インド洋に浮かぶフランス、レユニオン島

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  ■写真のクオリティー　Qualité de photo

  このところ、ブログの画像をとるのについiphoneのカメラ機能を使ってとっています。画像も手軽にマックに取り込めるのでとても便利。だけれど、たまたま手にとった一眼レフカメラで画像をとってみて、その画像の違いにびっくり。やはりナンシーの写真の整理をしながら、オートマチックのカメラよりも、一眼レフで光の加減を調節したりしてとった方が断然にきれい、質感が全然違うことに改めて気がつきました。フロマージュ・ブロン　(Fromage blanc)とはちみつ。最近のお気に入りの組み合わせ。とってもおいしい。先日のアンティーク・チェアーも取り直してみました。質感がやっぱり違う。私の使っている一眼レフは初心者用のものですが、それでもやっぱりオートマよりは断然に質感の違う写真が撮れることに改めて気がつきました。持ち運びにちょっとかさばってめんどくさくても、なるべく一眼レフを使おう、と改めて思ったのです。ちょっと手間をかけること。こだわりをもって生活をすることの第一歩。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.28

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  ■お習字の時間　Calligraphie et stylo plume

  ここ一週間くらいでしょうか、急に暑くなりました。朝夕は涼しいのですが、日中外に出るとあつい・・・・。サンドニの街など標高の低い暑いところに行くと、ぐったりつかれます。南の島の夏がやってきました。今年はいつもより早い気がします。私の住んでいることはサンドニ市でも、標高ほぼ５００メートルと高いところにある地域。サンドニ市内までは車で１０分から１５分。空港までは２５分ととても便利です。標高が高いので夏はすずしく、気候の変化の激しいレユニオン島ではすごしやすい所です。それでも真夏はやっぱり暑い。暑いですが、実は、わたしは日本に帰ると日本の夏の方がずっと暑い気がします。我が家では真夏の一番暑いときでも３２度を超えることはありません。日中の午後の数時間をのぞけば、朝夕は真夏でも気温が落ち過ごしやすいので冷房は必要ありません。でもサンドニ市内はやっぱり暑く、住んでいると冷房が必要なようです。日本の街の暑さは、アスファルトの照り返しなど、街独特のこもった暑さ。またフランス本土、ナンシーの夏の暑さは、大陸性気候のこもったすごしにくい暑さ、南仏の暑さは照りつける激しい暑さ（ただし乾燥しているので夜は涼しい）。住む場所に寄って、”暑さ”と一言に言っても種類が全く違うので、それぞれに順応しなくてはいけませんね。急に暑くなったので、最近、まわりでも体調を崩す人が多いです。わたしもなんだか疲れやすく、9時頃には体が動かないくらい眠たい。季節の変わり目は、体が新しい状況になじむ準備をしているとき。無理をせずに過ごすのが一番。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最近のお気に入り。それは古いペンとペン先を使って、カリグラフィーをすること。この古いペンとペン先は、義父に去年もらったもの。ふるい箱に入っていて、ふるいペン先と、象牙やメタル、木などいくつか素材の違うペンの柄の部分が入っています。インクは少し前にもらった友達からのプレゼント。知らないうちにカリグラフィーセットが増えていました。古いペンとペン先を使って文章を書くのはとても味があって、たのしい。最近は、日記もペン先にインクを浸して書いています。インク瓶にペン先をいちいち浸して書くのはめんどくさいような印象ですが、一度始めると、インクの濃淡も美しく、とても楽しいものです。一番のお気に入りの色は、セピア色。朝、子供たちが学校に連れて行き、テーブルの上を片付けた後、一息をつくときに、日本のお習字のように、お手本を見ながら、いろんな幅のペン先を使って、カリグラフィーの練習をします。少々の時間ですが、なんだかとても落ち着く、とてもよい時間です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.27

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  ■アンティークの布張りチェアー　Style Restauration

  アンティーク家具がご縁で知り合ったMLさんの家に行ってきました。MLさんは、レユニオン島と南アフリカに家があり、それからフランス本土といつも移動して過ごしているので、すれ違いが多くて、合うのは６ヶ月ぶり。お家に行くと、おいしいお茶と一緒に、いろいろアンティーク家具の手入れや、なんだかわからないけれど話が尽きなく、彼女のうちのすてきな家具を見るのも楽しく、時間が経つのがあっという間。２０歳くらい年上の彼女なのですが、いつの間にか、勝手にお友達感覚でお家にお邪魔させてもらっています。MLさんのうち。いつ行ってもすてきで、所狭しとあるすてきなものをついじろじろ見てしまう・・・。今日はずっと前から約束していたアンティークのチェアーも、２客引き取りました。MLさんは彼女のお母様から最近、またアンティークの家具を受け継いだので、彼女のコレクションをいくつか手放すつもりでした。家にもって帰ると、さっそく我が家に置きました。小さくて、とてもかわいい椅子です。実は、この椅子、一年ほど前に彼女から譲っていただいた王政復古様式のアンティーク・アームチェアーと同じシリーズのもの。１９世紀のものです。上がそれ。もともと同じブルーの布でしたが、私の好みのリネン布に張り替えました。もうひとつは、全く同じ形のもの。こちらはわたしの部屋に置いています。これらの椅子も、いつか違う布に張り替えたいなー、でも大変だなー、と一人思い悩んでいます。だってあと２客残っていて、全部で４客。もうこれは来年の仕事にしよう・・・と思っています。・・・・・・・・・・・・・・・来年、もしかしたら我が家にくるかもしれないガラス張りのキャビネット。二つあるうちの、どちらか一つ。いいなと思ったのは二番目の方・・・。でもよく見ると最初のレースの模様のような組み木細工もきれいだなー。男の子二人で壊されないかなーと悩み中です。いいなー、いいなー、どうしようかなー、と悩むのも楽しい時間（笑。来年までゆっくり悩むつもりでいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.26

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  ■マダム・ズッキーニ　Madame Courgette

  近所に住む友達のLちゃんは最近、近所の畑に野菜を買いにいくお友達。彼女はフランスの南、ニースの出身。だから南仏野菜が大好きですが、一番好きなのはズッキーニなのだそうです。ズッキーニは、私の中でレシピの数が限られた野菜。野菜の中でもズッキーニが一番好きという人に会ったのは、初めて（笑。Lちゃんのうちでは、ズッキーニが食卓にのぼらない日はほぼないそう。この夏、岡山の実家では黄色いズッキーニが出来過ぎ、どう食べてよいか分からず、かなりの量を捨ててしまったというのに・・・・（汗。その話をしたら、Lちゃんは、”もったいない！　レシピなんていくらでもあるのに！！”と悔しがっていました。ズッキーニをいれたラタトゥイユ、バーベキュー、ズッキーニだけの煮物、オーブン焼き、いろいろあるのだそうですが、Lちゃんのレシピに従って、今日は”ズッキーニの肉詰め、オーブン焼き”にしました。ズッキーニを半分に切り、中をくりぬき、くりぬいた中身と、スパイスと塩こしょうをしたひき肉を混ぜ合わせ、船のようになったズッキーニの中につめ直します。それをオーブンで焼くだけ．簡単だけれど、とてもおいしい。ご飯やパンといっしょに食べます。おいしい昼ご飯となりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.21

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  ■はちみつ　Miel

  近所の村の八百屋さんで、地元でとれた蜂蜜を購入。はちみつはだいたいコチラから購入。友達で家の庭に巣箱を置いている人もいるけれど、いつもはない。これは私が住んでいる地域でとれたはちみつ。味が濃くてとてもおいしい。もちろん、混じり物無し。”蜂蜜は万能薬”と、お医者さんも言っていました。けがをしたときには蜂蜜を傷口にぬったり、喉が痛いときははちみつとレモンをお湯で割って飲む、胃腸にも良く、栄養価も高く・・・、そしてなによりもおいしい。地元の蜂蜜と言っても、生産者によって蜂蜜の味がちがう。はちの巣箱を置く場所に寄って、蜂がとってくる花の種類が違うから。レユニオン島は花が多い、だから数キロ離れた生産者の蜂蜜とこの生産者の蜂蜜の味も色も微妙に違う。わたしはすこしこってり目のこちらの生産者のはちみつの方が好き。この瓶もあっという間になくなりそう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.20

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  ■ボビンレース　Dentelle au fuseau de Mireourt

  やっと台になるクッサンを作成したので、ボビンレースに少しずつ取りかかっています。ボビンレースは、ボビンを使って作るレースです。レースが発達したのは１６世紀以降のイタリアだそうです。これは中世の修道院の尼僧たちが日課の手仕事にしていたドロンワークやカットワークが基礎になったとされています。やがてイタリアで発達したレースはヨーロッパ中にひろまりました。イタリアの熟練した技術者はフランスやベルギーなどに招かれ、その地でレースを発達させていきました。フランス東北部、ミルクールのボビンレースもこうして発達しました。夫の里のナンシーの街からくるまで４５分ほどの小さな街、ミルクールはまたバイオリン工房でも知られています。何度もこの地に足を運んだことのある私ですが、ボビンレースを習いにいったのは初めて。今回習ったのは、リネンステッチなど、いくつか基本的なステッチ。習ったステッチを使って、小さなモチーフを作成しはじめました。ト音記号。出来上がりはひっくり返ります。半日ほど集中して、小さな作品が出来上がりました。ボビンを動かすたびに、木のぶつかりあう小さなカタカタという音がとても心地よい。ボビンに木の感触、重なったときの美しさ、これが好きでボビンレースを始めたようなもの（笑。もちろんレースは布の宝石と言われるほど美しく、繊細な様子も好きです。できあがり。次は、ちいさなドイリーを作成中。新しいステッチを使って。楽しみながら時々やっていくつもりです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.16

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  ■お茶時間　Villeroy et Boch "Burgenland"

