カテゴリ:1月の誕生花
初夏から初秋にかけて、波打ったような長楕円形の葉の間に、香りのよい白い5弁花が次々と咲いて結んだ小さな実は、風邪の流行する冬に金色に熟し、皮ごと食べられます。 1月29日の誕生花は、ビタミンCたっぷりの輝くような黄金の実、キンカン(金柑)。 花(木)の名は、金色の実のなる柑子(ミカンの古名)で、柑子(こうじ)の実が小型で、黄金色していることから名づけられました。 別名のヒメタチバナ(姫橘)は、美しい金色の実が柑橘類の中で最も小さいことからつけられています。
花言葉「思い出」は、冬に風邪によく効く実を砂糖漬けや甘露煮などで食べた子供の頃の連想からつけられたのでしょう。 花言葉「感謝」は、江戸時代に中国の清の商船が遠州灘沖で遭難し、漂着した清水港(静岡県)で、船員が助けてくれた地元の人に砂糖漬けの実を贈ってきたというお話からつけられたのでしょうか。 それとも、咳止めや喉の痛み止めなどに効果があるとされ、古くから風邪予防の民間薬として重宝されてきたことからきているのでしょうか。
キンカンは春夏秋の四季咲き性で、夏の花が一番結実しやすく、雨などで結実できなければ、しばらくして同じ芽からまたつぼみを出して、実を結ぶまで何回か花を咲かせることを繰り返すそうです。 小さいときに生で食べた実は果皮が甘く、白いワタがちょっと苦く、中身が酸っぱくタネが多くありましたが、今では、甘くタネなしの品種があり、食べやすくおいしくなっています。 ミカン科キンカン属、常緑低木、原産地:中国 キンカンの花言葉:思い出、感謝。 キンカンの誕生花:1月29日 流通時期:苗木を秋~春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.29 10:31:04
コメント(0) | コメントを書く
[1月の誕生花] カテゴリの最新記事
|
|