今年もいろいろとおそば屋さん巡りをするが、テーマがあるおそば屋さんめぐりもときどき取り入れたい。
それもひとつでなくて、複数を1年を通して。
突如、思いつきで増やすこともあるが、今、行おうとしているのは、
・七福神(関連)そばめぐり
・本・雑誌で取り上げられたカレーそばめぐり
・ダッタンそばめぐり
などなど...
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で、記念すべき最初の”特集”が、
【七福神(関連)そばめぐり】
まず、基礎知識として、Wikipediaから引用(多少、加筆)してみる。
【七福神】
七福神(しちふくじん)とは、福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神である。
一般には以下の七柱の神とされる。
☆
恵比寿 : 誠実な努力を行う者に商売繁盛と幸福を与える
古くは「大漁追福」の漁業の神であり時代と共に福の神として
「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす、商業や農業の神となった。
☆
大黒天 : 感謝の生活を行う者に開運財福と慈悲を与える
インドのヒンドゥー教のシヴァ神と日本古来の大国主命の習合。
大黒柱と現されるように食物・財福を司る神となった。
☆
毘沙門天 : 信仰する者を守護して実行力と勇気を与える
元はインドのヒンドゥー教のクベーラ神で、これが仏教の神のヴァイシュラヴァナ(多聞天)になり
日本では毘沙門天と呼ばれる。
☆
弁才天 (弁財天) : 美しい心を持つ者に美と芸術と智恵を与える
七福神の中の紅一点で元はインドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神。
七福神の一柱としては「弁財天」と表記されることが多い。
☆
福禄寿 : 敬愛の心を持つ者に人望と健康を与える
道教の宋の道士または、道教の神で南極星の化身の老子である寿老人の別名
または同一神とされる。
☆
寿老人 : 徳を行い続ける者に家庭の円満と長寿を与える
道教の神で南極星の化身の老子。
☆
布袋 : 寛大な心を持つ者に笑顔と平和を与える
唐の末期の明州に実在したといわれる仏教の僧。
【追福祈願】
一般におめでたい存在、縁起物とされる。
・正月に枕の下に、「七福神の乗った宝船の絵」を入れておくと、
良い初夢が見られると言われる。
・
七柱それぞれの社(やしろ)を順に回り、縁起を呼ぶお参りがある。
これを七福神めぐりと言う。
個人的には、”七福神めぐり”にはそんなに興味はないが、昨年、
谷中・松寿庵さんで『七福神そば』を食べた時に、”七福神そばめぐり”を思いついたのだ。
なお、七福神めぐりは、お正月に行うのが基本で、年間を通して参拝できるコースもあるが、多くの場合、お正月中、または松の内(1/1~7)のみにご神体をご開帳し、御朱印を授けて頂ける、とのことで、この企画では、1月上旬に集中的食べ歩くことになると思う。
まぁ、期間限定で『七福神そば』を出している店って少ないし、『七福神そば』をメニューにしている店もあまりないから、たいしたことはないだろう。
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まず、最初に訪れたのが伊豆の温泉地・伊東の街。
回らなかったけど、【伊東温泉七福神】は下記の通り。
・松月院(弁財天) ・朝光寺(大黒天) ・新井神社(恵比寿) ・ 仏現寺(毘沙門天)
・東林寺(布袋) ・最誓寺(寿老人) ・林泉寺(福禄寿)
他に、【伊東温泉七福神の湯】なんてのもある。
もうひとつ、伊東駅からすぐの「湯の花商店街」には【
お湯掛け七福神】があって、これは私でも気楽に回って神様にお湯を掛けて願を掛けることができた。
左から弁財天、寿老人、福禄寿、布袋、毘沙門天、恵比寿、大黒天。
そして、特集の第1回目の店が、駅から50mほど、この商店街の隣の駅前仲丸通りにある。
【成木屋】 静岡県伊東市湯川1-16-18
ホームページ、
ぐるなび、
紹介ブログ
信州戸隠そばと伊豆海鮮寿司の店だそうだ。
店の前には、七福神の石像が置かれている。
通年で提供する『七福神そば』を名物にしている。他に、『七福膳』という品もある。
『七福神そば』\1,360を注文(クーポン割引可)。冷たいのもできるが、温かいのをいただいた。
具は、海老天、いくらおろし、菜の花、蒲鉾、椎茸、厚焼き玉子、海苔。
見た目楽しく、いろいろな味が楽しめ、無難でバランスのとれた味。
この店のそば粉を使って地元の老舗の和菓子屋【にし村】さんで作った饅頭付き。
ごちそうさまでした~