  フランス本土の旅行から帰ってきて、疲れからかなんだかそわそわして、心が落ち着かないような日々が続いていました。やりたいことがいっぱいあるのに、手つかずで、なにから初めていいのか分からないような状態。こういう時には、しずかにお茶を飲み、一人でゆっくり自分と向き合う時間が必要。自分が何をしたいのか、どこに向かいたいのか、心を静めると、見えてくるものがあります。自分の心でも、いろんな思いがあちこちに向かっていて統一していなかれば、なにも進まない、毎日、雑用に追われて日々が過ぎていくだけ。だから、心をクリアーにして、なにを願っているのか、どこに向かっているのか、ときどき掃除をしたほうがいいと思っています。大好きな　Villeroy et Bochのファイアンス、 "Burgenland"シリーズ。長い間手に入れたいと思っていたテーセットをやっと手に入れました。お茶を飲む、至福の時間です。とても心に残るドイツの思想家、ゲーテの言葉を記しておきます。きっぱりと決然とそれに向かわずにいるときは、いつもためらいがつきまとう。そちらへ向かって進んでいくかわりに、たやすくもとの場所へ逆戻りしてしまう。何かをしようとするときに、はっきりしていることがひとつ。それをしらずにいるために、幾多のゆめも、無限に広がる明日への構想も、すべてだいなしにしてしまうもの、それは、全霊でそれにかかわり始めると同時に、天もともにうごきはじめる、という真理。心を定めたそのときから、そうしなければありえなかった、自分を支えてくれる出来事が起こり始める。人との出会い、物質的な恵み、ゆめにも思わなかったありがたいことが、次々に立ち顕れて、手を差し伸べてくれる。自分にできること、夢見ていることがあれば、いますぐにそれをはじめなさい。大胆な勇気には、あなたを守護する魔法の力が秘められているのだから。（ゲーテ）（出典がどこか不明で、ごめんなさい。心に残り、ノートに記した言葉です）　Villeroy et Boch "Burgenland"シリーズのお皿のデザインは、大きさごとに絵柄が違います。それぞれにストーリーがあって、見ているととてもたのしい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.15

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  ■カーディガン、もうひとつ　Et le 4e aussi!

  次男くんのぬいぐるみにも注文を受けました。Mon fils cadet a commandé aussi un cardigan pour son doudou. ”グーグーが寒いからかわいそう”とのこと（笑。(グーグーとは彼のシロクマのぬいぐるみの名前）　レユニオン島ではたっぷりの毛皮を着たぬいぐるみくんは、あつすぎるくらいと思うんだけれど・・・。（レユニオン島は南の島ですが、標高の高めの所に住めば、夏以外は夜にはセーターがいるんですよ）次男くんのぬいぐるみは、すこし大きめでお尻が大きく、胸囲がちいさいので、体の線に合わせて幅をひろくしました。使った毛糸は薄いブルーにブラウンのふち。４ミリの棒針を使っていますが、前回より細めの糸なので軽いカーディガンになりました。後ろ。このカーディガンもラグラン袖で仕上げています。ラグラン袖はいちど分かってしまえばとても簡単、そしてわたしはラグランを始めるところから一本の棒針に全部通す方法を使っているので、編み目を数えたり、最後に縫い合わせる必要がないので糸の始末も楽です。ラグラン袖のものばかり作ってしまいそう。お客様に着ていただくと・・・・、こんな感じ、ちゃんと体にあった仕上がりになりました。（マフラーはもともとついてあったものです）　こうしてみると、最初から着ていた服みたいになじんで、子供たちもご機嫌。それぞれのぬいぐるみを抱いて寝ています。次は着替えに、黄色と赤の服があったほうがよいそうです。おかあさん、また夜なべだよ〜。ところでこちらの大人用のカーディガン。Je suis presque en panne... Mais une amie est venue pour me dépanner. ぬいぐるみ用のとはちがい、大きさが間違ってもほどく訳に行かないので、袖になかなか取りかかれないでいます。なにごともレシピ通りにするのが苦手な私ですが、さすがにちゃんとよい編み図を見つけてするべきだったかなーと思っていたら、お友達のJさんが、編み物を昔よくしていた、とのこと。頼んで、だいたいの必要な袖の大きさなとラグランの際の網の目の数を数えてもらいました（汗。これでなんとか編み進めそう。彼女はそろそろ７０歳くらいの女性なのだけれど、この位の年齢の方は、手作りなど縁がなさそうなインテリの人でも編み方を知っている。パリの友達のペピータも、Jさんもすごいキャリアウーマンだったのに、編み物ができるということ自体がすごく驚き。そういう意外な引き出しがたくさんある人ってすてきだな、と思うのです。先ほど、テテおばあちゃまとスカイプをした際に、”カーディガンはちゃんと進んでいる？”と聞かれてしまいました。最後まで作り上げなきゃー。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.14

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  ■ちっちゃなカーディガン　Mon ３e cardigan

  我が家のお客さまから注文を受けていたちっちゃなカーディガンが出来上がりました。Voilà, c'est mon 3e cardigan. Je suis fière de mon travaille. ミニサイズ。後ろはこんな感じ。４ミリの棒針で作りました。裾や袖のはしは、テテおばあちゃまのアドバイス通りに作ってみました。これはオーダーメイドでお客様の大きさに合わせて、はじめて編み図を自分で作成して作ったもの。わたしはソーイングでもなんでも、パターン通りにするのがとても苦手。だからこうして小さなサイズの服を作るのは、編み図を作る練習にもなってとてもたのしい。お客さまに身につけていただくと・・・・、ぴったりサイズ！　よかった〜。お客さまは我が家の長男くん。赤ちゃんのときからたいせつにしているぬいぐるみのマイマイ（名前）に着せるためでした。このくらいのサイズならあっという間に作れるので、とても楽しい。ナンシーの庭でとれたくるみの実。アペリティフに殻を割って食べています。どんどん少なくなりました。お気に入りのコンポチエに入れて。２０世紀初頭に作られたもの。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.13

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  ■ともだちの家で・・・Entre Deux2

  土曜日の夕方についた友達のうちでは、ほぼ日が落ち、あいにくの雨でした。でも一晩を過ごし、朝を迎えると色とりどりのトロピカルな美しい庭が一杯に目には行ってきました。ご主人のTさんはアーティスティックな方で、創作活動に加えて、今はこの庭にやってくるいろんな鳥や蝶を撮影して小さな映画にしています。昨夜はその映画をホームシアターで見せてもらいましたが、小さな動植物の世界がとても美しく描かれていて、感動しました。クロワッサンの朝食の後、アントレ・ドウの街をみんなで散策しました。その後は、お食事。奥さまの料理はとてもおいしくて、テーブルセッティングもとてもすてき。テラスの隣には池があって、コイが泳いでいます。アペリティフはシャンパンとウイスキー。おいしいウイスキーというのを初めて飲みました。アントレはトマトとモッツァレラ＋庭のバジル。メインはお魚料理。デザートはおいしいエクレア。甘すぎず本当においしいエクレアでした。夫の友達のTさんは６０代後半ですが、私は今回初めてご夫婦とたくさんお話しました。とてもすてきなご夫婦で、こんな風に年を重ねたいなーと思いました。生き方がすてき。あり方がすてきだなあと思いました。なんだろう、心の豊かさというのかな。そんな懐の広さを感じました。初めてなのにとてもリラックスできる家の中も一つ一つ大切に吟味されたものが置いてあり、本当に美しいうちだなと思いました。なにげに巨匠ダリのリトグラフ（！！！）が飾ってある・・・（驚。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.09

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  ■島の南に・・・　Entre Deux

  数ヶ月前から招かれていて、なかなか時間が合わなくて実現できなかったのだけれど、島の南に住む友人に招かれて、週末を過ごしにアントレ・ドウという小さな街にいきました。とてもすてきなご夫妻で楽しい週末になりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.08

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  ■毛糸入れ トリコトーズ　 tricoteuse

  かぎ針の編み物をはじめて、そろそろ１ヶ月。三つ目のカーディガンに取りかかっています。パリのすてきな毛糸屋さん、droguerieで買った毛糸を使って、大人用のカーディガンを作り始めました。背中の部分はだいぶできて、前身頃の右と左を同時に始めています。本当は、これは私が編んだのではなく、ナンシーにいたときに、テテおばあちゃまがほぼ編み進めていてくれたもの（汗。テテおばあちゃまの編み物の早いこと！　最終日の二日のうちにこれだけ仕上げてしまいました。前身頃は、私がレユニオン島に帰って、そのまま編み続ければいいだけにするために、右と左を両方、一緒に始めていたのです。袖ができたら、ぜんぶをあわせてラグラン袖のカーディガンになるよてい。レユニオン島に帰ってきて、まだ荷解きもままならないのですが、ちょっとずつ進めて行きたいなーと思っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私が本当に編み物をちゃんとしたいなーと思ったきっかけは、本当は本当は、誰にも言っていないけれど・・・・・、実は・・・、ふるいアンティーク（というよりもヴィンテージかな）の、”毛糸入れ tricoteuse （トリコトーズ）”を手に入れたから（爆。トリコトーズとはこういうもの。これは買ったときの状態。その他、木製でねじった形の足のものや、カゴ製のものもあるのですが、ほぼ三脚。編みかけの毛糸を入れる裁縫道具です。大好きな絵本の中にもトリコトーズが出てきています。ほら。こんな感じ。（あら？　こういう椅子、うちにもあったなー。）赤をベースにしたインテリアもすてき。トリコトーズの中に袋状の布を取り付けて毛糸を入れるのですが、わたしは取っ手がついたお手製のリネンの袋を入れて、そのままお出かけのときにも持って行けるようにしています。ベージュの布とよくコントラストするように、いつか白くパチネしたいな、と思っています。後ろに見えるのは振り子時計。絵本と一緒。トリコトーズに編みかけの毛糸を入れるのが嬉しくて、ちょっと時間を見つけるとソファーに座って編んでいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.07

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  ■レユニオン島に到着！　bonjour la réunion

  パリから飛行機で１０時間４０分。レユニオン島に帰ってきました。レユニオン島に午前９時着。相変わらずの青空！　右手にかならずサンドニに隣接する村、ラ・モンターニュが見えます。空港では、数日前に帰っていた夫が迎えにきてくれていました。やっとあえた〜。寂しかったよ〜。フランスであって、フランスではないところ。でもフランス本土を旅してみると、フランス本土の北と南ではま全く違うし、ここにいてもどこにいても心の”満足度”は大して変わらないのだと気づきました。フランス本土に帰りたいなーと思うときもなかったわけではないですが、夫の家族はフランス本土にいるし、帰ることはいつでもできる。飛行機に乗れば、フランス本土も日本も一日あれば行くことができる。移動距離の感覚と地球の大きさがちょっと身近になったかな（笑。子供たちは休む間もなく、明日から学校。南の島の生活、のんびりしているようで、パタパタと走り回る日常が帰ってきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.05

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  ■冷たい雨、温かいきもち　aurevoir Nancy

  ナンシー最後の日は、冷たい雨。家の中にて荷造りです。なんと自分で前髪を切ってしまっていた長男くん。前髪がながくてうるさかったのだそう。信じられないくらいよい天気に恵まれた週末が嘘のように、重たい灰色の空。秋も終わり、冬支度。庭のテラスのテーブルも必要なくなりました。義両親は冬に備えて、庭に出していたテーブルや椅子などもしまいました。これから長いナンシーの冬が始まります。葉をたくさん落としたクルミの木。これから葉っぱを拾う作業が残っていると、義母がつぶやきました。秋は庭仕事が一番大変な季節なのだそうです。私たちが次に帰省するのは、また来年。来年のいつになるかはまだ未定。エントランスがとても美しいナンシーの実家。ナンシーで生まれたアールヌーボーに影響されて作られた、築１００年ほどのうち。二階から毎日のように眺めた、来年まで会えない庭の風景。たまに帰ってくるとナンシーにいなかった時間があっという間に埋まる気がする。いろんなことがあった二週間。とてもブログでは書ききれない。いろんな出会いがあり、思いがあり、自分の中でもいろんなことが深まりました。すべてを書きだすのはとてもできない。でも、改めてこの二週間、たくさんの人のすてきな思いに囲まれて今までがあったこと、今があること、気づかされました。心からいろんな出会いとすてきな人たちに感謝したいです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.04

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  ■古道具屋さん　chiner, chiner...

