山への情熱　音楽への愛

2月12日在職時代にとても気が合って親しかった若い友人Sさんと20年ぶり位に一緒に旅した。行先は東海道線二宮駅前にある吾妻山公園である。山というほどでもないが一応山と言う名前がついている。彼女の提案で初めてここに来たのだが予想以上に素晴らしかった。駅前から25分程度急な階段を登り詰めると菜の花が咲き乱れる山頂に着き、その先には富士山が雄大な姿を見せている。大山が端正な姿でどっしりとそびえ、表尾根も良く見えた。先日と同じく雪はない。金時山や明神・明星などの箱根の山もくっきりと見えた。その延長には伊豆半島と大室山などとにかく360度の眺望で見飽きなかった。今日は申し分のない晴天だったので空も真っ青、海も真っ青な中に真っ黄色の菜の花に白い富士山が映えて最高の眺めだった。沢山の観光客で界隈は賑わっていた。

Sさんとは長い間会う機会がなかったので、その間に起こった身の上の変化や家族の成長など話は尽きなかった。絶景を見ながらいろいろな話をしてとても楽しく貴重な時間が流れた。
 
                         真っ青な海が広がる房総半島方面　　　　　　　　　　いちめんのなのはな　いちめんのなのはな
この地は温かいのだろう。タンポポやオオイヌノフグリなど私の街ではまだ咲いていない花が咲いていた。川匂（かわわ）神社で明日まで吊るし雛の展示をしているとのことでそちらに向かって丘を下った。急な坂道を下った所に吾妻神社があった。境内には河津さくらが艶やかに咲いていて春を感じさせた。
 　　　
                           日本タンポポ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　河津桜咲く吾妻神社