マネー・サーフィン

ここ一週間、オリンパスの株価が激変。
事の始まりは社長の解任で株価が大暴落。

傍目には創業者の意向で社長が解任されたのが原因のようなイメージ。
創業者一族と雇われ社長の確執は珍しくも無いこと。

しかし、株価の暴落はその域を超えている。
2000円超の価格から1000円代前半まで落ちてしまった。


一週間の下落の後に出てきた話題は、企業買収に絡んだアドバイザーへの報酬が異常であること。

通常アドバイザーの報酬は買収金額の1％が普通なのだとか。
それが35％を超えてる事が疑惑を招いたらしい。
その金額とは何と6億8千万ドル超。

買収に関わった二人の日本人がおり、租税回避地域を介して報酬の一部を受け取った形になっているとか。

さらに株価の暴落に拍車をかけたのが、その資金の流れにアメリカのFBIが興味を示したとの報道が流れたこと。

まぁ～、真実は未だ不明。

ともあれ、株価はについては人気投票的要素があるので。
ある程度、見えないものが見えてくると落ち着きを取り戻すもの。

当初は何故、社長が解任されたのかは、サッパリ分らない状態であったが、
社長がアドバイザーへの報酬金額に疑問を持った事が解任の理由と分ると、株価の暴落も一息。

てな訳で、今日はリバウンド。
とは言っても1099円から1189円に戻しただけなんだけどね。

1099円から1189円を上手に拾えれば上手だけど、そんな投機家は極僅かだろね。

まぁ～、只のリバウンドなので今後は・・・
多分、落ちるだろね。

オリンパスはどうなってしまうのだろう???