  わたしはフランスの手で作られた、古いモノたちがとても好き。蚤の市、アンティークショップや、古道具屋さんを巡るのがとても好きです。丁寧に作られた古いものや手作りのものには、なんともいえないよい味があり、年を経るごとに暖かみが増すような気がします。vide grenierといって、日曜日に行われるガレージセールのようなものも面白いものが見つかることがありますが、やっぱりプロの古道具屋さんではあらかじめセレクトされた、よいものが置いてある場合が多いです。ナンシーでもちょっと古道具屋さんを巡って、情報やすてきなものを探してきました。時間が流れるのを忘れるくらい不思議やモノや楽しいモノがたくさんありました。大好きなお皿のセットたちも。ヴィンテージのテーブルセットたち。バラ模様がとてもすてき。アンティークのお皿のセットはいくつあってもいいくらい好き。古い糸巻き。昔はこうして麻で糸を作っていた。いつか使ってみたい。けれども、今はレユニオン島に持って帰れそうにないなー。リュネビルとビレロワ・ボッホのブーゲンランドのブルーのセットがほぼそろったので、次に集めたいなーと思っている、サンタ・アマン。ジャルデイニエ？かな、赤のシリーズ。おなじ絵柄の平皿やデザートプレート、テーセット。眺めているだけでもため息がでそうなほどすてき。古いお皿のデザインは模様が凝っていて、今のものでは見つからないほど繊細。そういう細かいデイテールがとても好きです。大切に作られ、扱われてきたものには、不思議なオーラがあるような気がします。日常の中にこうした繊細なものがあると、とても心が和みます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.03

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  ■メッスと義妹　 Metz et la belle-soeur

  日曜日は家族みんなでナンシーから６０キロの街、メッスに。私より９歳年下の義妹とその家族が住んでいて、お昼のデイナーに呼んでいただきました。デナーは古いレシピ。ベーコンとチェダーチーズを挟んだポークのオーブン焼き、それからポテトと季節のキノコ、トランペット・ド・ラ・モール。このキノコは味が濃くてとてもおいしい！　とても美人の義妹。彼女のうちはとってもモダンなデコレーション。お互いに好みも趣味も違うし、年も離れているけれど、会うたびにいろいろアドバイスをしあったりする頼りになる義妹です。食事の前にも後にも、テテおばあちゃまは、メッスにまでわたしの編み物を持ってきてくれてどんどん進めてくれる。今作っているのはわたしのためのカーディガン。食事の後はメッスの街の中の公園を散策。メッスのカテドラルが見える。メッスの街は、白い石を使ったナンシーとは違い、オレンジを帯びた黄色の石を積み上げて作られた街。そのせいか、なんとなく暖かみがあり、なんとなくcosyな居心地のよさがあります。まだ初めての霜が降りていないので、コスモスも一杯に咲いています。１１月のツーサンの後は、たいてい冷たい下が織り、冬の始まりとなります。でも今日はまだ太陽の残る温かい日。最後の太陽を楽しむように、街にも公園にもたくさんの人が。木々の葉っぱも色を変えて、秋の美しい深まりを感じます。子供たちも一杯に遊んで楽しい一日となりました。また来年に会うころには、３歳の姪も５歳の甥っ子くんももっと大きくなっていることでしょう。また一緒に遊べる火を楽しみにしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.02

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  ■大好きなロレーヌ田舎 ma campagne preferee

  夫の母方のおばあさんはナンシーから４５分の田舎の小さな村の出身で、大きなうちと庭をもっていました。夫も小さい頃にはよくヴァカンスを過ごしにいったそうです。おばあさんが家の管理をできなくなったとき、家は人手に渡りましたが、土地だけは義母にのこっていて、週末になるとときどき田舎の空気を過ごしにいくところ、それが私の大好きなロレーヌの田舎。義母と叔父が管理している土地は、もう冬支度。ちいさな小屋が二つほど建っていて、キャンプもすることができます。入り口にはホップのつるがからませてあり、夏はとても美しい。向こうに見えるのは夫のおばあさん兄弟が管理していた畑。なだらかな丘、広がる森、果てしなく広がる平原。これがロレーヌの風景。とても美しい。土地にはいくつもの果物の木が植えてあります。これはミラベルと言って柑橘類。ロレーヌを代表する果物。ネーブの村のリンゴの木のリンゴは、世界一おいしい。今年最後のリンゴがいくつか木に残っていました。秋も深まり森は美しい黄色や赤色にそまり、ツーサンには珍しい陽気で最高の一日を過ごしました。ネーブには叔父が羊も飼っているのですが、冬越しのために引っ越ししていました。本当にのどかで美しいところ。ナンシーに帰省した際には、かならず一度は訪れる大好きな場所です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.11.01

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  ■ハロウィーン、もしくは”かぶ”の夜　la nuit de betteraves ou bien halloween

  ハロウィーンの夜は、義妹がロレーヌの小さな村にあるお城で行われるハロウィーンの催しに招待してくれました。外は大きな館のような外見なのですが、中に入ると塔があり、本物のシャトー、お城。chateau Saint Sixteです。こういうところでハロウィーンなんて、とてもフレンチ。ハロウィーンをカボチャで飾るのはアメリカ様式。フランスでもアメリカ式ハロウィーンが数年前から一気に広がりましたが、じつはロレーヌやフランス北部の街にも、この時期に死者に思いを馳せる儀式がありました。これはケルト文化の名残で、ケルトの文化はフランス北部、ロレーヌにも浸透していたのです。またこの時期に魔除けに使われたのは、この地方ではかぼちゃではなく、”かぶ　betterave ”だったのです。このときに使われたものはロレーヌの大きな動物のために栽培する株のほかに、フランス北部では白いかぶを使っていたそうです。その習慣がいつしか廃れ、ハロウィーンとなってフランスに帰ってきたというわけ。今夜の催しは、子供が主役。一人一人、おおきなかぶをもらって中身をくりぬき、目鼻をつけたり、魔女のジュースをもらったり、絵のアトリエがあったり、むかしばなしのおはなしがあったり、と盛りだくさんでした。シャトーの周りには無数のロウソクがともされ、幻想的な風景。（これはまた画像を整理した際にアップしますね）冬時間になった今、５時過ぎには夜になります。夜もふけると大きな鍋で煮た”魔女のスープ”をいただいて、最後にはランタンをそらに飛ばしました。実はあまり期待しておらず、子供のためと思って行ったのですが、美しい風景、幻想的な夜の美しさ、それから楽しい催し、なによりも去年からしているロレーヌの昔話の素材を集めるには格好の夜になりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初めてのボビンレース、やっと出来上がりました。小さな作品だけれど、満足！・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.31

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  ■トウーサンの前に・・・　avant Toussaint

  １１月１日はフランスではトウーサン（Toussaint）といってすべての聖人の日、お墓参りをする日です。テテおばあちゃまは毎年この時期に家族の眠るお墓を訪れるために、南仏からナンシーに帰ります。おばあちゃまは１１月１日にお墓に行くよりも、すこしまえに行きたい、というので、今年も一緒に、ご先祖の眠るロレーヌの村々にお墓参りをしてきました。村々の教会の後ろにはたいてい墓地があり、墓地ではおばあちゃまのほかにも先にお参りをしてしまった方々のお花がいくつもいくつも供えてありました。お墓参りをするのは、日本人だからか抵抗が余りなく、どちらかというと夫の祖先の話をや、昔の生活の話を聞くのは楽しいくらい。また、すぎ去った人たちや、彼らの人生に思いを馳せるのはわたしにとってよい時間です。天気もよく、ロレーヌの美しい田園を回るには最高の一日でした。二人ですこし遠回りをして、広い田園や、昔、おばあちゃまの家族が住んでいた村や家を見にいきました。お昼にはおばあちゃまとリュネヴィルのお城の隣でおいしい昼ご飯をごちそうになりました。忘れがたい大切な一日となりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.30

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  ■ボビンレース　dentelle au fuseau

  念願だったボビンレースの研修をやっと受けることができました。本当は一週間の予定だったのだけれど、諸々の都合で午後一日だけになり、研修というよりも最初の一歩の個人レッスンとなってしまったのですが、それでもとてもとても勉強になりました。本だけでは分からなかったことが、先生に直接教えてもらうことで本当によく分かるようになりました。これで、レユニオン島に帰っても自分で小さな作品なら楽しめそう。ボビンレースは小さなボビンをたくさんつかって、布をおるように糸を交差してレースを編みます。ミルクールのボビンレースは麻糸７０番を使ったとても繊細な作品。初めての作品は、小さなレースのハート。１６個のボビンを使って作ります。このレースの編み方ならなんとかできるようになりました。レユニオン島に帰る前には仕上げなくては・・・。ボビンレースの作り方は、レユニオンに帰ったらゆっくりブログで紹介したいと思います。教えていただいた先生、ミロクールのボビンレース協会の会長さんと。すごくすてきな方でした。ボビンレースの世界はとても奥が深くて、少しの研修ではもちろんそのすべてを知ることはできないけれど、来年、ナンシーに来たときにはまたぜひ研修を続けていきたいなと思っています。こうして編み物やボビンレースなど、昔の人がごく普通にしていた手作業をするのがとても楽しい。そしてこうした美しい技術を次の世代につなげていけたらなと心から思います。技術を直接教わるのは、技術だけが伝わるのではなく、心と心のコミュニケーション、人と人のつながりだなーと心から思いました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.29

