4080323 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

山への情熱 音楽への愛

山への情熱 音楽への愛

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008年08月10日
XML
カテゴリ:

ランデックスのクライミングが午前中に終わってしまって、午後はすることが無い。

観光客でにぎわうシャモニーの街で一人ぽっちというのも身にこたえる。 

昇己先生はボルダーに行かれた。

じっとしているのももったいないと考え、午後遅くにウインパーとガストン・レビュッファのお墓を探しにいった。
暑い日差しの中、モンタンベール駅を過ぎ、道路を渡ったところが墓地になっていて自由に入れた。かなり広く管理人が作業をしていた。

沢山の墓碑が並んでいた。日本のそれとは違い、墓碑のデザインもキリストや十字架がたくみにレイアウトされ、色とりどりの鉢植えや写真が墓石を飾って綺麗だった。
墓地.jpg 古い墓石.jpg  

  お墓も様々なデザインがある                       1800年代の墓石

案内図にしたがって二人のお墓を探したが見つからない。
墓地の端から端を歩き回った。随分昔のお墓がひっそりと残っていた。1800年代のものは質素で墓石だけだった。200年近くここにあったことを思うと敬虔な気分になった。

散々歩き、暑さに負けて「もう帰ろう」と思った頃、やあっとウインパーのお墓を見つけた。墓石の文字が彼の全生涯を表現していた。彼はロンドン生まれでスイスのマッターホルンの登攀に初めて成功した人であるが、どうしてこのフランスのシャモニーに墓地があるのだろう。でもこんなすばらしい山々に囲まれた地に眠れて羨ましい。

              ウインパーの墓.jpg  

         ウインパーの墓碑.jpg                                               

EDWARD-WHYMPER

  AUTHOR-EXPLORER-MOUNTAINEER 

  BORN  IN LONDON 27TH  APRIL 1840

 

しかしレビュッファはどうしても見つけられず、諦めて帰った。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年08月10日 20時01分11秒
コメント(10) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.