インド洋に浮かぶフランス、レユニオン島

全1481件 (1481件中 151-200件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ... 30 >

• 

  ■復活祭　Pâque

  フランスに来てから、復活祭がくると（本土では）春になり、また４月が巡ってきたことを思い出します。子供たちも、この日はウサギが残したチョコレートのタマゴを庭で探すのを楽しみにしています。復活祭は、十字架にかけられたキリストが、復活したのをお祝いする日、というのは、その名からもよく知られています。復活、というのは、英語、resurrectionの訳で、キリスト教では、復活のことを、ラテン語の　resurrectio　を使い、復活祭のことは、英語ではイースター（Easter）, フランス語では、パック（Paques)、といっています。けれども古代歴史の中では、すでにこの時期春の到来を祝う習慣がヨーロッパの遊牧民の中にはあったようです。しかも英語のイースター（Ｅａｓｔｅｒ）という名前は、アングロ・サクソン民族の、光と繁殖の春分の女神、 「エアストレ」（Eastreか、Ostaraか、もしくは、バビロンのIshtar）に関係があると、いわれているのだそうです。つまり、Eastreの意味は、「春」そのもの。光と繁殖の祭りの祭り名を、光と命を与えるキリストの記念祭に移すことは、キリストの文化とはなじみのなかった、アングロ・サクソンの地に、新キリスト教への改心をしやすくする、と考えられたのでしょうか。復活祭は、キリスト教の歴史の中で、もっとも初期に成立した、特別な日の一つといわれています。復活祭というのは、春の到来、新しい季節の到来の象徴として、キリスト教徒ではない私たちにも心を弾ませる何かがあるような気がします。イースターエッグは、すでに、１２世紀ごろのものが、発見されているそうです。タマゴは北ヨーロッパ文化の重大な宝でした。春には、小作料の支払の一部に使われたり、利子の計算単位にもなっていたそうです。ウサギは多産なので、自然に繁殖のシンボルとされたのが、始まりのようです。また、ウサギは、女神、エアストレのシンボルでもあったし、極限られた範囲では、キリストの象徴にもなっていたそうです（昔のビザンツ教会）。ただし、チョコレートのウサギは、近年の発明のよう・・・。午後には子供たちと山へピクニックへ。緑の巨木の下でお弁当を広げます。大人が三人手をつなげても、一回りすることができないほどの幹の大きさ。この木は何百年、４月が巡り来るのを眺めていたのだろう。南の島に季節がないというのは間違いだと思う。この島にもちゃんと植物が芽吹く時期があり、花をつけ実をつける時期がある。冬には鯨が北上し島の沖に現れる。季節の移り変わりもちゃんとある。アメリカンインディアンの、老婆のことばを読んだことがあります。”どんな植物も何かの力を持っている。もしその力を得たければ、心を静かにして近づいていくこと・・・”植物の声を聞くほど、心を静かにすることができたらな、と思う。（けれどもそこまでなかなか、心を静かにすることができない。目を閉じると、いろんな雑用、雑念が・・・） "めぐり来る季節で、ただ無窮のかなたへ流れていくときに私たちはふと立ち止まることできる。その季節の色に、私たちはたった一回の生命（いのち）を生きていることを教えられるのだ。"星野道夫　“長い旅の途中で”より・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.04.07

  コメント(2)

• 

  ■シェットランドのレース編み　Shetland knitting

  棒針でこんな繊細な模様ができるとは知りませんでした・・・。衝撃的・・・。これは”リング・ステッチ”と呼ばれるパターン。シェットランド・レースでも人気の柄だそうです。その他、バラのつぼみ、デイジー、鳥の目、小さな蜘蛛の巣等、いろんな呼び方があるそう。”レース編み”というと、普通はコットンやリネン、もしくは絹をかぎ針やボビンで編んだ物を思い浮かべます。だけれども、シェットランドのレースは棒針編み。（シェットランドではしかもシェットランドヤーンと呼ばれる極細のウールを使います）　そしてその繊細さは他のレースに勝るとも劣らない。この宝物の編み方を教えてくれたのは下の本。シェットランド・レース [ 嶋田俊之 ]価格：1,620円（税込、送料込）シェットランドの魔法・・・。（シェットランドはイギリス北部の小さな島です）　今日の初トライアルは、この本の中でも一番小さなリボンの最初の数センチ。シェットランドの伝統では０号の棒針をつかい、大判のストールやカーディガンを作るのだからすごい。気の遠くなるような時間のかかる作業です。レースは大好き。ほんの小さな一枚があるだけで、そこに漂う空気を繊細でやさしいものにさせてしまう魔法のおまじない。膨大な時間と労力をかけて作られるレースはそこにあるだけで不思議な存在感を持っていると思う。眺めているだけでもたのしいかわいい布切れたち。作りたい気分は、いつどんなときでもやってきて、もし数日、なにも作らなければ、自分が自分でなくなるような気になる。形や大きさは関係なく、糸や布、紙や筆、いろんな素材に触って何かをしているのは、自分にとっての静かな自分らしい時間。作っているとき、自分で自分の中に引きこもる。きっとそれは一種の瞑想のようなもの。特に細かいシラオスの刺繍やレースを作るとき、頭の中は長距離を走るランナーのように、ゴール以外は空っぽなようでいて、同時に頭を無数の思考が駆け巡り、自分の中の深い旅に入るのを感じる。何もできないときはメモ帳に日記を書いている。小学校一年生のときに通知表に書かれた”natsukiさんは手遊びが多い”という先生のコメント。そのときから、私の小さな世界は作られ始めていたに違いない。手遊びすることで自分の世界に没頭する。そんなバランスの取り方もある。手遊びできることは、一生の宝物。「人は探求をやめない。そして探求の果てに元の場所に戻り、初めてその地を理解する」Ｔ・Ｓ・エリオットそして本を読むことも、自分が自分であるための大事な時間。手遊びと文章(読んだり書いたり）、私の探求の先にあるもの。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.04.05

  コメント(0)

• 

  ■アヒルのお肉のキッシュ　Quiche au confit de canard

  ３連休の週末、夫と長男は、山登りへ。一晩、山の中にある民宿に泊まって帰ってきます。私は、次男とお友達の家へ昼ご飯。南仏の料理らしい、キッシュ・オ・コンフィ・ド・カナール（アヒルのお肉を使ったキッシュ）。コンフィ・ド・カナールは、塩をしたアヒルの足を、アヒルから出る油のなかにつけ込み保存したもの。食べるときはいためたり、オーブンで焼いて）を焼き、ほぐしたものをオーブン皿に敷く。その上に、ズッキーニ、四本を薄く切り、敷き詰める。タマゴと生クリームをボールにいれて、かき混ぜる。塩こしょうをして、味を整え、オーブン皿に肉、ズッキーニのうえから流し込む。オーブンで焼いて、できあがり！　サラダと一緒にいただきます。お肉とズッキーニの層が見えて、おいしい料理。赤色のお皿がとってもかわいい♩・・・・・・・・・・・・・・・・・・彼女はもうリタイアされている六十代の方で、ご縁があって仲良くしてもらっています。今日は特別ゆっくりいろんなことを話しました。”２０代のときは、そうするしかない、と思った。両親の目や近所の人の目が気になった。今思うと、どうして？　なんのために？と感じることもある。でも、そのときにはそれしか選択肢がないと思った”と彼女は４０年前を振り返って言ったことばが、とても心に残りました。昨日と今日ではあまり変わらないように見えて、それが１０年、２０年積み重なると、社会の通念も自分自身も全く違った物の見方をしていることがある。自分よりも年上の人と話していると、目に見えないようでも、時代の流れというのは驚くほど変わっている。お土産にもらったドライフルーツやドライガーリックなどの詰め合わせ。「この生には解決策などないんだ。あるのはただ、前進してゆく力だけだ。その力を創造しなければならない。そうすれば解決などひとりでに生まれてくる」　サン・テグジュペリ「夜間飛行」より毎日の生活は、小さな選択の積み重ね。毎瞬間、私たちは何かをするか、しないか、AにするかBにするか、選んで生活をしている。毎日は、その無数の小さな意思の積み重なり。時の流れに逆らうことはしなくても、その選択の軸は、自分の中の普遍的ななにかでありたいと強く願う。そしてその強さが自分にあるようにと。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.04.04

  コメント(0)

• 

  ■イギリスからのお土産 Tricot à nouveau

  近くの街に用事があったから、と夫の伯母さまが家に寄ってくれました。伯母さまは一年のうちの三分の一は、フランス本土のブルターニュにある家で過ごすのですが、少し前にレユニオン島に帰ってきていて、久しぶりに会います。冬の間、ブルターニュからイギリスに旅行に行っていたそうで、びっくりするお土産を持ってきてくれました！ジャーン！　イギリス産の毛糸と編み込み模様のセーターのパターン、そして棒針！　毛糸はイギリスで生まれた羊から作った良質な純イギリス産、セーター一枚分。わー、びっくり！！ドーバーの近くの毛糸屋さんで、親切な店員さんとゆっくり話しながら決めたのだそう！　「今度は自分のために作ってね!」と。編み物を始めて、自分のためというのがぜんぜんなかったから。心のこもったお土産に感動です。５ヶ月前に、私がパリからお土産に持って帰った、アルパカの毛糸とパターンで、伯母さまはカーディガンを作り上げてしまった、と見せてくれました。すごい！　さすがおばさま、早かった。６ミリの棒針を使っているので、意外に早く仕上がったそう。アルパカの毛糸は、すごく軽いのですが、保温力があってとてもあたたかい。レユニオン島の冬や、本土の秋冬にはじっくりと体を温めてくれるでしょう。出来上がったばかりでまだアイロンをかけていないの、と言っていたけれど、とても軽いすてきな仕上がりになっています。（下は私からのプレゼント。いすを張り替えたときのあまり布で作った、ランチョンマット）実はパリでは私も同じ分量の毛糸をそのとき、買いました。それからもう一枚分のセーターの毛糸と、日本でも２枚分くらいの毛糸を・・・（汗。アヴリルでも買いました。３年分くらいの毛糸はあるのだけれど、進んでいない・・・・（大汗。セーターは時間がかかるので、なかなか取り掛かれなくて・・・（大大汗。でも、こうして一緒に作るお仲間がいると、刺激を受けてやる気になるのでありがたいことです。私もがんばろう～!今日できたラトビアの編みこみ模様を使った、ちっちゃなお財布（小物入れ）。本当はミトンを作る模様なのだけれど、ミトンは使わないので、小物入れにアレンジしてみました。このかわいい模様を試してみたかった!・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.04.02

  コメント(0)

• 

  ■エイプリールフール　poisson d'avril

  4月1日！　エイプリールフール。フランスでは、ポワソン・ダヴリル（poisson d'avril、「4月の魚」という意味）といい、子供達が紙に書いた魚の絵を人の背中にこっそり張り付けるいたずらをします。我が家の子供たちも、前の晩に一生懸命、魚を作っていました。自作の紙のバスケットに入れて、準備完了。パパに見つかってはいけないので、ベッドの裏にそっと隠していました。8歳の長男作。色とりどりでかわいいー。5歳の次男作。ぽってりした体がかわいい。それぞれ、いくつも作って、きれいな色をつけていました。このエイプリールフールという習慣、起源は意外に古く、中世のヨーロッパ起源があるだそうです。かつて、フランス（ヨーロッパ）では、聖母マリアが受胎告知を受けた、3月25日が新年元日とされ、その後の一週間は新年のお祝いをし、4月1日に新年の贈り物をしあう習慣がありました。しかし、1564年に、フランス王、シャルル9世が1月1日を新年初日とする暦を定め、それまで４月１日に祝っていた新年が「嘘の新年」になってしまいました。エイプリールフールは、新しい暦になじめない人々が贈り物を続けたところから来ているそうです。（フランスでは、1582年12月にグレゴリオ暦を暦と定められました。グレゴリオ暦では１月１日を元日とする、1582年10月にローマ皇帝グレゴリウス１３世が制定した暦です。それまではユリウス暦といい、ユリウス・カエサルによって制定され、紀元前45年1月1日から実施された暦が使われていました。けれどもグレゴリオ暦に移行する前に、フランスでもすでに１月１日を元日にすることに移行されていたようです。当時ヨーロッパではモザイクのようにたくさんの王国が乱立しており、国ごとに違う制度でありました。）なぜ魚なのかと言うと、４月は、魚(特に鯖)の産卵の時期であることからという説、があるようです。その昔、4月から魚が産卵期に入るため、4月初旬から漁獲が禁止されてました。そこで、人々は漁獲期最終日である4月1日に、”ぼうず”で戻ってきた漁師をからかい、ニシンを川に投げ込み釣らせてあげたのがジョークの始まりだと伝えられてます。（4月1日にまつわる、もうひとつ、気になる言い伝えがあります。1564年にシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用すると、これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめました。シャルル9世は、この事態に大変怒り、町で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、次々に処刑してしまいます。処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもがいたといい、フランスの人々は、この事件に非常に衝撃を受けました。そして、フランス王への抗議と、この事件を忘れないために、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていった、というのです。）今では、エイプリールフールは世界中に広まり、盛大に楽しい「嘘」をついて遊ぶ、楽しい一日とされています。子供たちも、一日中、人の背中に魚をくっつけたり、「そこ！　クモがいる!」なんていう嘘を言いながら楽しそうに過ごしていました。・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、私は久しぶりに、長男に言われて、編み物を取り出しました。あみかけだった、ラトビアの編みこみ模様の小さなスクエアー、2枚、出来上がりました!　これはもともとミトンの模様なのですが、ミトンはほぼ使わないため、模様だけ参考にしています。両方をはぎ合わせ、ファスナーをつけて・・・・、ちっちゃなサイフのできあがり！　裏は糸がたくさん出ているので、手を入れてもひっかからないように、裏布をしています。ラトビアの編みこみ模様はとてもかわいくて、昨夜はうれしくて枕元において寝ました。やっぱり手作りは楽しい！・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.04.01