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  ■テイーセットたち　mon service a the

  やっと巡り会えて、手に入れることができたティーセット。お気に入りのビレロワ・ボッホのブーゲンランドシリーズの陶器。１年前からブーゲンランドのテーブルセットのプレートを食事に使っていますが、持っていなかったティーセットをやっと、ナンシーでかなり前から予約していたものを手に入れることができました。上はセットの一部。ティーセットなので、ティーポットやミルクポット、砂糖入れ、バター入れなどにくわえて、カップとソーサーが十二客あります。ああ、うれしい。残りは、早速スーツケースにしまっています。帰るときに慌てないように、早速使いたいのはやまやまだけれど、我慢しております。見ているだけでため息が出るくらい繊細でとてもすてき。大好きなブルーの色を使ったカマイユの世界。お茶を飲むのが楽しみ・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.28

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  ■ちっちゃなカーディガン Mon 2e cardigan

  ナンシーでしたかったことの一つ。編み物をおばあちゃまに習うこと。とくにラグラン袖のカーディガンの編み方。パリの毛糸屋さんで買ったコットンの毛糸玉。パリでペピータに教えてもらいながらちょっとずと編み始めていましたが、ラグラン袖の編み方が分からない！おばあちゃまに教えてもらいながら、やっと二つ目のちいさなカーディガンができあがりそう。後ろ身頃、前身頃、それから袖を二つ、この五つを一つの棒針に通して、編み目を減らしながら縫い上げていきます。そろそろできあがり！あとは袖と脇を縫い合わせて、ボタンを付けるだけになりました。ラグラン袖ができるようになったら、おばあちゃまに習いたいのは、レシピ通りにつくる編み物ではなくて、自分で好きなデザインのラグラン袖のカーディガンを作ること。何でも見本通りにするのが苦手な私、編み目を一つずつ数えてレシピ通りにするよりも、だいたいのデザインを決めて自分の好きな、シンプルで着やすいカーディガンを作るのが目標。明日からは夜な夜なおばあちゃまに、”だいたい”の感覚でつくる編み物の仕方を教えてもらいます。ナンシーのスタニスラス広場。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.27

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  ■ナンシーにつきました

  ナンシーにつきました。スタニスラス広場にて。ナンシーは寒い！　トールーズやテテおばあちゃまの住むモンプリエと比べてずっと寒い！トールーズの滞在の後、電車で２時間のモンプリエに下り、そこからテテおばあちゃまの車で７５０キロ北上してナンシーにつきました。朝９時半に出発してついたのは５時。高速道路を１３０キロで飛ばし、途中で昼ご飯休憩をしながら。最初は私が運転するのかと思っていたら、８４歳のテテおばあちゃまがほぼ半分のリヨンまではすると・・・（汗。でもテテおばあちゃまはとても元気で、何十年と往復した高速道路でも安心の運転でした。リヨンからの残りは私が運転しました。わたしも８４歳になったときおばあちゃまのように元気でいたいものです。ナンシーでは、義両親と子供たちが喜んで迎えてくれました。楽しみなナンシーの滞在がはじまります。一杯習いたいこと、したいことがあります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.26

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  ■きのことシャンパン　champignon cèpe

  トウールーズの最初の夜は、キノコとシャンパンのパーティ。少し肌寒い夜には、暖炉に火を入れる。シャンパンにアヒルの薫製肉でアペリティフ。トウールーズのお父さんとお母さんのお友達がやってきて、セップというきのこをたくさんもってきてくれた。シャンパンを片手にキノコの下ごしらえ。キノコは水で洗っては行けないの出そう。ナイフやキッチンペーパーで丁寧に汚れを取り、適度な大きさに切る。それをフライパンでさっといためて、あらかじめ刻んだパセリとニンニク、塩をふって出来上がり。付け合わせは子牛の肉と、ジャガイモの丸ごと焼き。おいしいワインと楽しい会話。今日のお客さんはなんとトウールーズ図書館の元司書さん。わたしの調べている地方のむかしばなしの調査にいろいろアドバイスをくれる。心に残るトウールーズのお父さんの言葉。人生で大切なのは、人と人との関係だと思う。すばらしい友情でたくさんの人とつながれば、人生は豊かになりたくさんの扉を与えてくれる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.23

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  ■ トウールーズに・・・、Je suis arrivée a Toulouse.

  パリのモンパルナス駅からTGV（フランスの新幹線）で南西に５時間半、私が初めて留学した土地トウールーズにつきました。トウールーズでは２年間、ホームステイをしていたお家のお父さんとお母さんが駅まで来てくれて、あたたかく迎えてくれました。トウールーズのお父さんとお母さんと会うのは３年ぶりですが、南仏で会ったので、今回トウールーズにくるのはなんと１３年ぶり。。。街の変容に驚きました。駅の様子がすっかり変わり、駅のそばには巨大な図書館ができていて、そのすぐ近くのお父さんとお母さんのうちのまわりには、昔は２階建てのうちがならぶ界隈だったのに、今では6階以上もあるアパートがたくさん建ち並んでいました。一歩、通りの中に入ると昔と変わらない閑静な街並。今日は早速駅の近くの図書館で、地元の昔話を探しに本の山に囲まれました。明日は街の中を歩いてみる予定。このバラ色のレンガの色、懐かしい・・・。フランスに来たのは１９９７年。時間ってあっという間にすぎる。懐かしい懐かしいトウールーズの街。パリもいいけれど、南西部のフランスは魅力にあふれている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.23

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  ■ガムラン　バリ島の音楽　

  パリでの体験。Cite de la musiqueに行ったときにバリ島の伝統音楽ガムランの研修をしていたので、飛び入りで参加。ガムランの楽器。フランスでガムランを教えているフランス人がいることに驚き。小一時間の体験でしたが、面白かったです。いろんな体験をしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.22

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  ■パリの街並　avenues de Paris

  パリはなじんだ服のように快適で、美しい場所にあふれています。とくに大好きなマレー地区にある、たくさんのかわいいお店には、すてきなセンスのディスプレイがあちこちにあって、フランス人ならではの色彩のセンスを感じて、とても楽しい。パリの中心地はとても小さく、通っているメトロの数もそんなに多くはありません。メトロの出口は一つしかないこともあるので、慣れてしまえばほぼ迷うこともないのでは、と思います。。シャンゼリゼなどのツーリストを集めるいくつかのスポットをのぞいては、街は真夏の観光シーズンのようなにぎやかさはなく、ずっと静かで快適。パリでゆっくりするのは２年ぶりだけれど、それが数日いなかっただけのように感じてしまう。久しぶりなのに、なんだか自分がここにいるのがすごく自然に思えてしまうから不思議。二十歳の頃や、留学したてのころに感じた新鮮な驚きはないけれど、こんなにパリが快適に感じたこともないなー、とも思います。自分の中の感覚の変化に不思議な感じ。いつでも帰って来れる気がする。それだけフランスにどっぷり浸かって生活しているということかな。ペピータのうちの前の路地から見えるエッフェル塔。明日はTGVにのって南に下ります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.22

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  ■尊敬する女性たち　les femmes extraordinaires

  私にとって特別な存在の女性が、フランスや日本に数人います。いずれも年の離れた年上の女性で、すてきな生き方をしている、すてきな人たち。そして、いつでも両手を広げて、丸ごと私を迎えてくれるひとたち。知識と知恵にあふれ、広い心を持った、友人というよりも、尊敬する人生の先輩たちです。日本のSさん、フランスのトウールーズのホストファミリーのお母さん、そしてパリのペピータ、レユニオン島では夫のおばさま、などなど。この人たちに、何度、すてきなアドバイスをもらい、受け入れてもらったことか。パリでは３年ぶりに会うペピータのうちに泊まっています。彼女はもとパリの病院で働く優れた脳外科医で、今はリタイアしています。４年前からスペイン語の勉強を始めて、何度かスペインに短期留学に行っているそうです。ペピータはアメリカでも働いていたことがあるので、英語矢ドイツ語は堪能なのですが、年を取って全く違う世界に振れ、新しいことを学ぶのはとてもよい、と言っています。ペピータのうちは、すてきなもので一杯。スポドの食器セットは、はじめてもてなされて、いつかこんな食器セットが欲しいと思ったもの。クリスタルに銀食器、美しいものにあふれている。私の尊敬する女性たちは、賢いだけでなく、日常にもすてきなセンスがある。ペピータのように心の広く、自分の生き方をしっかり持った人に会うと、自分がとても小さな世界に住んでいるなーと、改めて感じます。そして、ペピータのような生き方ができれば、とこっそり彼女の生き方を観察して、まねっこするのです。古い陶器のボルパテーヌ。あらったくだものを乗せるためだけに作られたすてきな陶器。ペピータに出会ったのはフランスに来て初めての年。ホストファミリーの友人だった彼女は、それ以来、私がパリに行くたびにアパルトマンの部屋を提供してくれ、洗練されたパリを見せてくれ、あちこちに連れて行ってくれました。そして折々に人生のいろんな悩みを聞いてくれました。彼女のような生き方にいつか近づくことができるのかしら、と今でも思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日は朝からパリのメトロにのって、ペピータとあちこちお出かけ。朝は買い物、昼はプチ・パレで開催されているクリスタル・バカラの２５０年の歴史を見る展示に行ってきました。ため息が出るほど美しい世界。光に当たると虹色に光るクリスタルの世界。美しい世界にうっとりした時間でした。夕方にはちょっと夫や子供たちとも凱旋門の近くで会いました。雨がぱらついた寒い日でしたが、心はぽかぽか充実したすてきな時間が過ぎました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.21

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  ■パリの窓から De la fenetre de Paris

