テーマ:グランドカバー(1529)
カテゴリ:クラピアの肥料
前回の施肥から1ヶ月ほど経ちました、その時に使用した肥料は、日清ガーデンメイトの「100%有機 芝生の肥料」です、さて、その効果は、いかほどかと申しますと、ハッキリ言って1ヶ月程度の期間だと、良く分からないと言うのが正直なところですね ただ、思ったより効果が出るのが遅いのか、量が少ないのか、ここに来て、クラピアの葉色にバラつきが出始めました 俯瞰の画像で見ると、マダラな感じが分かります (8月31日の様子) まっ、庭に出て横から見ると気が付かないほどのレベルですが、見た目重視のクラピアなので、葉色のバラつきは、致命傷に匹敵する なんて、冗談はさておき、この現象は肥料の影響が大きいので、今回も追肥を行い様子を見ます 肥料は、前回同様に有機肥料を使用します、1回だけの使用では良く分からないのもそうですが、基本的に有機肥料は遅効性なので、効果が出るまで時間がかかりそう、それに、注意書きをよく見ると、量が足りないような気がしてきた 成分が、N:P:K=2.5:2.5:1.5なので、一般の化学肥料に比べると薄めの味付けです、それに6~8月の使用量を見ると、月に2~3回撒けって書いてるし まっ、半分以上は購入を促すためと思っても、やはり、8月で1回は少なかったのか さて、庭に出てさっそく肥料を撒く準備です、前回は雨が降るのを想定して、肥料を撒いたので、施肥後の散水は割愛しました、でも、今回は 雨が降りそうにありませんので、散水の準備もしようと思いましたが、しかし、よ~く考えてみると、何のために と言う疑問が出てきました。 前回もそうだったけど、肥料による葉焼けを防止する為の散水だったら、あまり意味がない、芝生と違って、クラピアの場合は、葉っぱの上に載った肥料の粒は、散水程度の勢いや水量では下に落ちないのです、画像の黒い粒々が肥料です それでは、次に、散水で肥料は融けてしまうのか 融けて流れ落ちれば、葉っぱの上にあっても問題は無くなるはず、試しに、この有機肥料は、どの程度で融けるか試してみた 皿に肥料を小さじ1杯ずつ取り分けて、水を入れます、水の量は3種類ほど試してみます、たっぷりと浸かるほどの水、半分浸かる程度、ほんの少しの水ってな感じです。 さて、この状態で、しばらく様子を見てみます、散水してから、肥料が融けてしまう時間は、実際にどれだけかかるのでしょう 1時間が経過しました 肥料の粒は、水を含んで倍以上に膨らんでいます、右側の、たっぷり水を入れた肥料は、肥料の成分が融けだしているのか、水が茶色く変色しています。 よく見ると、水中に没した肥料からは、何やらガスも出てきました、見た目だけなので、ガスの成分は知る由もありませんが 2時間後の様子です、だいぶ膨らんできましたが、これ以上の変化は、見た目では感じることが出来ないので、試しに、小さじで磨り潰してみました。 小さじの背で、押すと丸い粒は崩れます、でも、融ける感じはなく、丸く固めた砂団子を崩す感じでした、ある程度の力が必要なので、自然に崩れるのには、まだ、しばらく時間がかかりそうです。 さて、この結果から考えても、施肥後の散水では、水が乾くまでに肥料が融けて下に落ちることは難しそうです、雨のように1日中でも降っていれば、融けてしまうと思いますが、散水で肥料による葉焼けを防止するというのは無理と思われます 芝生と違い、クラピアは葉が平べったく、緻密に茂っているので 葉っぱの上に肥料が直接載ってしまいます、でも、結果論から言うと、追肥で粒状肥料を直接クラピアの上に撒いてきましたが、肥料による葉焼けを起こしたことはありませんので、あまり、心配しなくても良さそうです。 注)あくまでも、NPK各8%以下の粒状化成肥料を20g/m2程度使用し、散布後しばらくは葉上に圧力をかけない状態での結果です。 ここまで書くと 無理して粒状肥料を使わないで、液肥にしたらって思いますが、液肥は過去に何回か使用しましたが、どうも、持ちが悪いのです、土質が砂っぽいのが原因ですが、労力と費用を考えると、緩効性の肥料に頼らざるを得ないのが現状です それと、今回の実験で、分かったことの一つに、有機肥料を水に浸すと、早い段階で、肥料成分が送出されることです、このことは、施肥後の散水は、あたかも液肥を撒いた時と同じような、速効性を生むと言うことになるかもしれません と言うことで、有機肥料は、肥料による葉焼けの心配が無いので、ジワジワと効かせたい時は何もしないで、早く効果を出したい時は、たっぷり水を上げるって事で考えてみました、さて、考えもまとまった事だし、さっそく庭に出て肥料を撒きます (今回は散水しないで、そのままにします) ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 当ブログの記載内容はあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、また生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※ゴールデンスター ® は、キンボシ株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月16日 03時57分47秒
[クラピアの肥料] カテゴリの最新記事
|
|