  コメント(0)

• 

  ■サルグミンヌのプレートたち J'adore les Sarreguemines

  久しぶりにブロカントへ。ブロカントとはフランス語で蚤の市。古いものやアンティークをうるプロの売り手さんやら、家庭でいらなくなったリサイクル用品のようなものを個人が販売するフリーマーケット、お菓子などをうる出店などと一緒になって、ごちゃごちゃ市のようです。今日は、ブロカントに出店していた本物のブロカンター（アンティークやヴィンテージものを扱う専門の売り手さん）のところで、お気に入りを見つけました。サルグミンヌのプレートたち。50年代のものです。古いものがすきでも、食器などはやはり状態が良い物でなければ、使う気にはなれないので、お気に入りを見つけるのもそれだけ難しくなります。すこし前も、お皿、スープ皿、小皿、スープ入れとそろったサルグミンヌを見かけたけれど、状態が悪くて迷った末に諦めたのでした。特にサルグミングはモロいのか、欠けや貫入が入りやすい。9枚あります。７人お客様を呼べる。今日はサルグミンヌは、ほぼ使われていなかった状態で、カンニュウもシミすらない、エナメル質に傷一つない工場から出てきたばかりのような美品ばかり。きっと、以前の持ち主さんは、お客様用に・・・と、日常では使わずに、大切に食器棚に入れて、取っておいたんだろうなあ・・・。　サルグミンヌ窯は、夫の里でもあるロレーヌ地方のドイツ国境にある小さな街で、1790年に作られました。1871年、この地域はドイツ領になり、輸出課税をさけるために、ブルゴーニュ地方の陶器の街、デゴワンに支店が作られました。１９７９年に買収され、現在は、ロレーヌ地方にある、リュネヴィル・サン・クレモンとして、昔のモデルが作られています。サルグミンヌにもリュネヴィルにも愛着があるのは、夫の里のロレーヌ地方ゆかりのものだから。リュネヴィルには、毎年おばあちゃまとお墓参りに行きます。サルグミンヌにもいろんな模様がありますが、このステンシルを使った技法は特に、素朴な中にも微妙なグラデーションが美しい、フランスでもコレクターの多い人気の作品。手作りなので、一枚一枚、微妙な濃淡の違いがあり、それがかわいらしく、楽しい。ぽってりした厚みも、素朴で暖かみがあります。（旧）乙女ゴコロをくすぐる、かわいらしさ。いくつになっても、女の子の好きな物はかわらないのかも（笑。サルグミンヌは、サルグミンヌだけ集めて、テーブルセッテングすると、かわいくなる。リモージュなどの豪華さはないけれど、とてもかわいらしく心が和む食器たちです。「私はお姫様。女の子はみんなそう。小さな古い屋根裏に住んでいても、古着をまとっていても、可愛くも賢くも若くもなくてもお姫様なの」。　　　　　　　映画「リトル・プリンセス～小公女」小さい頃は、男の子に生まれなかったことを残念に思っていました。今は、ちょっと遅いけれど女（のコ）に生まれて本当によかったなと思います。かわいいもの、きれいな物を十分に楽しむことができるのは、女子の特権かなー。…………………………..お知らせ・・・プロフィールの名前を変更中です。また少々変更がありますかもしれません。紛らわしいですが、少しの間、ごめんなさい・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.29

  コメント(0)

• 

  ■大好きクリスタルのグラス　Cristal

  いろいろなクリスタルのグラスをつい集めてしまいます。フランスでは１２、もしくは６が食器の数の単位だけれど、数が足りない物もある。お皿と違って、重ねられないので、場所もとるのだけれども、光にすかすととてもきれいなので、やめられない。いろんな模様、ワイングラス、シャンパングラス、食後酒用のちいさなグラスなど、形も大きさもいろいろ。形式とかあまり考えずに、いいなと思った物を集めています。今のお気に入りは、模様が入ったクリスタルグラス。エッチング、カット、グラヴィールなど、クリスタルの装飾の方法は様々。数が少なめな物は、日常使いに。毎日、好きなグラスを選ぶのも、小さな楽しみの一つ。ただし、子供たち用は絵がついたガラスコップです。クリスタルのガラスは銀プレートの上に乗せれば、反射する光でやさしく輝く。さすがにデッシュウオッシャーに入れられないので、手洗いなのだけれども、その手間も何となく愛おしい。暮らしの中でガラスの美しさを感じる瞬間は、たくさんある。窓辺でさんさんと光を浴びているときや、照明にあたってきらりと光る瞬間。テーブルワインでも、普通のミネラルウオーターでさえ、お気に入りのグラスに入れれば、それだけが味が違う気がする。使って眺めて楽しむことができる、そんなガラス、クリスタル。生活の中に小さな楽しみをたくさんもたらしてくれる、愛おしい存在たちです。毎日は、宝探しのよう。小さなきれいな物や、すてきな瞬間を、小さな達成感を一つずつみつけて、つなげていく。もちろんトホホなことだってあるし、自分の失敗を思い出して、なんとも言えない気持ちになりそうになるときもあるけれど、そういうときは、あまり考え込まずに、急いでみつけたすてきな宝物たちのことを考える。みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です。幸福になりたいというのは、心が充たされたいということでしょう。わたしは、ここの何もかもに満足しています。家にも、庭にも、動物たちにも天気にも、バーモントのすべてに。　　　　　　　　　　　　　ターシャ・チューダーターシャ・チューダーがつづいてしまいました（汗）が、今、いちばんしっくり来る言葉。自分の置かれた環境で、自分なりの楽しみや喜びをみつけて、毎日の瞬間を重ねていくことが、心を充たす鍵だと、心から思います。どこにいようとも、誰にもじゃまされない自分の世界が心の中にしっかりあれば、心の充足度は同じような気がします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.25

  コメント(0)

• 

  ■世界一おいしいマカロン　Meilleur macaron du monde!

  先日のパーティで夫の同僚のヴェルジニーが、手作りマカロンを持ってきてくれました。そして、これがものすごくおいしい!!!　今まで食べたマカロンなかで、一番おいしいマカロンでした。あまり甘いものが好きではないわたしにも、甘さ控えめのこのマカロンは食べやすい。毎日飲むお煎茶にぴったりのお茶うけになりそう!と思い、ヴェルジニーにお願いして作り方を教えてもらいました。ヴェルジニーは材料、道具を持参で作り方を教えに来てくれました。初めて作った手作りマカロン！　ガナッシュは塩分の入ったバターを使ったキャラメル味。我が家のオーブンはちょっと癖があるようで、ひびが入ってしまいましたが、味は最高。世界一おいしい、ヴェルジニーのマカロンのレシピ私の初めてマカロンはクラックが入ってしまいましたが、ヴェルジニーのマカロンはつやつやと形もとても美しい。「あなたのうちのオーブンでやらないと温度がわからないから」と、材料・道具を持ってきてくれて丁寧に教えてくれたやさしいヴェルジニーに感謝！材料　（４０個分）・アーモンド粉・・・１５０グラム・粉砂糖・・・１５０グラム・卵白・・・５６グラム×２　（黄身と分けた後、４８時間置いたもの。粘りがとれさらりとした液状になる）・着色粉　（今回は紅色をつかってみました。入れなければ白色のマカロンができます）・グラニュー糖・・・１５０グラム・水・・・３６グラム　作り方１。アーモンドプードル１５０グラムと、粉砂糖１５０グラムを混ぜ、ふるっておく。２。着色粉を少々加え、さらに卵白５６グラムを加えて、ゆっくり丁寧に混ぜる。３。オーブンを暖めておく　（１４０度）４。卵白をミキサーにて泡立てる。固くなるまで十分に混ぜる。５。鍋にてシロップを作る。　　　・３６グラムの水に、残りの砂糖１５０グラムを加える。（かならず水が先）　　　・１１８度に熱する。　　　・さらりとした液状になる。６。固くなった卵白に、ゆっくり５のシロップを混ぜる。　　　（イタリアン・メレンゲ。フレンチよりつやがありきめの細かいメレンゲになる）７。アーモンドプードル＋砂糖に、６の泡立てた卵白＋シロップを混ぜる。３回に分けて混ぜる。８。絞り機にいれ、クッキングシートを敷いたプレートの上で、３センチのマカロンを絞り出す。かならず垂直に絞り出すこと。９。１４０度にて、約１０分。 （オーブンのそばでかならず様子を見ながら、臨機応変に。回数によって温度が微妙に変わる. オーブンによって癖がある。）１０。焼き上がったら、少々さまし、クッキングシートからはずし、裏返してさらにさます。　　　（この状態で冷蔵できる）●　マカロンはできたてよりも、作って１日置いた方がおいしい。中のガナッシュとマカロンがなじむため、外はカリッとなかはもっちりしていたマカロンになる。●　卵白は冷凍して保存できる。また急いでいるときは、一度冷凍した解凍するとさらりとした卵白になる。・・・・・・・・・・・・・おいしいマカロンを作ろうと思ったら、意外に時間がかかります。次は来週、中身のバターキャラメルの作り方を教えてもらいます。この微妙に塩分のあるバターがマカロンのおいしさの秘訣。甘さを押さえたバターキャラメル味は、コーヒーにもぴったり。楽しみ。自分で作れば、一番自分が好きな甘さ控えめ、世界で一番おいしいお菓子ができあがる。料理のコツで強調したいのは、できるだけ新鮮な材料を使うこと。それと、スープやシチューは、調味料を入れたら何度も味見をすること。スープの味の薄いのは、がっかりですからね。それから近道をさがそうとしないこと。価値のあるよいことはみんな、時間も手間もかかるものです。　　　　　　　　　　　　　　ターシャ・チューダー手間をかければ、それだけ愛情も愛着もわきます。そしてたくさんの小さな愛情は生活を豊かにしてくれる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.23

  コメント(2)

• 

  ■庭木の剪定　Couper des branches

  庭掃除が、まだ続いています。庭に迫ってきた林の木の枝を切り払ったり、伸びすぎてしまった庭木の枝を切り落としたり・・・。庭の一角。夫に芝生を刈ってもらってすっきりしました。向こうの壁はお隣さんとの境。レユニオン島では斜面にあるうちが多い。私は電気のこぎりが使えないので、もっぱら普通ののこぎりで切りますが、直径5センチ以上あると切るのも大変。夏の間、すき放題に伸びていた芝生や木も落ち着いて、とてもすっきりしてきました。後はハーブや花の手入れが少し。うちの中も風を通し、家具を移動させて、風を通しています。どこもやっとすっきりしてきました。これから気持ちよい季節がやってきます。私の大好きな庭仕事の本。【楽天ブックスならいつでも送料無料】園芸家の一年 [ カレル・チャペック ]価格：1,296円（税込、送料込）チェコの作家、カレル・チャペックのがーディニングの12ヶ月を書いています。チャペックの文章もすてきですが、私は何よりもこの絵が好き。これはチェコのヨセフ・ラダという画家、作家の挿絵です。何年か前にチェコを訪れた際にプラハで購入したお気に入りの本。ラダの挿絵、絵本です。ラダは、1887年に生まれ、１９５７年に 亡くなったチェコを代表する画家、作家です。その絵は、チェコの伝統的な風景や生活を描いています。当時はチェコは占領下だったにも関わらず、とてもユーモラスで美しい作品ばかり。けれどもなにかしら心打つ、力強いものがあります。歴史は『誰かが何かをなすべきである』と提案する人よりも、むしろ『何かをしている人』を必要とする。カレル・チャペック　　( チェコの作家・ジャーナリスト） 大きな歴史でなくても、小さな自分の歴史を刻んでいけたらなと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.21

  コメント(0)

