ドイツ・デュッセルドルフからイランへ!
7月8日友人をアムステルダムの空港で見送った後に乗った、オランダ・アムステルダムからの列車は、国境を越えてドイツのデュッセルドルフという街に到着した。 はっきりいって、どんな街なのか、全く知らなかった。ただ、アムステルダムから近くてエミレーツ航空が就航している都市、という理由でドイツの西外れのオランダに近いデュッセルドルフに行くことにしたのだ。本当は、ベルリンや他の街も見たかったのだが、今回は時間と予算の都合でドイツはここデュッセルドルフだけの滞在とした。地球の歩き方『ヨーロッパ』にはこの街は載っていなかった。そして、コピーした1枚の地図だけが頼りだった。駅から歩いて宿を目指した。宿は、メールで予約しておいた、バックパッカーズ・デュッセルドルフという、なかなか良い安宿だった。 この部屋には2泊したのだが、ドミトリーに男は自分だけで、他は全員女性ばかりだった。この2日間は、デュッセルドルフの街を散歩したり、のんびり過ごしたりしてエミレーツ航空のフライトを待っていた。何も知らずに訪れたデュッセルドルフの街。実は、なかなか素敵な街であった。 ライン川沿いの遊歩道日曜日なのでたくさんの人々で賑わっていたドイツといったらビール。ビールといったらドイツだ。昼間から、ライン川を望むオープンバーで、休日を楽しむ人たちがみんなでビールを片手に素敵な時間を過ごしていた。和やかな光景だった。 街中でも昼間からビール、ビール! ドイツの銀行何と意外にも、この街には日本人街があったのだ。 ホテル日航と日本食レストランなんでも、ここデュッセルドルフには数多くの日本企業が進出していて、約7000人の日本人が住んでおり、これはドイツで最多だそうだ。割高ではあるが、日本食レストランや日本語の本屋もあった。高層タワーからライン川とデュッセルドルフの街を眺めに行った。 これがライン川 デュッセルドルフの街並みこの眺めが素晴らしかった。ゆったりと流れるライン川と、綺麗な建物で整備された街並み。特に、これといったものはないのだが、平和で穏やかな感じのする街なのであった。こんな居心地の良い街が好きだ。市内を走る地下鉄 センスあるホーム内の広告宿で、偶然知り合ったアメリカ人のおじさんは、実は、立命館大学の教授だったらしいことを知った。 ソファーでネット中。とぼけた感じの面白いオヤジ・トーマス彼は、結構年なのにも関わらずヨーロッパを自転車で旅していた。そして、タイのバンコクにアパートを持っているらしく、タイ人の若い女性と一緒の写真も見せてくれた。驚いたことに、アメリカと国交のないキューバの首都・ハバナにも家を持っていて、色々と写真も見せてくれた。かなり面白いキャラだったトーマスとはバンコクで再会でしようとか、色々と話をした。宿近くのアジア系食堂に行った時、フライドライスが5ユーロだったのだが、予算が3ユーロだから、と頼んでみたら、フィリピン人の若い女性が笑顔で3ユーロに値引きしてくれた。ドリンクもサービスしてくれそうだったが、そこは遠慮させてもらった。料理をしているのは香港人だった。特に白人社会にいると、アジア人同士だとお互いに親近感が持てる気がした。とても嬉しい彼女の計らいだった。ドイツには、わずか2日半しか滞在しなかったが、落ち着いたデュッセルドルフの街が気に入ったこともあり、かなりの好印象な国となった。7月10日夕方、バスと電車に乗って空港へ向かった。 デュッセルドルフ国際空港内 この空港内に、格安航空券やツアーを販売している代理店が大量にあって、ちょっとビックリした。夜、エミレーツ航空でデュッセルドルフからドバイに向かった。そして、UAEの格安航空会社のエアーアラビアに乗り換えるため、シャルジャという首長国の空港にタクシーで向かった。 UAEドバイの隣の首長国にあるシャルジャ空港このまま、一気にイランへと旅立って行った。イラン編はこちら!!~以下、中東編へ続く~⇒⇔海外旅行ブログランキングへ