  パリに今朝到着しました。空港では義両親が迎えにきてくれていました。今夜はパリの友人宅、ペピータの凱旋門の近くにあるアパルトマンに泊まります。パリは二日間、あちこちにいってパリの風に吹かれようかな。パリのお天気は曇り空、グレーのパリの冬の色。懐かしいペピータのうちの窓からの風景。１１時間の飛行機の旅は、意外に短く感じました。昼には、義両親と子供たちとパリの動物園に行き、夕方、みんなと分かれました。義両親と子供たちは二日間、パリのホテルに滞在します。今回、子供たちが生まれて初めて義両親に子供たちを預けて、パリとトウールーズ、モンペリエを一週間で回って、ナンシーで子供たちと残りの一週間の休みを過ごします。初めて子供たちと別々に過ごす夜は、心細く寂しい気持ちもあるのですが、おかげで自分自身を知る自分の時間が持てるような気がしています。パリの黄色い街灯は、寒い夜も温かく路を照らす。２週間、１６日のフランスでのお休み。私にとって豊かなすてきな時間が流れますように・・・。新しいアイディアや技術や心の豊かさ、得るところの多い休みになりますように。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.20

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  ■はじめてのカーディガンMon premier cardigan

  ちっちゃなカーディガンが出来上がりました・・・。最後の縫い合わせの仕方は、夫の伯母さまがきてくださって、やり方を教えてくれました。Trop chou...　かわいい・・・。赤ちゃん用のふわふわ毛糸。これはフランスの毛糸メーカーphildarの糸で、”aubepine"（セイヨウサンザシ）という花の名前がついた色。ピンクの一種だけれど、シックな微妙な色合いがとてもすてき。新生児用のサイズで、基本的なメリヤス編みをつかったとてもシンプルなカーディガンですが、小さいため早く仕上げることができ、基本を覚えるにはうってつけの作品。初めて作ったこのカーディガンは７歳の息子のぬいぐるみの服になりました。息子はとても喜んで服を着せて抱きしめて寝ています。レースを編むにはかぎ針編みだけれど、カーディガンやセーターは、棒針の方がわたしにはしっくりとなじむよう。日が落ちると、フランス風のくらい間接照明の部屋では刺繍など細かい針仕事は行いにくい。絵を描くには、照明の黄色っぽい色がなじまない。けれども編み物なら、それほど目を酷使せずに進めることができるので好き。次は、５歳の息子から、彼のぬいぐるみに着せるカーディガンを依頼されています。彼のぬいぐるみはあまりたくさん服がないので寒いのだそうです。次はラグラン袖のカーディガンを作る予定。ちょっと手が込んでいる編み方なので、こちらはフランス本土でおばあちゃまに教えていただきます。それができたら、次は人間用の服を編みたいと思っています（笑。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.17

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  ■カリグラフィー　　calligraphie latine

  昨日から行われている子供の本フェステバルで、習字のアトリエを頼まれて参加しています。１５人くらいの小学生から高校生までのグループが入れ替わりにやってきて、日本の習字を体験していくのです。このフェスティバルではたくさんの本の作家にあえるすてきな催し。そしていろんな国の”習字”も体験できます。私は習字をしていますが、おかげで、中国書道やタムール書道をする方など、すてきな出会いがたくさんあって、とても楽しい。なかでもとても仲良くなったのは、ラテン・カリグラフィーと呼ばれる書道をしているNさんという人。カリグラフィーは、アルファベットの書道にあたる芸術。西洋書道では、幅のあるペンを使用し、古くはパピルスや動物の皮に文字を記しました。生徒たちが来る時間の合間に、いろいろお話をして・・・、すっかりカリグラフィーの世界に魅了されました。こちらは最初に習うカリグラフィーの基本文字。カリグラフィーにはいろんな書体があり、ひとつずつ習っていきます。そして、書体は徐々に豊かに自由に芸術的に表現されるようになります。Trop beau...　ああっ、すてきすぎ・・・。細いペンを使った書体は豊かにうねり、白糸を使った刺繍のホワイトワークやボビンレースの繊細な世界を思い起こさせます。すてきすぎてクラクラ。わたしのなかで、”やってみたい”モードが全開。早速、ちょっと体験させてもらいました。（上はわたしのカリグラフィー初体験）最初は、大きな平べったいペン先のものを使い、大きな基本の形を習います。ペンへの圧力とインクの量を調節しながら書きます。日本の書道と同じように、集中力が必要。そして、呼吸を調節することとと書き始める前に何を書きたいかはっきり頭の中でイメージすることが必要。”カリグラフィー”はアジアのものもヨーロッパのものにも共通する何かがあります。何かを”伝えたい”ために存在する文字、そして”伝えたい”ことをさらに豊かに表現する”カリグラフィー”。古今東西、人の心には同じものが流れ続けている。ラテン・カリグラフィー。あまりにすてきなので、フランス本土から帰ったら、一ヶ月に一度ずつでも、サン・ポールに住むNさんに、すこし習ってみることにし、さっそくレッスンをお願いしましした。世界が広がりそうで、すごくすごく楽しみです。.極められなくても、すこしでもこの美しい世界を自分の生活に取り入れたい！！　 Parce qu'elle est trop belle.... また一つ、美しいものが私の生活の中に入り込んできました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.16

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  ■フランス本土とボビンレース　Stage de la dentelle au fuseau, bientôt!

  １９日（日）からフランス本土に２週間あまり、行ってきます。先日、ギリギリになってほぼ最後の飛行機の切符を予約しました。今回は、夫は仕事でいないので、私と子供たちだけの旅行。夫とはすこしだけパリで待ち合わせて会う予定。その後、義両親に子供たちを迎えにきてもらい、私は一人でパリとトウールーズの友達のところを回り、ナンシーの義両親のうちで子供たちと一週間を過ごします。アンティークの銀製ブラシ。ほぼ使っていない状態でしたが、シャンプーで何度も毛の部分を洗い、美しく使えるようになりました。豚毛に木とシルバー、バラ模様がとてもすてき。レースの細かい模様といい、昔のものは、どうして（元）オトメゴコロをくすぐるものがあるのでしょう・・・。さてフランス本土、ナンシーから車で４５分ほどのところに、ミルクールという街があります。このヴォージュ山脈の中の小さな街は、むかしからヴァイオリンの生産で有名でした。そして、もうひとつ、ボビンレースの産地でもあったのです。これはわたしがボビンレースをするまで知りませんでした。ボビンレースは、上の画像の銀製のブラシの下に敷いている、細かいレースのこと。たくさんのボビンを使い、細かい模様を実現していきます。１０ヶ月ほど前から、このボビンレースに興味を持ち始め、ナンシーに行くときには、ぜひ習いたいと思っていました。だってとても繊細で見ていると吸い込まれそうなほど美しい！　一人で本を見ながら始めていましたがどうしても分からないところが多くて。このたび、やっとボビンレースを習うのが実現することになりました。　ボビンレース協会にメールを書いたところ、数日の個人レッスンをしてくれる、とのこと！　とても楽しみにしています。意思あって、扉を叩けば、けっこういろんなことが実現していく。だから、おそれずに扉を叩いてみるもんだなー、と思います。出発までの一週間、忙しくなりますが、とても楽しみです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.14

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  ■棒針針編み　Tricot, tricot...

  棒針針編みをはじめました。かぎ針編みもいいけれど、大きなもの、セーターやカーディガンなどは、なんだか棒針の方が自分には、しっくりとなじむのです。ただし！　棒針でカーディガンを編んだことがないので、レユニオン島と本土に半分ずつ住んでいる、夫の伯母さま（義父のお姉さん）に教えてもらうことにしました。毛糸の優しい肌触り。ウール１００パーセントの温かい手触り。大好きです。ずっと前にやったことがあるけれど、すっかり忘れてしまっていた棒針編み。フランスの毛糸メーカー、phildor。色合いがとてもすてき。伯母さまの編み方、つまり棒針の持ち方は、むかし日本で習ったのとは違う・・・（驚。棒針をほぼ脇の下に挟むようにします。利き手の方をうごかし、もう一本はほぼ固定した状態で編み進みます。これはテテおばあちゃま、そしてテテおばあちゃまのそのまたお母さんやおばあちゃまのやっていたフランス本土のやり方。これを機に、わたしも伯母さまのやり方を習うことにしました。おばあちゃまから娘へ、そしてそのまた次のジェネレーションに。こういうおばあちゃまの知恵は大切にしたいと思う。伯母さまの、今の作成中のちっちゃなカーディガンは４歳の孫娘に。優しい気持ちと一緒に、心の温まるプレゼント。新しいやり方と、ずっとやってなかったために、失敗ばかりしてしまいました。その度に、伯母さまがほどいてやり直してくれました（汗。最初の作品はぬいぐるみのちっちゃなカーディガン。子供たちからの依頼です。伯母さまのおばあちゃま、（つまりテテおばあちゃまのお母さん）が、縫い物を伯母さまやテテおばあちゃまに教えるときにいつもいっていた言葉。Faire, défaire, c'est a travailler... 編んで、ほどいて（また編み直して・・・）、それが編み物というもの。編み方と一緒に伝わる、おばあちゃまの知恵。ふるい技術は技術だけが伝わるのではなくて、温かい心の交流とかけがえのない忘れがたい時間を思い出に残していく。人生も、おんなじかな。三歩歩いて、二歩下がる。やってみて、失敗して、またやりなおして。私も、こうしてちょっとずつ前進していければいいなと思うのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.12

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  ■ダイニングチェアの布の張り替え　tapisser les sieges!

