テーマ:インド洋の島々(497)
カテゴリ:レユニオン島の周辺
そんなわけで、国の経済は希望もない状態なのですが、
この国のすばらしさは、人と人のつながりでした。 日本にもかつてあったはずの、家族のつながりが非常に強く、また家族も、とても大きいのです。 (イスラム教徒であるため、制度上では男性は4人の妻を娶ることができます。 今では、制度上可能であっても、ほとんどが一妻一夫です) この国では、家族のコンセプトが違います。 おじさんやおばさんのうちで、自分の子どもと同様に育てられる子も少なくありません。 だから、家族のメンバーが友人を連れてきたら、それは家族の招待客。 というわけで、今回は、数知れないおばさんや、おじさんのうちに招待してもらい、 ココナツミルクや、南国フルーツをふんだんに使った、おいしいコモロ料理をたくさんいただきました。 この国には、中国人すらまれで、町に出ると、わたしはすぐに外国人と分かります。 違う肌の色をした外国人は珍しく、じっと見つめれることもありますが、 笑顔でいると、すぐに笑顔が返ってき、 「ハバリ? (Habari?元気ですか?)」 と、右手をあげて挨拶がきます。 おかげで、最初に覚えた言葉は、 「ンジェマ (njema 元気です)」でした。 それから、ココ (Koko=おばあちゃん)。 多くの国のkokoのように、この国で出会ったたくさんのkokoたちも、とてもかいがいしく親切で、心がインド洋のように大きく開けていました。 おおくのkokoたちは、フランス語を解しません。(コモロの公用語はフランス語、アラビア語、コモロ語) 現地の言葉であるコモロ語を話し、コーランを読むためアラビア語を解します。 わたしとは言葉を使って話せませんが、kokoたちは、わたしがわからなくても、お構いなくどんどん勝手にしゃべっています。 (↑こういう時って、ホント、ニコニコするしか手がないわ・・・。) 言葉が分からなくても、kokoたちとすごす時間は、本当にくつろげる時間でした。 <子ども。 たまに、まだフランス語がしゃべれない小さな子が、飛び出してきて、 「ボンジュール!」 と、手を振ってくるのは、とてもかわいいです。 子どもたちは、「ボンジュール」と声をかけると、たいていはにかんだ笑顔で、「ボンジュール」と返してきます。 (今の日本では、子どもに微笑みかけるのも考えますよね・・・)> ・・・・・・・・・・・・・・ ↓参加してます。 ←クリック、メルシー! ぜひ、応援してね。南インド洋のMimi,がんばれ~。いろんな楽しいブログもたくさんあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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