ゆめが丘へ行こう

今日、22時5分にギルド戦を申し込んだ。
相手は、かつて私がまだ155歳のころにともに戦った戦友がいるギルドだ。

かつては一緒に闘っていた友。
今は立派に成長し、ギルドの中心となっているようだ。

さて、私はいつも狩りにでかける装備から、ギルド戦専用の装備に着替えなきゃいけない。
鏡の前に立って、ふぅ。。。と息をついてみる。

槍はいつも愛用の槍。
首は少しだけ体が軽くなるネックレスを外して、体力をあげるための首飾りに変更。
これには少し魔力があって、体力回復を早めてくれる力がある。

頭は、私の魔法の力をあげてくれるティアラを外し、首同様体力のためのティアラに。
イヤリングはいつもは十字架を象ったシルバー製のものだけど、ギルド戦には小さな金のチェーンの飾りがたくさんついていて、ちょっと派手だから苦手だけど、体力アップのためのイヤリングに仕方なく変える。

ベルトはいつもどおりの小さな鎖で編んだベルト。
手にはターゲットの火の抵抗力を弱める刺青を貼った。いつもは火の力を強めるための刺青だけど。
鎧を着替えなきゃと思ったけど、ちょっとこの鎧、露出が多すぎてキライなんだよね…。火と水の魔法から体を守ってくれる質素な木の鎧なんだけど…。。
念のために同じ種類で、体力アップのための鎧も持っていかなきゃ。。。

靴も完璧。これにも魔法から守ってくれる魔力がある。
指輪も付け替えて、鏡の前でチェック。

うん。大丈夫。

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打ち合わせた戦地へ到着し、友の姿を探す。

いた。
うん、立派な剣士だ。

ランサーだけが使える魔法を何度か撃ってみたけれど、足場が狭くて使いにくい…。
うーん。。。

私は決心して、最近覚え始めたアーチャーしか使えない魔法を使ってみることにした。
ランサーでは逆に機動力が落ちる気がしたから。
あとは仲間を相手の視界から遮るために、氷の矢が一番効果がある。
槍に霧をかけて自分の盾にして…
念のためにもってきてた水の力を強くする刺青に貼り替えて。。。

友がしつこいくらい私を狙ってくる
でも、負けないワｂ体力には自信あるものｗ

ちょっと気持ち悪いけど竜の心臓を食べると魔力が減らないのよねｗ
それを食べて氷の矢を降らせてみたわ。

何度も何度も空に向かって打ちあげてみた。
フツーならこんなことしてたら倒れちゃうワ；；
そしたら相手にはかなり効いていたみたい。
氷の矢が空から降ってくるんだもの。。。


結果は私のギルドが勝ち。
でも、友のギルドの人たちとも仲良くなれそうだし、本当に楽しかったワ。

あなたみたいに力はないけれど、魔法の力は負けないわよｂ


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姉貴ライサが、妹　紫苑へ今日の出来事を語るある日のひとこまより。


紫苑「今度、私がらい姉の代わりにギルド戦行きたい！」


　　　身の程知らずのおてんば紫苑ちゃんのギルド戦出場は如何に！？ｗ

～～～～～～～～～～～～　to be continued