  布ばりのダイニングチェアが、孫がチョコレートアイスクリームを食べたりして汚れてしまったので、張り替えたいと、夫の伯母さまから相談をもらいました。それくらいなら私がしましょう、と今日は風邪が治りきらないけど、まずは一つ、とやってみました。作業はほぼメガネにて行います。知らずに凝視することが多いようでコンタクトでは目が乾燥し、疲れるのです。伯母さまのうちのダイニングチェアは布ばりだけれど、座席部分だけで、背もたれは布がないタイプ。背もたれの部分も布ばりだと、大変に時間がかかるのです。もともと薄い白布を張っていたので、これを下地として活用し、その上から新しく購入した布を張ることにしました。おさえとして、マチの釘を打ちます。布をピンと張らせて打ち付けるには、下打ちの段階で何度か調節しながら貼付けます。釘は布張り用の専用の釘がホームセンターなどで売っています。確認して、古い毛布の上で本張りをします。さらに、この上にオモテの布の余りの部分を隠すために椅子の裏にも布を当て、仕上げをします。ひっくり返したときにも、きれいであるのが”仕上げ”作業。（画像がとれなかった）まずは一脚、できあがり。布は伯母さまのセンス。布の張り方の場所あては、やっぱりフランス人ぽい。伯母さまはとっても喜んでいました。後、5脚ありますが、ちょっとずつクリスマス・バカンスまでには仕上げたいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.09

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  ■エールマルシェ

  本来なら、もっと早くご紹介するべきだったのですが・・・、風邪を引いたり、いろいろあって終了間際のご紹介になってしまいました。現在、●東京渋谷区代官山　ギャラリーR代官山にてテールベルトの作品たちを展示販売中です。これは、東日本被災地支援　エール・チャイルド贈本企画のチャリティマルシェです。こちらのマルシェにて、テールベルトの作品も展示販売しております。収益金は、子供達への定期的な贈本活動に役立てられます。作品はすべて、制作して下さいます皆様の真心からの支援作品です９月30日～10月12日（日）正午12:00～16:00 どうぞ皆様、エール・マルシェへ、代官山へお越し下さいませ。その他、エールマルシェの内容は、＊宮城県山元町地球村で作られた、いちごジャム　　（復興のシンボルの苺を使用）＊マダガスカル島雑貨＊羊毛フェルト雑貨＊手作りコサージュ＊手作りアクセサリー＊エッグアート＊麻糸かご＊プリザーブドフラワー等々沢山ご用意しております。作品はすべて、制作して下さいます皆様の真心からの支援作品です９月30日～10月12日（日）正午12:00～16:00　（エールスタッフ在廊）ギャラリーRは１１時から１７時までですので、お時間がありましたらぜひいらっしゃってくださいね。詳しい行き方、地図はこちらから；東京渋谷区代官山　ギャラリーR代官山にて・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.08

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  ■風邪ひき Je suis enrhumée...

  風邪を引いてしまいました。いろいろ調べてみて、風邪は無理に薬を飲んで押さえ込まない方がいい、という考え方がいまなんとなくぴったり来たので、うちでしっかり寝ることにしました。つい手作業。ピンクッション。レースをかぎ針編みで編んだ後、残り布のリネンにくっつけ、わたを入れました。かわいいので、飾ってもいいかな。お風呂場のタオル入れの家具の取っ手に取り付けてみました。プレゼントにサルグミンヌの古いお皿をもらいました。サルグミンヌ窯はもう存在していないのですが、サルグミンヌ窯のアンティークは、フランスでも愛好家がおおい。その魅力はやっぱり赤や青などの印象的な色、そのグラデーションの美しさにあるのではないかなと思います。手作業で作っているので、一つひとつの模様が微妙に違うのもたのしい。はやく風邪が治ってほしいー。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.10.04

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  ■Service de toilette

  以前からとってもと〜っても欲しかったものが手に入ったので、ご報告。これ。いったいなにに使ったものでしょうか？結構、大きいです。下の鉢は直径３５センチほど、水差しは高さが２５センチあります。分かります？？？？今でもフランスの古いお宅にはあるかもしれません。trop beau.　すてきすぎ・・・。　（というのは、君くらいなものだ、と夫はいいますが、いいんです（汗）これは、実は水道のない時代、部屋に置いていたもの。当時は、部屋の中に大理石などを天板に使った小さなテーブルや、鏡台などの上に、洗面器、水差し、石けんいれ、香水びんなどをおいて、身だしなみを整えていました。これは、その当時の洗面器と水差しなのです。今日のタイトルの通り、Service de toilette（サーヴィス・ド・トワレット）身だしなみセットというわけです。１９世紀末ごろまで、フランスでは人々は手や顔を拭くくらいで、入浴という習慣はありませんでした。衣服をかえて香水でにおいをごまかして身だしなみを整えるというのがそのころの習慣でした。（ベルサイユ宮殿にもトイレはなかったといいますものね！）１９世紀末以降、衛生に気を使うようになり、このような身だしなみセットが一般家庭にひろがりました。つい最近、といってもおばあちゃまの若い頃などは、洗面所のない二階の部屋などでは使われていたそうです。これはサルグミンヌ窯のアンティークの身だしなみセット。このブルーのグラデーションの花の模様。とてもすてき。サルグミンヌは夫の出身地、フランス東北部ロレーヌ地方の窯です。我が家には身だしなみセットを置くずいぶん古いアンティークのキャビネットがあり、これにあわせて置くために、ずいぶん前から、ほしいなーと思っていたのですが、デザイン、お値段と気に入ったものに、ず〜っと出会えなくて今に至っていました。サルグミンヌ窯のステンシルは戦前のもの。こちらのグラデーションもとてもすてきです。すべて手作業で作られいたため、塗りにムラがあるのもたのしい（画像の左端も色むら）。欠けもなくとても良い状態で、本当に出会えたのが不思議なくらい。ブルーの柄はフランス（レユニオン島）でも人気が高いので、売りに出ているとあっという間に誰かに連れ去れてしまうのです。ひっくり返すと、サルグミンヌの印。フランスの窯で焼かれたものには、こうしてかならず窯のサインが書かれており、どの窯か分かります。さらに、そのサインのデザインによって、いつの時代のものか分かるのです。見るたびにうきうきしちゃうので、本当なら鏡台の上に置くはずが、いまのところ机の上において穴があくくらい見つめてあげています。いずれも１００年ほど前のものばかり。こういうものが手に入るフランスって（しかもレユニオン島）、もともとモノを大切に次につなげていく習慣があったのだと思います。自分が必要でなくなっても、次の世代に渡すことがごく当たり前で、またモノ自体も大切に作られ、時を経ても時代の流れに負けない魅力を持っています。大切にしたいものがまた一つ増えました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.28

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  ■針を持つ時間　ブティ

  針仕事は大好き。だけれど、ずっと針仕事ばかりやっている訳ではないですが、楽しみに針を持たない週はないくらい、ちょこちょこと作っています。今作っているのは、フランスのキルト、ブティ。ミシンを使わず、すべて手縫いでします。二枚の布に芯になるわたを差し込んで、縫っていきます。これは少し前に同じものを作ったのですが、前回作ったものは、夏に帰ったときに母にプレゼントしたので、また作っています。オモテの布は、トワル・ド・ジュイというフランスの伝統的な布。田園風景など、いろんな模様が描かれている、とても優雅な布です。今回は、裏地には、白と茶色の麻布を使いました。トワル・ド・ジュイはコットン。生地が違うので、洗った際に縮み具合が違い、ツレてしまってはいけないので、二枚とも何度も地ならしをして整えておきます。麻布は家にある余り布を使いましたが、何度も水通ししたあとは肌触りもよく、とてもいい感じになりました。大きさを整え、中に芯を挟んで、縫い始めます。後は、夜、時間のあるときや、週に一度か二度、友達のマガリが来たときにおしゃべりをしながら、縫い進めていきます。ほかに縫い物やかぎ針編みなど、いろんなものを同時進行しているので、進行はいつもゆっくりゆっくり。でも楽しみながら進めています。１５０センチ×１００センチの大きさで作っています。膝に広げたり、子供がうとうとお昼寝のときに体にかけたり、使い勝手はいろいろ。出来上がるのが楽しみです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.23

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  ■パン作り

  最近、パンも自分で焼いています。以前は、ホームベーカリーを使っていたのですが、ここのところ、手でこねています。最近、近くのパン屋さんのバゲットがあまりおいしく感じられなくて、パン用の穀物がいっぱい入った小麦粉やら、無農薬の小麦粉やら、いろいろ試しに買ってきて、作っています。手でこねて、小一時間寝かせて、３０分ほど焼きます。小麦粉２５０グラムを使って、この大きさのパン。縦に切って、家族４人の二食分くらい。ほかほか〜。意外に、簡単にできます。以前は、パンはホームベーカリーで作っていましたが、ホームベーカリーで作ったパンを、夫がおいしくないと言うので、使わないままになっていました。今は、手でこねています。ホームベーカリーがなくても、作れるんですよねー。ないとできない、と思い込んでいました。こちらの方が味が濃くておいしいので、今ははまって、たびたび作っています。こういうことには結構マメです。私が作るのは、いろんな穀物が混じった田舎風パン。パン・カンパーニュです。とってもおいしいです。.........................................追伸ついでにピッツアの生地もコネコネ。こちらはたくさん作って薄く伸ばした後は、クッキングシートにクルクル巻いて冷凍庫へ。必要なときに冷凍庫から取り出して、解凍後、トマトソースにその日のトッピングをのせてオーブンへ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.21

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  ■おいしい野菜

  最近、野菜は家から車で１０分ほど走ったところにある農家から直接買っています。こちらの農家は、ほぼ無農薬でいろんな野菜を作っています。畑の肥やしには近所のこちらもほぼ無農薬で養鶏をしているところから鶏糞をもらい、自分のうちで堆肥を作っています。土はふかふか。レユニオン島は自然が多いけれど、やはりスーパーの野菜は大量生産で、農薬を使っています。だから、こういうところで知り合いの生産者から直接、購入するのは安心できるし、何よりもおいしい。季節の野菜を作っています。幾たびに手に入るものが違ったりしますが、だいたい値段はスーパーと一緒くらい。サラダ一株１ユーロ。葉っぱは肉厚で、味が濃く、とてもおいしい。こちらの野菜を食べて以来、スーパーでは足りないものだけを買い足すようにしています。４種類のサラダはいつもあるので、帰ったらいつもコンポーズド・サラダを作っています。とてもおいしい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さらに車で５分くらいいくと、乗馬クラブの近くに養鶏場があります。こちらの養鶏場を友達が買い取って、養鶏を引き継ぐことになっています。こちらも外飼いの鶏たちで、筋肉がしっかり付いた元気な鶏たち。抗生物質や成長ホルモンを与えないので、３ヶ月から４ヶ月かけてゆっくり育ちます。餌も大量生産ではないレユニオン島産の穀物を使っています。こういうところから購入したものをいただくと、スーパーのお肉が味がなく感じてしまうのです。私の年間は移動が多いので、なかなか家では動物が飼えないのですが、いつか本当に自分のうちで鶏が飼えたらいいなーと思うのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.19

