当店に来た時は右側の壁にある案内板のことも気に留めておこう
まずは、そば。話はそれからだ
【長寿庵】 荒川区南千住1-15-6
紹介ページ、
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
前回の紹介文を再掲:
★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ か ら ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★
”都心の一等地にビルをもつ大型高級店から、小都市の街角の小ぢんまりとした蕎麦屋まで、
340軒の【長寿庵】はさまざまな顔を持っている。
蕎麦のメニューも統一せず、営業形態もさまざまだ。(中略)
「それぞれが規模も違う。商売のやり方も違う。だが共通の合言葉は、あなたのそばの長寿庵。
地域に密着した街のそば屋…が、われわれのモットーです」 ”
と、にっぽん蕎麦紀行『
長寿庵の300年の歴史』(平成11年11月:現在はリンク切れ)にはあるけれど、
看板に『立喰』の文字が書かれている【長寿庵】はここくらい。
ちなみに、もう少し新しい史料としては、『蕎麦春秋vol.14(平成22年9月号)』の第1回目の「暖簾めぐり」という記事に【長寿庵】が取り上げられ、当時 関東を中心に
223店あって4つに分派する「長寿庵のれん会」の第14代理事長に【銀座 長寿庵】会長が就いていることが書かれている。
もうひとつ、不思議なことがある。
『
東京生活(no.40):なじみになりたい蕎麦の名店・新店』(平成20年9月) の中の 「江戸・東京今昔蕎麦物語」 という記事で、『蕎麦春秋』編集長が【長寿庵】のことに触れているのだが、【茅場町長寿庵】を挙げたあと、
「
他に東京で言えば、【南千住長寿庵】や【赤坂長寿庵】なども味のいい店です。」
と書いている(32ページ)。
ここで、みなさん! 「南千住長寿庵」 or 「南千住 長寿庵」 or 「長寿庵 南千住」でググッてみてください。
こちらの【長寿庵】(住所は荒川区南千住、最寄り駅は都電・三ノ輪橋または地下鉄・三ノ輪駅)しか該当しないから! 編集長、ほんとう?? (真相を伺う前に2016年に逝去されました。)
そして、名著
『
ちょっとそばでも』によると、こちらの店は創業が昭和40(1965)年で
暖簾会には加入していないそうだ。
私は、暖簾会に入っていてもいなくても「暖簾異端児系立ち食いそば屋」扱いすることにする。
ほかに、
「
立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」でも紹介されている。
また、
「東京ソバット団」本橋さんの記事によると、驚くことに、創業者のご子息は大久保の路麺系【長寿庵】(
訪問記)を営んでいて、当店は別の方が継いだそうだ。
さらに、「本の雑誌」2018年7月号と8月号の連載「そばですよ」によると、その継いだ方は現店主の母方の叔父にあたり、現店主に引き継いだとのこと。
店内は7,8人用立ち食いスタンドがあるが、椅子が数脚あって座って食べられる。あと2人卓x3。
口頭注文、前金、水セルフ。小幡製麺工業の茹で麺を使用。
店の横には「宗屋敷跡」の案内板がある。
こちらのページを見ると、荒川区には「宗屋敷」のほかに「石川屋敷」「大関屋敷」「加藤屋敷」「池田屋敷」「米倉屋敷」があったんだね。
★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ ま で ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★
店頭のお品書き。今日は右下のメニューをじっくりと見た。「冷やし」ね
いただいたのは『冷やし天ぷらそば』\390。
やはりね、ここの天ぷら(野菜のかき揚げ天)はなんとなく見た目の特徴があって、ロメヲタ向けクイズで出しても 当店のものだと すぐわかっちゃう。
温そばほど つゆに馴染む時間は早くはないから天地返しで汁を吸わせ、先にそばをずずっと啜る。
チープな味わいが美味いんだよね~
ごちそうさまでした~
※ 南千住【長寿庵】さんへの訪問履歴は
こちら。
※ 【長寿庵】各店への訪問履歴は
こちら。
※ 荒川区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴は
こちら。
※ のれん異端児系立ち食いそば屋のまとめページは
こちら。
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