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カテゴリ:スピリチュアル・ライフ
法王はまず、「たくさんの方が集まってくださって嬉しく思います。
私は数週間前に胆石の手術をした普通の生身の人間です。 私からヒーリングパワーが出ていたり、私が超能力者だと 思っていらっしゃる方がいるかもしれませんが、 私はただの仏教徒であり、チベット仏教哲学を学んでいる僧侶です。 そのようなご期待には応えられません」とにこやかにおっしゃいました。 「ひとりひとりが幸福を願い、実現していくことが大切だと考えます。 そのひとつひとつの幸福が集まっていけば世界平和につながると信じています。 日本はとても平和な国です。先日、九州へ行ったとき、 バングラディシュから留学している女学生に会いました。 彼女は『日本の人たちは、食べるものがいつもあり、 夜寝るときに明日の朝が迎えられることが当たり前だと思っている。 なんて平和な良いところなのでしょう』と言っていました。 彼女が言うように、世界には平穏に暮らせない状態の人々がたくさんいるのです」 「ヒーリングパワーで胆石が治せるのなら、ぜひ治してもらいたかった。 でも現実にそういうことはありません。私はヒーリングパワーというもの自体を信じません。 そういう○○パワーのために高額なお金を払っている人はご注意です。 すべては事実をよく調べ、検証し、証拠をみつけて初めて納得できるのです。 物事は論理的に考えていくものだと私は考えます」 「すべてのものは相対的に存在しています。感情もそうです。 愛情と憎しみ、喜びと怒り、というように。 では、怒りを抑えるにはどうしたらよいでしょうか? 怒りについてよく調べることです。なぜ怒りをもつのか? 怒りの原因についてよく考えることです。原因から怒りを抑える方法が導かれます。 また、すべてのものは相対的に存在している、ということから 自分はどんなときに気分がよいのか?という、怒りとは反対の感情についても調べます。 怒りの感情を抑えるには、『他を慈しむ心』が有効と私は思います。 日ごろから『他を慈しむ心』を養うことです。 この心が存在すると、怒りは相対的に打ち消されていきます」 「人間は生きるために必要なものを集める力を持っています。 感情もそのひとつです。欲望、執着、怒り、恐れ、といった ネガティブとされる感情も生きていくために必要なものなのです。 欲望と執着は自分が生きていくために必要なものを『引き付ける作用』を持ちます。 「あれが食べたい」「これだけは手放さない」など。 怒りと恐れは自分が生きていくために必要でないものを『排除する作用』を持ちます。 「あんなことをする人とは連絡をとらない」「あの暗い道は怖いので通らない」など。 ですが、ここで大切なのはバランスです。 ネガティブな感情だけでは、自然法則に則っているとはいえません。 ネガティブな感情とポジティブな感情のバランスを認識することです。 ネガティブな感情の限度を自分自身でよく考えることです」 <つづく> P.S. みなさまのブログへご訪問できておらず、いただいたコメントにお返事もしていなくて ごめんなさ~い。 明日、仕事前かお昼休みにご訪問&お返事を書かさせていただきます。よろしく おやすみなさい。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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