• 

  ■スイレン鉢　Pot de poisson

  少し前からビオトープというのか、スイレン鉢でメダカか金魚を飼いたいなーと思っていました。ご近所さんのお家にあるすごく大きな水槽に、たくさんのメダカのような紅い小さな魚が群れで泳いでいて、見ているといやされる・・・。水草やパピルスに似た植物の根っこで、酸素が十分なので、ほぼ手入れがいらないそう。えさは時々あげるとのこと。すてき・・・。と思っていたら、隣の奥さんも、庭につながるテラスの片隅のスイレン鉢で、メダカより少し大きなサイズの紅い魚を飼っていて、これもすごくかわいい・・・。そしてメダカ飼育を初めやすいサイズ。いいなーと言ったら、やり方を教えてあげるよー、姫スイレンの種もあげるよー、と言ってくれたので、早速、スイレン鉢を買いに、子供たちと街へ行ってきました。中国の陶器を扱っているお店で一番大きかった景徳鎮の鉢。直径３５センチ。実はこれは鉢カバーでしたが（受け皿がある）、ホームセンターで樹脂を買ってきて、穴をつぶしました。この鉢の色と模様に一目ぼれ。どうしてもこれに、姫スイレンと小さなお魚を泳がたかった！あまり大きくはありませんが、２０リットルは水が入ります。（景徳鎮(けいとくちん)は古くから陶磁器の産地として知られ、中国、江西省浮梁県にある中国最大の窯の一つ。古くは昌江の南岸にあったので昌南窯と称し、北宋の景徳年間に佳品を産したことから景徳鎮窯と改めました。その起源は漢代に始まるとの説があり、また六朝時代に宮殿の陶礎を焼かせたという伝説があるほどの歴史があります。磁土と釉薬に鉄分を含んでいるので、青みのある白磁ができます。景徳鎮の焼き物を作っている様子が分かるサイト。（家の景徳鎮窯は現代の大量生産のものですが、模様も色もすてきです）今は水の準備をしています。子供たちも楽しみにしています。どんなのができるかなー。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・元気になったので、雨の季節の間、ぼうぼうにのびてしまった庭の手入れをしています。庭の隅で茂ってしまった芝生をむしって、雑草を取って。大雨が降ったので、ハーブを植えていた花壇の土が雨で塊になり、乾燥したらかちかちになっていました。時間がかかりますが、オールドローズのつぼみをみつけたり・・・するのは、すごくすてきな瞬間。自然に目を向けると、美しいものであふれている。子供たちの笑い声、咲きかけの花、実をつけた果物の木、森をわたる風の音、群れで泳ぐ魚の背中、睡蓮の葉の上の水滴、屋根を叩く雨の音・・・。のびすぎてしまった庭木の枝を切ったり、やることはまだまだある。家も庭もメインテナンスが絶え間なく必要。少しずつ、焦らずに。Wherever your heart is, there you will find your treasure.あなたの思いがある場所に、あなたの宝物がある　　　　Paole Coehlo パウロ・ロエーリョ（ブラジル人作家）・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.20

  コメント(2)

• 

  ■サンドニで生ガキ　Fruits de mer à Saint Denis

  週末の夜をサンドニの街で。レユニオン島で、唯一新鮮な生ガキが食べれるレストラン（らしい）。本当は友達がしているワイン屋さんだけれど、最近、アネックスで生ガキの季節、おいしいワインとともに、牡蠣をはじめとした海鮮が食べられます。ブルターニュを始め、フランスの産地から空輸でやってくるからとても新鮮。（レユニオン島では、カキやエビは捕れません。）中は、席が２０席くらいの小さなお店。でも、とてもよい雰囲気。夜は、お店の前の道ばたにテーブルを並べて、外で食べれる。お願いしたのはもちろん生ガキをはじめとした海鮮。エビとか貝とか、いろいろ盛り合わせ。もちろん生牡蠣もたっぷりあります。おいしいワインを選んでもらって。これで一人分（４０ユーロ）。食べきれないくらい。お刺身文化の日本なのに、牡蠣はすこしでも火を通して食べる。だけれど、フランスでは牡蠣は絶対に生。レモンをしぼって食べます。そしてもちろん白ワイン。やっぱりワイン屋さんだから、ワインのチョイスがすごくよい！　その後、久々にはハシゴして音楽の聞けるオーブンバーでまたビールを飲んじゃった。ヴィオラの先生のSちゃんが、ライブでケルト音楽を演奏していました。とてもたのしい夜でした。人生を充実させる秘訣は、単によいカードをもつだけでなく、ときにはよくない手でもうまくやっていくことだ。　　　ロバート・ルイス・スティーブンソン（イギリスの作家）・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.16

  コメント(0)

• 

  ■くるみ　Noix

  ５歳の次男のギブスも木曜日にとれた、と思ったら結膜炎にかかり、日曜日はギブスがとれて思い切り遊びすぎたのか、頭を打ち、その夜嘔吐したので、また救急病院に連れて行くことになりました。検査の結果、打撲はたいしたことはなく、嘔吐はウイルスのせいとのこと。その後、家族全員が結膜炎をうつされウイルスを移され、なんだかあっという間に数日が立ってしまいました．おかげさまで、徐々にみんな元気になりつつあります。子育てって思いもかけないアクシデントに満ちています。特に下の子は余り考えずに、興味のあるものに突進するタイプなので、ハラハラさせられっぱなしです。金曜日からは１０日間のヴァカンスなので、久しぶりに朝寝坊をしたり、ゆっくり過ごすことができるのもとてもありがたいです。少し前から”くるみ”をいつも常備しています。小腹がすいたときやアペリティフに、手を伸ばしています。何年も前にトウールーズで友達になったアイスランド人のお姉さんの部屋に、いつもクルミなどのナッツがテーブルの上に置いてあって、いつでも食べていいようになっていました。北欧の人って大きいイメージがあるけれど、アイスランド人はそんなに大きくない。けれども真っ白な肌に金髪、透き通るようなブルーの目がすごく印象的でした。ナンシーの夫の実家の庭にも大きなくるみの木があります。秋には一杯の実をつけ、それを狙ってりすがきます。左のものがクルミ割り。これに挟んで固いクルミの殻をこわして中身を取り出します。このときのカシャンというくるみの殻の割れる音が好き。それからクルミの形が好き．よく見ると一つ一つ形も大きさも色も違う。くるみは栄養価がとても高く、いろんな効用があるそうです。常食すると腎臓の機能を高める、肌を美しくするなどのさまざまな健康美容効果が期待できるそうです。（食べ過ぎはいけません）タンパク質も他のナッツ類に比べ良質で、カロチン（ビタミンA）、ビタミンB1、リボフラビン（ビタミンB2）、ビタミンEなどビタミンも豊富です。また、毎日少しずつ食べていると、植物性脂肪であるリノール酸が、エネルギー代謝を正常にしてくれ、肥満や糖尿病の予防に役立ちます。体力の回復にもよいそう。その他、不眠解消、便秘解消、咳止め、美肌などなど・・・。サラダソースにまぜたり、サラダの上に散らしたりして食べると食感が変わっておいしい。パンの中に混ぜ込んだりと、いろいろ楽しんでいます。アボガドもサラダにいれて。レユニオン島ではアボガドの季節です。レユニオン島のアボガドはとても大きく、皮は緑色です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最近は、いろんなことが立て続けにあって、ゆっくり机に向かう時間がありませんでした。大雨の後の庭やテラスの掃除もまだ全部済んでおらず。ヴァカンス中にいらないものの整理などもかねて、少しずつ進めようと思っています。思いついたこと、どんどん実行しないと迷っているうちに毎日が過ぎ去っていきそう。失敗したとしても、迷って無駄に時間を費やすよりはいい。あなたは、自分ができないと思っていることを、しなければならない。　　　　　　　　ーエレノア・ルーズベルト（アメリカの社会運動家）・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.15

  コメント(0)

• 

  ■停電　Coupure d'électricité

  十年に一度と言われるくらいの大雨が降っています。５日の間、ずっと降っていますが、まだ終わりではないそう。午後には、自宅のある地域一帯で、停電がありました。午後だけれど、雨戸を閉めているので、いつもは明るい家の中は暗い。いつもとは違う。電気がないとお茶も飲めない！　隣のおうちはガスをつかっているので、保温ポットに熱いお湯を入れて差し入れしてくれました。夕方になって、ロウソクの光で子供たちは読書（？）。日本から持って帰った”ドラえもん”を読んでいる。電気がないので、ネットもできず・・・（涙、ヴィオラを弾いていました。６時頃に電気が復旧しました。電気が通っているってありがたい・・・・。４時間くらいの停電でした。嵐の中、復旧作業をしてくれているEDF（フランス電力会社）の作業員の方に感謝。In this world of darkness We must shine, You in your small corner,And I in mine 暗きこの世を我らは照らさん君も我も小さき片隅にて　　　（村岡花子訳） ・・・・二日後・・・・最接近は過ぎ、徐々に低気圧の目は過ぎ去っていますが、まだ雨は降ったり、時々やんだり。学校は最接近の日、一日閉鎖されていることになりましたが、今では平常通り。だけれども、山が多いレユニオン島では、道に岩が崩れ落ちたりして閉鎖される、という被害があちこちでおきていて、生活にも支障があります。長雨、大雨、無事に過ぎ去ってくれますように。・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.09

  コメント(0)

• 

  ■エインズレイのトリオ　Aynsley trios

  ティーセットは、イギリスのものが好きです。お茶を飲むのにちょうど良いサイズだから。飲むのは日本から持ってきたお煎茶。フランスのものは大きすぎたりする。すこし前から気になっていた、ティーカップがうちにきました。イギリスのエインズレイのティーカップ、トリオ（ティーカップとソーサー、ビスケットプレートの三点がそろったもの）の６客。1934-1939年に製作されたもの。切り替えのエメラルドグリーンは、お煎茶の色ととてもよく合って、飲むときに目を楽しませてくれます。エインズレイ（Aynsley）は、イギリスの陶磁器メーカー。1775年、ジョン・エインズレイによって創業されました。後の2代目の時代にティーセットに着目して大成功し、3代目の時代に、ティーセットメイカーとしてのエインズレイの人気を不動のものにした。特に、透かし模様と金彩を施す豪華な作りで有名です。現代でもイギリス王室にも使われ、ティーセットメイカーとして愛され続けています。母がエインズレイのカップを持っていて、大きさや形がいいなーと思っていました。よく見ると、ちいさなバラの花、ヒナギクの花が描かれている。あわい金の雪のような、こういう繊細さが好きです。新しいものでよかったのでは？（エインズレイはまだ生産がつづいているので、現行品でも新しいデザインのテーカップが手に入ります）とも思えるけれども、このテーカップは、使っているとやっぱり美しく、楽しい気持ちになります。現代のものは、シャープで直線的なものが多いけれど、大量生産のできなかった時代のものは一つ一つ丁寧に考えて作られている。そんな手の込んだ繊細さはやはり魅力です。イギリスでつくられたこのテーカップが、スコットランド人の手によってフランスのリヨンにわたり、リヨンからレユニオン島に到着した経緯を考えるとまたそれも楽しい、時と場所を超えた旅に誘ってくれます。毎日何度も飲むので、そのときの気分によってティーセットを代えるのは、私のささやかな楽しみ。これからも、お気に入りのティーセットを少しずつ集めていきたい。茶は服のよきように立て、炭は湯のわくように置き、冬は暖かく夏は涼しく、花は野の花のように生け、刻限は早めに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ　　　　　千利休”一期一会”はどこにいても同じ、と思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.09

  コメント(0)

• 

  ■大雨、降り続く　Haliba

  低気圧の渦がレユニオン島の直上を横断するために、数日前から大雨です。十年に一度の大雨で、レユニオン島の県庁は大雨警報を発令。明日月曜日は島の北、サンドニ市と周辺の市の学校はすべて閉鎖となりました。熱帯低気圧の名前は、ハリバ（haliba)。南インド洋ではその年の低気圧にABC順で名前を付けますから、これは今年８番目の熱帯低気圧です。アリバはサイクロンほど大型ではなく、風はあまりないかわりに、大雨を降らせています。南インド洋では、赤道付近で発達した低気圧は、南下します。南半球なので南下するのです。たいていは、南西に降りていくのですが、時に南東に戻ってくるときもあります。アリバもそのタイプで島の西の上から東の下に横切っていきます。今日の午後、島の南にかするように最接近しますが、明日からは天気も回復するとのこと。本当にすごい雨なんです。バケツをひっくり返した、というのがそのまま。子供たちは学校がないので喜んでいます。家の中で、ざあざあと降る雨音を聞いています。雨風をしのげるうちがあるというのは、なんてありがたいことなんだろう・・・・。自然の力は本当にミステリアスで大きい。８歳と５歳の子供に、先日、車の中でどうして雨が降るのか話していたら（蒸発した水が雲になり・・・等々）、５歳の息子が突然、”違うよ！”と叫びました。”どうして？”と聞くと、”雨が降るのは、空が泣いているからだよ！”とのこと。それも間違ってはないと思うのです。どっどど　どどどうど　どどうど　どどう青いくるみも吹きとばせすっぱいかりんもふきとばせどっどど　どどうど　どどうど　どどう　　　　　　　　　　　　（宮沢賢治　”風の又三郎”）・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.08

  コメント(0)

