AC) 今年は新型コロナウイルス感染症の流行により、震災関連行事の開催があやぶまれました。 しかし、「中止にはせず、対策を講じた上で工夫して開催する」としたところが多かったようです。 「この日を忘れない。大切にしたい」という多くの思いを感じました。 兵庫県民にとっては、小・中学校で震災に関する学習を毎年継続してきたこともあり、若い世代も含めて特別な日となっています。 僕も、早朝からテレビで神戸からの中継を見つつ、午前5時46分には黙祷をいたしました。 午前中、所属する組合の「追悼のつどい」にオンラインで参加しました。 オンラインで中継されたおかげで、初めて参加することができました。 同じ部屋にいた息子を膝に乗せながら、一緒に見ました。 当時の話をお聞きできるのは、たとえオンラインであろうと、大変貴重です。 「避難したのは家庭科室だった」 「学校が再開されても校舎が壊れていて教室には入れず、美術室を代わりに使った」 などの具体的なお話を聞き、当時の大変さに思いを馳せました。 以前僕が勤務していた市の、先輩のK先生のお話もありました。 K先生の学校は1.17の今日は登校日ということで、事前にビデオ撮影されたものを視聴しました。 (僕の前の前の勤務校もそうですが、1.17が土日にあたるときには登校日にする学校が、被災した地域にはあります。当日に追悼式などを行なうためです。) K先生は、阪神淡路大震災以降に各地で起こった災害に際して、ボランティアに行かれていることを話されました。 僕もK先生に誘っていただいて、初めてのボランティアに豊岡まで行ったことを思い出しました。 「その場所に、行くということが大切」というお話が、胸に響きました。 最後には、小学校の合唱団の歌もありました。 澄んだ声と清らかな響き、伝わってくる空気感に、涙がこぼれそうになりました。 今、歌が歌えないような状況にありますが、歌の持つ力、心と心をつなぐ力を感じました。 最初に歌われた「大切なふるさと」は初めて知ったのですが、とてもいい歌でした。 豊岡にK先生とボランティアに行った後、1人でボランティアに行ったのが佐用でしたが、佐用のために作られた歌が、「大切なふるさと」だそうです。 いろいろな縁がつながっていることを感じました。 最後に歌われた「しあわせ運べるように」は、僕も以前から大好きな歌。 本日、神戸市の第2の市の歌として指定されたそうです。 (▼「しあわせ運べるように」神戸市歌に指定 震災復興願い歌い継がれ(神戸新聞 1/14)) 「しあわせ運べるように」は神戸の小学校の先生である臼井先生が作られた歌です。 作曲の経緯などは、下の本に詳しく載っています。 ↓ 『しあわせ運べるように CDブック』 (臼井真) 26年目の1.17の日に 家族と 今ここにあるしあわせを かみしめました。 (関連する過去記事) ▼CDブック『しあわせ運べるように』1~「授業ができるだけでしあわせ。」 (2012/03/13の日記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.17 12:45:04
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