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  ■ヒナたち

  となりのおじさんが、見せたいものがあるから遊びにおいでと言ってくれたので、子供たちと行ってきました。ハイビスカスの葉の陰にいたのは.....なにかな・・・・？二羽のひなどりでした！かわいい〜。レユニオン島では”ビュルビュル”とよばれる小鳥の赤ちゃんです。ビュルビュルは頭に冠があり、ほっぺたが紅いとりです。おじさんの指の太さもないくらいとても小さなひな鳥です。ハイビスカスの葉っぱを広げると、母鳥がきたのかと口を開けてぴよぴよと鳴きます。餌がもらえないとわかると、ふにゃ〜とくびを曲げて寝る体制に入ります。それにしても鳥の巣って本当に上手に作ってある。外はちゃんと球形でしっかりとした作りで、中は居心地良さそうに、まだ羽の生えていない赤ちゃんを包み込むように柔らかく整えられている。すごいなーと思います。心配そうに遠くから見ている親鳥たち。あまり怖がらせてはいけないので、早めに退散。元気に大きくなってほしいなー。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.18

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  ■昼ご飯のタルチフレット

  昼ご飯は、久しぶりに夫が作ってくれました。タルチフレット。ベーコンといためたジャガイモにチーズをのせてオーブンで焼くフランス料理。フランスでもアルプスの寒い地方の料理で、タルチフレット用のチーズもその地方のチーズです。レユニオンは今寒い（といっても２３度くらい？）ので、こんなあつあつ料理がおいしい季節です。グリーンサラダと合わせて。本来なら白ワインを料理に使うのですが、子供たちがいるのでワインは抜きで。大喜びで食べておりました。学年が始まりようやく二週間。やっと生活のリズムもつき、日中は落ち着く時間ができるようになりました。さあ、仕事、がんばろうっと！・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.08

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  ■電気調理器と釣り

  数日前に書きました、電気調理器が壊れたという話。新しいものを購入したのですが、夫は設置したことがないなーと思っていると、友達のジャックが設置の手伝いにきてくれました。電気関係の設置は有料というところが多いんです。フランス人はけっこう日曜大工など得意な人が多く、電気関係から、内装、すごい人は家そのものの組み立てまで、自分でやってしまう人もたくさんいます。ところで、ジャックが来て壊れたものを一目見て、”あ、直せるんじゃない？”と。そして中を開けて（ねじ回しで方々ねじをまわして分解してました）、外れていた電気線をくっつけたら、あら、なおっちゃった！　電話をすると、購入した新しい器具は返品させていただいても大丈夫ということ。うれしい！　おかげで高い料理器を購入せずに済みました。何にもないように見えるけれど、一番向こうの角にあるのがセラミックの電気調理器（黒くて凹凸のないタイプで、はめ込み式なので見えない！）、その下にはオーブンがはめ込まれています。その隣はお皿洗い機（なんというの？）。お皿洗い機はフランスの家庭には必需品。平べったいお皿ばかりなので、ほぼこの中に入れれば、お皿洗いをすることはありません。（でもアンティークやヴィンテージのお皿は、大切に手で洗っています！）三脚の椅子は、ずいぶんまえにテテおばあちゃまにいただいた、わたしの初めてのアンティーク。壁の時計は日本で母からもらったプレゼント。キッチンは掃除しやすいように、何も置かないようにしています。いろんな人のおかげで、生活しているなーと改めて思います。ジャック、ありがとう！　・・・・・・・・・・・・・夕方は、サント・マリーの港に釣りにいきました。スポーツ用品店で買ってもらった、釣り竿を試してたくてしょうがない長男君のため。（とっても安かった！　5ユーロくらいで竿に針と糸が付いている簡単なもの、でも意外に丈夫）友達家族も来て、みんなで釣りをしました。寒かった〜。えさには、とうもろこしのつぶとか、パスタとか、えびとか、いろいろ試して・・・・。結果は・・・・一匹！でも釣れた！　全長１８センチくらいのちいさなお魚。もって帰って、うろこと頭をとって、ちいさなフライパンでオリーブオイルで両面を焼いて、大切に食べさせていただきました。子供たちにとっても、自分たちでとったものを食べるのはとてもよいことだと思いました。お魚もお野菜も、命のあるものをいただいて私たちは生きている、ということ。普段はお店で買い物をしていると、そういうことを考えませんが、こうして自分たちで生きているものを捕まえ、元気だった命が消えていくのを目の前で見て、そしていただくと、大切な食物を好きだとか嫌いだとかあまりいわずに、大切にありがたく思いいただかなくてはなーと、私自身も思うのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.07

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  ■かぎ針編み

  最近、なんとなくしているかぎ針編み。手軽にできるので、つい手が動いてしまう・・・。かごに入れて、移動するときにもつい提げていってしまう。この気軽さが好き。今読んでいる本と一緒に。作っているのはほぼレース編みのドイリー。エメラルドグリーンの糸玉は最近、カーディガンに挑戦したいと購入したものなんだけれど、こちらは大作すぎて進まず（汗。ドイリーというのは、もともと埃よけにあちこちにかぶせるために作られたもの。大小いろんな形があり、モチーフもさまざま。ほんの小さな一枚があるだけで、そこにある空気をふんわりとさせてしまうおまじない。亡くなった夫の母方のおばあちゃまは手作業が大好きな人で、たくさんのレース編みを作っていた。わたしのとは比べ物にならない大きな作品を、細くて繊細なレース糸を使って作っていて、義母からいくつもその作品を譲り受けました。おばあちゃまの作品にはまだまだ当分至らなそうにないです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.06

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  ■朝はウフ・ア・ラ・コック

  タマゴは、近所で無農薬で鶏を飼っているCさんのお宅から分けてもらっています。Cさんの家は、子供を学校を送りにいく途中にあります。とても広い庭の奥の一角に鶏小屋があります。月曜日の朝、子供を送りにいった帰りに、お宅にお邪魔したときコーヒーをごちそうになりました。この人たちは面白いことに、フランス本土出身の家族。奥さんはロレーヌ地方出身の人。鶏たちは、元気いっぱい。金網の中に入れておかないと、野犬にやられることがあるそうです。こちらはオンドリ。コケコッコーと何度もトキを作っています。Cさんのおかげで、わたしは朝は無農薬で黄身がぷっくりとおいしい、ウフ・ア・ラ・コックをいただいています。ウフ・ア・ラ・コックL'oeuf a la coqueは、れっきとしたフランス料理。　黄身がとろ〜りととけだすくらいで取り出した半熟タマゴ。コツは、熱湯にいれる時間は、３分だけということ。フランス式の食べ方は、カラの頭部にナイフでひびを入れて丸く割り、塩を少々ふって、バターを塗って細長く切ったパンをカラの中に入れて、黄身をからませて、ソースのような感覚でたべます。カラのなかに残った食べきれない卵白は、スプーンで最後までいただきます。ルイ１５世は、このL'oeuf a la coque（ウフ・ア・ラ・コック）が大好きで、日曜日ごとに食べていたそうです、ヴェルサイユ宮殿に鳥小屋まで作ったとか。このとき必要なのがエッグスタンド。エッグスタンドがなければ、ウフ・ア・ラ・コックは食べれません。このちいさな食器もとてもかわいらしく、コレクターもいるそうです。Cさんは、もうすぐ農場を買い取って無農薬の餌で育てた鶏も育てる予定。銀行の融資も決まったそうですが、これからまだ諸々の手続きがあります。楽しみにしています。私の夢の一つにも、自分のうちで鶏を育てる、というのがあります。いつ、実現できるかな〜。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.04

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  ■リュネヴィル窯のテーブルセット

  こちらは義母が誕生日プレゼントに、と送ってきてくれたリュネヴィル窯の大皿。やっと届きました。少し前から、このリュネヴィルのバラとリューリップのモチーフの陶器を集めています。おばあちゃまや義母に譲っていただいたり、ロレーヌ地方に里帰りしたときに買ったり。ロレーヌ地方のリュネヴィル窯の大皿。リュネヴィル窯のバラとチューリップシリーズの模様です。わたしはどちらかというとバラのほうが好きかな。テテおばあちゃまもバラシリーズがすきと言っていました。リュネヴィル窯は夫の里、ロレーヌ地方の古い窯です。ロレーヌ地方は森が多かったからか、フランスでも有名なサルグミンヌやヴィルレイ・ボッホなどの有名な窯が生まれた地方でもあります。今はリュネヴィルの街自体ではなく、ロレーヌ地方のサン・クレマンという村でリュネヴィル・サン・クレマンとして生産がつづいています。こちらはながくつづいているモチーフの一つで、現行でも手に入ります。わたしはアンティークや古い陶器が好きですが、陶器はどちらかというとヒビや欠けが入りやすいので、古いものを使うのはなんとなく怖くて、アンティークが好きなお友達だけのときや、飾りに使っています。でも、このモチーフは現在でも生産されて、また買い足すことができると思うと（高いけど！一つ一つ手で作られるため。よく見るとモチーフも手描きで味があります）、少し気が楽になり、使うことができるので好きなのです。ただし、ロレーヌから遠くはなれたレユニオン島暮らしなので、テーブルセットはロレーヌに行ったときに少しずつ買い集めていくしかないないーと思っていました。ところが！　ご縁があって、今日、我が家にリュネヴィル窯のテーブルセットがやってきたんです。フランスでテーブルサービスのセットとは、伝統的には、平皿２４枚、スープ皿１２枚、デザート皿１２枚、さらにスープ入れ、タルト皿、サラダボール、大皿・・・とつづきます。基本的に６組のカップルを招いて食事会ができるようなお皿の数です。テーブルの上がお花畑になったよう！　かわいい〜。ところで、このリュネビルのテーブルセット、不思議な経緯で家までやってきました。現行で作られているとはいえ、ロレーヌ地方という、特定の地域のものをここまでそろっているものをレユニオン島で手に入れるのはほぼ無理だろうとあきらめていました。それがこんなに突然に我が家にくるなんて、と驚いています。昨日から、どこかの本で読んだ一文が思い出せてなりません。”あなたが何をしようと、必要なものならば地球の裏側からだってやってくるし、必要のないものは手に入らないのです。”これは、ロレーヌのお皿というモノのできごとにすぎないけれど、大切なことを思い出させてくれました。すべては絶妙のタイミングで起っていて、たとえ偶然のように見えても、わたしたちの身に起こることは偶然ではなくて、必然であるんだな、と改めて思ったのです。”もうすこし頑張れば・・・”とか、”あのとき、ああだったら”という中間はない。だから、起こることを後悔する必要はなく、もしそのとき、意にそわない出来事があったとしても、ただ次の展開を楽しみに待っていればいいのだと。今日やってきたリュネヴィル窯のお皿を使うたびに、ロレーヌの家族と、そんなことを思い出すような気がしています。大好きなお皿がどんどん増えていっています。いつか岡山かロレーヌでシャンブル・ドット（フランスでchambre d'hote)５部屋以下、朝食付きの宿泊施設。一般的に、ホテルよりも家族的なもてなしを楽しむことができる）でもしたいなーと夢想中。もちろん私のシャンブル・ドットにはアンティークショップが付いています（笑。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.03