• 

  ■ 大雨と大風　La pluie

  ここのところ、すごく蒸し暑いと思っていたら南インド洋に熱帯低気圧が二つも。サイクロンになりませんように。はやく涼しくなってほしい！昼から急に真っ黒に曇って、大雨がふり風が吹きました。暗くなるとロウソクをつける楽しみがある。炎のあかるいオレンジ色が好き。夫や子供がいると、”電気つけて！”と言われるので（爆、一人の時間を楽しんでいます。ヴァカンスあけ、ずっと病欠だったヴィオラの先生が戻ってきてくれました。新しい楽譜はテレマンの１２のファンタジア。すごく美しい曲。テレマンは、後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家。18世紀前半のヨーロッパにおいては随一と言われる人気と名声を誇り、クラシック音楽史上もっとも多くの曲を作った作曲家として知られています。８６年の生涯で作曲した作品は少なくとも４０００を超えると言われています。本人の死後、知名度が下がりましたが、近年になって再び、彼の作曲した作品すべてが研究対象になるなど、再評価されています。”無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア”は、それでも教育用として用いられ、途絶えることはなく、弾き続けられてきました。この曲はヴィオラをはじめ、モダン楽器のためにも編曲されています。テレマンは、ヘンデル、バッハと同時代の作曲家、音楽家で、とくにバッハとは深い親交があったそうです。当時のバッハは作曲家としてはテレマンよりも格段に低い扱いを受けていました。しかし、そのような一般民衆の評判とは何ら関係なく、テレマンはバッハの音楽の良き理解者でありました。テレマンとバッハの親交は、生涯にわたり、また孫の世代までつづくものだったといいます。音楽の世界では成功したものの、結婚生活はあまり幸せなものではなかったとの記録もあります。しかし、晩年の視力の悪化にもかかわらず、創作意欲には支障はなく、テレマンは、86歳で死去するまぎわまで作曲を続けていたそうです。テレマンの頭の中は、きっと生涯、音楽が響き続けていたのでしょう。テレマンの作風は、簡単に言うと古典音楽とバロック音楽の中間だそうです。難解とされるバッハよりも弾きやすく親しみやすい。音楽というのは、おもしろい。同じ楽譜が時を経て、違う時代にまで生き続ける。解釈が少々違っても、音楽は曲を通じて、タイムスリップするようなもの。テレマンの作り上げた作品の世界は、弾く人、聞く人を１８世紀に引き連れていってくれる。彼の作り上げた音楽の世界は、きっとこれからも世界中の音楽から愛され続けるにちがいないと、思う。わたしたちの見るもの、私たちの姿いずれも、すべては夢のまた夢　　　　　　　　エドガー・アラン・ポー・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.04

  コメント(0)

• 

  ■繕い物　Pantalons rapiécés

  この物があふれた時代に、繕い物をする人って、どのくらいいるのでしょうか。うちでは、子供たちのパンツ（ズボンというやつです）を繕って着せています。男の子二人、田舎育ちなので、庭や野外で転げ回って遊んでいると、ジーンズなどの丈夫な生地でも、普段着や遊び着は、すぐにひざのところに穴をあけてしまう・・・。だから、膝の繕いをしています。膝の部分以外はしっかりしているのに、これで穿けないなんてもったいない。下にジーンズ地をたして、しつけをしたらあとはミシンでカタカタ縫って。お気に入りのソーイングボックス。フランスの古い裁縫道具は、こんな形。三段になっていて、蛇腹のように開きます。蓋を閉めれば、お気に入りのアームチェアーの隣においてサイドテーブル代わりになっています。お茶のカップをおいたりと、使っています。便利。この古い裁縫箱がとても好きで好きで、いくつか集めています。足がこんな形もある。絵の具入れに使ったり。この木目の質感がなんともいえなく好き。下地をつけてミシンで縫うだけの簡単な繕い物だけれど、出来上がったらそれなりに満足感と達成感があり（笑、仕上げた後をホレボレ見ています。こうしているうちに子供が成長してすっかり穿けなくなっても、自分が手を加えたものは、既製品でも、愛着がうまれて、捨てがたくなってしまう。繕ったあとのある、もう着れなくなって子供たちのズボンを見ると、そのズボンをはいていた小さな頃の思い出が、ぱっとよみがえり、愛しい思いがこみ上げてきます。どんなに小さなことでも、何かを作ったり、修理したりと、自分でやってみることは楽しい。やり遂げると嬉しいし、次は何をやろうかと考えるのも楽しい時間。たとえ上手じゃなくても、満足と経験を与えてくれる。そして、手をかけたもの、時間をかけたものは、それだけ愛情がわき、大切なものになる。そう思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.03

  コメント(0)

• 

  ■ハーブティー　Tisane de jardin

  夕方のひととき。ショウガを一煮立ち、そして牛乳を入れ、お茶、カルダモン、シナモン、グローブ、砂糖をまぜてまた一煮立ち。我流のチャイ。砂糖、もしくははちみつをたっぷりいれると、疲れたときにはほ〜っとできます。・・・・・・・・・先日、アヤパナとフェンネルのハーブティーが消化に良いと知り（ブログでも書きました）、昨夜、うちで映画を見ながら、夫が作ってくれました。飲んでみると・・・・、まずい・・・・（爆。全部飲めなかった。フェンネルのにおいがきつすぎて。フェンネルはあまりたくさん入れないほうが飲みやすいようです。人生のしあわせは、ほんの小さなことの積み重ねでできている。小さな、すぐに忘れてしまうような、あたたかいキス、ほほえみ、やさしいまなざし、心からのほめ言葉、そして数え切れない、ちょっとしたたのしい考えや、うれしい気持ち、といったもの。　　　　　　　　　サミュエル・テイラー・コールリッジ　　　　　　　　　（イギリスのロマン派詩人であり、批評家、哲学者）今、という時に感謝。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.03.01

  コメント(4)

• 

  ■庭のこと　Jardin

  天気が不安定な日が続き、庭の手入れも最近、できていません（汗。でも、数ヶ月前に枯れてしまったラベンダー。最後の枝を挿し木にして、場所を移し替えたら、なんとかよみがえってくれました。今回は場所がよかったのか、すくすく育って、花をつけてくれました。フレッシュなラベンダーの香りは大好き。たくさん花壇に植えたいので、また挿し木にして増やしたい。どうしてもふさっり生えてくれないミント。かなり広がってきてくれてはいるのですが、水やりが足りないのかなー。日本では一度根を付けさせると、勝手に生えてくれていたミント。レユニオン島では意外に育てるのが難しいのです。気候が違うとそれなりに工夫しないといけないみたい。ミントのむこうは、アヤパナと呼ばれるハーブ。こちらはブラジルが原産のハーブで、日本ではあまり見かけませんが、レユニオン島の気候が合うのか、簡単に育ってくれます。アヤパナのハーブティーは消化によいそうで、よく作ります。フェンネルの葉っぱと混ぜるとさらに消化によいそうです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・知り合いのCさんは、５０歳を前にして、農場を買い取り養鶏を始めました。２月一杯に、今まで住んでいた近くの家を明け渡し、購入した農場内にあるうちに引っ越ししなくてはいけない、とてんてこ舞い。夫も時々、家具を組み立てるの手伝ったりしています。Cさんはかつて夫の里、ロレーヌに住んでいたと言います。ここ数年、息子と同じ年の子供がいるのが縁で知り合ったのですが、なんと夫とは２０年ほど前にロレーヌであったことがあったそう。彼は以前は車の会社ルノーで働いていたそうで、その縁でどこかの会場であったことがある、と言うのです。人の縁って不思議だなーと思う。静かに流れているような毎日でも、いろんなことがある。私たちは、いつも二人のどろぼうに挟まれている。一人は過去。もう一人は未来。もし、過去の間違いを悔いてばかりいたり、あるいは、未来のことを心配してばかりいたら、なにもなしとげることはできない。あなたが求めているよいものは、過去にもなく、未来にもなく、すべて、いま、ここにある。　　　　　　　　　 　（出典不明）・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.27

  コメント(2)

• 

  ■日々の食事　Repas de tous les jours...

  庭のマンゴーもそろそろ終わりに近づいてきました。果物はそんなに好きな方ではないのですが、マンゴーとライチーは別。マンゴーは酸味もなく、とてもおいしく食べられます。我が家のマンゴーは遅い時期にできる種類の上に、標高も高いところにあるので夏の終わり頃まで楽しめます。裏庭に生えているマンゴーは農薬はもちろん、袋をかける手間ななどもかけていないので、虫ちゃんにやられることもおおい。そのぐらい、マンゴーはおいしいということかなー。我が家では、野菜は週に１、２回ほど、近くの農家でほぼ無農薬のものを分けてもらいます。泥がついたままの野菜。ムッシューが欲しい野菜を収穫してくださいます。行くたびに収穫されるものは違うので、そのつど臨機応変にいただいてきています。足りないものだけ、近くの八百屋さんかスーパーで買い足すようにしています。今夜は夫がネギとベーコンのキッシュを作ってくれました。キッシュの皮も手作りで、とてもおいしかった。そして、最近、よく、日本から持って帰った土鍋を使って料理をします。土鍋のロレーヌ風の田舎スープも最近ではよくつくります。スープだけれど、野菜がたくさん食べれるように水分を減らして作っています。土鍋はゆっくりことことと、時間をかけて煮るととてもおいしく出来上がる。圧力鍋よりも味があるような気がします。田舎風スープはグリーンピースとサラダの葉っぱをまぜて煮るのが特徴。最後に、生クリームにグリュエールチーズをのせていただきます。ほっこりしたとても優しい味・・・。。。。。。。。。。、、、、よほど家事が大好き、という人は別にして、普通の人にとって、家事はときに大変、ときに嫌になることもあるのじゃないかと思うのです。私自身、特別家事が嫌いという訳ではないのですが、毎日毎日、食事の準備、掃除、洗濯とおわりなくつづくと、正直、げんなりすることもあるのです。とくに家族は、”きれいになっているのが当たり前、食事ができているのが当たり前”と思いがちですから。そんな私がはっとした言葉。小さなことを大きな愛をもってする。大切なことは、どれだけのことをしたかではなく、そこにどれだけの愛を注いだかです。どれだけのものを与えたかではなく、そこにどれだけの愛を込めたかです。神の前に小さなことなど、なにもないのです。　　　　　　　　　　　マザー・テレサとても心に響く言葉。家事だけではなくて、仕事に関しても。一日にできることは、ちいさなことに過ぎないけれど、思うように仕事がはかどらないときもあるけれど、たいせつなのは、そのときどきに”できる”ことの分量ではなくて、今していることにどれだけの思いを込めてするかなのだろうなーと、いまできることを、できるだけ丁寧に仕上げていこう、ととても励まされている言葉です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.26

  コメント(0)

• 

  ■パンのはなし　Pain à l'ancien

  ヴァカンス前はよくパンを作っていましたが、帰ってきてからすこし休憩していました。やっとここ数日、パンを作り始めています。私がよく作るのは、朝食や食事の際のテーブルにのる、田舎風のシンプルなパン。以前は、ホームべカリーを使っていましたが、今はボールひとつ、手でこねています。基本の作り方材料・パン用の小麦粉・・・250g・イースト・・・８g・水もしくは牛乳・・・160ccほど・塩・・・一つまみ・砂糖（好みで）・・・大匙1・オリーブオイル（好みで）・・・大匙1作り方１．材料をボールに入れる。小麦粉の真ん中にくぼみを作ってイーストを入れる。イーストに直接塩があたらないように、他の材料を入れて混ぜる。水もしくは牛乳は常温にしておく。２．材料がまとまったら、４５分ほど休ませる。３．ガス抜きをして、もう一度形を整え３０分ほど休ませる。４．小麦粉を少し振り、真ん中に十字の切れ目を入れ、余熱で暖めているオーブン、２２０度ほどで１５分ほど焼く。さらに温度を２００度ほどに落とし、１０分ほど焼く。最後はオーブンの癖にもよるので、臨機応変に様子を見ながら。普通のカンパーニュは牛乳ではなく水、砂糖もオリーブオイルも入れませんが、我が家では子供たちが喜ぶので入れています。小麦粉は無農薬や全粒粉、スペルトコムギなどを混ぜたり、見つけたものを、いろいろ試したりします。パンはむかしから、フランスでは身近な日常の食料で、パンにまつわるたくさんの昔話やことわざ、言い伝えがあります。・汗なくして、パンはなし（額に汗せずにはよきものは手に入らない）・パンをかまどに入れるものが、焼きたてのパンをたべるとは限らない。・粉引き小屋にしばしば行くほうが、医者に行くよりもよい（きちんと食事をする努力をすることが医者にしばしばいくよりよい）・まずいパン、まずいスープ（かつて硬くなったパンはスープに入れて食べていた。材料がおいしければおいしいものができる。材料がまずければできたものもまずい）・古いパンはひどい、でもそれさえないのはもっとひどい　（固いパンでもあるだけまし）・苦もパンがあればよいもの　（苦労も報われればよいものとなる）などなど・・・・。パン、小麦粉にまつわるロレーヌ地方のお話も新刊にいくつか入れる予定です。今ではフランスのパンというとバゲットを思い出しますが、ロレーヌの田舎では、丸形の大きな田舎パンでした。焼き上がったパンはかつてこうして、リネンの大きな布巾か、もしくはトワルと呼ばれる厚手のコットンにくるんで保存していました。リネンは高価なものだったので、庶民はトワルをよく使用していました。そして、きちんと掃除した清潔な部屋に、テーブルの上に切り口を戸口に向けて置いていたそうです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.24

  コメント(0)

