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カテゴリ:ソウル旅行記・10年5月
景福宮見学記に戻ります。峨嵋山(アミサン)を出て、北側に進むと
広い芝生があるところに出ました。かつてここには嬪宮(王妃に次ぐ第二夫人クラスの側室)が 住んだ館があったそうですが、日本の植民地時代に取り壊されてしまったそうです。 じつは王妃さまのお住まいの交泰殿もこの時に取り壊されてしまったため、 今の建物は1994年に復元したものだそうです。 芝生の向こうには北岳山が見えます。 芝生の間の道を進んでいくと、池の中に佇む東屋が見えてきました。 まるで、ファン・ジニが初恋の人から指輪をもらった場所みたい! ここは香遠亭といって、高宗が乾清宮(コンチョングン)建立時に 王宮の横に池を掘り、その中央に造った島の上に建てたものです。 高宗はこの橋(酔香橋(チィヒャンギョ))で散歩を楽しまれたとか。 乾清宮が建てられたのは1800年代後半なので、わりと新しい建物ですね。 酔香橋は入り口がクローズされて香遠亭へ渡れないようになっています。 池には睡蓮がたくさん浮かんでいました。 花が咲きそうな睡蓮もありました。 今頃は池いっぱいに花が咲いていることでしょう 景福宮一のフォトジェニック・スポットなので でバチバチ撮りました。どこから見てもきれいだな~ 池の周りには菖蒲が植えられていました。 景福宮一のフォトジェニック・スポットは、 じつはパワースポットでもあります tomokoさんがここを初めて訪れたとき、すごいパワーを感じたそう。 なので、「どうしてもまたココへ来たい」と思ったそうです。 私もとてもきれいな気を感じましたが、ここよりももっとパワーを 感じる場所がありました。それはガイドツアーには入っていなくて ひとりで見学したところでした。なぜ日本語ガイドツアーに入って いなかったのかは、その場所の歴史を知って初めてわかりましたが。。。 景福宮全体がパワースポットと言って過言のない場所ですが、 とりわけパワーを強く感じる場所は、やはり北岳山がよく見えるところ。 香遠亭もそうですし、最初に見学した勤政殿と朝廷、 そして、私が一番パワーを感じた場所も北岳山がよく見えました。 風水理論に基づいて造られた景福宮。 現在、復元化がどんどん進んでいます。復元化が完了した時、 ソウルの街は今よりさらにパワーアップするような気がします。 数年前までソウルの街に流れる清渓川は覆われて 川の上に建物が置かれたりしていましたが、 老朽化した建物を撤去して昔の景観を取り戻したため、 今では川の流れがよく見え、河岸には公園が置かれたりして 人々の憩いの場にもなっているようです。 このところの韓国企業のパワーは世界を席巻していますよね。 韓国企業のほとんどがソウルに本社を置いているので、 清渓川が昔の流れを取り戻すと共に風水パワーをソウルの街に 再び送り込んでいるからではないかしら?と思います。 東京(江戸)も風水理論に基づいて造られた街のひとつ。 日本橋の上にのしかかるように交差している高速道路を取っ払うと 東京に良い気が再び流れ始めるかも~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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