テーマ:グランドカバー(1523)
カテゴリ:クラピアの育て方
クラピアは芝生とは比べ物にならないほどの速度で広がります、それは裸地を被覆するのにはとても有利に働きますが、制御不能に陥るととてつもなく厄介です。 ランナー(匍匐茎)の伸びるスピードがメリットでもあり、これが逆にデメリットにもなるグラントカバーそれがクラピアです。 メリット(良いとこ) 1、増殖スピードが速く被覆のスピードは芝生のおよそ数十倍と言われています。 2、花をつけますが種子はありませんので植栽した場所でしか繁茂しません、他の植物の生態系を乱さない工夫です。 3、耐踏圧性があります、踏まれることで葉っぱが小さくなり緻密に繁茂します。 4、ランナーの節目から発根し土中深く根を張ります、地表を密に被覆して表土を覆い土の流失を防ぎます。 デメリット(微妙なとこ) 1、被覆密度が高く雑草の進入を抑えますと言われていますが、緻密に繁茂させても雑草はゼロになりませんでした。 2、劣悪な土壌や ph4.5~9.0 でも生育しますと言われますが、排水性(水はけ)の悪い場所は苦手です。 3、匍匐性があり丈が低いので刈り込みが不要と言われますが、思っていた以上に刈り込みの回数は多いです。 以上ですが実際に育てている様子を動画にアップしました、ぜひご覧になってクラピアのメリットとデメリットを知って頂き、植栽するうえでの判断材料にして下さい。 3分でわかるクラピアのメリットとデメリット 庭のお手入れはクラピアぐらいがちょうど良い 庭の雑草対策にクラピアを植えたけど結果は? 賛否両論あるクラピアですが、個人的には植物とは思えないほどの圧倒的な成長スピードに興味をそそられます、春に芽吹くとあっという間に緑の絨毯状になり4月~12月は緑色を維持します。 1月 ~ 翌年6月までの様子 植栽地は東北地方の内陸部(岩手県盛岡市近郊)です 寒い岩手の盛岡でも緑を失う期間は3か月ほどです、近所の公園に植えられている芝生(野芝)と比較してみましたが、緑色維持期間に2か月ほどの差が出ます。 ---------------------------------------------------------------------------- クラピアK5とK7の違い植えるならどっち? ---------------------------------------------------------------------------- 芝生とクラピアは結局のところどっちがいい? ---------------------------------------------------------------------------- グランドカバーに「クラピア」って、どうなの、実際に育ててみて感じた事を、まとめてみました 「クラピアの考察(10年間育てて感じたこと)」へ 他のグランドカバープランツと比べて「クラピア」って、どうなの、色々と植えて比べてみました 「グランドカバープランツ比較表」へ 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、また生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※ゴールデンスター ® は、キンボシ株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年10月03日 04時55分28秒
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