• 

  ■お茶じかん　Etoile de Bethlehem

  わたしは一人の時間が好きです。もちろん家族や友達と過ごす時間も好きだけれど、一人静かに過ごす時間を作らないと、毎日の雑用に悩殺されているような感覚になります。だから毎日、少しの時間でも静かにお茶を飲み、木々をわたる風の音や小鳥の声をきいてリラックスしたり、気に入った本を読んだりして過ごすようにしています。私にとっては心に栄養を与える大切な時間です。心は一人ひとり違います。その意味では、人はいつもひとりなのよ。　　　　　　　　ターシャ・チューダー大好きなお茶セットと、ベツレヘムの星のついた、エルサレム十字のスターリングシルバーのスプーン。エルサレム十字は、教皇ウルバヌス2世 (Urbanus II, c. 1035 - 1088 - 1099) が第一回十字軍 (1096 - 1099) に与えた旗に付いており、また第一回十字軍によって 1099年に建国されたエルサレム王国の旗と紋章にもなりました。ベツレヘムの星はクリスマスツリーのてっぺんについている星です。この星は、東方の三博士（別名「東方の三賢者」「東方の三賢王」）にイエス・キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムに導いた、キリスト教徒にとって宗教的な星です。マタイによる福音書によれば、博士たちは星の出現に霊感を受けて「東方」からエルサレムまで旅をしたといいます。わたしはキリスト教徒ではありませんが、ベツレヘムの星は、希望の象徴として、人生の意味を探している、すべての人々の指標として、英知を探求するものへの到達点として、とても好きです。たくさんの情報や雑用の中で、現代人は大海に浮かぶ小舟のように、波や風に翻弄されてしまいがちだけれど、指標となる星を見つけ、それに向かっていけば、いつか大地にたどり着ける。だからこそ、波に揺られ、盲滅法に櫂をこぐだけではなく、その指標となる星をさがし、見つめる時間が必要だと思うのです。ベツレヘムの星は、そんなことを改めて思い出させてくれます。夫の作ったチョコレートケーキの残りとともに・・・。古代、中世のシンボルマークはいろんな意味が込められており、その歴史をひもとくと、人々の繁栄、平和、豊穣、自然への畏敬等の祈りが込められており、人間性にあふれてて、とても面白いものです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.22

  コメント(2)

• 

  ■木べらやまな板の手入れ Spatules, planches en bois

  十数日があっという間にすぎていました。先週は、次男が足を骨折したり、長男の誕生日会があったり、その他いろんな用事があって、あっという間にすぎてしまいました。次男は左足の足首の骨を少し痛め、３週間のギブス生活。５歳の子なので、最初の頃は大変でしたが、一週間経ってやっと慣れてきました。病院では”最低３週間”ということだったのですが、よい経過になりますように。そしてこのところ天候も不安定、雨が降ったり、暑かったり。もう数週間はこの夏の空模様がつづきそう。長男の誕生日会を終えて、やっとやっとほっとしました。キッチンのお料理に使っている木ベラやまな板が乾燥してきたので、お手入れしました。木の小さなまな板は、フランスの東北部、ロレーヌの田舎に住んでいる夫のロベール大叔父さんが手作りしてくれたもの。時々、オリーブオイルを塗って手入れをしたら、ずっと使えると、十年もまえにプレゼントしてくれました。日本のまな板よりもずっと小さめに作ってあります。ロベールおじさんのまな板は、テーブルの上でちょっとサラミソーセージを切ったり、野菜を切ったりするのにとても便利で重宝しています。夫と二人で料理するときも、いくつもあるのでまな板の取り合いにならないで済みます（笑。真ん中の取っ手付きのものは厚めにできているので、土鍋などの鍋敷きにもつい使っています。木のものは長く使っていると表面が毛羽立って白くなったりするので、そんなときには、しっかり乾燥させ、軽く紙ヤスリをかけた後、オリーブオイルを布につけ、木にしみ込ませます。そして別布で余分なオリーブオイルを拭き取ります。同じようにして料理のときに使う木べらも手入れをしておきました。乾燥させるとき、木のものはたわんだり、割れたりするので直射日光をさけた方がいいといいます。風通しの良いテラスにおいておくと、しっかり乾燥して気持ちよく使えます。向こう側にある平べったい木べらは、クレープをひっくり返すための木べら。２月はカーニバル（キリスト教の謝肉祭）や、シャンドゥルール（2月2日。「Chandeleur」（シャンドゥルール）「聖燭祭」と呼ばれるキリスト教のお祝いの日）など、クレープを食べる機会が多かった！　先日の息子の誕生日会でも、おなかをすかせた小さなおおかみたちのために、夫が３５枚のクレープを準備していました。過ぎ行く毎日、時には考える間もないくらいだけれども、なるべく心静かに、日々を大切に生活したいなと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.21

  コメント(2)

• 

  ■熱帯低気圧　Dépression tropicale

  今日はすごい雨が降っています。もうバケツをひっくり返したような雨。午後から３時間は降り続いています。レユニオン島の南西部に熱帯低気圧が停滞していて、そのせいのようです。南の島なので少々の大雨は慣れているけれど、こんなに降り続くとこわいなー。サイクロンの季節はまだまだつづきます。日曜日なのにめずらしく、今日は家族みんな、家の中でじっと本を読んだり遊んだり過ごしていました。父の手袋の片一方がやっとできました。もう片方は日本滞在中に仕上げてあげてきたのだけれど、左手はレユニオン島で作りました。こちらでは雑用が多いためか、作るのに時間がかかりました。明日、送れます。もう春になっちゃうかも（汗。この手袋はシンプルな編み方だけれど、手の形に合わせて作るとぴったりして使い心地はいいようです。一つのシンプルなパターンがわかれば、編み込みを入れたり自分でデザインして作るもの楽しい。次は何を編もうかな、作ろうかなー、と思いながら本をめくって楽しんでいます。一つの手作りが出来上がると、次に何を作ろうか迷うもの楽しい時間。お気に入りの本、”ラトビアの手編みミトン”　。編み込みの模様がとてもかわいい。北欧のラトビア地方の編物にまつわる伝統的な生活風景の写真も盛りだくさんで、見ているだけでも旅をしたような気持ちになり、とても楽しい。お気に入りの本です。ミトンは作らなくても、編み込み模様の練習とアイディアになっています。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ラトビアの手編みミトン [ 中田早苗 ]価格：2,052円（税込、送料込）・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.08

  コメント(0)

• 

  ■ヴィオラ日記　 Alto

  日本滞在中に姉からプレゼントしてもらった本を、今になってやっと開きました。世界的ヴィオラ奏者の今井信子さん著　”憧れ”。　速読もよくする方ですが、この本はゆっくり読みたいなあと今まで読まずにレユニオン島までもってかえりました。ちいさなCDもついていて、これがすばらしいヴィオラの音色で・・・・。私はプロでもなんでもなく、ただ自分の楽しみのためだけにヴィオラを弾いているアマチュア・ヴィオリストなのですが、そんな私でもヴィオラという楽器を選んだのは、ヴィオラの温かい音に恋をしたから。多くのヴィオリストは、親から言われて何となく今までやっているというよりも、どこかの地点でヴィオラという楽器に惚れ込んで、楽器を選んでいる、という今井さんの言葉にも深く納得しながら読みました。そしてまた今井信子さんという世界でも屈指のヴィオラの第一人者の半生に圧倒されました。心に残る本です。とても印象に残った文章があります。・・・・・・・・・・・・　大切なのは、諦めないこと。今、何が一番したいのか。今しかできないことは何なのか。それをしっかり見極めてほしい。一番近い道を行く必要は全然ない。時間がかかっても、好きなことをした方が結局は自分のためになる。そうすれば、ある日、ぱっと目の前が開けるものだ。学生の頃、”もうダメかと諦めかけた、その最後の瞬間に光が見えてくるものだよ”と父の友人だった方に伺ったことがある。そのとおりだ。（中略）　そしてこんな時代だからこそ、簡単には手に入らない、目に見えないものが大事なのだということを、若い人たちに伝えられれば嬉しい。ヨーロッパで暮らしていて、日本に帰ってくると、日本は本当に便利だ。何でも簡単に手に入る。情報はあふれかえっている。豊かすぎて戸惑うほど。今の若い人たちには、生活の上で障害となるものがほとんどないのではないだろうか。でも、それが問題なのかもしれない。（中略）　少し手を伸ばせば何でも手に入る今の時代、いったい何に対してそこまで憧れることができるだろう。それは音楽そのものだ。（中略）　後に残るのは、音楽そのものへの憧れだけ。この音楽を弾きたい、伝えたい！という突き動かされるような思いだ。だからこそ音楽を志すものはいっそう真摯に音楽と向き合い、自分自身と真剣に向き合っていかなければならないのだと思う。（本文２１９〜２２０ページより）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・　人格を養うということは、人それぞれ、日々の些細な身の回りのことから始めるのだ、と私は思う。仕事の密度を高めること。家族のために心を砕くこと、日々生きることのすべてを高め、積み重ねていくことで一個の人格ができあがる。日々ぶつかる出来事を自分の中で消化し、記憶して、その体験を将来につなげていくことが大事だ。（本文２１７ページ）【楽天ブックスならいつでも送料無料】憧れ増補版 [ 今井信子 ]価格：2,052円（税込、送料込）世界で活躍する豊富な経験を持っている彼女だからこそ、心を打つ言葉があります。ヴィオラなど楽器を弾かれない方でも、どの分野にも通じる一流の人の経験として読まれても興味深いと思います。午後のお茶タイムは外の見える古い椅子で。緑が濃い季節です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.06

  コメント(0)

• 

  ■”木を植えた男”　L'Homme qui plantait des arbres

  今日は心に残る、美しい絵本を紹介します。【楽天ブックスならいつでも送料無料】木を植えた男 [ ジャン・ジオノ ]価格：1,728円（税込、送料込）名作中の名作、”木を植えた男”。著者ジャン・ジオノはフランスでは知らない人はいないほどの著名な作家。この物語は、フィクションですが、真実を語る物語として世界中の人の心をうち、愛されている物語です。栄誉や報酬のためではなく、ただ無私の心で、ひたすら荒野に緑の森を夢み、木の種を植え続ける男を描いた作品。ジャン・ジオノは最後のページで、この木を植えた男の行いを、”神の業”と表現し、知らずにその恩恵を受けたものは１０万人を下らないだろうと書いています。年頭より暗いニュースがつづいています。私はこういうときこそ、自分らしく自分の生活を生きることが大切なのだと思っています。自分の価値観をしっかりもち、喜びと感謝を持って、自分らしく今日を生きること。今日、自分ができることを確実にこなしていくこと、そういう小さな毎日の積み重ねが、３０年後の自分の達成感と未来、ひいては自分の周りにも余波を作っていくのだと信じています。・・・・・・あらすじ（以下wikipediaより）・・・・・・・・・・この物語は、「私」の回想という形式をとる。40年ほど前の1913年6月、フランスのプロヴァンス地方の荒れ果てた高地をあてもなく旅していた若い「私」は、この荒野で一人暮らしをしている寡黙な初老の男に出会う。近くには泉の枯れた廃墟があるだけで人里もないことから男の家に一晩泊めてもらうことになった「私」は、男がドングリを選別しているのに気付く。手伝おうと進言した「私」だったが、男は自分の仕事だからと言って断る。翌日、男がこの地で何をしているのか気になった「私」は、もう1日ここに滞在したいと言うと、男は構わないという。はじめは散歩と称して男の後をついて歩いていた「私」だったが、男から「何もすることがないなら一緒に来ないか」と誘われて、男と連れ立って荒れた丘へ登る。そして男は、前日選別していたドングリを植える。「私」は男に様々な質問をし、男はそれに答える。男の名前がエルゼアール・ブフィエであること、55歳であること、かつては他所で農場を営んでいたこと、一人息子と妻を亡くしたこと、特別にすることもないのでこの荒れた土地を蘇らせようと思い立ったことなど。ここが誰の土地かは知らないが、3年前から種子を植え始め、10万個植えたナラ[※ 5]の種子の多数は駄目だったが、1万本ほどは育つ見込みがあるという。ナラ以外の植樹も計画していると話すブフィエと「私」は、その翌日に別れた。翌1914年から第一次世界大戦が始まり、従軍した「私」はブフィエを思い出すこともなかった。5年後に戦争が終結し、わずかな復員手当てを貰った「私」は、澄んだ空気を吸いたいという思いから、再び1913年に訪れた荒野へ足を運ぶ。ブフィエや彼の植樹活動のことを思い出しながら廃墟を過ぎ、かつての荒野に近づいた「私」は、荒野が何かに覆われているのに気付く。ブフィエは変わらず木を植え続けていた。戦争のことなど全く気にせず木を植え続けていたというブフィエの言葉に、「私」は納得する。「私」とブフィエは連れ立って、10年前の1910年に植えられ、荒野を覆うように育ったナラの森を歩く。「私」の背丈より高く成長したナラの木々に、「私」は深い感銘を覚える。ほかにも「私」が従軍していた1915年に植えられたというシラカバの森は、「私」の肩のあたりまで成長していた。1920年以降、「私」は年に1度は必ずブフィエを訪ねるようになる。ブフィエの計画は常に成功したわけではなく、1年がかりで植えたカエデが全滅するなど悲劇に見舞われることもあったが、ブフィエは挫けることなくひとり木を植え続ける。木々の復活はあまりにゆっくりとした変化だったため、周囲の人間はブフィエの活動に気付かず、ときどき訪れる猟師などは森の再生を「自然の悪戯」などと考えていた。また、森林保護官が「自然に復活した森」に驚き、そこに住むブフィエに「森を破壊しないように」と厳命するなどの珍事まで起こる。しかしそういったことも関係なく、ブフィエは木を植え続ける。その後も第二次世界大戦など様々な危機があったが、「私」の友人である政府役人の理解と協力などもあって、森は大きな打撃を受けることはなかった。ブフィエはそれらも気にせず木を植え続け、いつしか森は広大な面積に成長していた。森が再生したことで、かつての廃墟にも水が戻り、新たな若い入植者も現れ、楽しく生活している。しかし彼らはブフィエの存在も、ひとりの男が森を再生したことも知らない。ブフィエは1947年、バノンの養老院で安らかに息を引き取った。・・・・・・・・・・・（以上あらすじ）・・・・・・・・・楽天プログには貼付けられないのですが、YouTubeでもアニメーションを見ることができます。YouTubeにて”The Man Who Planted Trees (English)”かフランス語で入力して見てくださいね。http://youtu.be/v_7yEPNUXsU・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.05

