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ここは管理人☆lemon のブログです~♪
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***内容はjazzCDの紹介などいろいろ***
気が向いた方は是非、覗いて見て下さい~♪

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(^^)o-------------今後とも宜しくお願いします。----------By ☆lemon  
2016年02月03日
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テーマ:Jazz
カテゴリ:雑感

 

デクスター・ゴードン

 

Dexter Blows Hot and Cool / デクスター・ゴードン(ts)

  Dexter Gordon、(1923年2月27日 - 1990年4月25日)愛称"デックス"は、アメリカ カリフォルニア州ロサンゼルス に開業医の一人息子として生まれた、ジャズ・テナー・サクソフォーン奏者。
医師である父親が趣味でジャズクラリネットを演奏し、幼少の時より聞かされ自然とジャズに興味を示すようになります。7才の時に、父親からクラリネットをプレゼントされます。13歳の頃より本格的にクラリネットレッスンを受けまずが、15歳のときにサックスに転向し、ジャズにのめり込むようになります。当初レスター・ヤングの奏法に深く心を引かれ、その流れを組みながらも、チャーリー・パーカーの自在なフレージングとしなやかなノリのプレイを一度耳にすると大変な感銘を受け、その後のデックスの演奏スタイルに大きな影響を受けながらも独自のスタイルを確立していきます。1940年に、友人のマーシャル・ロイヤル(as)の誘いでライオネル・ハンプトンのビッグバンドで活動したのをきっかけに17歳の若さで、プロデビューします。1945年に、活動の場をニューヨークに移し、1945年から1947年にかけてサヴォイレーベルにバド・パウエル、アート・ブレイキー、マックス・ローチなどの超一流プレイヤーと共演。『デクスター・ライズ・アゲイン』『ロング・トール・デクスター』といったリーダー作を収録。更に、1947年にはダイアル・レコードのためのセッションも行います。1950年代後半頃より、麻薬を常用し、むしばまれはじめ療養兼投獄状態の生活に入り、50年代はジャズ界から姿を消し、忘れ去られてしまいます。次に復活するのが1960年代初頭からで、ブルーノートレーベルに意欲的に作品を残します。1962年フランスやデンマークなど欧州を中心に活動し、渡仏中のバド・パウエルらと共演。人種差別が少なく、もともとジャズファンの多い、コペンハーゲンに拠点を置きます。1976年にかけて、順調にヨーロッパでの音楽活動を続けていた中で、再びアメリカへ戻りライブやレコーデング活動を意欲的に行います。また、映画「ラウンド・ミッドナイト」の主演も決まり俳優としても活躍し、ベネチア映画祭に出品、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。1990年4月25日持病の肝臓疾患のため、ペンシルベニア州フィラデルフィアの病院で死去。(享年67歳)
 さて、今回紹介するデクスター・ブロウズ・ホット・アンド・クール「Dexter Blows Hot and Cool」です。1954年頃より麻薬に溺れ、カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡チノ刑務所にて服役、薬物乱用治療施設で療養生活、1955年"フッ"と正気に返って仮釈放。一時的に復活し、カンバックします。そこで、マイナー・レーベル( Boplicity)に吹き込んだアルバムです。初の12インチLPオリジナル版は、マイナー・レーベルゆえ、コンディションの良いものは数千ドルで取引され程で当時は、名盤コレクター達が血眼になってオリジナル盤を探しまくった幻の名盤でした。アルバムは、デクスターが吹くホットでクールなサックスの響きはハード・バップ期の最初にリリースされたスタンダード曲を中心に、高質な音楽性を複雑に組み合わせ、レスター ・ ヤング風のクールな叙情に恥じない仕上がりになっています。ファットリップは、やや暗めのスモーキーなトーンで、浮遊感や、けだるいフレーズも色濃く漂い物憂げなムードと、粒立ちで良音のレイドバックと相まって、ブルージーなアドリブには唯々脱帽です。また、哀愁に満ちたピアノは、Carl Perkins (カール・パーキンス「ブルー・スウェード・シューズ」で有名なロカビリー、ロックンロールのスターと同姓同名ですが全くの別人)で魅力的なタッチを披露し、唯一の共演盤です。名盤中の名盤は、「病む美しさの音で」一幅の水墨画を描くが如く素晴らしい出来映えです。心に沁みる名演は、薬物乱用治療中とは思えぬ躍動感が感じられ、お勧めの名盤です。

【収録曲】
1.Silver Plated  シルバー・プレイテッド
2.Cry Me a River クライ・ミー・ア・リバー
3.Rhythm Mad リズム・マッド
4.Don't Worry About Me ドント・ウォーリー・アバウト・ミー
5.I Hear Music アイ・ヒア・ミュージック
6.Bonna Rue ボナ・ルー
7.I Should Care アイ・シュッド・ケア
8.Blowin' For Dootsie ブローイン・フォー・ドゥーツィー
9.Tenderly テンダリー

 【パーソネル / 録音】
 Dexter Gordon デクスター・ゴードン(ts)
 Jimmy Robinson ジミー・ロビンソン(tp)♯1、♯6
 Carl Perkins カール・パーキンス(p)
 Leroy Vinnegar リロイ・ヴィネガー(b)
 Chuck Thompson チャック・トンプソン(d)

1955年11月11、12日ハリウッドで録音

youtube.jpgホット・アンド・クール/(Cry Me a River)をYou Tubuで試聴できます。

 


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Last updated  2016年02月03日 22時15分18秒


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