昨日の朝のこと。
朝刊をとりにマンションのロビーまで降り、家にもどって腰をおろしました。
ふと、時計を見上げたそのとき。
ひょん
という音と共に(*個人的な感覚に基づいた表現です)、首の後ろが変になりましたのです。
すじが。
伸びたというか縮んだというか、固まったようなひねったような。
上も下も、右も左も、首が回せないということはないのです。
どこかの向きで、鋭い痛みが出るというわけでもない。
でも、なんだか苦しいんですね。
そしてやはり、痛いか痛くないかと言われたら、やっぱり痛いのよ。
首から肩にかけての一帯が、重たく張ってる感じ。
困りました。
何に一番困ったかというと、
首って、どういう角度で頭部を支えるのが正しいんだっけ?
ということを、どうしても思い出せなくなったことです。
今話題の『タイガーマスク』。私も子供の頃、テレビのアニメを毎週見ていました。
その中で記憶に焼き付いている悪役レスラーがいまして。
頭部までつながった全身タイツで身を包んだ覆面レスラー。
妙に顔が長いのですが、その必殺技が凄まじい破壊力の頭突きなのです。
タイガーマスクが苦戦の果て、組み合ったはずみに、覆面タイツを破ります。
すると、その悪役は、頭頂部になんと、ボウリングの球を載せているのだ!
「ずる~い」「ひどーい」
私と弟は憤慨したものでしたが…
今思うと、あんな、手で持ったって重たくて、レーンまで運ぶのがやっと、みたいな重い球を、頭に載せて格闘技できるわけ、ないじゃんね!
などということをも思い出した今回のできごと…
ほんと、頭に(正確には首の骨の上に)重たい何かが載ってしまったような感じでした。
思うように身体が動かなかったので、通話を終わった受話器を戻せず落としたり、お鍋の蓋を落としたり、イライラする一日を送りました。
夜には、寝返りを打ちたいと思ったものの、痛みにあきらめてそのまままた眠りに落ちた、という記憶も。
そこで、今日、知人宅に出かけた帰りに、見かけた接骨院に寄ってみたのです。
骨の故障でなく、寝違えなどもOK、健康保険も使えると書いてあったので。
結果から書きますと。
非常に、気持ちが良かったのですよぉ!
もう、ヨダレと涙を流しながらウトウトしてしまうくらい。
俯せになって、低周波治療器をしばらく当てたあと、先生の手によるマッサージ。
今回のものは、<ぎっくり腰>ならぬ<ぎっくり首>というようなもので、筋を痛めたために、周りの筋肉でそこを支えようとして、辺り一帯が緊張して、張ってしまっているそうなのです。
首から肩にかけて、そして背中を、押したりもんだり、それはそれは気持ち良い整体を施していただきました。
もともと肩こりもひどいので、そのゴリゴリした部分には先生もびっくり。
首や肩が、猫背になって前に「入って」しまっている姿勢の人は、こうなりやすいのだそうです。
考えてみると、ここ数年、毎年この時期に、同じような寝違えをやっていますよね、私。
今週中にもう一度、通うよう言われましたが、そう言われなくても毎日でも行きたい!
健康保険を使えて、小一時間の施術で、初診料と塗り薬をふくめて1000円ですんだのも嬉しい。
お陰さまで、漬物石載せ状態が、いつもよりヒド目の肩こり状態までに回復しました。
これが治っても、肩こりや腰痛をほぐしていただこう。しばらく通ってみようかと思います♪