  コメント(0)

• 

  ■タヒチ風のお刺身　Poisson tahitien

  知り合いが船で釣りをするのが趣味で、今週はタラを何匹か釣ったというので、３キロほど分けてもらいました。ほとんどは切って冷凍にしました。バーベキューやステーキなど、いろいろ料理ができます。釣ったばかりで新鮮なので、日本風のお刺身と、それからタヒチ風のお刺身をしました。これは４年間タヒチに住んでいた夫の伯母さまに教えてもらった料理。作り方は簡単で、お刺身状に切った切り身をお皿に並べます。その上にオニオンスライスを乗せ、さらにその上からレモン半個分のレモン汁を振りかけ、３０分ほど冷蔵庫に入れておきます。その間に、にんじんを千切りにしておきます。キュウリの千切りもおいしい。トマトを薄切りにし、万能ネギ、パセリもみじん切りにしておきます。食べる直前に、にんじん、キュウリ、ネギ、パセリを乗せ、さらにその上からココナツミルクを、大さじ５杯分くらいを注ぎます。ココナツミルクはお好みで調整し、さらにお好みで塩を振り出来上がりです。わたしはコリアンダーが大好きなので、そのうえにコリアンダーの葉っぱものせました。暑いときでもとてもさっぱりしておいしくいただけます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.04

  コメント(2)

• 

  ■義母からのクリスマス・プレゼント Cadeaux de ma belle mère

  レユニオン島に帰ってきたら、義両親からのクリスマス・プレゼントが届いていました。ええ〜、びっくり！　という私がまさに欲しかった、ドンピシャのツボにはまったクリスマス・プレゼントでした。とても嬉しかったのでアップします。青のシリーズをはじめ、いくつかテーブルセット、ティーセットはもっているのですが、赤もいいなー、いつか欲しいなーと思っていました。欲しかったそのもののあかいシリーズのテーブルセット、ティーセットでした。＠＠。左のモチーフのお皿、サラダボール、チュリーン（スープを入れる蓋つきの鉢）フランス北部で作られたはサンタ・アマン(Saint Amand ）のカンパニュラ（Campanula）シリーズ。フランスでは５組のお客さまを招けるようにお皿のセットは１２枚組が伝統的です。ティーセットはイギリス製。数ある赤色ティーセットのなかでも、いいなー、いいなーと思っていたEnoch WedgeWood のEnglish Scenicシリーズ。何がいいかって、この田園風景。カップやシュガーポット、ティーポットなど、それぞれに模様が違うのです。紅いバラの花のシリーズでもいいかなと思っていたけれど、一つ一つモチーフが違うのは、眺めるだけでもとても楽しい。牛ちゃんたちも、それぞれに表情が違い、後ろの田園風景もちがう。子供たちと眺めながら、後ろに描かれているあのうちはお母さんが住んでいるんだよー、などと想像を膨らませてたのしんでいます。こちらは”テムズ川の風景”　違うシリーズだけれど、赤で統一しているので違和感なくなじんでいます。モチーフが違うと、時と場所を超え想像の世界にそれぞれ旅行をするようで、こんなに楽しめる。眺めていると、自分も絵の中の情景にいるような気になります。毎日、テーブルセットを選ぶのが心からの楽しみに・・・（嬉。昨年１０月に夫の実家に行った際、義母と何度かショッピングに街に出かけました。その際に、わたしがショーウインドウを覗き込みながら、”ああ、いいな〜、すてきだな〜”と言って、まえで立ち止まっていたのを義母が覚えていて、クリスマスのプレゼントにしてくれたのです。そしてそれを義父が丁寧に梱包して夫が持って帰ってくれたのでした。なんだか、ありがたいなー。いろいろ考えてくれたんだなー。みんなの気持ちがとてもうれしいプレゼントでした。毎日眺めるだけも満足しています。日によってお気に入りのティーセットを選んでおいしくいただいています。朝９時とお昼ご飯後のお茶タイムは私にとって欠かせないもの。ティーセットは洋風だけれど、お茶はいつも日本のお煎茶をいれて、ゆっくり楽しんでいます。ゆったりした気持ちになれるとても大切な時間ですが、おかげでさらにその時間を楽しめそうです。ありがとう！・・・・・・・・・・・・・・・・今日、心に残った本からの一節。物事の外観はそれを見るわたしたちの感情に応じて変化します。おなじように、私たちは魔法や美を見ますが、その魔法も美もじつはわたしたち自身の中にあるのです。　　　　　　カリル・ギブラン（１８８３〜１９３１）　詩人・芸術家・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.02

  コメント(0)

• 

  ■絵本”ぼくのロボット”　by 山越萌生

  先日、嬉しいメールをいただきました。フランス在住の絵本作家の山越萌生さんから。萌生さんは、なんとなんと、フランス本土ナンシーに住む夫の従弟の幼なじみの奥さん。そんなご縁でわたしのことをお聞きになり、連絡をしてくださいました。ご縁って不思議です。彼女も絵や本に携わる方で、昨年新しい絵本を出版されたそうです。山越萌生さんの”ぼくとロボット”なんと！　エンブックスのサイトからは全ページが試し読みができます（すごーい！）。　わたしも早速サイトにお邪魔して、本を読ませていただきました。絵に動きがあって生き生きとしています。萌生さんは芸術大学で絵を勉強されていらっしゃったということなので、さすがにすばらしい絵をお描きだなーと感動しました。楽しい絵本なのでぜひご覧になられてくださいね。コチラをクリックするとページに飛びます。ぼくとロボット。本の楽しみは、本の質感を手にとって感じ、子供たちと一緒にページをめくるところにあると思っています。わたしも日本に滞在中にさっそく購入させていただいたのですが、出発間際ということもあり、残念ながら日本を発った翌日に届いてしまいました。とても残念ですが、また数ヶ月後に日本に帰るので、その際に、子供たちと、萌生さんの絵本を手にとって、一緒にページをめくるのを楽しみにしています。絵本「ぼくとロボット」はこちらのページから全ページためし読みができます。ぼくとロボット。もえさんのブログこちらのほうに絵本の詳細もあります。ふらんす便り。萌生さんとは、次にナンシーに行った際にお会いするのを楽しみにしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お待たせしております川崎奈月の新刊は、今年中に出版の予定です。今、アナログに２度目の校正。編集の方のも入れると３度目の校正。相変わらずの遅筆で、作品展を企画してくれている姉からもお尻をぐさぐさつつかれていますが、すてきな楽しいお話になるはずなので、どうぞ夏くらいまでお待ち下さいませ。タイトルは”ラ・メ湖のバイオリン弾き”になるかなーと編集のHさんと話し合っています。バイオリン（ヴィオラ）がやっぱり好きなのです。１ヶ月弾いてなかったので、練習しなきゃ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.02.01

  コメント(0)

• 

  ■おおきなのっぽの古時計　Comtoise ancienne

  わたしの大好きな家具に、大きな柱時計があります。高さ２m２０cm。ながーい振り子が右に左にチクタク揺れて時を刻む時計です。かしの木で作られ、どっしりとして、美しい木目がとても気に入っています。１００年以上前にフランス本土のピレネー地方で作られた古いふるい”おじいさんの古時計”。　でも、この柱時計、古くて中のメカニズムが壊れて振り子が揺れず、時が刻めないまま時間が経ってしまっていました。あるだけもすてき。”七匹のこやぎと狼”のなかでイチバン小さな子やぎは振り子時計の中に隠れたのよね。だけれどもやっぱり動く方がいい、というので・・・。夫が冬にフランス本土に行っている間、義父の知り合いの古時計を扱っている時計屋さんの知り合いから、中身のメカニズムだけを譲っていただきました。郵便していたメカニズムが、先日届き、夫が組み立ててくれました。細かい微調整があるそうです。このメカニズムの部分を上のガラス戸の中に入れます。そして真ん中の扉を開け、振り子と重りを二つ、ぶら下げます。このメカニズムの１００年以上もまえのものなのだそうですが、こちらはちゃんと正確に動いてくれるそう。そして・・・、できた！２０１５年から我が家の時はこの古時計が刻んでくれます。チクタクという懐かしい音（実家にも長い間小さな振り子時計がありました）。　時間になるとボーン、ボーンと時を告げる音が鳴ります。とても風情があってよいです。ただ・・・、寝るときは気になるので、重りを一つ外します。そうすると時を告げる音が鳴らないのです。朝起きてみんなが起きる時間に、また戸を開けて重りを入れると、一気にボーンボーンとなりだします（笑。一週間に一度ほど、ゼンマイをまいてやります。古い時計と言えば、もう一つあります。こちらは長さ６０センチくらいで、７０年くらいまえのもの。実家にあったのもこのくらいの大きさだったと思います。こちらはいまのところ、どこに置こうか思案中。振り子は揺らさず休憩してもらっています。古い時計って、動いていてもちゃんとあっているのかな、とiphoneで時々確認するぐらいなんだけれど、そのくらいのユルさがとてもかわいくて愛おしいです。そんな小さな手間が生活を潤してくれるような気がしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.30

  コメント(0)

• 

  ■学校が始まりました　 La rentrée

  子供たちの新学期が始まりました。子供たちは友達に会えるのが嬉しいようで、楽しそうに出かけていきました。夕方、Saint Gillesに用事があり、ついでにビーチに行ってきました。あまり行かないビーチなのに、到着早々行くなんて。夕方なので日差しも穏やか。人かげもまばら。観光客と地元の人だけ。静か。わたしは、というと・・・。日本からもって帰った宿題。父の手袋をバレンタインまでに仕上げたいー。天然のプールで子供たちも波をかぶることなく、ゆっくり遊べます。日本での寒さが嘘みたい。すばらしい夕日。レユニオン島は南半球で今は夏。雨の多い季節で、午後になると雨が降る日が多いのです。私が住んでいるのは、サンドニ市の中でも標高５００mと高いところなので、曇ると涼しいくらいになります。標高の低い町中やビーチ沿いはとても暑い。夏はまだまだつづきます。子供たちが学校に行き始め、わたしもやっと落ち着いて机に向かえる時間が増えそうです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.29

  コメント(0)

• 

  ■レユニン島へ　à la Réunion

  レユニオン島へ帰ってきました。月曜日の昼に家を出て、香港、モーリシャスを経て、レユニオン島に午前中についたのだから優秀な乗り換えの待ち時間。これだけ早いととてもありがたい。南半球なので、夏真っ盛り。真っ青な空と海。雨が多くなってきているため、山々は深い緑に染まっています。寒かった日本が嘘みたい。乗り換えごとに、空港でセーターを脱いだり、長袖Tシャツも脱いだり、どんどん軽装になります。フランス、それからニューヨークに行っていた夫が数日前に帰ってきていて、空港まで迎えにきてくれました。お土産もいっぱいありました。庭のマンゴーもいっぱいになっています。今年はたくさん食べられそう！　マンゴーにもいろんな種類がありますが、庭のマンゴーはジョゼという種類の、生食に適したとても甘くおいしいもの。昼ご飯の後は、近くのパテイスリーで買ってきてくれたエクレアがデザート。久しぶりの味だー。ナイフとフォークだけで食べるのも久しぶりだー。午後には、隣の奥さんにお土産のおまんじゅう（彼女は日本の和菓子が大好き）をもって言っておしゃべりをしました。主に今月の最初に起こったフランスの事件についていろいろお話をしました。ところが！　一ヶ月半全くフランス語のない生活だったため、フランス語の単語が思うように出てこないのには自分でもびっくり。リハビリが必要だわ。子供たちは木曜日から新学期です。８歳の息子は明日宿題を片付けるのにおわれそう・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.27

  コメント(0)

• 

  ■最後の散歩道　On part demain.