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  ■そろそろヴィオラ、ソース入れのこと

  新学期になって、音楽学校のヴィオラや息子のピアノのレッスンの予定も埋まってきました。フランスは、各都市に公立の音楽学校、音楽学院（コンセルバトワール）があります。市立、県立、国立など、いくつかのレヴェルがあります。国家試験を受けた、高い技術を持つ先生たちが、楽器やソルフェージュを教えてくれます。音楽をしっかり始めたい子供はこの公立学校に登録し、最初の数年は、毎週、それぞれの選んだ楽器とソルフェージュのクラスを週に２回受けます。（もちろん個人レッスンで始める子もいます）　すこし楽器が上達した３年目位からオーケストラなどに加わることが義務になり、週三回通うようになります。オーケストラは年に二回のコンサートの準備をします。学校は第一課程から第三課程までで、それぞれの過程は４年ほど。課程ごとに終了試験があり、審査員の前で楽器を演奏したり、筆記があったりします。課程修了のデプロム（修了証）をもらうと、学校は高率なのでフランス全国的に通用する証明証なので、引っ越ししても新しい学校でゼロからはじめなくてもよいのです。この音楽学校は、大学の音楽課程とはまた違います。大学では音楽理論や歴史を主に習うのです。音楽学校、学院はほぼ子供が対象ですが、たまに大人も受け入れてくれる学校もあり、サンドニの学校は大人も受け入れてくれます。わたしは生徒として通っています。これで７年目くらい。最初は大学時代に買ったバイオリンをしていましたが、ヴィオラの音色に惹かれて、楽器を変えました。それ以来、教えていただいている先生。子供の方がずっと早く上手になるんだろうなー（汗。下はお気に入りの、壁飾り。まだ壁にかけていないのだけれど（とても重くて、コンクリートの壁に穴をあけなくていけないので、躊躇しています）、家の入り口において楽しんでいます。見つけたとき、我が家にくる運命のもの！と思った飾り。なんだかユーモラスな顔。昔はヴァイオリンなどは、肩ではなくあごにはさんで支えていたそうです。いまでも、ヴィオラ・ダ・ガンバなど重いものは、バンドをつけ首に吊るして体の前で弾きます。音楽は楽しい仲間を増やし、生活を豊かにしてくれると思っています。子供たちも、それぞれの楽しみを見つけて、豊かな人生にしていってほしいなと思っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日本ではほぼ使われない、フランスの食器。ソーシエール、ソース入れ。日本にないからか、私はとても大好きです。これはサルグミンヌ・デゴワンのソース入れ。こうしたステンシルで絵をつけたものは、戦前４０年代以前のものです。受け皿の部分はくっついていてとれません。ソースが垂れても、受け止めれるようにできています。フランスの窯の作品の裏には、かならずマークが入っています。このマークで窯の名はもちろん、年代も知ることができます。青色のもの。こちらもサルグミンヌ・デゴワンのもの。ほかの青いお皿にあいます。ソース入れは、肉汁などグリルしたお肉からでてきたソースを入れ、食卓にサービスするもの。食事中にまわして、各々が好きな分量を取り分けます。日本にはないもので、とてもかわいいので大好きです。もちろん、いまはドレッシングやデップソースなど好きなものを入れてもよいのです。場所をとる食器ですが、とても好きなものなのでちょっとずつ、古いアンティークものを集めています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.09.02

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  ■日曜日！

  庭のパパイヤがドンドン、熟してくれています。じゃん！おかげで毎朝、パパイヤをきって食べています。パパイヤは癖があり、好き嫌いが分かれるフルーツですが、我が家ではみんなパパイヤが好きなので喜んで食べています。・・・・・・・・・・・・・・・私の月末の日曜日は、一人朝早く起きて、月に一度開かれるブロカント（蚤の市）に行くこと。一人の時間を楽しみながら、日曜日の朝で誰もいない道路をゆっくり走らせます。独り占めするような海も山もとてもきれい。のんびり車を走らせる時間は、自分だけのもの。とても貴重な大切な時間です。もちろん、ブロカントも楽しみ。今日、見つけたのはふるい鉢、ストーンウエアです。。pot en gres（ポ・アン・グレ）と呼ばれるもので、フランスでは昔はこれに豚の脂身やタマゴなどを入れてふたをして保存していました。もちろん、粉類、豆類、乾パン、何でも入れてもよいのです。このグレーの地にブルーで模様を描いたものは、フランス本土でもドイツに隣接するアルザス地方のもの。ひっくり返すとこんな感じ。日本の瓶に形が似ていますが、こちらは取っ手がついており、厚みもあります。今では保存道具としては使う必要はないので、室内外の植木を植える鉢をいれたりする人もいるようです。私は何に使おうかな〜。できたらお菓子などを入れて、子供たちが手を突っ込んで取り出すようにしたいなー。（ただし、レユニオン島ではあらかじめ密封できるビニールに入れておかなくてはいけません）こちらは愛読しているターシャ・チュダーの生活を綴った”暖炉の火のそばで”の中の一ページ。同じような鉢があります。わたしは古いもの、アンティークにとても心を引かれるのですが、今日、初めて手に入れたのが、アンティーク・ジュエリー。古いアクセサリー。今まではほぼ興味がなかったのですが、いつも出展しているアンティークを扱うプロのご夫婦のところで売っていて、心をひかれました。いつも行っているうちにすっかり顔なじみになったおじさんとおばさんはとても親切で気持ちのよい人たちということもあって、購入に至りました。琥珀にシルバーの台。おじさんはアンバー（琥珀）というのですが、それにしては色が紅ので本当かしらと、調べているとやはりアンバーだと分かりました。アンバーは取り出した直後は明るい黄色なのだそうですが、時が経つにつれ、色が落ち着き紅くなっていくのだそうです。こんな朱色のアンバーはアンティークならではなのだそう。光に当てると、とても明るく輝きます。シンプルなデザインですが、台もアンバーになじむようにとても丁寧に作ってあり、職人さんの技を感じます。ふと気まぐれで購入したのだけれど、つけているとなんだかとてもいい感じで、今まで知らなかったアンティーク・ジュエリーの世界に引き込まれていきそうな感じがしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.08.31

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  ■いろんなものが壊れています

  ここ数日、いろんなものが故障して不便な生活をしています。まずは夫のMac。修理に出しました。夫は使い慣れていないPCを使ったり、iphoneを使っていますが不便な様子。夫はスケジュールなどすべてマックで管理しているので、ないと困るのです。修理ができるまで２〜３週間かかるとのこと。私のMacは日本語仕様にしているので使えないみたい。それから車！　レユニオン島はそれぞれが車がないと生活しにくい田舎なので、一台車を修理に出すと本当に不便。学校に子供を迎えにいくにも本当に不便ですが、近所の友達が子供を送ってくれたり、車を借してくれたり、都合が付かないときは歩いていったり（徒歩１０分あまり）となんとか工夫しています。こちらも修理が済むには３週間以上かかるとのこと！　こまる〜！　本当にレユニオンってこういうことに時間がかかる。　足りない部品をフランス本土から送ってもらったりするので、こんなに時間がかかるのです。トホホ。それから最後に電気調理器。四つあるのに、一つしか電気がつかず、ほかのをつけると電気のヒューズが飛んでしまいました。漏電か接触が悪かったのでしょう。その拍子に主電源装置の部品が壊れてしまい、我が家は停電に！　近所の電気屋さんは主電源の装置を触ってはいけないようで、フランス電力に電話をしたら、すぐに修理屋さんが来てくれました。その間一時間。ろうそくの生活・・・・。鏡の前にろうそくを置くと光が二倍になってよけいにあかるい。それにしても、昔、ろうそくしかない時代にヨーロッパの王侯貴族は夜の舞踏会などをしていたんですよねー。大きなホールを明るくするのにいったいどのくらいのロウソクが必要だったのかしら。ベルサイユの鏡の間は、だからあんなに鏡があるのかしら、といろいろ思いに耽った暗い夜でした。電気調理器は近いうちに新しいものに変えないといけないようです。週末にでも買い物に行かなくては！・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.08.29

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  ■バーベキューと友達と

  すこしアップが遅くなっちゃったけれど、日曜日は日本からのお土産とワインを持って、友達のMちゃんのうちへ。２ヶ月ぶりの再会。子供たちも大喜び。昼ご飯は、バーベキュを用意してくれました。。お肉には、クリームとハーブをまぜたソースをつけて食べる。日本人の私には考えつかないアイディアが好き。キュウリのつめたいスープは前菜でした。ミキサーにかけたキュウリに生クリームとオイルを少々まぜ、塩こしょうで味を整えたのだそうです。遊びすぎて、窓もドアもとれてしまった、庭にある子供たちの秘密の小屋。Mちゃん作成（驚。といっても、小屋用のキットを買って、ペイントしただけ、とMちゃんはあっさり言います。この重い板を持ち上げるだけでも大変という気がしますが。彼女がモノを作るときのダイナミックさと立体感が好きで、羨ましい才能と思います。彼女のうちは、なんとなく懐かしいレトロ風なインテリアがよく似合う。ものつくり仲間のMちゃん、お土産にもって帰ったのは日本から買ってきた和風の布やボタン、天然石などの素材ばかり。帰ってきたら一緒に何をしようか、と相談。それぞれある知識を交換し合って、いつも楽しい時間が流れます。クールな彼女とは仲良しに慣れないだろうなーと思った一番最初の出会いからもう５年。気がついたら親友の一人で、モノ作り以外にもいろんなことをおしゃべりするようになっていました。子供たちも大の仲良しで親友同士。夫たちもフランス本土に住んでいたときからの友達なのでみんながそれぞれ楽しい時間を過ごすことができる家族ぐるみの付き合い。こんな友達がいてくれるおかげでレユニオン島の生活も楽しい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト　Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち　・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。

  2014.08.27

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