日本人がツイッターに嵌っている理由は”変わらなきゃ”だと思う。
ニュースで見たのだが、Twitterの登録アカウントが2億を超えたそうだ。そして、接続者の70%が米国外のユーザーであり、全体ツイートの25%が日本から発せられているとのことである。25%というのは、世界でダントツ。日本人はツイッターが大好きであることが、数字上も証明されたわけだ。まあ、もともと、携帯メールの普及率が物凄く高かったこともあるし、他にもいろんな理由があるだろう。中でも、よく言われているのが、日本語との親和性。これは間違いなくある。ツイッターには140文字という制限があるが、例えば、英語と比較した場合、日本語の方が2.5倍以上もの情報を書き込むことができるのだそうだ。書き込むことのできるる情報量が変われば、やり取りする情報の多様性も随分違ってきますよね。でも、それだけでは説明はつきませんよね。そこで、一つの仮説を述べたいと思います。これは、以前読んだ、田口ランディさんの「できればムカつかずに生きたい。」(2000年10月刊行)という本の「人は何故チャットにハマるのか」とう章に書いてあった話だ。チャットをツイッターに置き換えればかなりの部分が当てはまるように思えるのだ。田口さん曰く、「チャットは、いつでも誰でもやればハマるものではなく、ハマる時期というものが個々にある。ではどういうときにハマるのかと言えば、「(潜在的に)自分を変えたい」と思っているとき」なのだそうだ。「変化を求める時に、人は否応なく他者を求める。逆に言えば、他者しか自分を変化に導くものがないからだ」と断じておられる。また、「相手の反応によって「自分がどんな人間であるか」を知ることは、大きな喜びである(※もちろん、時に大きな苦痛でもある)。チャットではネットという共通のフィールドにいることによって、ある種の仲間意識があって、他人と打ち解けるのが早い。そこで連綿と行われるフィードバックによって、自分の言葉に相手がどのように反応するかを確認する。これは、結局、自分という存在を確認しているのだ」というのが、田口さんの見立てだ。どうですか。ほぼ、そのままツイッターに当てはまるような気がしませんか?もちろん、これで全てが説明できるなんて思ってはいませんが、私もきっと、「変わらなきゃ!」と思いながら、毎日、このブログを書いたり、ツイートしているのだと思うのです。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