  夕方の散歩も今日が最後。明日は出発です。次に来るときは、緑に覆われているだろう木々。今の時期だけの美しさ。あちこちに水仙がさき、セリももう顔を出しています。早咲きの梅。２月はまだ寒いのだろうけれど、もう春の予感。近所のスーパーに入っている魚屋さんで、一盛り５００円のさざえ。おいしかった・・・・。明日の午後、関空から出発です。長いようで終わってみれば短い日本の帰国。日本に帰ると、たくさんの日本語の本を読みます。とてもよかった本を紹介します。【楽天ブックスならいつでも送料無料】自分が源泉 [ 鈴木博（コンサルタント） ]価格：1,512円（税込、送料込）カテゴリーはビジネス書ですが、誰が読んでも生き方のヒントになる本です。状況環境によらず、自分のあり方しだいで意図した結果を創る。実はシンプルでも、とても力強く賢い生き方。ぜひレビューなどご覧になって参考にしてください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.25

  コメント(2)

• 

  ■春の足音

  ここのところの陽気で、梅が咲き始めました。濃いピンク。１２月が寒かった分だけ、春の訪れが嬉しい。春の梅を日本で見たのは何年ぶりだろう。夕方の散歩道。まだまだ寒空。木の芽はほろこぼないけれど、よく見ると少しずつ膨らんでいる。冬が厳しいほど、春の訪れは美しい。夕方のお月様。お月様、桐の木に引っかかっている。まだ宵の口。冬の夜は長いけれど、確実に日が長くなっている。夜は長い、だけれどかならず朝になる。闇が深ければ深いほど、暁は近い。帰仏まで後少し。最後まで散歩を楽しんでいます。今日の夜、NHKの番組を見ました。２０４５年の世界がどうなっているか予測するという内容で、とても興味深く見ました。３０年後、私たちはいったいどんな世界に住んでいるかしら？　技術革新があったとしても、人間の本質はそう変わるものではないと思うのです。そして、世界は、きっと、さらによくなると、信じています。未来は勝手に誰かの手によって作られるものではなく、一人ひとりの人間が作り上げていくものなのだから、そうなるように毎日の生活を大切にしていきたいと思うのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.24

  コメント(0)

• 

  ■糸を紡ぐ FIler de la laine

  今日は、先日行った玲子さをり教室の玲子さんに誘われて、羊毛の紡ぎ体験に、福山市神辺の糸工葉さんにお邪魔しました。糸作りには少し前から興味があり、ぜひ糸紡ぎをしたいなと思っていました。意外なところで夢が叶ってとても嬉しい。さあ、初めての糸紡ぎ機。足踏みタイプです。オーストラリアのアシュフォード社の製品。見るだけでワクワクしてしまいます・・・。こちらの羊毛を紡ぎます。白い羊毛と茶色い羊毛。どちらもすでにきれいに洗われ、カードをかけられすぐに紡げる状態になっています。だけど・・・・、糸を繰り出しながら、足を踏みねじりをかけるのが難しいー。慣れるのに時間がかかります。糸を繰り出すのと、足踏みのペダルの早さのタイミングが合っていないと、糸がよれすぎたり、十分よれていなかったりします。羊毛から一定の量の分量を繰り出すのも、意外に難しく、慣れるのに時間がかかります。でもとっても楽しい！　いつの間にか無口になって集中してしまいました。そしてこれがボビンに巻き上がった糸。太かったり細かったりだけれど、初めて作った自分の糸、と思うととっても愛おしくかわいい。こういう太細がある糸って織ったり編んだりしても変化があって面白い作品が出来上がりそう。今回は白と茶色でしたが、色糸が欲しい場合は、羊毛の塊の段階で染めたり、糸の段階で染めたり、色付けにもいろんな技があるそうです。かせにしていただきました。この状態で糸のよじれを落ち着かせるために、お湯に入れたり、蒸したりして、脱水し干して、やっと使える糸になります。茶色の糸の方は、右にあるスピンドルという道具だけを使って繰り出した糸をよじり、糸を作っています。糸を作るのは思った以上に熟練の技が必要であることを実感しました。でも、思った以上に楽しくて、いつか自分の作った糸を使って編み物をしたり、布を作りたいなーと思いました。楽しい時間をありがとうございました！・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.21

  コメント(0)

• 

  ■春の色　Vert et rose

  今日は春のような温かい日差しと温度。いつもよりセーターが一枚少なくても大丈夫。温かい日差しの中、庭の掃除をしました。枯れ葉の下から頭をのぞかせた、ふきのとう。寒さの中、一生懸命頑張ったんだなー、と思うととてもいとおしく感じます。大好きな春色。淡いグリーン。こちらもお気に入り。自作の絵。白の額縁にいれたら、とても良い感じ。小さなピンクのハートの雨が、雨上がりに降っています。春色と言えば、先日、近所の雑貨屋さんでたくさんAvrilの糸を買ってきました。お気に入りのピンクとグリーン。見ているだけでいやされる色たち。Avrilの糸は変わり色が面白いのですが、自分が使うならスタンダードな単色が好きです。スタンダードな単色ならほかのメーカーでも良いですが、発色と素材の良さはAvrilの魅力。シェットランド風の編み込みモチーフ入りの編み物に使おうと思っています。楽しみ。余ったら布を織るのに使おうかな。先日のさをり織り、ピンクとグリーンというのは、春の色。大好きな色の組み合わせです。大好きな桃色、緑色に囲まれていると、本当に心が温かく優しい気持ちになります。色って不思議に心に影響します。最近ではいつも一つ、温かい気持ちになれる大好きカラーを身につけています。小さな幸せ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.20

  コメント(2)

• 

  ■quutaroさんの作品・・・ショルダーバッグ　Sac fait à la main

  お願いしていたquutaroさんの作品が出来上がり、送っていただきました。すてきなパッケージ、開けるのがいつも楽しみです。今回は、ショルダーバッグをお願いしました。リネンの布を基調に、赤をアクセントに使っていて、すてきに作っていただきました。ありがとうございます。quutaroさんの作品は大好きなので、帰るたびにお願いをして作っていただいています。毎日、使っています。すこしずつ作品が増えるのもの楽しみ！の一つ。・・・・・・・・・・・・・・さて、２ヶ月がかりだった私作の五分袖のカーディガンもやっとできそう！後はボタンをつけるだけ。頑張ったなー、眺めて思っています（笑。大人用は時間がかかります。パターン無しで、自分で大きさとデザインを決めて、テテおばあちゃまやニコルおばさま、友達のJさんにアドバイスしてもらって作った初めての作品。ちょっとだけ自信がつきました。ポケットを付けた方がかわいいいいかな。これは母にプレゼント。出発前にできてよかった！（後ろは１２月に初めて作ったさをり織りのストール）夕方の散歩道。冷たく澄んだ空気が好き。レユニオン島は２９度。もうすこし冬の空気を楽しみます。お友達のお嬢さんが大学受験の真っ最中。思い起こせばもう私の大学受験はずっとずっと前のことになってしまっている・・・（汗。今になって思うのは、どの道を歩むことになっても、本当に好きなら、夢への道はきっと道は開ける、ということ。若いときにはなかなか見えにくいけれど、Aという道を選んでも、 Bという道を選んでも、長い目で見れば、心さえブレなければ、かならず思い描いた目的地にたどり着く。どちらの道をえらぶにしても、それぞれの過程を楽しみ、それぞれの場所で課された課題に力を尽くして取り組むことだけが、近道なんだなあ、と今になって実感しています。人生には、無駄はない。目の前にあることが、今の自分に必要なこと。すべて自分を作る滋養になっていくものだ、と心から思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.19

  コメント(0)

• 

  ■さをり織り教室に通っています　Tissage à la main, Saori

  去年の夏から中学校の同級生のCちゃんに誘っていただいていたさをり織り教室。夏は忙しくて実現できなかったのですが、やっと冬になってやりたいことが一つ、現実になりました。Cちゃんに連れて行ってもらったのは笠岡の玲子さをり教室。織物は少し前から、やりたいなーと思っていたことでした。布の段階から自分で織ったりデザインした服や小物を作りたいなと思っていました。さをり織りにであったのは友達のCちゃんのご縁です。教室に入ると、色とりどりの色糸の世界！　この色を眺めるだけでもう、ああ・・・、クラクラするほどすてき！　色ってすごいパワーを持っています。この色とりどりの糸から好きな色を選んで、おっていくのがさをり織り。自由な発想で、色の世界を織り込み楽しみます。織り機。とてもコンパクトで折りたたみができます。フランスにもって帰りたい！！！　１２月の初回と今日は縦糸は黒のコットン。すでに準備されているものを使います。緯糸は自分の感性で好きな色を選び、巻きます。大好きな桃色系を集めます。ウールや違う色の糸を混ぜ込んだり、自由に遊びます。いろんな糸を混ぜこむのが楽しい作業。作業中（これは前回の画像、今日はメガネっ子で行きましたから）今日は朝の9時から１時頃までかかって、１m５０cm、織りました。大好きなアヴリルの糸のイメージで作った布の出来上がり。　友達のCちゃん同じ時間で２m１０cmもできていた！　さをり織りのたのしさは、この早さ。短時間でたくさん織れるのはとても楽しい。短時間でも達成感があります。イメージした春の山の萌え木色の布に近いものができました！　最初は巻きスカートに加工しようかと思っていましたが、このままストールとして使っても良いかなー。やはり初回よりも、黒の縦糸を使った布の全体色のイメージがしやすくなりました。縦糸を自分で選べるようになったら、さらに自分の作りたい布のイメージに近づくのだろうなーと思っています。次回は（夏になるかもしれませんが）、縦糸の掛け方をならいたいなと思っています。私の夢は、いつか自分で自分のイメージする布を織ること。その布で服などの作品を作ること。まずはこうして一つの体験ができてとても嬉しいです。Cちゃん、玲子さん、すてきな時間をありがとうございました！さをり教室のHPです。玲子さをり教室。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.17

  コメント(2)

• 

  ■編み物　Tricot

  今年の冬は本当にゆっくり過ごしています。今、凝っているのが編み物。１０月に夫のおばあちゃまに教えてもらって以来、フランスでは時間がなかなか取れなかったけれど、日本では毎日、編み棒をもっているくらい。最初に作ったのはソックス。（画像がない！）それから、手袋。手袋を編むのは初めて・・・。トナカイの模様を入れてみました。これは母にプレゼント。中細のウールの毛糸に、１号の針を使って編んでいます。それから編み込みをして、５歳の息子の手袋も作ってみました。とっても喜んで使ってくれています。こちらは中細のウール糸を使い１号の針を使いました。細めの糸を使うのが、お気に入り。時間がかかりますが、その分きれいにできます。それから１１月からまだ編み上がっていないカーディガン。日本出国までには作りたいのだけれど・・・。前身頃二枚と背中、袖を二枚、５枚の部分を一緒にして、ラグラン編みで編み上げていきます。後は胸から襟に編み上げていくだけ・・・、なんだけれど、大きい目のものはなかなか仕上がらない・・・。こちらはパターン無しで、おばあちゃまにアドバイスをもらって作っているもの。今の楽しみはたくさん手に入れた編み物の本を眺めながら、空想旅をすること。シェットランドの編み物や、ラトビアの編み物など、すてきなものがいっぱい。いつか作りたいなーと、本ときれいな毛糸だけはたくさん準備しています。私はパターン通りに仕上げていくよりも、自分の自由な発想で服を作るのが好き。だから編み物本もパターンがしっかり描いているものよりも、色合いやデザインなどアイデアをもらうものがいい。冬の楽しみ・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.15

  コメント(0)

• 

  ■冬の風景　Hiver au Japon

  お正月が明けて、毎日、子供たちと母と散歩に出かけています。大好きな冬の風景に出会っています。庭の千両。真っ赤が空に鮮やか。山茶花も咲き乱れています。しだれ梅はもう枝の先に小さな芽をいっぱいつけて、春を待っている。家の裏の山を登ると見晴らしが良い。美しい風景。山の反対側には住宅街が並びますが、こちらは美しい自然。葉を落とした冬の木の風景がすきです。柿の木。忘れられた柿の実がまだ枝に残って・・・。あっ、柿どろぼう？　いえいえ、これは知り合いのうちの柿。それに渋柿なので、誰も食べないで残っています。食べてみると・・・最初は熟して甘いけれど、あとでやっぱり渋みが口に広がる・・・。冷たく澄んだ空気が好き。夏にはこの山にもまむし（毒蛇）がいるので長靴無しには入れません。冬だけの散歩道です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.15

  コメント(0)

• 

  ■日々の生活を感動と喜びをもっておくること

  新年を迎えて、あっという間に毎日がすぎ気がつくともう半月が過ぎていました。先日パリで起こった事件は、フランスを揺るがす事件で、フランス人またはフランスに住む誰もが大きな大きな衝撃を受けています。私もその一人です。数日がたった今、わたしはマザー・テレサの言葉を思い出しています。あるアメリカ（だったと思うのですが）に住む男性がマザー・テレサの活動に感動し、彼女に、自分もインドに渡り、彼女の活動を支援したいと申し出ました。その男性にマザー・テレサは言いました。”あなたが私の活動を助けたいと思われるのなら、今の住む場所に帰り、日々の生活を喜びをもって続けることです”些細な日々の営みを、きちんとこなしてていねいに生活していく。淡々と、けれど着実に、そして豊かな心で。豊かな心というのは、日々の小さな喜びを自分で見つけ出し、感動する心。豊かな人の心を、何人も何者も侵すことはできない。憎しみは憎しみを呼び、喜びは喜びの連鎖を生み出していく。豊かな心は豊かな心と共鳴していく。”受け取った豊かさに対する感謝は、かならず将来も豊かであり続けることを保証する”　（マホメッド　西暦５７０〜６３２年生）”憎しみは人生を麻痺させ、愛はそれを解き放つ。憎しみは人生を混乱させ、愛は調和をもたらす。憎しみは人生を暗くし、愛はそれに光を注ぐ”　　　（マーチン・ルーサー・キング・ジュニア　１９２９〜１９６８）世界はこんなにも美しい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.14

  コメント(0)

• 

  ■あけましておめでとうございます Bonne année!!!

  あけましておめでとうございます。初日の出。十日前に続き、大雪。岡山南部では数十年ぶりの雪のお正月となりました。２０１５年、一年が始まります。今年一年が、誰にとってもすばらしい年となりますように。年頭に願ったことが叶い、美しい年になりますように。健康に恵まれ、充実した一年となりますように、心から祈っております。善について思い、望み、夢見たすべてが存在し続ける似たものではなく、そのものが。美と善と力をたずさえた歌声はみな、音楽家のもとへ届けられ、時空を超えて永遠となる　　　　　　　　　　　ーーーブラウニング　　　　　　　　　　　　　　（英国の詩人）・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2015.01.01

  コメント(2)

• 

  ■大雪

  帰国してから大寒波。１２月にはこの地方では珍しく大雪が降りました。ううっ。さぶっ。レユニオン島は３０度をこす暑さというのに、こちらは岡山では珍しく日中でも気温が上がらず２度、３度。夜はマイナス２度、３度。南半球から北半球へ。３０度の違いってすごいです。地球って間違いなく丸くて、赤道から離れ、太陽から遠ざかると間違いなく寒くなる。地球は思う以上に、小さい、と実感します。雪の中、白とグレー、そして赤のコントラストが美しい。寒いけれど、当分見ていなかった我が家の冬景色。雪の銀世界、とても美しい。帰って以来、眠たくてしょうがない。これも寒さのせいかなー。少しの間、冬眠の気分です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日であったすてきな言葉。”感謝することによってのみ、人生が豊かになります”デートリッヒ・ボンヘッファー・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.19

  コメント(4)

• 

  ■日本に・・・

  日本に帰ってきました。飛行機の中からの雲。雲の上はいつも青空。レユニオン島からモーリシャスまでファーストクラスでした。４５分もかからないたびだけれど、やっぱりラッキー。日本は寒ーい、けれどフランス本土の夫の実家はもっと寒ーい。日本の実家はただ、セントラルヒーティングじゃないので部屋の移動が寒い（涙。がっちり着こまねばー・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.16

  コメント(2)

• 

  ■エール・チャイルド贈本企画の新しいポストカード　Nouvelle carte!

  エール・チャイルド贈本企画の新しいポストカードが発売になります。”春の木（ii)" 　絵・川崎奈月●『エールチャイルド贈本企画』は、東日本大震災で被災した子ども達一人一人に、選りすぐりの絵本・児童書を定期的に贈本するものです。コチラでは川崎奈月の描いた絵がポストカードになって販売されています。売り上げはすべて贈本活動に大切に使わせていただいています。賛同していただければ、とてもうれしいです。詳しくは、コチラ⇒⇒⇒『エールチャイルド贈本企画』今までにもたくさんの方々に御支持をいただき活動が続いています。賛同してくださる皆様に心から感謝しています。活動が続けられるのは賛同してくださるかたががいるからです。そしてたゆみなく活動を続けてくれるエールのスタッフの皆さん、本当にすてきな活動を続けてくださって感謝しています。スタッフの皆さんとこの活動に参加させていただいて本当に嬉しいです。すてきな本たちからいろんなご縁がつながっています。ご縁が人生を豊かにしてくれるなあと皆様とのつながりが本当にありがたく感謝で一杯です。あたらしいパンフレットも少し前から出来上がっています。絵はコチラを使っています（下）・・・・・・・・・・・・・・・・・・小学生の頃、東京に住む叔父が年末に本を段ボール一箱、送ってくれていました。どんな本が入っているのかあけるのはワクワクする瞬間。そんな楽しい時間を、他の子供たちにも味わっていただけたらなーと密かに思っています。”よい本”は、そのとき読んで楽しく、また大人になって読んでも味わいがあります。読後、なにかが心の中に残り、それは種のように時間の経過とともに成長し実を結ぶものだと思います。よい本との出会いは、人生を変えてくれる。私の人生にはそんなすばらしい本との出会いが、いくつもいくつもあります。これからもきっとまだまだあると思います。そんなすてきな出会いが、たくさんの子供たちにもありますように。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.08

  コメント(0)

• 

  ■宝石箱たちboite aux bijoux...

  テールベルトのアクセサリーケースにいいんじゃないかなーと、少しずつ集め続けているフランスの古いパウダーケースやピルケースの一部。リモージュなどの陶器や、クリスタルを使ったもの、ガラスを使ったもの様々。あ、すてき、と思ったものをアンティークショップや蚤の市など機会があるごとに探しています。翌日もつかうアクセサリーを、ナイトテーブルのケースにちょっと置いて、休ませてあげるため。昔は繊細な花の柄が多かったのだなーと、改めて思う。オールドローズはやっぱりダントツに多い柄。長い冬の間もその優しい色をみながら、香りを思い出すためだったのかな。クリスタルケースは繊細なカットが入っているので、光を受けてキラキラするところが何とも言えずきれい。ちゃんとそれぞれふたがあります。これらは一部。まだまだコレクションはつづく・・・はず。いくつもならべると、とてもすてきで見ているとワクワクするのでつい集めています。（元）オトメゴココロをくすぐるアイテムです。ガラスや陶器は壊れやすい。壊れたら一環のおしまい。その儚さはなんだか線香花火を思わせる。でも時を経て無傷で残っているということは、それだけ大切に扱われてきたということ。だからよけいにいとおしいような気持ちになります。今年の冬の帰国日も迫ってきました。今年の冬は展示会は休憩の予定。次のテールベルトの作品展には持っていきたいなーと思いつつ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.07

  コメント(2)

• 

  ■大好きな絵本　Poulerousse

  私の子供たちも私も大好きな絵本。いつ、どんな経路で我が家にやってきたのかもはっきりおぼえていないくらい。古い本なので友達がくれた本の中に入っていたのだろうとおもいます。”赤茶色のめんどり”　もともとはロシア民話らしいけれど、フランス人の挿絵画家が絵を描いていてフランス風になっています。わたしのつぼにはまったのは、このめんどりが家事好きなところ。”めんどりは、家事がとてもとくい。うちには、ほこりひとつもなく、かびんには花、きれいなカーテンにはいつもアイロンがかかっていました”えええ？　カーテンってアイロンをかけるものなの！？と夫に聞いたら、”そうだよ、おばあちゃんのうちのカーテンにはいつもきちんとカーテンがかかっていたよ”と。ショック・・・。カーテンにアイロンをかけたことは、人生で一度もないです。洗ってかけておけば重みで張るものだと思っていました。”家事がとくい”なめんどりになるには、まだまだ道のりは千里もありそうだわ（涙。（埃もあるし・・・）それから上も好きな場面。”二羽はいつもおしゃべりをしながら、しごとをしました。キジバトはあみもの、めんどりはぬいものがすきでした”手仕事が大好きなところはとても共感してしまう。それからイチバン上の画像もそうだけれど、なにげに置いてある家具が古っぽくてすごくいい。布張りの椅子や、書き物をするための台を引き出すようにつくられた、ビューローブックケース、レースをおいた小さなサイドテーブル。わたしの大好きな２０世紀初頭の家具スタイル。どれも家においておきたいものばかり。お話も好きだけれど、こういうデテールがぐぐっと心をつかんじゃう。子供たちのためでなく、”家事のとくいな”めんどりのようにいつかなろうと自分を励ましながら、この絵本、最近よくぱらぱらとめくって楽しんでいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・今日はフランス東北部では聖ニコラのお祭りの日。かつて中部ヨーロッパでは、サンタクロースではなく、聖ニコラが子供たちにおくりものをくれたのでした。ロレーヌに住む義母からのおくりもの。聖ニコラのお祭りに欠かせない”パン・デピス”。スパイスがいくつも入った柔らかいクッキーのようなおいしいおかしです。とってもおいしいです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.06

  コメント(2)

• 

  ■すこやなごはん　Un repas sain

  最近、野菜は、週二回ほど近くの農家、Pさんのところに直接買いにいっています。こちらの農家では、ほぼ農薬を使わない小規模の生産で、口コミで近所の人たちが買い物かごをもって買いに来ています。（苗のときに虫除けのために少々使うそうです）買える野菜は、その時々によって違います。４種類のサラダはいつもあるのですが、今日はにんじん、むらさきカブ（ベトラーブと呼ばれ、フランスでは一般的な野菜です）、キャベツ、ブロッコリー。その他、セロリやカリフラワー、ジャガイモなどもあります。キロ単位で買うので、数日分の野菜が手に入ります。子供たちもPさんの畑に行くのが大好き。畑に行くと、野菜をみながら、あれが欲しいとかこれが欲しいと直接選び、目の前で収穫してもらいます。にんじんも目の前で掘ってくれます。行く時期に寄って大きさが違います。レシピを教えてもらったり、とても楽しい時間。Pさんのところで野菜を仕入れた日は、野菜ばかりの夕ご飯。あまりこった料理はせずに、生でビネグレット（フレンチドレッシング）で食べたり、さっと焼いたりいためたりして、健やかな食事を楽しみます。ところで、私の大好きなものは”にんじんの葉っぱ”なんです。この濃い味が大好き。Pさんのところは無農薬なので安心してにんじんの葉っぱも食べられます。これを小さく刻んで、ごまとごま油で炒め、オショウユを少々たらして、お皿に盛ったらかつお節をふりかけてご飯といただきます。これがすごくおいしくて、私にとっては何よりのごちそうなんです（笑。私だけが好きかと思ったら、フランス人の夫も大好きなようで、いつもあっという間。にんじんよりも葉っぱが早く無くなってます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お肉は、近くのお肉屋さんで買うようにしていますが、チキンは、先週からともだちのCさんのうちから週に一度、分けてもらっています。Cさんは、長年の夢が叶って、先月養鶏農家を買い取りました。こちらでもほぼ無農薬で、約７００羽の鶏を育てています。週に一度、こちらからお肉を分けてもらっています。本当にしまった、おいしいお肉です。タマゴもCさんから週に二回、生みたてをいただいています。Cさんは、とてもエネルギッシュですごくすてきな生き方をしている人。またいつかこちらのブログでも紹介したいなーと思っています。農業は本当に大変な仕事ですが、この時代に小規模でほぼ無農薬の農業をするのも大変なことだと思うのです。そういうことをしているPさんやCさんのおかげでおいしい健やかな食事をすることができる。彼らの生き方、とても尊敬し、またとてもありがたいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.05

  コメント(0)

• 

  ■タカラモノ Mes trésors

  わたしのタカラモノたち。仕事机の前の壁に貼っています。子供たちからのプレゼント。５歳の次男くんの作品。”べべちゃんきょりゅう、（べべとはフランス語でベビーのこと、”きょうりゅう”と書きたかったらしい）おにいさんきょりゅうおかあさんきょりゅう”彼の大好きなものの一つのきょうりゅうたち。それから覚えたてのカタカナで、”ママイチバンスキ”　と。うれしいね。来年１月に８歳になる長男くんの作品。”おかあさんだいすき。すごいすき”うれしいね。次男くんの数週間前の作品。”みんながすきははすきちちすきおかあさんみんなよりすきおにいさんすきぼくわぼくすきみんなみてこれ（ププッ　面白い）”と書いてあります。この中でイチバン嬉しかったのは、”ぼくわぼくすき”ということば。大きくなると、もっと頑張らなくちゃとか、今以上の自分にならなくては、とかいろんなプレッシャーで自分が大好き！と言えなくなってしまうことがある。何億という可能性から生まれてきた奇跡の命、生きているだけで不思議でありがたい存在の一人一人。感謝しながら、”今生きていることが大好き”と言えることはなんてすてきなことだろう、と思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.04

  コメント(0)

• 

  ■椅子フェチ J'adore des belles chaises anciennes.

  大好きな古い家具はたくさんあるのですが、椅子もそのうちのひとつで、我が家にはいくつもいくつもお気に入りの古い椅子があちこちにおいてあります。大型の家具とは違って、手頃にいろんなところにデイスプレイして、時々場所を簡単に変えることができるのが楽しい。最近のとてもお気に入り。古い折りたたみしきの古いふるい椅子。外で使われていたのでしょう。足の部分が乾いてすこし白く変色していました。リネンオイルと古いかしの木の色を出すワックスで磨いて、美しくなりました。この椅子の美しさは、背もたれの部分の細かい彫刻。丸みを帯びたメダイヨンにMの頭文字、そのメダイヨンをとりまくスズランでしょうか、美しい花。その背景には一面にパヴェの模様が刻まれています。パヴェというのは”石畳”のこと。手の込んだ美しい彫刻。いったいどんな職人さんが、どんな思いで作ったのだろう、どんな人が使っていたのだろうとか、しばし、時間と空間を飛び越え、旅に連れて行ってくれるような美しい椅子です。座るよりも、テーブル代わりにソファーのそばにおいて使っています。もちろん座ってもびくともしないように、頑丈に作られています。何を美しいと思うかは、人それぞれですが、人の手を経て、心を込め、丁寧に作られたものは、なにか特別な魅力が宿るような気がします。毎日の生活も、その通りだと改めて思うのです。大切にすごした一日一日は、振り返ったとき、美しいタペストリーのような一枚の作品になっていく、そんなことを感じさせてくれる美しい作品です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.12.03

  コメント(0)

全1481件 (1481件中 151-200件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ... 30 >